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いつか白球は海へ

読了しました。
野球ネタの流れのまま、野球小説です野球

いつか白球は海へ
(集英社文庫)

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堂場瞬一さんの小説は始めて読ませていただきました。
表紙の折り返し部分の作家紹介によると、スポーツ青春小説、警察小説で活躍されている作家さんだそうです。

本作は野球小説ではありますが、青春小説よりももうちょっと年齢層が上のイメージ。
大卒の社会人野球1年生のスラッガーが主人公です。

でも、内容的には青春ど真ん中でしょうか。
転校生が弱小校を甲子園に導く、みたいなプロットの置き換えだと言えなくもないです。

いろんな障害とか、登場人物の抱えるトラウマが、社会の荒波を感じさせます。
そういった部分を描きたくて、社会人野球を題材にしたのかもしれませんね。

時代設定が、ドラフト会議前なので1964年。
堂場さんの生年がそのあたりのようなので、舞台として選んだのでしょうか?

懐かしい昭和の野球とリンクしてストーリーが進行していくのは、昔からの野球ファンにはたまらないかもしれません。
東北の小さな港町が舞台なので、あまり時代の違いをあまり感じません。
プロ野球以外では、音楽と車だけが時代を反映していた感じです。

なかなか読み応えがありましたが、ちょっと結末が尻切れトンボな印象。
もしかして、続編があるのかな??
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