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ダグ・サームの青春パート2

 Doug Sahmの61年から64年まで、まさにSir Douglas Quintet直前の録音を集めたアルバムがこれです。
 この時期の音源は、まだCD化されていないので貴重です。


Texas Road Runner
The Renner Side 1961-1964
Doug Sahm

Side One
1.Makes No Difference : 61 (Balde Gonzaies)
2.Big Hat : 61
3.Crazy Crazy Feelin' : 61
4.Baby What's On Your Mind : 61 (Jimmy Reed)
5.Two Hearts In Love : 62 (Talbert)
6.Just Because : 62 (Lloyd Price)

Side Two
1.Little Angel : 62
2.Cry : 62 (Kohman)
3.Lucky Me : 63
4.A Year Ago Today : 63 (D.Wayne)
5.Bill Baety : 64 (Huddie Leadbetter)
6.Mr. Kool ; 64

 こちらは、Rennerレーベルでの吹き込みをコンパイルしたものとなっていて、作者名が記載されていないものは、自作になります。
 若きDoug Sahmの、音楽的嗜好や関心の推移を推し量る、数少ない資料と言っていいでしょう。

 サン・アントニオのウエスト・サイドは、チカーノの街、そしてイースト・サイドは、黒人街だとのことです。
 Doug Sahmは、10代の頃から、イースト・サイドをうろつき、生の黒人音楽を聴き、実物の黒人ミュージシャンと触れあって成長したのでした。

 ひとつ前の、Harlemレコード時代のDougは、ニューオリンズR&Bの影響が顕著でした。
 今回も、基本的には変わっていないと思いますが、オリジナル曲の作風と、カバー曲の傾向から、微妙な手触りの違いを感じます。

 録音状態が、多少良くなったこともあり、声が大人っぽく聴こえます。
 無難にカントリー系のカバーもやりつつ、ジャズ・スタンダードにも手を出していて、ボーカリストとしての目覚めを意識し始めた時期のような気がします。


 今回の注目は、Jimmy ReedBaby What's On Your Mindをやっていることです。
 オリジナルでも、Mr. Koolという、ウォーキン・ベース風の曲を書いており、これをシカゴ・ブルース風と読むか、ギター・ソロの傾向から、あくまでテキサス・スタイルだと聴くのか、悩むところです。

 少なくとも、シカゴ・ブルースへも関心が向いているのは間違いないでしょう。
 まあ、Jimmy Reedは、テキサスやルイジアナで大人気とかのレベルではなく、全米的に広く好まれていますから、やっても不思議はないです。
 ニューオリンズのビートも、ジミー・リードのウォーキン・ベースのリズムも、ゆったりした感じに共通性があります。

 オリジナルでは、バック・ロジャースのCrazy Babyの影響下に書かれたと思われる、Crazy Crazy Feelingが、そしてカバーでは、今回もロイド・プライスをやっていて、興味を引きます。
 この曲が吹き込まれたころ、このJust Becauseという曲は、どれくらい認知度があったんでしょうか?
 ロイド・プライスというと、スタッガー・リーと、パーソナリティ、そしてもちろん、ローディ・ミス・クローディなわけですが、いかがなものでしょう?

 私などは、ジョン・レノン盤で知ったくちですので、いまいち曲の重要度が判断できません。
 レノンのカバーにより、今では世界的に有名な曲になってます。
以前のCan't Believe You Wanna Leaveとは、比較が難しいです。
 どちらにしても、Dougのロイド・プライス好きは間違いないところでしょう。

 <2012年2月追記>
 この文を書いたとき、私は"Can't Believe You Wanna Leave"をLloyd Pliceの作品だと思っていました。
 作者名のクレジットがPriceだったからです。
 しかし、その後、R.Penniman、R.Priceの共作が正しく、Little Richard(Pennimanは彼の本名)の作品だと知りました。
 共作者のPriceが誰なのか、今でも私は知りません。

 「別れたいなんて嘘だ にまつわる話」参照

 さて、A Year Ago Todayという曲に注目です。
 この曲の作者クレジットは、D.Wayneとなっています。
これって、Douglas Wayneということじゃないですか?
 つまり、Douglas Wayne Sahm、本人のフル・ネームです。

 もし、そうだとすると、なぜこの曲だけこんなクレジットなんでしょうか?
まだまだ、ファンに楽しい謎を提供してくれるDoug Sahmなのでした。



Two Hearts In Love by Doug Sahm



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