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2024年04月23日

CP+2024のニコン、パナソニック、OMDSブースにてカメラボディ4機種で実写したデータを確認して見た

CP+2024が24/02/22(木)から25(日)まで4日間開催された。このイベントでニコン、パナソニック、OMDSの最新カメラとレンズを使い撮影する機会があり実写データをお土産にもらってきた。

他メーカーのハンズオンコーナーでは予めレンズが取り付けられておりリクエストしないと興味あるレンズを使えない場合が多かったがニコンは先に 1) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、2) NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、3) NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、4) NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、5) NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの5本から選びそのレンズで撮影することが出来た。

撮影ブースは光に満ちており女性と男性モデルが色々な小道具が置いてあるリビングを模したスタジオでくつろぐ様子を撮影するものだった。窓にはカーテンやブラインドがあり外には植木も置いてある。前ボケ後ろボケと光の明暗も確認出来るから実にカメラマンのニーズを理解しているスタジオだ。

前日に他のコーナーでZ8の操作性を確認していたので迷わず撮影に集中出来た。絞り優先モードで撮影したがシャッタースピードが1/1000秒より速くISO感度が640より高めになるのが興味深い。高解像度モデルだから手ブレ防止を優先するようだ。瞳AFの検出は早く精度も高いのでα7 IVより優れていると感じた。

【Nikon Z8+NIKKOR Z 85mm f/1.2 S】はF1.2で撮影したがピントの合った部分の解像感は「FE 50mm F1.2 GM」の方が高いと思うがボケの滑らかさは「Z 85mm f/1.2 S」が上回る。さすが85mmはふわりと柔らかいボケのある魅力的なポートレートが撮れると納得させられるレンズだ。

【Nikon Z8+NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena】はF1.8で撮影したのでF1.2より解像感が高く感じる。135mmと望遠となったからモデルの肌の調子がしっかり写る恐ろしい描写力だ。玉ボケも美しくこのスタジオでは135mmが丁度良い画角と感じる。

Z8を使うと大きく重いと感じるが、それでも浮気したくなるからソニーは早く対抗モデルを発表して欲しいものだ。

次にパナソニックブースへ行き試写してみた。被写体として巨大で色彩豊かな造花がハンズオンコーナーに設けられていた。造花だから細かな解像感を見られないのが残念だ。

【Panasonic S5II+LUMIX S 50mm F1.8】は50mm、F1.8で撮影した。フルサイズセンサーのカメラとして十分な描写力を持つセンサーとレンズなのでコスパは高いと思う。

【Panasonic G9 ProII+LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S.】は換算70mm、F2.8で撮影した。マイクロフォーサーズセンサーでも2521万画素あるので解像感は高い。センサーサイズを考えると頑張っている画質と思えるが、S5IIの余裕のある画を見てしまうと物理的なセンサーの画質差は埋められないと感じる。またS5IIに比べ露出が暗めになったのは何故だろう?

同じマイクロフォーサーズマウントのOMデジタルソリューションズにも行った。

【OM SYSTEM OM-1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO】は換算600mm、F4.0で撮影した。離れたブースの壁にある造樹木に鳥の剥製がとまっているのでAF精度と超望遠レンズの使い勝手を確認出来た。ISO-4000でもノイズが少なく解像感のある写真が撮れることに感心した。

OMDSのブース作りはマイクロフォーサーズに最適な被写体を推す巧い作りだと思った。ただ一度フルサイズセンサーの画質を知ってしまうと画質的にマイクロフォーサーズには魅力を感じなくなってしまうのは残念だ。

画質の為ならトレーニングを頑張って3kgのカメラを1日中振り回せる体力を付けるしかないと思うハンズオン結果だ。(^_^;;
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バンブーヤン
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