心の闇というのは暗い心です。
何に暗いかというと、死んだらどうなるかです。
死んだらどうなるか分からないということです。
人は必ず死ぬのに、死んだらどうなるか分からないから、
不安にかられたり、死の恐怖に襲われたりするのです。
死んだらどうなるか、ないという人いる。
証明しているかというとしていません。
科学的にないという人がいるが、100年前です。
量子力学はあると言っている人もいます。
物理学は仮説、それでもあるといっています。
死後の世界はあれば永遠です。
人生は100年。
臨終に後生こそ大事な問題と気づきます。
いつ死ぬか分かりません。
新幹線で殺された人もいます。
それを、死んだら死んだときでいいはずがありません。
どう生きるかのすべてを手に入れたような人で、
例えば豊臣秀吉は、臨終に今までの人生について
夢のまた夢
という歌を残しています。
死を徹底的に哲学に取り組んだのが、ハイデガーです。
だから、歎異抄の英訳を通して親鸞聖人の教えに触れた時に驚きました。
歎異抄というのは、心の闇が破れた世界ばかりが説かれています。
ハイデッガーは、10年早く知りたかったと言っていました。
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