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2018年11月29日

SONY VPL-VW500ESとPanasonic DMR-SCZ2060で4K UHD BDを視聴してみた

16/06/08(水)日本で最初の4K UHD BD が発売されて既に2年5カ月も経過した。Panasonic DMR-SCZ2060を購入したことでやっと私も自宅でUHD BDを視聴することが出来るようになった。

プレーヤーを持っていないのにアマゾンのセールで値引きされた時に『ブレードランナー ファイナル・カット(スチールブック仕様)』『シング』『君の名は。』の3作品を購入している。積んでいたディスクをやっと観ることが出来る。

『ブレードランナー ファイナル・カット』のBD(2,500円盤)とUHD BDを比較視聴すると一番大きく画質の差を感じたのは冒頭の”Warner Bros”のロゴで、本編は予想外に解像感の差は小さい。VW500ESのリアリティクリエーションの優秀さを実感する結果だ。「ダイナミックレンジ変換出力」されているのでUHD BDもスタンダードダイナミックレンジとなりこれではUHD BDの有難味を実感出来ない。

一方音声はBDがDolby TrueHD 5.1、UHD BDはDolby ATMOSなのでまったく別物となっている。空飛ぶ車の飛行音が前から後ろに通り抜けて感動した1985年発売のLD『ブレードランナー』から、33年後のUHD BDではちゃんと上空を通り過ぎる。低音も強化されており迫力が違う。画質より音質の差に驚かされる1枚だ。(^_^)

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『シング』のUHD BDを再生したところ「HDR対応4Kテレビと接続しろ」と言われた。こんな画面を用意しているソフトもあるのか!? CGアニメなので2Kと4Kの差は小さいと思っていたのに、比較視聴すると予想以上に質感が違い4Kの恩恵を感じられた。BDとUHD BD共にドルビーアトモスなので音質的に差は無い。

試しに「ホームシアター大商談会 2018 WINTER」で何度も観た『ダークナイト』の冒頭IMAX撮影シーンをBDで観た。UHD BDの画質に見慣れてしまうとBDでは眠い画に感じられてしまいショックを受けた。この作品もUHD BDで買い直す必要がありそうだ。(^_^;;

分かっていたこととは言えUHD BDを鑑賞するにはディスプレイがHDRに対応していないと心から楽しめない。VPL-VW255に買い替えて正解と分かり、日曜に届くのが楽しみだ。

2014年10月26日

Jurassic Park (3D+2D+Uv) [Blu-ray] [Import]版をDMR-BZT9600とVPL-VW500ESで観てみた

先日の音展2014で小原由夫氏がアトモスサラウンドBD「トランスフォーマー/ロストエイジ」発売は、DTS版LD「ジュラシック・パーク」発売に匹敵する程のインパクトがあると語った。

DTS版もあったと知り自分が持っているLD「ジュラシック・パーク」を引っ張り出してきた。1994/11/25購入のPILF-1927 税抜6,500円 ビスタサイズ二か国版でデジタル音声が英語(ステレオ)でDOLBY SURROUND STEREO収録となっている。THX-LD LD-G仕様だ。

声の出演にアラン・グラント:富山敬(1995/09/25没)とジョン・ハモンド:永井一郎(2014/01/27没)の名前があり感慨深い。レックス:坂本真綾は既に大ベテランだ。

LD発売から20年、噂に聞いていた3D版「ジュラシック・パーク」が観たくなって『Jurassic Park (3d+2d+Uv) [Blu-ray] [Import]』を購入した。パッケージ仕様は3D BDと2D BDの2枚組でULTRAVIOLETのコードが封入されている。

3D BDの音声は以下の4種類、字幕も英語、フランス語、スペイン語のみだ。
 1) 英語 DTS-HD Master Audio 7.1
 2) 英語 DTS-HD Master Audio 5.1
 3) 仏蘭西語 DTS Surround 2.0
 4) 西班牙語 DTS Surround 2.0

