2020年06月17日
歴史ある和紙の生産地!小川和紙/小川町
今日は小川町の名産品「小川和紙」の紹介だ。
小川町は隣の東秩父村と並んで昔から和紙の生産が盛んなまちなんだ!
安土桃山時代には江戸の紙の消費を一手にまかなう一大産地でもあり、その製造技術は現在まで継承されているんだ。
小川和紙と細川紙の関わり
小川町付近は昔から和紙の生産が盛んに行われていたが、一大生産地となってからは幕府から上質の和紙の生産を委託されるようになったんだ。
そこで目を付けたのが現在の和歌山県一帯である紀伊国の細川村。
その頃の紀伊国は江戸親藩の所有するところであり、その関係で細川紙の上質な和紙を江戸に近い場所でつくらせることで需要を高めようと考えていたんだ。
こうして細川村の紙漉き製造法は現在に至るまで小川町に受け継がれ、細川紙の製造技術を使った「小川和紙」というブランドが確立されていった。
特に楮(こうぞ)だけを使った昔ながらの製法で作られたものは国の重要無形文化財にも指定されている。
上質な和紙は驚くほど長持ちするし、破れにくいんだ。
小川町七夕まつり
毎年7月に開催されている小川町和紙まつりでは、地元の和紙がふんだんに使われた竹飾りの中を屋台や小川祭りばやし、七夕おどりなどの列が練り歩くんだ。
賑やかな祭りだからオススメだ・・といっても今年はコロナの影響で中止となってしまったがな・・・
まとめ
和紙は書道の半紙や障子紙として重用されるが、インテリアとしてもたくさんの使い道があるぞ。
和室の照明を和紙にするだけでも雰囲気が格段に上がる。
今はあまり外に出れないから部屋で和紙を使ったインテリアグッズを製作するのも良いだろう。
道の駅おがわまちにある埼玉伝統工芸会館では和紙の紙漉き体験や販売が行われている。
コロナが終息した時はぜひそちらにも足を運んでみれくれ!^^
アクセス
・小川町駅から車で約6分。
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