2019年10月15日
鍛冶集団の神【一ツ目神社(薄野神社)】 熊本県山鹿市の神社
社伝によると、継体天皇四年(510)十一月、
高天山の神主 若山連の後裔吉田氏が祀ったという。
熊本県内屈指の古社です。旧村社
御祭神:天目一箇命(あめのまひとつのみこと)
鍛冶集団の神。筑紫・伊勢の忌部の祖。
伝承によると、
蒲生の不動岩と彦岳権現が首引きをした時、
わが子の首引を案じていた母神の目に
首引きの大綱の端が当たり、一目を失われたので、
その母神を祀って一ツ目神社と称するようになった
という。。
一ツ目神社を有名にしたのは、
寛政のころ(十八世紀)伊勢松坂の
本居宣長の門に学び、肥後の国に初めて
国学を導入した社司 帆足長秋です。
彼が書写した古事記伝は高く評価され
県重要文化財に指定されています。
境内社
八坂神社(素盞嗚命)熊野座神社(伊弉冊命)
木幡神社(天忍穂耳命)稲荷神社(倉稲魂命)
天満宮(菅原道真)猿田彦大神石碑三基
鎮座地
熊本県山鹿市久原字薄野
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