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至宝の五重奏団 彼方へ

 今回は、前回の続きです。
 実は、San Antonio Recordsから、もう1枚、Sonet音源を収録したCDが出されていたのでした。
 リリースは、やはり10年となっています。


 
Sir Douglas Quintet and Beyond Texas Gold

1. Medley : Dynamite Woman / Mendocino (Doug Sahm)
2. Nothing But The Blues (Doug Sahm, Max Longmire)
3. Hangin' On By A Thread (Doug Sahm)
4. Old Habits Die Hard (Doug Sahm)
5. Revolutionary Ways (Doug Sahm)
6. You're Gonna Miss Me (Roky Ericksson)
7. Down On The Border (Doug Sahm)
8. Tomorrow Just Might Change (Louie Ortega)
9. Let's Don't Waste A Minute (Doug Sahm)
10. One More Time (Louie Ortega)
11. Sugar Bee (Eddie Shuler)
12. County Line (Louie Ortega)
13. Down In Mexico (Juan Renendez)
14. Sugar Blue (Augie Meyers)
15. Just Like A Woman (Bob Dylan)
16. Deep In The Heart Of Texas (Swander, Hershay)
17. Big Mamou (Arr, by Garrett, Sahm, Taylor)
18. She's About A Mover (Doug Sahm)
19. Is Anybody Going To San Antone (David Kirby, Glenn Martin)

 本盤も、しっかりしたつくりのブックレットが入っていて、やはり長文のライナーと、収録曲の出典に関するデータが記載されています。

 今回は、元のアルバムの録音データ、セッション・メンバーまで記載されていて、オフィシャル感はいや増しています。

 英文ライナーは、前半はDoug Sahmのバイオの概略、後半は各収録曲に関するコメントという構成になっているようです。
 内容が気にならないわけではないですが、ちょっと根性が足りなくて、まだ読めていません。

 ライナーの終わりに短い謝辞がありますが、英語圏以外と思われる姓が記されていて、やはりスウェーデン盤ではないか、という疑念が甦ってきました。

 さて、今回も、収録曲を元のアルバム毎に並べ替えてみました。
 以下のとおりです。

80' : Hell Of A Spell (Takoma TAK-7075)
2. Nothing But The Blues
3. Hangin' On By A Thread

81' : Border Wave (Takoma TAK-7088)
4. Old Habits Die Hard
5. Revolutionary Ways
6. You're Gonna Miss Me
7. Down On The Border

82' : Quintessence (Sonet SNTF-881)
8. Tomorrow Just Might Change

82' : Still Growin' / Augie Meyers with Doug Sahm(Sonet SNTF 883)
13. Down In Mexico
16. Deep In The Heart Of Texas

83' : Live Texas Tornado (Takoma TAK-7095)
1. Dynamite Woman / Mendocino
18. She's About A Mover
19. Is Anybody Going To San Antone

83' ; Midnight Sun (Sonet SNTF-897)
9. Let's Don't Waste A Minute
10. One More Time
11. Sugar Bee

84' : August In New York  / Augie Meyers (Sonet SNTF-910)
14. Sugar Blue

85' : Love Ya Europa (Sonet SNTF-936)
12. County Line

89' : Return Of The Formerly Brothers (Stony Plain SPCD 1104)
15. Just Like A Woman
17. Big Mamou

 今回の選曲では、Augieのソロ・アルバムからもチョイスされています。
 また、Louie Ortegaの作品が3曲も選ばれているのが、大きな特徴でしょう。

 Louie Ortegaのバンド、Loue and the Loversは、CCRに影響を受けたカントリー・ロック系のバンドでした。
 彼らの唯一のアルバム、"Rise"は、Doug Sahmがプロデュースしています。
 
 ストレート・リイシュー盤も、Bear Familyのコンプリート集も、今なら手に入ると思うので、未入手の方はあるうちにどうぞ。

 ちなみに、"Tomorrow Just Might Change"は、Louie & Lovers時代にオリジナル録音がなされています。
 また、"County Line"は、94年のDougのアルバム、"Day Dreaming at Midnight"で再度録音されています。

 Dougの没後、すでに10年以上経過し、Doug人脈の現状が気になるところです。
 Louie Ortegaは、新生Texas Tornadosに参加していたはずです。

 Augieは、健康問題があると言われながらも、Dylanとのセッションを始め、最も精力的な活動が伝えられています。
 
 その他のお馴染みのメンツでは、テナー・サックスのRocky Moralesが、Freddy Fenderと同じく、06年に天に召されていたらしく残念です。



Tomorrow Just Might Change by Louie and the Lovers (72')



Summertime Blues by Louie Ortega (08')



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