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記事
南無阿弥陀仏の2つの働き [2017/11/01 12:00]
親鸞聖人の主著の 「教行信証」というのは往相回向について、真実の教、行、信、証がある。 娑婆から極楽浄土へ行くにはどうすればいいのか、それには真実の教行信証がある。 極楽浄土から娑婆へ帰ってくるのは、いったらそうなるのだから。 どうやって極楽浄土へ往くのかが問題。 しかれば大悲の願船に乗じて、 光明の広海に浮かびぬれば、 至徳の風ぜ静かに、衆禍の波転ず。 すなわち無明の闇を破し、 速に無量光明土に至りて、 大般..
秘事法門とそれに類するものは人工信心の2つの特徴 [2017/10/30 12:00]
僧侶や坊主などの親鸞聖人の教えを 伝えなければならない人間の中にも迷信や邪教、異安心の者がいる。 特に秘事法門とそれに類するものは人工信心。 その特徴は、 ・聴聞しても獲信できない。 ・獲信にはコツがある。 ということを言うのが大きな特徴。 あせるとついついこんなことに引っかかってしまう。 一応聞くだけでも聞いてみようかなとなるでしょう。 だいたい聴聞しても獲信できない、と言うが..
阿弥陀仏に救われたら自覚はある? [2017/09/30 12:00]
親鸞聖人は阿弥陀仏の救いにあわれて、ああという驚きを 蓮如上人は、「あら、心得やすの安心や」といわれています。 昔から 「あら不思議心も六字身も六字浮世の空にかかる雲なし」 というお歌があります。 多生にもあいがたい弥陀の本願にあわせていただいたら ああ、あらという驚きがある。 はっきりするということです。 いつとはなしに救われるのではないということ。 いつとはなしに救われるのだということを納得させるために 昔からいわれているのが、米俵安心とか、風邪引き安心、 ..
お釈迦さまは韋提希をどのように信心決定へ導かれたか [2017/09/07 12:04]
観無量寿経で五体投地した韋提希に、 釈尊は、十方諸仏の浄土を見せられ、 どこに生まれたいかを尋ねます。 そして韋提希は阿弥陀仏の極楽浄土を選びます。 これを「安養を選ばしめたまいけり」とあります。 韋提希は、「どうかどうか、阿弥陀仏の極楽浄土に生まれとうございます。 仰せの通りにしますから」と言っています。 それを聞いて、阿難と目連は、ブツブツ言っています。 よくもまぁこんなこと言ってのけるな、と言っています。 お釈迦さまもそれに..
なぜ煩悩の燃え盛る者が仏教を聞けるのか [2017/09/06 12:00]
親鸞聖人が法然上人におあいしたのは29才の時、 それまで煩悩を絶つ修行をされていた。 法然上人から煩悩は苦悩の根元ではないということ、 弥陀の本願を教えていただき、救われた。 天台宗の比叡山には、どこにも弥陀の本願を正しく説く人はなかった。 真の知識にめぐり合うということがいかに大変なことであるか。 もし法然上人にお会いすることができなければ、流転を繰り返していた。 それを一念でたちきる、ものすごい強縁であった。 弘誓の強縁とはどういうお力か。 ..
仏教で苦悩の根元は煩悩ではない [2017/09/05 12:27]
親鸞聖人の時代は仏教といいましてもほとんどが聖道自力の仏教。 天台宗や弘法大師の真言宗などは煩悩をなくす修行する仏教です。 親鸞聖人も20年間煩悩を無くそう減らそう抑えようとされましたが、 半分ぐらいになりましたか!!一つも減りませんでした。 いや〜煩悩が減らないことが知らされただけでもよかった!そんな気持ちを もっていたでしょうか!違いますね! 「定水を凝すと雖も識浪頻に動き、心月を観ずと雖も妄雲猶覆う、 然るに一息追がざれば千載に長く往く、何ぞ不浮の交衆を〜」 (..
仏教の究極の目的 [2017/09/04 12:00]
教行信証総序のお言葉。 噫、弘誓の強縁は多生にもあいがたく真実の浄信は億劫にも獲がたし 親鸞聖人はそういうことを法然上人から聞かせていただいたぞそ言われている。 長い間、迷わせてきた苦悩の根源がぶち破られた。 生きているこの世で他力の信心がいただける。 人生の目的ではなくて多生の目的。 なんととてつもない喜びがおきることか。 人間によくぞうまれてきたものぞ、よく仏法がきけたものぞと、 教行信証は親鸞聖人の喜びからはじまる。 この親鸞聖人の教えをそっくり..
三心一心問答の解説 [2017/09/01 12:00]
阿弥陀仏という仏様は、 この世の全ての人を、信楽という、大安心大満足の 心に生まれ変わらせてみせる。 至心信楽欲生我国といいまして、 この世の全ての人達を、三つの心にしてみせる、 と誓われた。 本願の三心の願、と言ったりするのですね。 ところが、阿弥陀仏は、三心を誓われていますが、 これは、信楽に救うという意味で、合すれば信楽の一心なり。 天親菩薩によって明らかにされた。 三心一心問答というのがあります。 問う。如来の本願、すでに至心・信楽・欲生の誓..
阿弥陀仏の2つの救い [2017/08/31 18:00]
真に知んぬ。弥勒大士は、等覚の金剛心を窮むるが故に、 龍華三会の暁、当に無上覚位を極むべし。 念仏の衆生は、横超の金剛心を窮むるが故に、 臨終一念の夕、大般涅槃を超証す。(教行信証) 親鸞聖人は二つの金剛心を教えておられます。 はじめの金剛心は、自力の修行で尺取り虫のようにあがっていく。 三僧祇百大劫かかるといわれる。 41段目の初地にはある特徴がある。 ここまではせっかく悟りを開いてもちょっと気を緩めると崩れてしまう。 退転位という。 禅宗の..
雑修とは [2017/08/30 12:00]
雑修も自力の心。 本当は自力の心だけでも良いが、雑行雑修と分けられている。 雑修とは阿弥陀仏に向かって五正行を実践する。 五正行を実践して助かろうとする心。 五正行とは 読誦正行 観察正行 礼拝正行 称名正行 讃嘆供養正行。 行いは善ですからやらねば信仰は進みません。 この五正行はやらなければ信仰は進みませんが心がけが 悪いから雑修と嫌われ捨てよと言われる。 始めは法話会場でおつとめがあるときだけとか、..
雑行の本当の意味 [2017/08/29 11:29]
雑行には、五雑行といわれるものと諸善万行とがある。 雑行の本義は諸善万行。 親鸞聖人ならではのところ。 五雑行は既に七高僧が明らかにされた。 七高僧が明らかにできなかったのが 諸善万行、雑行の本義。 親鸞聖人の教えの独擅場。 親鸞聖人ならではのところ。 まず五雑行を形で実行できたもの、 阿弥陀仏一仏に向いた人に次ぎ問題になってくるのがこれ。 頭だけでも後生の一大事の解決は阿弥陀仏しかできないと知らされると 阿弥陀仏に向かう..
三信と三不信のちがい [2017/08/26 12:00]
今日親鸞聖人の明らかにされた 浄土真宗のおしえは、 阿弥陀仏の本願によって無明の闇が破れて 大安心大満足の決勝点があるという教えだが、 自分が体験したことがない、 仏教の学問もおろそかという本願寺の布教使は、 いつとはなしに、風邪をひいたように、米俵がどうと、 たとえを作り出して、教えている。 こういうものに対して、真実の信心は定まるものなんだと、 こういうふうに信心決定というが、 ちなみに信心決定というのは親鸞聖人の教え以外にはない。 ..
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