2D BDには上記以外にDTS Surround 5.1で日本語音声と字幕も収録されている。2枚ともDMR-BZT9600で無事再生出来た。

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久々に「ジュラシック・パーク」を観たが、CGとアニマトロニクスの恐竜の存在感は現在の映画と比較してもまったく古びていない。それどころか3D版となり一層リアルな姿を見せてくれてティラノサウルス・レックスやヴェロキラプトルが怖い怖い。雨に濡れた爬虫類の皮膚の質感等まるで生きているかのようだ。3D効果も高く『タイタニック』より3D化したメリットを実感出来る。これはお薦めだ。

1993年6月に放送されたNHK FMの青春アドベンチャーのラジオドラマ版をFMエアチェックし損ねて後悔したこと、公開時に新宿歌舞伎町の映画館で観てその音響に驚いたこと、DVD版を購入した時にLDのPCM音声と比較試聴して、やはりLDの方が音は良いと確認したのも良い思い出だ。(笑)


2014年07月16日

『アナと雪の女王』3D BDをDMR-BZT9600とソニーVPL-VW500ESの組み合せで鑑賞した

7/15(水)夜DMC-GM1Kと一緒に『アナと雪の女王 MovieNEXプラス3D【オンライン予約限定商品】[Blu-ray +DVD] 初回限定仕様 リバーシブル・ジャケット』が届いた。「HOME THEATER JAPAN 2014 SUMMER」のイベントで何度も見て期待が高まっているので早速パナソニックDMR-BZT9600とソニーVPL-VW500ESの初組合せで鑑賞することにした。

BZT9600の「HDMI出力」の「4K/60p出力」メニューで「オート2」と設定してBZT9600側で4Kアップコンバートし、「音声設定」の「ハイクラリティサウンド出力設定」メニューの動画再生時の出力設定は「音声出力」は”HDMIのみ”、「本体表示窓点灯」は”消灯する”として、最後にUSBパワーコンディショナーをリアパネルのUSB3.0端子に挿した。こうして4K/24pでの3D上映となった。

『アナと雪の女王』について余り情報収集はしておらず、知っていたのは「Let It Go」がヒットしていたことくらい。この状態で観た「アナ」は実に面白かった。さすがディズニーアニメは誰が観ても分かり易く、ハッピーエンドで締め括られるエンターテイメントの王道作品だ。

ディズニーアニメのキャラクター達は分かり易い性格設定なので、本作品ではウェーゼルトン公爵が悪役で、王子ハンスがヒーローと思って観て行くと…、そしてアナを救えるのは”真実の愛のキス”だけと氷運び屋のクリストフとトナカイのスヴェンが奮闘するが…とディズニーのお約束を逆手に取った話の展開にしてやられた!という驚きがあった。こんなシナリオを採用するとはディズニーも遊び心を入れる余裕があると感心してしまった。

雪だるまオラフのキャラクターは味のあるキャラクターでスヴェンとのコンビも最高だし、夏になったらどうなるのかと心配していたらさすがディズニーと言う解決策も用意しておりお見事としか言いようがない。

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画質に関しては氷の透明感と雪の白さが良く出ており色彩の美しさが素晴らしい。映画番長こと堀切日出晴氏が「子供が怖がらない様にディズニーでは本当の黒は使ってしません。エルサのドレスの上半身もレースにする等配慮しています」と話していたことを思い出した。

『雪の女王』を原案としたのは雪の舞うシーンと言った3D効果を出し易い演出狙いと思わせるシーンが何回もあった。雪と言った白い背景の場合クロストークが目立つのではないかと心配したが、その様な心配は不要だ。

アナが絵画の飾ってある部屋で踊るシーンは3Dのキャラクターと2Dの絵の共演という描き分けが難しいシーンだと思ったのだが、ここを見せ場にするとは余程3Dに自信があるのだろうと感心してしまった。接客用には冒頭の氷の張った湖にノコギリを刺すシーンが良さそうだ。(笑)

サラウンド効果は意外と大人しめ。もっとも雪ゴーレムが暴れ出すとサブウーファーが大活躍する。凍った船舶が崩壊するシーンも同様だ。

初回なので夢中で観ていたが、何回か繰り返して鑑賞することで色々な発見や見どころ聴きどころが発見出来そうな極上の1枚だ!


