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2016年01月31日

旭川冬まつり 2016 ゲストは...

今年も冬まつりの時期がやってきた。


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例年2月の第2週あたりに開催されるこのイベントでは、メイン会場となる旭橋付近の河川敷に大雪像を作ったり、氷彫刻世界大会などで期間中は駅前〜買い物公園〜常磐公園にかけて盛り上がる。

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今年も市民対象の雪像コンテストが同時開催され、優勝チームには賞金も。もちろん寒い会場で暖まれるよう、ホットな食事コーナー設けられる。

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今年は旭川市出身の芸人がブレークしたこともあり、大雪像のステージで行われるゲストのメインは「とにかくあかるい安村」。旭川の観光大使にも任命され、2月6日の土曜日には大使委嘱式とお笑いライブが予定されている。そして次の日のゲストは同じくお笑い芸人のどぶろっくのステージが予定されているが、個人的にはその次のイベントがホットじゃないかと思う。なんと旭川市を舞台にしたアニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」に出演された主演3人の声優(九条櫻子役:伊藤静さん、館脇 正太郎役:榎木淳弥さん、鴻上 百合子役:今村彩夏さん)と加藤誠監督をゲストに迎えトークショーをおこなうというのだ。

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アニメ自体は2015年の秋にスタートし、12月に全12話・1クールの放送を終えたばかり。今回の冬まつりでの企画はこれにからんでのようで、トークショー当日は櫻子さんのラッピングバスによる聖地巡礼ツアーも計画されている。

聖地巡礼ツアーではアニメに登場した場所を専属のガイド(地元に詳しいスタッフ)と共にバスで巡り、当日2回予定されているトークショーのマルカツビル会場では最前列で見れる他、演者集合記念撮影もできる内容だ。ちょっと料金が大人8000円と高いような気がするが、本州からの旅行者で櫻子さんの聖地巡りとしてはじめて旭川に訪れる人にとっては手軽で良いのかもしれない。

同時期には札幌でも(毎年同じように)札幌雪まつりが開催されるが、今年の旭川冬まつりでは「とにかくあかるい安村」と「櫻子さん」がビッグイベントとなりそうである。
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2016年01月30日

一時停止をしない自転車の恐怖 JAF動画から

JAFのYoutubeチャンネルにある自転車の安全教育に役立つであろう動画を紹介。

前回の記事では無灯火の危険性をまとめた動画だったが、今回は一時停止をしない自転車について。

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動画内では一時停止をしない自転車利用者の心理や一時停止に関する道交法上のルールの解説、さらに交差点での自動車側の心理についても述べ、やはり自転車側もきちんと止まって確認しないと危険だということがわかる内容となっている。交差点では自動車以外に自転車も当然ながら通り、音で接近を認識できないことから自動車以上に出合い頭事故となるケースの紹介もあった。さらにJAFらしく、自動車ドライバーに対して注意喚起している点もポイントが高い。

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一時停止では自転車もきちんと止まり、左右を確認することがとても大事だ(もっというと一時停止が無くても見通しが悪ければ徐行か一時停止)。前回同様に言葉ではわかりずらい小中高生の子を持つ親御さんはこの動画を使って言葉だけではなく、目に見える形でどういった行動が危険なのか。それゆえにどうしなければならないのかを教えると効果的だろう。動画を見せた後に一緒に付いて行って実際の道路で実践してみるとなお効果的だ。これ以外にも自転車安全教室でも使えそうな内容なので是非も有効活用して頂きたい。動画は誰でも無料で視聴できる。

2016年01月25日

無灯火自転車の恐怖 JAF動画から

YoutubeのJAFチャンネルでは、少ないながらも自転車に関する動画も意外とある。以前の記事では3連続で自転車に乗っている時の危険予知トレーニングを扱ったが、今度は無灯火自転車に関するものを紹介しよう。

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1分程度の動画内では、自転車のライトを付けない人が思っている一般的な意識から、その意義と危険性をコンパクトにわかりやすくまとめてある。そして暗闇でライトを付けた自転車とそうでない自転車を比較し、どれだけ違うのかをパッと見ただけでわかるような内容となっている。

