私の名は「南原 "クリストファー" 重隆（なんばら "くりすとふぁー" しげたか）」。
カナダ人と日本人のハーフだ。
普段はフォトグラファーの仕事をしながら生計を立てているが、今日は南区の特色を伝えてほしいとの依頼があったのでやってきたんだ。
南区（みなみく）ってどんなまち？
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南区はさいたま市を構成する１０区の一つで、高層マンションが立ち並ぶ都会的なまちだ。
そしてまちの憩いの場となっているのが「別所沼公園」。
ここは秋になると沼の周りに生い茂るメタセコイアが色づいてとても綺麗な景色になるんだ。
私の第二の故郷であるカナダの湖畔のような風景に近いものがある。
この名所が広く認知されれば南区は「カナディアンなまち」として有名になるかもしれないな。
別所沼公園
園内にある別所沼はもともと大地からの湧水が低地にたまって出来たと考えられている。
噴水で水質は綺麗に保たれており、沼にはテナガエビ、クチボソ、ヘラブナなどが生息しているぞ。
メタセコイア並木が水面に反射して美しいな。
私はこのベンチでよく小説を読んでいるよ。
時間を忘れて読みふけっていたら寒さで体温が奪われて風邪を引いてしまったんだ。
どうすればいい？
このメタセコイアは当初「化石」としてしか発見されていなかったので絶滅した種だと思われていたんだ。
しかし１９４６年に中国で現存していることが確認され、３年後には日本政府と皇室がメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国に植えられることとなった。
この植物は日本の気候によく合うからか、国内での生育が早いんだ。
今では日本各地で見かけるようになったが、紅葉するとやはり絵になるな。
まとめ
秋の別所沼公園を散歩していると本当にカナダの湖畔を歩いているような感覚に陥ることがある。
この公園は散歩だけでなくジョギングコースとして利用している区民も多いんだ。
日が暮れてもランナーが走っているから公園の治安も悪くない。
秋の散歩コースとしてぜひ利用してみてくれ。
アクセス
・中浦和駅から徒歩約４分。
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