2020年10月10日
神武東征ゆかりの【岡田宮】福岡県北九州市の神社
岡田宮(おかだぐう)は、
福岡県北九州市八幡西区にある神社です。
正式には岡田神社。 旧社格:村社、神饌幣帛料供進社。
岡田宮の創建は不詳。
かつて崗地方(旧遠賀郡)を治めた熊族が
祖先神を祀ったのが始まりとされ、
古事記においては、神武天皇が東征(神武東征)の途上に、
一年間この岡田宮に滞在されたことが記載され、
また、神功皇后が新羅征討の折に
親祭したと伝わる北部九州有数の古社です。
古来より、岡田宮の鎮座する地は北部九州の要路に位置し、
このために朝野の崇敬篤く、祭礼法度を定めて
社領18ヶ所・末寺9坊と大いに栄えました。
建久5年(1194)に東国の御家人である
宇都宮重業(山鹿氏・麻生氏の祖)が源頼朝より当地を与えられ、
波多野兼直に祭祀させたといいます。
御祭神
中殿(岡田宮)
神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノミコト)[神武天皇]
右殿(熊手宮)
大国主命(オオクニヌシノミコト)
少彦名命(スクナヒコナノミコト)
県主熊鰐命(アガタヌシクマワニノミコト)
左殿(八所宮)
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
神皇産霊神(カミムスビノカミ)
玉留産霊神(タマツメムスビノカミ)
生産霊神(イクムスビノカミ)
足産霊神(タルムスビノカミ)
大宮売神(オオミヤノメノカミ)
事代主神(コトシロヌシノカミ)
御膳神(ミケツカミ)
鎮座地
福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1
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