口で言うよりも動画でわかりやすく教えることで、より効果的な自転車教育ができそうだ。これから自転車の安全について自分の子供に教える際など、PCやスマートフォンからも見られるので有効活用してほしい。特に部活や習い事、塾等で夜が遅くなる中高生に対して是非とも教えてほしい内容だ。この動画を見ていかに自分の存在が周囲に気づかれていないか。それによって発見が遅れて事故につながるのかを知ってもらえば、ライトを付けないという行動は少なくなるはずだ。

ちなみに動画内では最近流行りの自転車用(点滅)LEDライトについても触れていた。昼間や夕方では自分をアピールする際に有効なアイテムだが、夜間は点滅ライトのみで走行すると光量が足らないこと、相手から急接近したようにみえたり、法律自体も違反する行為なので(点滅ライトに関する詳しいことはこちらを参照)、夜間に使用する際はかならず通常のライトと組み合わせて使うようにしてほしい。

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夜間でも通常のライトと組わせることで、交通量の多い道路では対向車に自分の存在をアピールし、自転車の車道や歩道の走行にかかわらず自動車の右左折時に注意してもらえるようになる。

夜間の自転車こそ自分の存在を周囲に知らせるライトは必須なアイテムである。このことをよく理解できるように教育が必要だ。

2016年01月20日

JAFの危険予知トレーニング 自転車編その5

三度JAFの危険予知トレーニングから。その5では車道上の路上駐車における危険予知トレーニングとなっている。

jaf_kikenyoti5.png


向かって左側のパーキングエリアに沢山の駐車車両が止まっている。このとき何に注意するか?というのがその5の内容だ。



路上駐車における注意点はやはり急なドアの開閉だろう。車道を走ったことのある人で路上駐車に関する経験のある人なら既に理解し、対策しながら走っていると思うがこれからはじめて車道を走ろうという人は意外と知らないと思う。また、今回の動画のような道路に限らず、住宅街を含めたすべての車道における路上駐車車両で今回のケースのような危険が考えられる。その3やその4同様に全ての自転車に乗る人が頭に入れておかないといけないシチュエーションだと思う。
その他、動画内ではドライバーに対しても注意喚起があった点がすばらしい。特に運転免許証を持たない子供は駐車後に後方を確認せずドアを開けて飛び出す可能性が高いため保護者がきちんと対処しなければならないと述べていた。自転車側に注意喚起を述べる動画であってもその根本原因であるドライバーへの呼びかけもしている良い動画である。

2016年01月17日

JAFの危険予知トレーニング 自転車編その4 (歩道上の出入り口)

昨日に引き続き「JAFの危険予知トレーニング 自転車編その4」からこれも是非とも記憶に入れておいて欲しいシチュエーションを紹介しよう。

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自転車で歩道上を走行中、歩行者用信号付きの交差点に差し掛かる。自分は今向かって右側の歩道を走行中で、前方の歩行者用信号は青。左手には同じ進行方向に右折待ちの軽自動車が見える。ちょうど対向するプリウスが直進を終了しそうな場面である。この状況でどのように事故が発生するかは動画をみてほしい。



さて、今回のシチュエーションは歩道上を走る自転車の右折巻き込みというもので、管理人も何度か経験したことのあるシチュエーションだ。動画内でも解説されているが右折待ちのドライバーは前方から来る自動車に意識が集中しがちでかつ、そのタイミングを逃さまいと急いで右折しようとする傾向にある。そうなると同じ進行方向の右手後方から来る自転車(または歩行者)の存在を見落としがちになってしまう。歩行者の場合は速度が遅いからまだいいが自転車の場合は歩行者の2〜3倍の速度で移動するため、歩行者で止まって回避できるケースでも自転車では間に合わず接触...というケースが多い。自転車側もまさか左手から自動車がしかも急いで渡ってくるとは予想できてないからより事故に至るケースが多くなってしまう。実際交差点における横断歩道上での巻き込み事故は左後方の左折巻き込みよりも右後方の右折巻き込みの方が多いのだ。