2014年06月01日

VPL-VW500ESでNHK 4K制作の「月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」を観てみた

6/1(日)関東地方は天候に恵まれ日中の気温は30度を超えて真夏日となった。夏とは違いまだ家や地面が熱を持っていないから意外と涼しく感じるものだ。AV視聴は窓とカーテンを閉め切り室温調整の必要のない春や秋が最適なのだがその時季は短すぎる。(涙)

夜になっても室温はまだ30度もあるが5/10(土)13:30〜14:30再放送BSプレミアム「月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」をVPL-VW500ESで観ることにした。さすがにこの室温でプロジェクターを使うとファンの音がうるさい。(苦笑)

番組内容は、グレートバリアリーフの生物の豊かさとその結びつきの紹介から始まり、サンゴの生態とグレートバリアリーフの誕生の歴史が語られた。月の重力が引き起こす大潮、小潮を利用して産卵する動物達。ウミガメの命がけの産卵を2日間掛けて追いかけ、貝やナマコの産卵の後サンゴの大産卵が行われて、終わった。

冒頭の空から観るグレートバリアリーフの雄大さ、抜ける様な青色と波の解像感は『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』を彷彿とさせる。砂浜の粒状感とウミガメが残した砂の跡の生々しさも4K撮影ならではで、画面に引き付けられる。

海中の色彩の豊かさ、サンゴの造形の精細感といった情報量の多さが映像にリアリティを与えてくれる。サンゴが微小な動物の集合体というのも良く分かる。だからこそウミガメの死体に喰らい付くサメを見るのはなかなか辛いものがある。(冷汗)

クライマックスのサンゴの大産卵は美しく幻想的な映像で、3Dで観たら実に面白そうだ。『塔の上のラプンツェル』のランタンのシーンを思い出してしまった。(笑)

海亀の背中にアクションカメラを付けて撮ったと思われる映像もあり楽しい60分間を満喫した。番組内のテロップでは前半が「最新の高精細カメラ」だったが、ナレーションは同じなのに後半では「4Kカメラ(ハイビジョンの4倍の解像度)」に変わっていたのはどういった意向だろう。

こうして見比べてみるとNHK総合「ダーウィンが来た!生きもの新伝説〜歩いて冬眠!? ホッキョクグマの秘策〜」は地デジの解像度とビットレートの低さだけではなく、白一色と言う単調な色調からも画質に不満を感じさせたようだ。

来週の『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』の「ブラジル三都 サルヴァドール・デ・バイア・リオデジャネイロ・ブラジリア」も楽しみだ。


2014年04月15日

VPL-VW500ESで『THE世界遺産』の「イグアス国立公園」を3Dと4Kの2本立てで観てみた

4/12(土)放送の『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』「”大いなる水”イグアス国立公園(アルゼンチン/ブラジル)」をしっかり録画出来たのでVPL-VW500ESで視聴した。良い機会なので『THE世界遺産3D GRAND TOUR』「イグアス国立公園(アルゼンチン/ブラジル)」との2本立てと洒落込んでみた。

放送順にまず『3D GT』を観た。河の水が滝壺に落ちる滝口の映像はなかなかの迫力で、あともう少し滝に近づいて撮影して欲しいところ。ジャングル内の動物たちを紹介するシーン、特にサルは3Dに最適な被写体だ。3D効果を考えて被写体に寄った明るい映像が多い作品となっていた。

最も水量が多いと言う”悪魔の喉笛”がどこなのか分かり難くかったので、上空からイグアスの全景を観てみたい。結局イグアスの滝は巨大過ぎて余り3D感が得られないことが分かった。(苦笑)

