2021年03月02日
吉川の歴史!市内を流れる一級河川と川の恵みをうけ続けたまちの関係/吉川市
吉川市には江戸川、中川、大場川の3つの川が流れています。
地名の中に「川」が付いている通り吉川市と川は深い関わりがあり、古くから川の恵みを受けてきました。
今回は中川沿いの土手を散歩しながら吉川市と川の歴史について語っていこうと思います^^
新田開発と船運
江戸時代、幕府直轄の領地となったこの地域は代官所の支配を受けたことで新田開発が推し進められました。
その結果吉川周辺は地域でも有数の水田地帯となり、「早稲米」の産地として発達。
とれたお米を江戸に積みだすためにこの中川を利用する船運も栄えたというわけですね^^
なまずの里
前述の経緯のとおり稲作が盛んになった吉川では川の水を引き込んだ用水路や小川を各所に設けており、そうした水場を住みかとするナマズがたくさん生息していました^^
これがなまずの里として知れ渡ることとなった由縁です。
まちが都市化していくにつれて急激に数が減ってしまったものの、平成8年に農事組合法人吉川受託協会が ナマズの養殖に成功。
地下水で育てた良質の吉川産なまずは現在でも料亭の看板メニューとして市民に親しまれています^^
川からの恩恵でお米もナマズもとれる吉川市の河川・・・まさに吉を呼び込む川ですね!
まとめ
ひたすら土手を歩いていたら面白いデザインの橋がありました^^
新中川水管橋と書かれていたので水を運ぶ橋なのでしょうが、人や自転車も渡れるようになっていますね。
向こう側は越谷市です。橋が好きな人のために記事の下にマップも貼っておきます^^
新中川水管橋付近へのアクセス
・吉川駅から徒歩約8分。
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