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※出典:交通事故総合分析センター イタルダ・インフォメーション No.47、P3

なので対処法としてはまず自転車側は横断歩道を自転車進む際、同進行方向で右折待ちしている自動車が右折してこないか注意する。もし右折車両が進みだしたなら無理して横断せず、相手が自分に気づいていないようなら横断歩道半分ぐらいでスピードを緩めるか止まるなど自己防衛が必要だ。ドライバーの目を見て自分に気づいているようなら進もう。
自動車のドライバーも交差点での右折時は右後方に十分注意してほしい。ただ、右折というのはどうしても急ぎがちなため見としてしまう場合もある。そういった万が一を考えて自転車側が危険予測することが重要となってくる。そしてこれは自転車に乗る人すべてに言えることで、特にルールすらよく知らない小学生や体力が備わってくる中高生にもよく知ってほしい内容だ。自転車編その3の時と同じように自転車安全教室などでこの動画を使って場面を考えさせて対処法を教えるなどすると効果的だろう。

2016年01月16日

JAFの危険予知トレーニング 自転車編その3 (歩道上の出入り口) 

かなり前に記事として扱った「JAF危険予知トレーニング 自転車編」に新しい動画が追加されているのを知った。JAF危険予知トレーニングは、元々はJAF会員に月1で送付される機関誌「JAF MATE(ジャフメイト)」の1コーナーで、読者に危険予知の場面やポイント、対処法などを教えるものである。

JAFはYoutube上に公式チャンネルを開設しており、そのチャンネル内にアップロードされた動画「JAF危険予知トレーニング」では動画で危険予知の場面やポイント、対処法などを勉強できる。雑誌では写真と文字による開設だったが、動画では実際の運転状況とほぼおなじ映像にわかりやすい音声解説で雑誌よりも手軽にそして理解しやすい特徴がある。さらに有益なのは誰でも無料で見れる点がすばらしい。

その危険予知トレーニングには数としては少ないが「自転車編」も存在する。自転車で歩道や車道を走る際に気をつけたい危険予知のポイントをわかりやすく解説してくれるもので、今回紹介する動画も自転車を利用する人には是非とも覚えて欲しい動画となっている。

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さて、前振りはこれぐらいにして本題に入ろう。自転車編その3では歩道上の危険についてのトレーニングだ。



かなり広い歩道を自転車で走る際、前方にベビーカーを引くママとお年寄りが見え回避行動に取ろうとする...際の注意点が解説されている。ポイントとしては歩道上には店や公共施設の出入り口が存在し、入り口付近では歩行者が突如出現することもあるのでそれを予測したうえで徐行したり間隔を開けて通行しようというものである。
動画としてはかなりピンポイントに的を得た内容で、日常にある見落としがちな危険でよく出来ている。これは経験したことある人ならわかるが、これから自転車に乗ろうとする特に小学生や中高生あたりなどルールすらわかってない利用者には、「ルールを守る以外にも危険予測が大事」ということで特に見て欲しい動画である。

このような危険から歩道上を自転車で走るときは「車道寄りを徐行」となっているわけだが、歩道上を対向する自転車が来てどちらかに避ける際、建物側に出入り口がないか。さらに人の出入りは無いかも念頭にすれ違いたいものである。

2016年01月10日

スタイリッシュな通学用ヘルメット OGK Kabuto

最近の自転車事故増加や安全意識の高まりなどから、以前よりは自転車のヘルメットの種類が増えてきていると感じていたが、ネット上のニュースで次のようなヘルメットを発見した。

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メーカーはOGK Kabuto(オージーケーカブト)。モーターバイク(自動二輪)乗りの間では有名なメーカーらしいが、ここが新しい通学用ヘルメットを出した。ご覧のとおり通気性を考慮したデザインでありながらロードバイクで使ういかにも感の薄い外観をしている。通学用ヘルメットといえば通称「ドカヘル」というこんなやつ

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が一般的だったので、これに比べるとかなりスタイリッシュだ。ちなみに重量もドカヘルは560gに対し、SN-11の方は300gとかなり軽量化されている。願わくばもう少し安ければなお買いやすいと思うが、そこは自治体の補助金や無償配布などで対応して入手しやすい価格にすべきかと。

