2021年03月23日
【與止姫大明神】あらゆる縁を結ぶ 【筑前二見ヶ浦・桜井神社・桜井大神宮】 福岡県糸島市
●筑前二見ヶ浦
二見ヶ浦は櫻井神社の宇良宮(うらのみや)として、
伊弉諾命(いざなぎのみこと)と、伊弉冉命(いざなみのみこと)を
お祀りしています。
縁結びや夫婦円満、厄除けのご利益があると言われ、
パワースポットとしても知られています。
●櫻井神社 由緒
櫻井神社の創建の基は、
慶長十五年(1610)六月一日より二日の暁にかけて、
大雷雨が起こり突如電光一閃のうちに岩戸神窟が開け、
霊験あらたかな神様が出現されました。
それから、様々な霊験あらたかなことが起こり、
それを聞きいた福岡藩二代目藩主黒田忠之公は
家臣を二回に渡り遣わして問われるに、
その答え寸分も違わず御験(みしるし)があったので、
益々ご神威に感謝され、寛永9年(1632)に
現在の社殿を創建されました。
当初、桜井神社は與止姫大明神(よどひめだいみょうじん)
と称されていましたが、桜井八ヶ所の氏神を合わせ祀り、
明治になって桜井神社と改称されました。
旧社格:県社
御祭神
主祭神:與止姫大明神
神直日神(かむなおひのかみ)
大直日神(おおなおひのかみ)
八十枉津日神(やそまがつひのかみ)
主祭神である八十枉津日神(やそまがつひのかみ)は災厄を司る神様で、
神直日神・大直日神は災厄を祓い清める神様です。
島岡大明神(福岡藩二代目藩主黒田忠之公のご神霊)
八所産土大神(やところうぶすなおおかみ)
久保宮・西宮神社・熊野宮・伊牟田八幡宮・谷熊野神社・木浦神社
梅宮・末松神社の桜井各地に祀られていた神々で
明治に入り合祀されています。
●櫻井大神宮 由緒
櫻井神社ご祭神のご神託を受けられた黒田忠之公が
櫻井神社創建前の寛永二年(1625)に岩戸神窟の西南の地、
光寿山(こうじゅさん)へ神明造り茅葺の社殿を造営し、
伊勢神宮の祀官橋本氏により、伊勢神宮の内宮・外宮の両宮の
ご分霊を奉じさせ、ご鎮座頂いたことがご創祀です。
御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊受大御神(とようけのおおみかみ)
鎮座地
福岡県糸島市志摩桜井4227
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