2020年08月07日
三宮大明神【西岡神宮】熊本県宇土市の神社
西岡神宮は、和銅6年(713年)、
元明天皇の命により宇土地域の総鎮護として
中原(壇原)に創建されました。
当初は春日大神と住吉大神の勧請でしたが、
承久3年(1048年)、関白藤原道隆が八幡宮を合わせて祀ったことで、
三宮大明神と称されました。
宇土周辺の氏族の尊崇を受けましたが、
天正16年(1588年)に宇土を治めていた戦国武将小西行長の
社殿焼き討ちにあいました。
その後、慶長6年(1601年)、
新たに治めることとなった加藤清正により、現在の地に再興され、
さらに後の肥後熊本藩主・細川氏代々の保護を受け現代の形になりました。
御祭神
一之宮(春日大神)
主祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと)
二之宮(八幡大神)
主祭神:誉田別尊命(ほんだわけのみこと・第十五代應神天皇)
三之宮(住吉大神)
主祭神
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
底筒男命(そこつつのおのみこと)
●稚児宮
御祭神:少彦名神
御利益:子供の成長、子宝、安産、病気平癒
●西之相殿
鹿島宮(武甕槌大神)
御利益:武勇の神、武術上達、必勝
祇園宮(素戔嗚尊)
御利益:厄除け、疫病退散、縁結び
貴船宮(闇龗神)
御利益:水神、水難除け、縁結び
廣瀬宮(若宇加能売命)
御利益:治水の神、国家安泰、五穀豊穣
稲荷宮(宇迦之御魂大神)
御利益:五穀豊穣、商売繁盛
御霊宮(火雷天神、外七神)
悪霊退散、御霊鎮めの神
●東之相殿
加茂宮(加茂別雷大神)
御利益:天下安泰、開運招福
児の宮(少彦名命)
御利益:医療・温泉・酒造りの神、病気平癒
国造宮(大己貴神・遅男江神)
御利益:国土開拓の神、国土守護の神
龍田宮(天御柱神・国御柱神)
御利益:大気・生気・風を司る神
火鎮宮(火之迦具土神)
御利益:火の神、火災除け、鍛冶・防火の神
北野宮(菅原道真公)
御利益:学業成就、武芸上達
鎮座地
熊本県宇土市神馬町577
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