2020年05月29日
県下一の生産量!入間市の狭山茶と地名の関係/入間市
今日は入間市と狭山茶の関係について紹介します!
「狭山茶」といえば狭山市のイメージが強いですが、実は入間市のほうが生産面積が広いんです^^
ではなぜ狭山茶の主産地や狭山という名称が入間市に多いのでしょう?
それは現入間市が「狭山市」となる話が挙がっていたからなんです。
当初は合併の話が出ていた
昔、現入間市の北半分と茶どころである現狭山市の西南部は狭い地域の地名で「狭山」と呼ばれており、現狭山市は入間郡に属していたことから「入間」と呼ばれていました。
旧豊岡町(元入間市)と旧入間川町(現狭山市)が市制に移行する際、入間川町は両町の合併を見越して「狭山市」とう名称を選んだものの、結局合併の話は流れてしまったんです・・・
これにより狭山と呼ばれていた地域の豊岡町民は入間川町が先に「狭山市」を名乗ってしまったことで「入間市」の名称を使わざる得なくなってしまいました・・(・_・;)
このことが影響して両市には入間市立狭山小学校と狭山市立入間小学校といったややこしい名称の学校になってしまいました。
つまり茶どころであった地名の「狭山」は入間市の狭山茶ということになってしまったんですね。
他にも狭山市の入間基地など、このエリアにはややこしい地名がたくさん見つかります・・・
更に「狭山」の名が付く「狭山丘陵」は埼玉の所沢市、入間市、東京の東村山市、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町をまたがる丘陵なので狭山市は含まれていません。
ここまでややこしくなるなら旧豊岡町(元入間市)と旧入間川町(現狭山市)も合併すればよかったじゃんと思いますが、元入間市側は対等合併のはずなのに市名も市庁舎も狭山市側になることに不満が出て反対が大多数に・・・一方の元狭山市側も入間市と合併することで市民税率が上昇することで大多数が反対となって結局は無かったことになってしまいました(^^;)
まとめ
こんなややこしい地名がたくさんあったら郵便局の人がパニックになりそうですね・・・(^^;)
とは言え狭山茶は入間市でも狭山市でも所沢市でも手に入ります^^
味は市域関係なく美味しいのでぜひ「狭山茶」をご賞味ください!
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