今までの通学用ヘルメットは「ドカヘル」という工事現場のヘルメットに似たタイプが主流で、デザイン的にも機能的にも自転車ヘルメットとして十分なものではなかった。特に中学校の自転車通学で強制的にかぶらされるドカヘルは、とにかくダサくて高校生になったら「もう被りたくない!」という意識を生まれさせるものだった。自転車用ヘルメットは自分自身の安全のために被るものなのに、それを真っ向から反対の方向へ向かわせる負の道具ともいうべきだろうか。高校生になって晴れてかぶらなくて良くなったら、大人になっても当然か被ろうとは思わないから、安全教育という観点からもこれは良くない。

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一方で今回の写真のよな適度にスタイリッシュで、通気性もよく、かつ軽量なヘルメットはそれまでのドカヘルの概念を覆してくれそうなアイテムだと思う。もちろん、自転車での安全に対する意識が高くないとこれでも被りたくはないと思うだろうから、そこは安全教育とセットでヘルメットの重要性を教えていく必要があると思う。

2016年01月02日

札幌市 矢羽型の自転車ナビラインで自転車通行社会実験

平成27年の10月1日から31日まで、札幌中心部にある西5丁目線で自転車ナビライン(矢羽型)を用いた自転車の通行空間社会実験が行われた。

札幌市では路面電車をこのたびループ化。路面電車が走る道路の歩道はそれを利用するために他の道路よりも歩行者が多くなる傾向にあり、歩道上の歩行者対自転車とでの事故増加が懸念される。そこを走る自動車や自転車の対応も視野にいれつつ、その路面電車が走る駅前通のすぐとなりに並行するかたちでの実験となったようだ。

15100801_02.jpg

このブログでは数年前に札幌の「北1条通ブルーレーン」について、実際に管理人が実走して取り上げているがこれとは別の実験となる。矢羽の合流(終点)地点は既存のブルーレーンとなっていて、その接続性も実験のひとつかもしれない。

これに関連したNHK北海道の動画もみつけた。テレビ直撮りのようなので画質がかなり悪いが、概要はこれでわかるのでご参考に。



ポイントとしては北1条ブルーレーンと比べると、路肩内だったブルーレーンに対し、西5丁目では車道の一番左側となっている点。道交法に沿った正しいレーンではあるが車道上での自動車との距離がかなり近く、双方が注意無いとかなり危険だ。さらにここは交通量も多く当然路駐する車両、かつバスや運送トラックなどが頻繁に停車する地帯でもあるので、その対策なしにはかなり危険な印象を受けた。個人的にはヘルメットをして走ってみたいが、ママチャリやシティサイクルでヘルメット無しの人には勧めらないなと感じた。もし全ての自転車を車道にあげたいのなら一方通行の利点を上手く使い、左一車線全部を自転車レーンとし、残り2車線を車道とすべきだろう。左1車線も半分を自転車レーンに。残りを路肩とし右側を走る自動車との距離を確保し、視覚的にも物理的にも幅を持たせないと(特にシティサイクルやママチャリの人は車道が怖すぎて)走りたがらないと思う。
もし、全ての自転車を車道にあげたいのならちょうど以前取り上げた「神奈川県横浜市 磯子産業道路の自転車レーン」が理想的だ。

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ガードレールやポールを立てなくともブルーレーンと矢型のバッファーゾーンで視覚的にも物理的にも車道との距離がある。そして北海道の積雪地帯であればガードレールやポールを降雪時期に撤去&雪解け時にまた敷設する手間も省けるので理想的なように思えるけど...どうなのかなぁ。

少なくとも今回の実験では効果的に車道へ誘導はできず、かえって事故も増えるような感じを受けた。ロードバイクなどスピードが速く車道を主としている自転車ならまだしも、スピードの遅いママチャリやシティサイクルでは無理がある。混在タイプの走行空間ではゾーン30を用いて全ての車の制限速度を下げる場合もあるがそれすらここには無いのでダメダメでしょうね。

