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「明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞聖人) [2021/06/22 17:48]
「明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」
親鸞という人の歌です。
この人は鎌倉時代を中心に活躍した人です。
いつもナマクラ時代って感じの
ナマクラな人もありますが、
この人が活躍したのは、鎌倉時代。
親鸞という人は大変不幸な境涯で
4歳でお父さんをなくし、
8歳でお母様もなくされるんです。
それでわずか9才で出家しようとするんですが、
今日は忙しいから明日また来なさいっていわれたときに、
この歌を詠んだんだそうだ。
すごいね、わ..
弁円の心さえもガラリと変わった信心決定の体験とは? [2020/07/14 12:00]
播磨公弁円は、
親鸞聖人をつけねらって命を狙おうとしたが、果たせなくて
親鸞聖人のお屋敷に押し掛けていった。
ところが親鸞聖人のお徳に打たれて、
親鸞聖人のお弟子になった人。
その弁円が明法房に名前を変えた。
親鸞聖人のお弟子になって法名を頂いた。
名前が変わっただけではなくて、心が変わった。
それを歌に詠んだ。
山も山道も昔に変わらねど
変わり果てたる我が心かな
山も道もちっとも変わらない。
だけれども、変わり果てたのは我が心。
心..
仏縁深い人の気をつけるべき点 [2020/04/10 13:00]
仏縁深い人は、早く救われたいという気持ちがあります。
すると、どこかに、救われた人がいて、体験を話している。
それを聞いたい、知りたいという心があるはずです。
聞きたいという心がある。
ところが、体験が正しい親鸞聖人の教えなのかというと、
それは違います。
代表的な間違いが2つあります。
1つは十劫安心です。
十劫安心という異安心は、すでに救われているというものです。
または、救われていることに気づいたのが信心だといいます。
2つには三業安..
輪廻転生から救われた親鸞聖人の喜び [2020/04/07 12:00]
親鸞聖人は主著の『教行信証』の最初にこういわれています。
噫、弘誓の強縁は多生にも値いがたく、真実の浄信は億劫にも獲がたし。
遇行信を獲ば遠く宿縁を慶べ。
若しまたこの廻疑網に覆蔽せられなば更りてまた昿劫を逕歴せん。
誠なるかなや、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。
(教行信証総序)
噫、というのは救われた驚きの言葉です。
「弘誓の強縁は多生にも値いがたく」とは、
弘誓の強縁にあいたい。
多生にもあえないものにあえた、ということ..
仏教は葬式で広まる? [2020/03/25 12:00]
浄土真宗の宗派は、真宗10派というのが昭和時代に決められています。
それは、2万の寺と3万の僧侶があります。
こういう大発展は、浄土真宗の8代目の蓮如上人の功績によるものです。
浄土真宗の3代目の覚如上人は、
改邪鈔にこう言われています。
「親鸞閉眼せば賀茂河に入れて魚にあたうべし」と云々。
これ即ちこの肉身を軽んじて仏法の信心を本とすべき由をあらわしまします故なり。
これをもって思うにいよいよ葬喪を一大事とすべきにあらず。
もっとも停止すべし..
仏教を教えると非難攻撃を受ける理由 [2020/03/21 12:00]
真実の仏教を明らかにすると非難攻撃を受けます。
なぜなら、仏教では、お金や財産では幸せになれませんよ、
と教えるからです。
これは本当なのですが、煩悩でできている私たちには、
否定されたように感じます。
それで非難攻撃が起きるのです。
親鸞聖人はご和讃にこういわれています。
五濁の時機いたりては
道俗ともにあらそいて
念仏信ずるひとをみて
疑謗破滅さかりなり
五濁というのは、末法の時期に表れる5つの濁りです。
末法の時期と..
親鸞聖人が教えられたたった一つのこと [2020/03/18 09:12]
親鸞聖人が教えられたことはどういうことでしようか。
親鸞聖人の教えというのは、それを正しく伝えると批難攻撃を受けます。
実際に親鸞聖人の身の上に起きたということを
よく知ってもらいたいと思います。
世界の光と尊敬されるのが親鸞聖人です。
人類の光、すごい称讃の言葉です。
大学の教授や知識人、世界のあらゆる思想を学び尽くした人が
親鸞聖人は世界の光と言われています。
その親鸞聖人が生きておられた800年前に
そのようにみんな実践していたのかとい..
親鸞聖人が見られた善鸞の影響 [2020/03/15 12:00]
親鸞聖人は、40才過ぎから20年間茨城県の常陸を中心に
布教に挺身されたあと、還暦過ぎて京都に戻られました。
その時、関東には、長子の善鸞を残してきました。
ところが善鸞は、父・親鸞から授かった秘密の法文があるといって
勢力を拡大しようとし始めたのです。
親鸞聖人はその報告を聞かれ、何度もいさめの手紙を送りましたが
一向にやめる気配はありません。
さらに、その相談のために、お弟子達が京都にやってきます。
あの者たちならばと信頼されて、 関東の同朋た..
親鸞聖人の教行信証の最初の喜びの言葉 [2020/03/08 12:00]
親鸞聖人の主著は教行信証です。
教行信証は、
喜ばしきかなで始まり、
喜ばしきかなでおわっています。
その教行信証の総序の喜びの言葉の一つにこういうものがあります。
噫、弘誓の強縁は多生にも値いがたく、真実の浄信は億劫にも獲がたし。
遇行信を獲ば遠く宿縁を慶べ。
もしまたこの廻疑網に覆蔽せられなば更りてまた昿劫を逕歴せん。
誠なるかなや、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。
(教行信証総序)
まず最初に噫(ああ)..
浄土真宗の異端・カルト [2020/02/14 12:00]
浄土真宗では、異安心といわれる異端があります。
安心というのは信心のことで、親鸞聖人と異なる信心を
異安心といいます。
現代にも存在します。
たとえば、いつどこで救われられたか、を強調します。
これは親鸞聖人も蓮如上人もいわれていないことです。
箝口令が敷かれているかのようにどこにも言われていません。
そして、異安心の人は、自分は救われたと言っているが布教はしません。
親鸞聖人も蓮如上人も救われたと言われていて、恩徳讃の気持ちで布教されています..
心の闇が晴れた世界 [2020/01/27 12:00]
絶対の幸福は、心の闇が晴れた世界です。
心の闇というのは暗い心です。
何に暗いかというと、死んだらどうなるかです。
死んだらどうなるか分からないということです。
人は必ず死ぬのに、死んだらどうなるか分からないから、
不安にかられたり、死の恐怖に襲われたりするのです。
死の恐怖に襲われた2人の有名人・やりたいことをやって死ねれば本望は綺麗事?
死んだらどうなるか、ないという人いる。
証明しているかというとしていません。
科学的にないという人がいるが、1..
西洋人も最後にたどりつく本当の生きる意味 [2020/01/25 13:00]
西洋で、本当の生きる意味を知りたいと思って、
キリスト教を学んだけどなくて、
西洋哲学を学び、
そして最後に親鸞聖人へ来たという人があります。
晩年に歎異抄を呼んだという
ハイデガーと同じになっています。
その親鸞聖人の主著の教行信証の一番最初に
こう書かれています。
難思の弘誓は難度の海を度する大船
難度海というのは、苦しみ悩みの海のことで人生のことです。
苦しみ悩みの絶えない人生の海を渡す大きな船があるぞ。
この船に乗ることが本当の生..
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