2016年01月17日
JAFの危険予知トレーニング 自転車編その4 (歩道上の出入り口)
昨日に引き続き「JAFの危険予知トレーニング 自転車編その4」からこれも是非とも記憶に入れておいて欲しいシチュエーションを紹介しよう。
自転車で歩道上を走行中、歩行者用信号付きの交差点に差し掛かる。自分は今向かって右側の歩道を走行中で、前方の歩行者用信号は青。左手には同じ進行方向に右折待ちの軽自動車が見える。ちょうど対向するプリウスが直進を終了しそうな場面である。この状況でどのように事故が発生するかは動画をみてほしい。
さて、今回のシチュエーションは歩道上を走る自転車の右折巻き込みというもので、管理人も何度か経験したことのあるシチュエーションだ。動画内でも解説されているが右折待ちのドライバーは前方から来る自動車に意識が集中しがちでかつ、そのタイミングを逃さまいと急いで右折しようとする傾向にある。そうなると同じ進行方向の右手後方から来る自転車(または歩行者)の存在を見落としがちになってしまう。歩行者の場合は速度が遅いからまだいいが自転車の場合は歩行者の2〜3倍の速度で移動するため、歩行者で止まって回避できるケースでも自転車では間に合わず接触...というケースが多い。自転車側もまさか左手から自動車がしかも急いで渡ってくるとは予想できてないからより事故に至るケースが多くなってしまう。実際交差点における横断歩道上での巻き込み事故は左後方の左折巻き込みよりも右後方の右折巻き込みの方が多いのだ。
※出典:交通事故総合分析センター イタルダ・インフォメーション No.47、P3
なので対処法としてはまず自転車側は横断歩道を自転車進む際、同進行方向で右折待ちしている自動車が右折してこないか注意する。もし右折車両が進みだしたなら無理して横断せず、相手が自分に気づいていないようなら横断歩道半分ぐらいでスピードを緩めるか止まるなど自己防衛が必要だ。ドライバーの目を見て自分に気づいているようなら進もう。
自動車のドライバーも交差点での右折時は右後方に十分注意してほしい。ただ、右折というのはどうしても急ぎがちなため見としてしまう場合もある。そういった万が一を考えて自転車側が危険予測することが重要となってくる。そしてこれは自転車に乗る人すべてに言えることで、特にルールすらよく知らない小学生や体力が備わってくる中高生にもよく知ってほしい内容だ。自転車編その3の時と同じように自転車安全教室などでこの動画を使って場面を考えさせて対処法を教えるなどすると効果的だろう。
自転車で歩道上を走行中、歩行者用信号付きの交差点に差し掛かる。自分は今向かって右側の歩道を走行中で、前方の歩行者用信号は青。左手には同じ進行方向に右折待ちの軽自動車が見える。ちょうど対向するプリウスが直進を終了しそうな場面である。この状況でどのように事故が発生するかは動画をみてほしい。
さて、今回のシチュエーションは歩道上を走る自転車の右折巻き込みというもので、管理人も何度か経験したことのあるシチュエーションだ。動画内でも解説されているが右折待ちのドライバーは前方から来る自動車に意識が集中しがちでかつ、そのタイミングを逃さまいと急いで右折しようとする傾向にある。そうなると同じ進行方向の右手後方から来る自転車(または歩行者)の存在を見落としがちになってしまう。歩行者の場合は速度が遅いからまだいいが自転車の場合は歩行者の2〜3倍の速度で移動するため、歩行者で止まって回避できるケースでも自転車では間に合わず接触...というケースが多い。自転車側もまさか左手から自動車がしかも急いで渡ってくるとは予想できてないからより事故に至るケースが多くなってしまう。実際交差点における横断歩道上での巻き込み事故は左後方の左折巻き込みよりも右後方の右折巻き込みの方が多いのだ。
※出典:交通事故総合分析センター イタルダ・インフォメーション No.47、P3
なので対処法としてはまず自転車側は横断歩道を自転車進む際、同進行方向で右折待ちしている自動車が右折してこないか注意する。もし右折車両が進みだしたなら無理して横断せず、相手が自分に気づいていないようなら横断歩道半分ぐらいでスピードを緩めるか止まるなど自己防衛が必要だ。ドライバーの目を見て自分に気づいているようなら進もう。
自動車のドライバーも交差点での右折時は右後方に十分注意してほしい。ただ、右折というのはどうしても急ぎがちなため見としてしまう場合もある。そういった万が一を考えて自転車側が危険予測することが重要となってくる。そしてこれは自転車に乗る人すべてに言えることで、特にルールすらよく知らない小学生や体力が備わってくる中高生にもよく知ってほしい内容だ。自転車編その3の時と同じように自転車安全教室などでこの動画を使って場面を考えさせて対処法を教えるなどすると効果的だろう。
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