2本目の『4K PE』は4Kの解像度を活かすロングショットが多くヘリコプターでイグアスを上空から観ることが出来て『3D GT』の物足りなさが解消されて満足だ。『3D GT』と比べて朝から夕方までの各時間帯の滝の表情を見せてくれたのも『4K PE』の特徴だ。

”悪魔の喉笛”の最大落差80メートル以上というのだから身長40メートルのウルトラマンや身長50メートルの昭和ゴジラでも滝の水に打たれて修行することが可能だ。そんなシーンを想像すると面白い。(笑)

この2作品で同じ様なシーンは無かったが、イグアスに関する情報はほぼ同じ。差異は『3D GT』では満月の夜に見られる虹を紹介、『4K PE』ではマテ茶の説明があった位だ。

ただ今回は4Kの高画質という印象が薄い様に感じられた。常に水が流れていて解像感が落ちることや、濁った茶色い水にジャングルの濃い緑といった色彩が単調なことが影響しているのかもしれない。

また「ダーウィンが来た!生きもの新伝説〜歩いて冬眠!? ホッキョクグマの秘策〜」を観た時は、地デジの1440×1080画素数、最大ビットレート17Mbpsという制限から、BSデジタル放送(1920×1080画素数、最大ビットレート24Mbps)と比べて情報量が削られていると考えたが、自分の視力の衰えも心配した方が良さそうだ。(冷汗)

こうして「イグアス国立公園」2本立てを楽しんだが、最大の不満は音にある。放送基準のリミッターが入り非常に大人しい滝の音しか聞こえてこない。映像のスケール感との格差が大きく迫力がまったく伝わらない。空気の振動で窓ガラスが常に震えている映像だけでは面白くない。耳をつんざくような轟音を5.1chサラウンドで楽しんでみたいものだ。(笑)


2014年04月09日

VPL-VW500ESでNHK 4K制作の「ダーウィンが来た!」と「人体・ミクロの大冒険」を観てみた

3/31(月)のブログで取り上げたNHKの4K収録番組が先日放送された。通常のHD放送でも4Kマスターであればその高画質を味わえるだろうと期待して録画した2作品をVPL-VW500ESで観た。

1.14/04/06放送 19:30〜19:58 NHK総合「ダーウィンが来た!生きもの新伝説〜歩いて冬眠!? ホッキョクグマの秘策〜」

どう観ても普通のHD収録番組といった画質で4Kマスターらしい情報量が感じられない。地デジの1440×1080画素数に変換したことによるダメージが大きいのだろうか。4Kフォーマットと自然ドキュメンタリーの相性の良さを『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』で体感しているだけにガッカリの画質だ。関東地方は電車運行の関するテロップ攻撃を受けたが、それも悔しいとは感じなかった。(苦笑)

内容的には白い毛皮で上がった体温を下げる為雪と戯れる様子が可愛らしく地上最大の肉食獣に癒されてしまった。(笑)


2.14/03/29、3/30、4/5、4/6放送 NHK総合「人体・ミクロの大冒険 ようこそ! 細胞のミラクルワールドへ」全4回

プロローグの排卵から着床までの4K CG部分を観た。こちらは十分4Kらしい情報量を感じられる高画質。卵子が卵管を移動するシーンなどは2Dでも3Dの様な奥行感を味わえた。この番組は4Kで観ると一層楽しめそうだ。

「ホッキョクグマ」はBSの1920×1080画素で放送されたらどの程度画質が改善されるのか気になるところだが、地デジのレギュラー番組がBSで放送されることは余りないのでいつ確認出来るのか不明だ。

2014年01月26日

VPL-VW500ESで『ライフ・オブ・パイ』3Dを観て鯨の跳躍で床が揺れた!

