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2020年06月06日

柔らかくてジューシー!本庄名物の児玉ナス/本庄市

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本庄市はハニワが有名だがナスも有名なんだ。

特に本庄市と合併する前の児玉町で盛んに作られていた児玉ナスは品質が良く、現在でも市の特産品として大いに宣伝されているぞ。

そんな児玉ナスの美味しさの秘訣、それはX字型支柱栽培のいち早く導入していたからなんだ。
X字型支柱栽培

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X字型支柱栽培とはナスの苗を育てる際に支柱をX字に組むことで側枝を支柱に固定して傷がつかないようにする栽培方法だ。

ナスは実が付くとその重みで枝に負担がかかってしまう。

風が強いときなどは支柱に枝を誘引しないとナスが傷ついてしまうんだ。

さらに支柱と側枝をX字に誘引することで苗の中心に日が当たりやすくなり、良質なナスが育つというわけだ。
ナスの健康状態は花でわかる

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ちなみにナスの健康状態は花を見ればわかるぞ。

花の中心に黄色い房のようなものがあるだろう。

あれがおしべで、中心部分には柱のようなめしべがある。

おしべはめしべを取り囲むように付いており、先端から花粉を落として中心のめしべに受粉させようとするんだ。

ナスの花が下を向いているのはこのためだな。

ナスの苗の草勢が良いときはめしべはおしべよりも長くなっており、受粉しやすい状態になっているんだが、肥料が足りなかったり日当たりが悪かったりして草勢が悪い状態だとめしべの柱はおしべより短くなり、受粉しにくい状態となってしまうんだ。

おしべの先端から花粉が出るのにそのおしべよりめしべが短かったらいくら花粉を落としても受粉できない・・・運よく受粉できたとしても健康状態が悪いので色のぼけたボケナスやカチカチの石ナスになってしまうんだ。

ナスを自分で育てる際に健康状態が知りたいときは花の中心にあるめしべに注目してみてくれ。

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児玉ナスの話に戻ろう。

さきほどの栽培方法で良い条件の下育ったナスはみずみずしくてとても美味しくなるんだ。

そんなナス作りのプロが育てた児玉ナスの味はもちろん天下一品!

ナスが旬の6月から10月にもなると本庄市にはたくさんの客が児玉ナスを買い求めに来るぞ。

毎年10月下旬に開催されている「児玉商工まつり」では児玉ナスをふんだんに使ったナスクレープ、ナスジャム、ナスマフィン、みそナスパンなどを食べることができる。

ナスが好きな者には最高の祭りだな^^
まとめ

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もちろん買った児玉ナスを家に持ち帰って自分で料理するのも良いだろう。

麻婆茄子などを作ればご飯を何倍でもおかわりできそうだな!

夏から秋にかけて本庄市に来る予定のある者はぜひ児玉ナスも見ていってくれ!


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