西区はチューリップが有名なのはこの前話したよね？
でも大宮花の丘農林公苑では有名なチューリップ以外にもいろんな花を見ることができるの！
今回は春夏秋冬に分けて花の丘公園に咲く季節の花々を紹介するね！
春/チューリップ、サクラ、ポピー・ネモフィラ
春はチューリップを中心にいろんな花が咲いているの！
チューリップってオランダのイメージが強いけど原産地はトルコなんだよ！^^
「チューリップ」って名前は勘違いから生まれた名前なの。
あるときトルコに駐在してたオーストラリア出身の外交官のおじさんがチューリップを見てトルコの人に「これはなんて名前の花だ？」って尋ねたんだけど、トルコの人は花の形のことを聞かれたと勘違いして、ターバンに似ているという意味で「チューリパン」と答えてしまったの！
普通の人だったら話はこれで終わっちゃうんだけど、相手は外交官だから瞬く間に「チューリップ」という呼び名が広まっちゃったんだ・・・
夏/サルビア、ベコニア、マリーゴールド
夏は燃え立つような赤いサルビアを中心とした花々が咲いてるよ^^
サルビアはブラジル原産で亜熱帯に分布している植物だから暑さにはとっても強いの！
情熱の国で生まれたから花も炎みたいだよね！
秋/コスモス、ヒガンバナ
秋はコスモスがたくさん咲いてるよ！^^
コスモスって聞くと真っ先に花を思い浮かべるけど、宇宙をあらわすときも「コスモス」って言葉を使うの知ってた？
この二つの同じ言葉はギリシャ語の「kosmos」から来てて、どちらも「秩序」、「調和」、「美しい」という意味が込められているの^^
宇宙は統一された調和のとれたシステム、植物のコスモスは群生で咲いていることが多くて花びらの並びも含めて秩序がとれて綺麗だもんね！
原産地は意外にもメキシコなの^^
冬/ウメ、ロウバイ
冬は梅の花が綺麗だよ^^
ウメは中国原産の植物で、奈良時代までは花見と言えば梅だったんだよ！
ウメとサクラの人気が逆転したのは平安時代からで、それまでは中国からやってきた梅を見ながら歌を詠むのが流行ってたんだって！
まとめ
チューリップはトルコ、サルビアはブラジル、コスモスはメキシコ、梅は中国・・・・
日本原産が無いじゃない！！！
でも綺麗だったら別にどこの国だっていいよね^^
サクラの原産国について日本だとか韓国だとかネパールだとか色々論争が起きてるようだけど、大事なのは花を見て楽しむことでしょ？
そんな不毛な議論より、みんなで花を見ながら笑い合ってる時間の方がよっぽど大切なのにね^^
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