2015年12月27日

札幌市 自転車押し歩きキャンペーンのイメージソングを作成

自転車の押し歩きは人口がかなり多く、それと同時に自転車の数も多くて自転車対歩行者の事故(あるいは未遂)が多い都市で推進されやすい傾向にある。例えば人口約266万人の大阪市、人口約146万人福岡市などが代表的なところだ。福岡市では押し歩きを条例化し大阪よりも一歩踏み込んでいる。

北海道でも巨大な人口規模を誇る札幌市(約196万人)では条例化まではいかないものの「さっぽろ自転車押し歩きキャンペーン」と題し2015年の9月から10月一杯まで歩道上での自転車押し歩きなどを呼びかける運動が行われた。

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さらに札幌市ではこれに関連してイメージソングを作成。札幌出身のシンガーソングライター「ラブソウル(LOVESOUL)」さんに作成を以来。タイトルは「自転車と君の瞳」という曲で、今後札幌市のルール・マナー向上に使われるようだ。

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管理人が知るところでは押し歩きに関してイメージソングを市レベルで作るの全国初で、歌の力によるマナー浸透を狙ったものだろうか。



人口の多い街では歩道上をかなりの人が通り、そこを自由気ままに走る自転車と接触しそうなケースが数多く生まれる。特に商店街や大型店が並ぶ通りではその危険性が高い。モラルや意識の低い自転車利用者に積極的に呼びかける活動のひとつとして評価したい。
ただ、押し歩きを推進する一方で「ではどこを走れば?」という問題が生じる。極端に押し歩きだけを推奨して自転車が安全に走れる走行環境を整備しないのでは自転車に対する負担が大きすぎると思う。自転車は都市の中では優れた移動手段になりうるのだから、そのポテンシャルを生かせるきちんと安全に走れる自転車レーンを整備した上で、歩行者が多く危険な場所に関しては「押し歩きお願い」であるべきだと思う。

2015年12月19日

カムイスキーリンクスで外国人向けスキー教室

道新にタイトルにもあるようにカムイスキーリンクスという旭川市神居町のスキー場で外国人向けのスキー教室を行うとの記事があった。

nac_kamui.png

手掛けるのはニセコアドベンチャーセンター(NAC)という倶知安町のアウトドアガイド会社。スキー教室のほか夏季のアウトドア(ラフティング)などニセコに冬以外の通年型リゾートを実現させたところで、実績のある会社だ。

管理人は北海道で外国人に人気なスキー場というとニセコのイメージがあった。良質なパウダースノーを求めオーストラリア人から始まったブームは世界に飛び火し、ニセコはいまや世界の「NISEKO」となっているのだが、どうやらニセコと同レベル(道内で1位か2位)のパウダースノーがカムイスキーリンクスでも味わえるらしい。これが口コミでニセコ周辺にスキー目的で訪れる外国人たちに広まり、これをターゲットとしているようだ。この他にも富良野でもパウダースノーが味わえるらしく、数年前から外国人スキー客を受け入れ観光事業に力を入れている。地理的にニセコと同じように"内陸"というのがキーワードで、カムイスキーリンクスがある旭川市も富良野市もすべて北海道の内陸に位置している。



参考までにニセコの地図。



カムイスキーリンクスの地図。両者とも内陸であることがわかる。ただしニセコよりも以北なので最低気温は低い。

調べて分かったが、カムイスキーリンクスの素晴らしい点はリフト券が安いこと。例えばニセコアンヌプリ国際スキー場のリフト1日券がオンシーズンで5000円なのに対し、カムイスキーリンクスでは3100円とかなりリーズナブル。さらにゴンドラリフトを完備しコースも良好とのこと。

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パウダースノーにリーズナブルなリフト利用料金。帰りは旭川市内のホテルに宿泊し周辺で美味しい食べ物を...などアピール次第では第2のニセコとしての潜在価値があると感じた。しいては旭川動物園以外の冬季観光の資源にもなりそうで(ただし長期目線)、市内のホテルなど観光客向け事業者にはホットな話題となるかも?
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