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メロリンQ

俳優・山本太郎さん(私の中ではメロリンQなんですが)が、
反原発を訴えたことから仕事を干され、
事務所や他の俳優さん達に迷惑がかかる、とのことで
所属事務所を辞めてしまったそうです。

福島の子供たちのためにデモにも参加するなど、
非常に男気溢れるナイスガイだと思います。

しかし、仕事を干すってのは
大人げない仕打ちだと思いますね〜。

舞台なのか、映画やドラマなのかはわかりませんが、
事前の稽古や役作りなど、事前の積み重ねが
大切な仕事だと思います。

準備をしていたのに、急に外されるのもキツイですが、
代役に立てられた俳優さんは、
そうした事前の積み重ねができないので
大変なんじゃないかと思うんですよね。

よく急病で降板・代役ってのは聞きますが、
スポンサー都合の制裁人事ってのは
初めて聞いた気がします。


ところで、事の発端になったという反原発問題ですが、
以前の記事(リンクは→コチラ)にも書いたように
ハイ全部ストップします、とはいかないので、
なかなか実現が難しい問題だと思います。

アホ総理大臣がサミットのスピーチで、
自然エネルギー開発に言及していましたが、
そもそも原子力政策に力を入れていたのは政府であり、
急に自然エネルギーと言われても、
それを支えられるインフラがないのは
明白だと思うんですけどね。


ソフトバンクの孫社長が、埼玉を含めた多くの県と
太陽光発電の施設を作るというニュースもありました。

これも政府の減反政策の犠牲となった休耕田と
耕作を放棄した土地を活用して太陽光パネルを
設置しようという計画です。

「そうした土地の2割に太陽光パネルを設置すれば、
原発50基分の発電量が得られる」
なんて演説をニュースで見ましたが、本当かな?

その発電量って、全部のパネルの上空が晴天で
最大に発電できた時の瞬間的なものなんじゃ?
って思う訳です。

太陽光、というくらいですから、晴天以外では
発電量は当然落ちるでしょうし、
夜間は発電ができない。

季節によって、日照時間も違います。

電気は貯めておけない、と言われるくらいで、
それほど高性能の蓄電池があるわけでもなく、
安定供給にはほど遠いんじゃないかと
思ってしまうのです。

そうした施設を造ることは無駄だ、
って言いたいんじゃないですよ。

立派な志ですし、ぜひ実現して欲しいですが、
その施設が原発の代替施設にはならない、
と言いたいのです。


自然エネルギーを標榜する欧米諸国は
いざとなったらお隣の国から
電気を購入することが可能ですが、
日本は島国でその手法が使えません。

そうした国の事例は参考になっても、
そのまま通用する訳ではないのです。

太陽光パネルだってタダじゃないから、
生産や設置にコストもかかりますし、
生産企業だって商売だから、
儲からないのに生産することはあり得ない。

政府の無責任な政策に振り回され、
どこかの企業が損をして、
どこかの企業が儲かる。

そして国民の税金が、
また新たな口実を持って投入される、
という図式に変化はないように感じます。


結局、選挙とか政局とかって、
自分たちの利権には必死になるんですが、
本当に国民のことをちょっとでも考えている
政治家が不在なのが一番問題なんですよね。

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