2021年09月28日
【大己貴神社】 福岡県朝倉郡筑前町
由緒
大己貴(おおなむち)神社の歴史は古く、
日本書紀を始めとする歴史書他多数に記載され、
その由緒の始まりは、第十四代 仲哀天皇九年とされています。
また延長5年(927)にまとめられた『延喜式神名帳』に記しるされた
筑前国十一社のうちの一社に数えられ、
「於保奈牟智神社」と記載せられた古くより大変由緒のある神社です。
仲哀天皇九年、神功皇后が、
現在の朝倉市(秋月)野鳥のあたりで勢力を持っていた
豪族「羽白熊鷲(はじろくまわし)」を征伐後、
新羅征討を起こすにあたり兵を募ったが集まらず困っていたところ、
大神社おおみわのやしろ(または大三輪社と記載)を建て、
太刀や矛を奉納したところ、兵が集まったと
「日本書紀」に記載されています。
地元では「大神様(おんがさま)」と呼び親しまれています。
式内社
旧社格:懸社
御祭神
正殿:大己貴命(おおなむちのみこと)
左殿:天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)
右殿:春日大明神(かすがだいみょうじん)
御利益
交通安全、家内安全、五穀豊穣、安産、開運招福など
鎮座地
福岡県朝倉郡筑前町弥永697-3
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