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2020年02月02日

20/02/01(土)の「TOKYO AUDIO BASE 2020」で公演4ルームを梯子してきた

20/01/31(金)から02/01(土)まで「東京オーディオベース2020」が秋葉原のホテルマイステイズ御茶ノ水で開催されていたので最終日02/01(土)に参加してきた。

02/01(土)2:07に発生した茨城県南部で発生した最大震度4(M5.3)の緊急地震速報が原因ですっかり寝坊してしまい、10時開始から2時間強遅刻して会場に着いたのは12時過ぎだった。

外国人観光客の多い秋葉原に行くので新型コロナウイルス対策としてマスクをしていったが、運営からもお願いが出ていた。

参考:【重要】TOKYO AUDIO BASEへご来場の客様へのお願い
 http://audiobase.jp/article.php?fid=0028 


会場はホテルの会議室フロア3階の6部屋を使い2FのROOM Cでは受付とCD、レコード、オーディオ関連書籍の販売が行われていた。

20/02/01(土)12:00〜12:50 会議室3 光城精工 小原由夫先生講演
 安定化クリーン電源 Aray MKII(税別38.5万円)とAray6 MKII(税別29万円)を比較試聴した。残念ながら私の耳では9万円の差を聞き分けられなかった。(^_^;;

20/02/01(土)13:00〜13:50 会議室6 ネットワークジャパン 小原由夫先生講演
 “QUADRAL AURUM ORKAN9の魅力を探る”では価格90万円(税抜・ペア)のスピーカーを試聴した。シリーズ共通のユニットを採用し下位モデルのコストパフォーマンスの良さが際立つ構成となっている。リボンツイーターによる高域の伸びやかさが魅力的だ。

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20/02/01(土)14:00〜14:50 会議室3 DYNAUDIO JAPAN 和田博巳先生講演
 16年ぶりのフルモデルチェンジした新Confidenceシリーズを試聴した。特殊合成樹脂製のフロントパネルが特徴的で軽量化と合成を兼ね備えウェーブガイド機能も持たせている。ブックシェルフ型のConfidence20はスタンド付とは言えペア税別140万円という価格設定はなかなか強気だ。

20/02/01(土)15:00〜15:50 会議室7 カジハララボ/サエク合同 小原由夫先生講演
 トーンアームWE-4700で各社のカートリッジを試聴した。小原由先生はSACD試聴ディスクも持って来たのにSACDプレーヤーが置いてあるのは1部屋だけと残念がっていた。

「会議室4 テクニカルブレーン」ではたこ足配線状態の電源の再生音からCDプレーヤーを別電源に、アンプを別電源にと変更して行きながら比較試聴していた。音の厚み、音域の伸びが大きく変わり電源の大切さが大変良く分かる貴重なイベントだった。これを聴いたらクリーン電源装置が欲しくなる。(^_^)

ROOM Vでは「カレッジ対抗手作りスピーカー対決」が行われていたので16時半頃覗いたが、試聴会は終了していてすっかり大学の研究室のオフ状態になっていた。自作スピーカーの説明文も若者らしい自意識過剰さが出ていて文化祭的なノリが懐かしい。2Fの休憩コーナーでは大学生たちがバイト先の社長が仮装売買で逮捕されたといった雑談を大声で話しているのが聞こえてきてキャンパス気分のまま外に出てきていることが分かった。(^_^;;

休憩後にCD物販を覗いたらStereo Sound社から発売されているORIGINAL SELECTION「Vol.3 安全地帯」「Vol.4 谷村新司」「Dialogue Miki Imai Sings Youming Classics」があったので購入して帰った。

2019年05月21日

日本のオーディオ市場は20年後には8割縮小する?オンキヨーの「ホームAV事業の譲渡」はその対策か!?

19/05/15(水)オンキヨー株式会社が「ホームAV事業の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ」を発表した。オンキヨーとパイオニアのホームAV事業を米Sound Unitedへ譲渡するというものだ。2015年3月にパイオニアのホームAV事業を統合して競争力を強化しただけに私にとっては驚くに十分なニュースだった。

参考:ホームAV事業の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ
 https://www.jp.onkyo.com/ir/ir_pdf/20190515_JQIR_joto.pdf 


19/05/19(日)『アナログオーディオフェア2019』のDENONイベントでも説明員がこのニュースに軽く触れた。ゲストとして日本コロムビア株式会社の社員が迎えられレコード制作に関する話をしたのだが、その時2001年に分社化されるまで2社は1つの会社だったという説明があった。まるで18年前を思い出して話しているようだった。

「藤田恵美ライヴ&トークショー」にはアナログオーディオファンが100名以上集まったが、その年齢層は60歳から50歳台が8割を占めており、70歳は1割未満、40歳以下は1割強という構成だった。この会場が日本のオーディオ市場の縮図だとしたら10年後には約4割の消費者が消えるということだ。20年後には市場規模は現状の2割強という可能性も考えられる。

これを見たらオーディオメーカーの経営陣は生き残りを掛けて事業の再構築を進めなければならないと思う訳だ。今回のオンキヨーの決定も日本の少子高齢化を見据えた結果なのだろう。

