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わしはせんべい屋を営んでいる者だ。
前回坊主の手をヤケドさせてしまったお詫びに草加市の紹介を手伝ってやることにした。
草加市といえば草加せんべいがすぐ頭に浮かんでくるであろう。
今回はこの地にせんべいが広まったルーツやせんべいの製法を紹介しよう。
草加せんべい発祥の地
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草加せんべいの発祥には「おせん」というおなごが団子を平たく伸ばして売り出したとされる俗説があるが、実際には米を団子状にしてから乾燥させて保存食としていたものを、江戸時代に草加宿で販売したのが発祥とされている。
もともと草加市は米どころであり醤油の名産地だったため、普段から米を使ったメニューが研究されていたのであろう。
そしてこの辺りは昔宿場町だった。人の往来も多かったこともあり、草加せんべいの名は一気に広まっていったんだ。
製法
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続いては草加せんべいの基本的な製法だ。
原料はうるち米、焼く前はこのように白くてペラペラした状態だ。
窯の火が安定してきたら生地を置いて最初は10秒ずつひっくり返す。
そして生地が固くなって「パリッ」、「ミシッ」っと音が鳴るまで押瓦で形を整えながら焼いていく。
ここからは押瓦は使わず、2〜3秒毎にひっくり返していき、キツネ色になったら醤油を塗って完成だ。
草加せんべいの特徴はパリッとした食感だ。
せんべいはみんなパリッとするじゃないかと思うかもしれないが、草加せんべいはモノによっては気持ちいいぐらい食べ応えがある食感のものが存在するぞ。
わしのおススメは草加功栄堂本舗だ。
なぜか店名検索ではグーグルマップに表示されないんだが、草加駅西口から歩いて2分ぐらいの場所にあるせんべい屋だ。
ここのせんべいは分厚くて食べ応えじゅうぶん!噛むと口の中に米の香りが広がりとても美味しいぞ!
まとめ
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功栄堂があるポイントを地図に記しておいた。
ここではやはり手焼きせんべいがオススメだ。
店内には様々な種類のせんべいがあるから食べ比べてみるといいぞ^^
アクセス
・草加駅西口から徒歩約2分。