2021年05月06日
熊本地震の甚大な被害から復旧が進む【木山神宮】初代神武天皇〜第29代欽明天皇を祀る【津森神宮】熊本県上益城郡益城町
●木山神宮
天正13年(1585)の島津軍の焼打ち、
寛保2年(1742)の木山町の大火により旧記や文献、
その他資料が失われているため、創建や祭礼の多くは不明である。
文政6年(1823)の「寺社木末間数改帳」からは、
自然神として五穀豊穣や無病息災を祈願するために創建されたと
考えられている。
中世期には阿蘇神社の末社となり
天照大御神から神武天皇までの6代の神々の六の宮を勧請し、
「木山宮六宮殿大明神」と称している。
鳥居・神門・拝殿・本殿はいずれも
平成28年度熊本地震によって倒壊した。
神殿は、今年12月に復元の予定
御祭神
天照皇大神、天忍穂耳尊、 邇邇藝尊、穂穂手見尊、
鵜葺草葺不合尊、神武天皇、
相殿:豊受大神、天宇受賣命、猿田毘古神、大己貴神、少彦名神
鎮座地
熊本県上益城郡益城町木山281
●津森神宮(つもりじんぐう)
欽明天皇二年(540年)
神武天皇の神霊神勅により
時の国司・藤原法昌により創祀せられました。
往来此の辺りは入り海の津でしたが、
神武帝の霊体出現時よりたちまち森となり、
此の地は 「津森」と言われ宮所の名となっています。
当初は、今より南東の丘の上に本宮があり、
今も 「影向石(ようごうせき)」と言い史跡となっています。
宝治元年(1247年)、
時の将軍源の頼嗣が今の所に宮所を遷し社を建立しました。
安土桃山時代末期小西行長の兵乱により
領内は悉く焼かれ神田社領も没収せられました。
現在の社殿は、その後再建されたものです。
御祭神
主祭神:神武天皇、媛踏鞴五十鈴姫命、鸕鷀草葺不合尊、玉依姫
配祀
綏靖天皇、安寧天皇、懿徳天皇、孝昭天皇、孝安天皇、孝霊天皇、
孝元天皇、開化天皇、崇神天皇、垂仁天皇、景行天皇、成務天皇、
仲哀天皇、応神天皇、仁徳天皇、履中天皇、反正天皇、允恭天皇、
安康天皇、雄略天皇、清寧天皇、顕宗天皇、仁賢天皇、武烈天皇、
継体天皇、安閑天皇、宣化天皇、欽明天皇、神功皇后、廣國押武金日命、
建小廣押楯命、加美野尊、雨宮神、健磐龍神
御利益
家内安全 商売繁盛 五穀豊穰 無病息災 その他
鎮魂八神(西末社)
高産日神、神産日神、魂留産霊神、生産霊神、
足産霊神、大宮賣神、事代主神、御膳神
御利益
受験合格、必勝祈願、学業上達、安産、旅行安全、
病気快復、縁結び、子宝授け、目標達成など
天照皇大神(東末社)
天照皇大神、倉稲魂命、十一面観音
御利益
国土安泰、福徳、開運、勝運、五穀豊穣、商売繫盛、
社業繁栄、無病息災、財福など
水神さん
御祭神:弥都波能売神(みずはのめのかみ)
鎮座地
熊本県上益城郡益城町寺中708
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