HiViの「37人のBDファンが選ぶMy favorite Disc Best10 2013」やAV Reviewの「発表!ボクらが選ぶハイクオリティBD」で何人もが選んでいた『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。そのうち買おうと思っていたらアマゾンとHMVで『4枚組コレクターズ・エディション(特製ブックレット付) (初回生産限定)』が売り切れてしまい手に入れられなかった。ところが先日アマゾンに少量入荷したことに気付いて運良く購入することが出来た。

早速VW500ESの3D映像で届いたばかりの『ライフ・オブ・パイ』を観た。イベントでは嵐で貨物船が沈没するシーンやトビウオ襲来のシーンがお馴染みの作品だ。

英語音声は7.1ch DTS-HDマスター・オーディオ、日本語吹替は5.1ch DTSデジタル・サラウンドとなっている。これは3D/2D版とも同じ仕様だ。初回は画面に集中したいので吹替で観た。

貨物船沈没により少年パイがベンガルトラと一緒に救命ボートで227日間漂流するという話と知っていたが、冒頭30分ほどは幼いパイが宗教に夢中になる話が語られ正直退屈に思えてしまった。この時培われた宗教観がこの後の漂流時の各エピソードに繋がるのだが、無宗教の私には掴みが弱いシナリオ構成に思える。

漂流してからはパイがどうトラと折り合いをつけて生き残るのか興味が尽きず俄然面白くなるだけに、作家志望の男が大人になったパイの漂流話を聞きに来ると言う時系列通りの話の展開は凡庸だ。127分が長く感じる。

救出されたパイは最初保険会社の調査員にトラの話をするが、気に入ってもらえず救命ボートに乗り込んだ4人の生存者の顛末を語る。これを聞くとファンタジーに思えたトラとの漂流談が、実は生存者を動物に例えた過酷なサバイバル体験談と分かり、私の中でこの物語の解釈として腑に落ちた。

では死を覚悟したパイが漂着したミーアキャットの浮き島は何を意味しているのだろうか?絶望や死への誘惑だろうか。家族群で生活するミーアキャットを現代人と見ると、昼間は食料と水を与えながら夜は魚や動物を捕食する生きた浮き島は大都会を暗喩しているとも考えられる。なかなか面白い寓話だ。

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映像に関しては、夜光虫で光る海、雷鳴轟く嵐の空、凪いで海面が鏡となりまるで空に浮かぶ救命ボートに見える光景といった映像の美しさが満喫出来て制作陣の想像力の豊かさに感心する。冒頭の動物園のシーンも見どころで動物たちの毛並やフラミンゴの池の水のリアルさは、今にもスクリーンから水が零れてきそうだ。(笑)

3D効果では冒頭の動物園では鳥が飛び出してきて楽しいし、プールで泳ぐシーンの浮遊感は見ものだ。神の口の中に宇宙を見たと言う神話の絵本のシーンは『スター・トレック』並みの宇宙観が味わえる。漂流ということで海が舞台となり3Dとは相性抜群のシーンが多い。突然トラが飛び出してきたシーンには驚かされた。(笑)

圧縮DTS音声だが、嵐の沈没シーンでは低音で床が震えて迫力のあるサラウンドが楽しめる。クジラのジャンプシーンでは着水と同時に床が揺れた。ロスレス音声で観直すのが楽しみだ。(笑)

ストーリーに関しては好き嫌いに分かれそうだが、映像は美しく接客用ディスクとして4Kで見せたくなる。そんな1枚だ。(笑)


posted by バンブーヤン at 00:19| Comment(0) | VW500ES

2014年01月11日

VPL-VW500ESで『スター・トレック イントゥ・ダークネス』3Dを観た

12/15(日)のブログでもソニーVPL-VW500ESの3D映像は明るくクリアな上に、リアリティークリエーションによる4Kアプコンで情報量が増えて見える、と書いた。『塔の上のラプンツェル』でランタンのシーンの幻想的な美しさは夢の様だし、ラプンツェルの髪飾りの数や立体感がまるで別物だ。『アバター』でジャングル内を飛ぶ虫の数が増えて見えたのは三菱LVP-HC7800D以来の驚きだ。

