2021年10月18日
名神大社・宗像大社の境外摂社【織幡神社】 福岡県宗像市
織幡神社(おりはたじんじゃ)
『宗像大菩薩御縁起』によれば、
神功皇后の三韓征伐に際し、宗像大社の神が捧げ持った
「御手長」と呼ばれる旗竿に武内宿禰が織った紅白2本の旗をつけ、
これを上げ下げして敵を翻弄し、
最後にその「御手長」を息御嶋(沖ノ島)に立てたと言われている。
そして武内大臣の垂迹の際、
その神霊は異賊の襲来する海路を守護するため海辺に鎮座し、
社名は武内大臣が旗を織ったことから「織旗(織幡)」とした。
壱岐の「天手長神社」は「御手長」に由来するとされる。
社伝によると、壹岐真根子臣の子孫がこれを祀り伝えているという。
宗像五社の1つ。
別称を「織幡宮(おりはたぐう)」
地元では「シキハン様」とも称される。
式内社(名神大社)
旧社格は県社。
現在は宗像大社の境外摂社。
主祭神
中座:武内大臣(武内宿禰)
西座:住吉大神(住吉三神)
東座:志賀大神(綿津見三神)
配祀
天照皇大神・宗像大神・香椎大神・八幡大神・壹岐真根子臣
ご利益
健康長寿、開運厄除、航海安全、水難守護、海上守護、
漁業繁栄、交通安全、所願成就、安産祈願、家内安全、
出世開運、武運長久など
鎮座地
福岡県宗像市鐘崎224
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