今日も忙しくて覚書を書くのに時間がないんで考えずに書ける程度のネタを･･･となると先日のオカルト懇親会における超能力ママのお話。

　どっかの会社か何かが水を三つに用意し、出社時に全員が一つにポジティブな声を掛け、一つにはネガティブな声を掛け、そして残りの一つは無視したそうです。

　そしてその三つの水を凍らせた時の結晶はポジティブな言葉をかけた水の結晶が一番美しく、ネガティブな言葉を掛けた水･･･よりも無視された水が一番汚い結晶になったと。つまりはネガティブな言葉を掛けられるよりも無視されることの方が･･･人間の体も･･･ゆえに･･･（以下略）

　まぁ、これを無批判に信じる○○な人っているんでしょうかねぇ。

　それじゃあ、ほとんど言葉もかけられずに無視され続けたダムの水が水道管を通って出てきた水は汚い結晶になるんでしょうし、空から落ちてくる雪の結晶が奇麗な状態なのはナゼでしょうか？って言うより、体に含まれる水が凍らせた時に奇麗な結晶になるとしても何の関係があるでしょう？

　人類が誕生して言語が発生するまで、無視され続けた地球上の水はさぞかし“結晶にしたら”汚かったんでしょうねぇ（笑）。


　前にもどっかで書きましたが、「水からの伝言」ってエセ科学を道徳に持ち込んだ○○な連中には困りものです。結局、自分の考えに沿うフォークロアは信憑性を持たせるために科学っぽく見せが、結局自分の頭で脚色してしまう。これって「水から」ではなく「自ら」の伝言。

　それにしてもオカルトな人って他のオカルトとの親和性が高いなぁ（笑）。