2010年09月17日
The MANZAI 6巻
読了です。
シリーズの完結巻らしいですが、まだまだ続けられそうな…
前にも紹介した『バッテリー』で有名なあさのさつこさんの著作です。
題材のせいなのか、行間のやたら広いポプラ文庫のせいなのか、他作品に比べてとても文章が軽快に書かれており、すぐに読めちゃいました。
タイトルのように、漫才をテーマにした作品ですが、下積みから苦労する芸人の話ではありません。
あさのさんお得意の、才能があるけど、かなり陰のある中学生が主人公です。
他作品だと、ここで陰を抱えた心理描写が乗っかってくるんですが、ノリツッコミみたいな流れで心理描写が進みます。
典型的なあさの主人公の型にはまりながら、これほど印象が明るい少年は珍しいですね。
たまに妄想シーンが長すぎる、と感じるシーンもありましたけど。
中学卒業と同時に大きな出来事がおこり、高校入学で物語は完結しました。
が、冒頭にも書いたように、高校編とか普通に書けそうな感じ。
あとがきからも、そんな雰囲気が漂ってきます。
淡い期待を抱きつつ、本棚に並べておきましょう
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シリーズの完結巻らしいですが、まだまだ続けられそうな…
前にも紹介した『バッテリー』で有名なあさのさつこさんの著作です。
題材のせいなのか、行間のやたら広いポプラ文庫のせいなのか、他作品に比べてとても文章が軽快に書かれており、すぐに読めちゃいました。
タイトルのように、漫才をテーマにした作品ですが、下積みから苦労する芸人の話ではありません。
あさのさんお得意の、才能があるけど、かなり陰のある中学生が主人公です。
他作品だと、ここで陰を抱えた心理描写が乗っかってくるんですが、ノリツッコミみたいな流れで心理描写が進みます。
典型的なあさの主人公の型にはまりながら、これほど印象が明るい少年は珍しいですね。
たまに妄想シーンが長すぎる、と感じるシーンもありましたけど。
中学卒業と同時に大きな出来事がおこり、高校入学で物語は完結しました。
が、冒頭にも書いたように、高校編とか普通に書けそうな感じ。
あとがきからも、そんな雰囲気が漂ってきます。
淡い期待を抱きつつ、本棚に並べておきましょう