今日は「狭山茶」について紹介させていただきます^^
狭山茶は埼玉県西部や東京都西多摩地域を中心に生産されている日本茶で、静岡茶、宇治茶とならんで日本三大茶の一つに数えられている銘茶です。
埼玉県の狭山市、入間市、所沢市が主産地で、東京で生産されている狭山茶は「東京狭山茶」として区別されています^^
狭山茶の歴史
狭山茶の始まりは鎌倉時代からとされていて、江戸時代において狭山丘陵一帯に暮らす村々は河越藩領であったことから当時は「河越茶」と呼ばれていました。
その後武蔵野の新田開発により栽培はさらに普及し、産地も拡大。
「狭山茶ブランド」は瞬く間に広がっていきました^^
製法
狭山茶が江戸時代から変わらぬ美味しさを保ち続けているのは「狭山火入れ」という伝統的な焙煎方法を利用しているからです^^
お茶の仕上げ段階で熱を加えることで、味や香りを向上させ、さらには貯蔵性まで高めています。
この火入れを行うことで重厚な甘みや、香ばしい香りを得ることができているんですよ^^
希少性
狭山茶の生産地は寒冷地のため、温暖な地域に比べると生産量が少なくなってしまうんです。
そして生産地のほとんどが東京のベッドタウンとして人口が急増し、地元での需要が増えたため遠方に出荷する必要がなくなったことで、力強い味の狭山茶はほぼ地産地消で終わってしまうんです!
地域で栽培されている主要品種は「やぶきた」と「さやまかおり」ですが、本格的な狭山茶を飲むためには現地のお茶屋さんで直接購入したほうが間違いないですよ^^
茶摘み体験
狭山市では茶摘み体験を行えるお茶屋さんもあります^^
手作りお茶体験やお茶の葉を天ぷらにして試食できるところもあるので興味がある方はぜひ^^
まとめ
狭山市はまさにお茶大国ですね^^
現在はコロナで茶摘み体験はできませんが、ウイルスが終息したあとの旅のコースの1ページとして参考にしてください^^
アクセス
・狭山市駅から車で約11分。
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