『音楽3D宣言!~3D Music Video Selection Vol.00』に収録されている”MISIA feat. M2J+フランシス・ジョッキー「MAWARE MAWARE」”は黒のバックに白い動物のCGが躍ると言うコントラスト差が大きい映像の為X3で観ていてもクロストークが気になったものだ。今回VW500ESで観直すとクロストークが皆無とは言えないもののかなりすっきりとした映像が楽しめる。

VPL-VW90ESに対してDLA-X3の3D映像の美しさを体験して購入した時には初代3D対応機にしては完成度が高いと感心したものだが、VW500ESの画を観たらこの3年間の技術の進歩に感心させられる。

この3D映像で先日届いた『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を観た。イベントでは冒頭の惑星原住民から逃げるシーンやエンディングの恒星、惑星のシーンがお馴染みの作品だ。

英語音声は7.1chドルビーTrueHD、日本語吹替は5.1chドルビーサラウンドとなっている。これは3D/2D版とも同じ仕様で、どうせなら3D版は日本語吹替7.1chドルビーTrueHDにしてくれれば良いのにと思ってしまう。今回は画面に集中したいので吹替を観た。

私自身はトレッキーではなく前作『スター・トレック(2009年)』を観ていないがこの劇場版シリーズがTV版の前日談になっていることは知っている。TV版の基本的な知識はあるのでU.S.S.エンタープライズ号のクルーの若い頃のキャストが実に似ていて違和感がないことに驚いてしまった。カーク船長の未熟さや血気盛んな所は初々しくて微笑ましく思えてしまう。(笑)

今回の敵はカーン。『スター・トレックII カーンの逆襲(1982年)』で登場した超人類だ。この映画は友達とロードショーで観たが、面白かったという記憶はなく話もすっかり忘れてしまった。TV版で登場した宿敵という話だったが、そんなカリスマ性も無く単なる悪党だったような気がする。(苦笑)

ところが本作品のカーンの優秀さは際立っており悪の魅力に満ちている。この後に何度もカークの前に立ち塞がる宿敵になるのも納得してしまう。スケール感も大きく実に面白く132分があっという間だった。

3D映像に関しては原住民の矢が飛んでくる来ることや火山の爆発が見どころだが、それ以降は自然にドラマを見せる3D効果だ。宇宙や巨大なドックと言ったSF設定は3Dと相性が良いと思う内容だ。

火山の爆発や宇宙船の墜落といったサラウンドデモに効果的なシーンもあり接客用ディスクとしてこれから活躍してくれそうだ。(笑)


posted by バンブーヤン at 23:47| VW500ES

2014年01月08日

AV Phileでない一般の人にVPL-VW500ESの映像を観てもらった

この正月甥っ子達が遊びに来るかと思って『パシフィック・リム』を買って待っていた。13/08/05(月)のブログで登場した『スターウォーズ』好きの兄弟だ。1年前はウルトラマン好きだったのだから興味があるだろうと誘ったのだが映画自体に興味がないらしく観に来なかった。一方で祖父に連れられてトイザらスに行って新しいレゴのカタログをもらってきたとのこと。買わない(買えない?)のにじっくりとカタログを見ているのが彼らのブームらしい。その点はAV Phile に通じるところだ。(笑)

そんな先週末ふらりと彼らの祖父こと、私の父が遊びに来た。折角だからとVPL-VW500ESの映像を観てもらった。まずは高画質である理由の説明が省ける『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』の「イエローストーン国立公園(アメリカ合衆国)」を冒頭から観てもらう。

 父「そういえば以前テレビは”スリーディー”とか言っていたと思っていたら最近は”フォーディー”とか何とか言っているな」
 私「ああ”4K”ね」

一応4K TVが発売されていることは知っていた。(笑)
見慣れた日本の風景の方がリアリティを実感するだろうと『4Kマスターブルーレイディスクサンプラー 珠玉の自然映像集』を再生してみた。

 父「これにはナレーションとかどこの風景とかのテロップは入らないのかね?」
 私「高画質を実感してもらうためのサンプラーだからね。ハイビジョンプロジェクターと比較出来ればもっと良く分かると思うけど」
 父「これだけ大きなスクリーンで観ても精細感があるから高画質と分かるが、美しいだけではその内飽きてくる。”日本の空撮”の地名が分かれば面白いのに」

