2021年07月09日
ドン太郎、ドン助の話
貧乏なので馬を売りに出す。
この馬を持っていく途中にすれ違いざまに旅人がいろいろと言ってくる。
最初「誰か乗っていけばいいのに」といわれる。
そこで息子のほうを乗せた。
しばらくして、
「親不孝な息子だ」といわれる。
ここで父親のドン太郎がこれはいかんと思って
「私がのるぞ、かわれ」といって親がのった。
すると
「無慈悲な親だ」といわれる。
そこで親子一緒にのった。
そうなると馬が大変なプレッシャーがかかる。
「人間二人で乗って、ひどい親子だ」
おりて親子で担いだ。
周りの人たちからあれこれいわれて、
それに翻弄されて、結局最後はおちて馬が死んでしまったという話。
これはお経に出ている話。
昔、アニメでもでてきた、とんちで有名な一休という人がいる。
その一休は
今日誉めて明日悪く言う人の口
泣くも笑うもうその世の中
という歌を読んだ。
他の人が私のことを評価するときというのはその人にとって都合がよければ
良い人。
都合が悪いと悪人ということになる。
今あなたがよく聞いてくれているということに
なると、みんないい人だなぁと思う。
逆にそっぽ向いているとか携帯電話で話をし始めるということになると
なんてマナーの悪いひとだと思う。
また寝ている人がいたりしたら「何もここで寝なくていいじゃないか。
家でねればいいのに」と思う。
これは自分にとって都合がいいか悪いかによって
いい人か悪い人かが決まってしまう。
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