『トップガン マーヴェリック』は2022年5月公開の大ヒット洋画でAV機器の視聴会でも頻繁に再生されるDOLBY ATOMOS(TM)効果抜群の作品だ。
参考:「トップガン マーヴェリック」が興収132億円超え 若者にもヒット
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00732/00005/
そのうちUHD-BDを購入しようと思いつつ後回しにしていたらAmazonで「トップガン&トップガン マーヴェリック 4K Ultra HD+ブルーレイ セット (4枚組)」が56% OFFとなっていたので2024年3月にやっと購入した。
1986年公開の『トップガン』のDVDは「地球を救え!HERO5キャンペーン」景品として持っていたがBDは初購入なのでお得感がある。
『トップガン』DVDの5.1chサラウンドのロッシー音声からUHD-BDはロスレスになって情報量と迫力が増しているしアトモスサラウンドにアップグレードされているのが魅力的だ。
DVDからUHD-BDになったとは言えフィルム撮影だった『トップガン』はIMAXカメラで撮影された『トップガン マーヴェリック』の高画質でクリアな映像には及ばないのが残念だ。HDR化により冒頭空母のシーンが暗めになってしまいBDの方が見易いのも皮肉な話だ。35年間の撮影と音声機器の進歩を実感するには最適な映画2本となっている。
当然ながら『トップガン』のアトモス効果も『マーヴェリック』に及ばない。オブジェクト数が足りず没入感不足だ。この点も当初からアトモスを想定して豊富な効果音に包まれる『マーヴェリック』は迫力満点だ。
参考:次期戦闘機の開発について
https://www.mod.go.jp/j/policy/defense/nextfighter/index.html
3/26(火)のWBSを見ていたら「英伊と共同開発の次期戦闘機、第三国への輸出許可を閣議決定」のニュースを解説しており戦闘機の世代説明があった。
『トップガン』のF-14 トムキャットは第3世代戦闘機でレーダーによる誘導ミサイルを使用した目視範囲外戦闘が主流だったとのこと。その割には映画では目視でガトリング機関砲を撃ちまくっていたような…。
2010年代の『マーヴェリック』のF/A-18E/F スーパーホーネットはレーダーと通信ネットワーク性能が向上した第4世代戦闘機になっている。そして2035年以降に配備されるであろう第6世代機は無人機と連動した高度ネットワーク戦闘を行うことを目標としているらしい。
参考:トップガン・マーヴェリックに登場する戦闘機
https://milirepo.sabatech.jp/fighter-in-top-gun-maverick/
ここまでセンサーや通信ネットワークに依存した戦闘機が主流になったら、対抗策として"ミノフスキー粒子"の散布が行われ、目視による戦闘が主流の第1世代に逆戻りするかもしれない。(^_^;;
ちなみにAI Chat 3種類に「"ミノフスキー粒子"の性質を教えて」と尋ねたところいずれもWikipediaがソースらしく素粒子物理学として真面目に答え、ガンダムネタとツッコミを入れてくれる者はいなかった。
最後にこのブログを書くにあたって久しぶりに『トップガン』のDVDをOPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDとPanasonic DMR-ZR1で再生してSONY VPL-VW255に映して見たら1080 60P信号にアプコンされているがプロジェクター側では4Kアプコンされず4分の1サイズで映される。無理に4Kにしても粗が見えるだけだしDVDをプロジェクターで視聴することはないだろうから問題はないが、時間がある時にその原因を調べてみよう。