4Kマスターと言うだけで飽きずに観ていられるAV Phileと一般人ではサンプラーに対する概念が異なるようだ。(笑)
もっと雄大な風景が見たいとの要望に応えて『THE世界遺産4K』の「カナディアン・ロッキー山脈自然公園(カナダ)」を見てもらう。

 父「もうこんな番組が放送されているとは知らなかった。これはいいね」

と満足してもらえたようだ。最後にオーケストラの演奏を観たいとのリクエストで『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「4. 断頭台への行進」を観てもらう。

 父「これを先に観たかった。小澤さん少し若いね」

2007年9月収録だから6年以上前の元気な頃の姿だ。5.0サラウンド・リニアPCM(96kHz/24bit)と音の良いBDソフトだが映像が美しくなるとより音が栄えるようだ。これは後でじっくり観直したくなった。1人だけのサンプルだが4Kプロジェクターの画質の良さは理解してもらえたようだ。


posted by バンブーヤン at 00:05| VW500ES

2014年01月07日

VPL-VW500ESの設定メニューと確定ボタンの動きが「もう訳が分からないよ!」

1/3(金)のブログで「3D」メニューだけ確定ボタンと右矢印ボタンを使い分ける必要があると書いた。この後色々と「画質設定」を触っていたら実はそんな単純な話ではないことに気付いた。

まずリモコンのMENUボタンから入った場合のメニューとリモコンの個々の設定ボタンを押して表示されるメニューが異なる場合があると分かった。(ソフトウェアバージョン1.005で確認)

例えば「3D」ボタンは「機能設定/3D設定 ▶/2D-3D表示選択 オート」メニューを表示するが、これはMENUボタンで選択して行った場合と同じなのでショートカットボタンと言う意味付けだ。

ところが「ADVANCED IRIS」ボタンは「画質設定/シネマブラックプロ ▶/アドバンスドアイリス ▶/ダイナミックコントロール」のメニューを表示する訳ではなく、「フル/リミテッド/切」のトリガーボタンとして動く。こちらの方が便利と言えば便利だがボタン機能の統一性が無い。

また「ダイナミックコントロール」というメニュー表記だが、確定ボタンを押すと以下の選択メニューが表示される。

 フル
 リミテッド
 切

であれば「ダイナミックコントロール ▶」という表記にすべきだろう。

「REALITY CREATION」ボタンは「画質設定/リアリティークリエーション 入」メニューを表示するショートカットボタンだ。

 入 ▶
 切

ここで「入 ▶」を選択して確定ボタンを押すと上位メニューである「リアリティークリエーション 入」に戻る。では右矢印ボタンを押してみると以下のメニューが表示される。

 精細度   ▶
 ノイズ処理 ▶
 入/切比較  ▶


たった3つの機能メニューの話ではあるが、確定ボタンが以下の3つの動作に切り替わる。
 1)下位メニューの機能を選択確定する。(「3D ▶」メニューの場合)
 2)上位メニューに戻る。(「リアリティークリエーション 入 ▶」メニューの場合)
 3)下位メニューを表示する。(「ダイナミックコントロール」メニューの場合)

取扱説明書P23には“右矢印ボタンまたは確定ボタンを押す”と書いてあるのだから正しい動きは 3)の筈だ。

機能が単純だから「あれ?」とは思うが問題なく設定は出来てしまう。ところが疑問に思って調べて見るとこの仕様の不統一さは気持ち悪い位だ。

ソフトウェアデザイナーが仕様を書き、プログラマーが実装して、テスティングが動作確認するといった工程を経ているとは思えない。DENON DVD-A1XVのメニューほど酷くはないのが救いだが、使っていて楽しくなる”The Apple Experience”にはまだ遠い。「頑張れ、ソニー!」だ。


posted by バンブーヤン at 00:08| VW500ES
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