譲渡後のオンキヨー製品はモバイル音響機器と音響技術のOEMに特化するとのこと。若者達の消費行動を見るとモバイルオーディオとネット配信視聴に関連する音響機器市場はまだ大きくなるだろう。しかし市場規模は大きくなるわけでもなく既に競合メーカーも多い。厳しい舵取りが続きそうだ。

本当にオーディオはニッチ産業になってしまうのだなあと思い知らされるニュースだった。

2019年05月20日

【速報版】19/05/19(日)も『アナログオーディオフェア2019』で5つのデモを試聴してきた


19/05/19(日)も「『アナログオーディオフェア2019』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催なので早めに家を出たが会館前に到着したのは10時過ぎだった。

今夜も速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

19/05/19(日)10:30〜11:30 406ヤマハミュージックジャパン:「ターンテーブルGT-5000を聴く」
 昨年末の発売予定から1年遅れてやっと今年の11月に発売になる。価格は税別60万円でダストカバーはオプションとなる。フラグシップHiFi5000シリーズでは頑固な設計者達が各コンポーネントの性能を最大限に発揮出来る様協力したのがトピックだと語っていた。

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19/05/19(日)12:00〜13:00 502テクニクス:「SL-1000Rを聴く」三浦孝仁氏
 三浦氏はSP-10Rの導入を計画しており友人にキャビネットの製作を依頼したら重量80キロ幅60センチと言う大きな試作機が来たので再設計中との話を披露した。

19/05/19(日)13:30〜15:00 504:オーロラサウンド「ギターミュージックを聴く」田中伊佐資氏
 レコードコレクターの田中氏がブルースギタリストでもあるオーディオメーカー社長が好みそうなギターミュージックのアナログレコードを掛けまくりフォノイコライザーVIDA primaを手に入れようとする試聴会が行われていた。

田中氏はMMカートリッジの音が好みと話し、昨今MCカートリッジしか新製品が出ないのは交換針の金型を用意する必要が無いといった製造上の都合もあるからと語っていた。

19/05/19(日)15:05〜15:50 503デノン:「DP-1300MKIIを聴く」
 新製品DP-400の試聴ののちロングセラーDP-1300MKIIでアナログディスクを試聴した。ユーザーから上位モデルの発売要望を受けているが現在のデノンの開発陣にアナログプレーヤーを設計出来る人材がおらず、最近の入門モデルは定年退職したベテラン社員に嘱託として設計してもらっている、といったオーディオメーカーの厳しい内情を聞くことが出来た。

19/05/19(日)16:00〜17:30 302イベント:「藤田恵美ライヴ&トークショー」MC林正儀
 前半ギター演奏による『カモミール・カラーズ』収録楽曲のライヴがあり、後半トークショーが行われた。待機列は階段1階まで続き会場には100名以上が集まった。

藤田さんからの質問で挙手して1950年代、1960年代生まれが8割近くを占め、1970年代が1割、1940年代と1980年代生まれがそれぞれ5〜6名ほどいた。さすがに1930年代は0名だった。オーディオブームを体験してきたマニアの同窓会と言えるようなイベントだった。

アルバムの楽曲はアナログ2インチ24トラック磁気テープで録音し、DAコンバートしミックスダウンを行ったとのこと。用意したテープの接着剤が劣化していて使えず、代替品を探すのに苦労したとか、8年前に比べアナログ録音出来るスタジオやエンジニアがいなくなっており次回作の収録がどうなるか心配と言った話が聞けた。

昨今のアナログブームでメーカーは磁気テープの再生産を行ってくれるのではないかと話していたが、材料となる高品質な磁性体もないらしいから難しいのではないだろうか?

他には「101アスカ」のマグネシウム製アナログレコードアクセサリーや「506住宅環境設備」の楽器をスピーカーに変えるアダプターといった興味深い製品も出品されていた。

2019年05月19日

【速報版】19/05/18(土)の『アナログオーディオフェア2019』で6つのデモを試聴してきた

19/05/18(土)は『アナログオーディオフェア2019』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催なのでのんびり家を出たが11:40には会館前に到着した。

既に入場待機列が出来ていたが、ただ並んでいても暇なので損保会館、神田郵便局、淡路坂の3ポータルが青かったので破壊してコントロールフィールド(CF)を作りXMとアイテムの補給が出来る様にしていたら11:50過ぎに開場となった。

今夜は速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

19/05/18 (土)12:00〜13:00 501オヤイデ:「レコードスタビライザーの効果を聴く」
 レコードスタビライザーSTB-HWXの効果を比較試聴した。真鍮クロームメッキウエイトを乗せると低音が締まるが少し高音域が押えられる感じがした。カーボンFRPウエイトに交換すると高音域が伸びやかになりバランス的に私の好みとなった。

仮想アース3モデルを比較試聴したが、繋げると音が整い綺麗になるが大人しくなり過ぎて私の好みには合わないなようだ。それにしても試聴曲が「ホテルカリフォルニア(ライヴ)」1曲のみだと流石に聴き飽きると同時に、確かにオーディオ用途に便利な好録音だと再認識した。

19/05/18 (土)13:00〜14:00 502テクニクス:「SL-1500Cを聴く」潮晴男氏
 SL-1500Cのコストダウンはマレーシア生産、ピッチコントロールとストロボパターンのドットを無くし実現した。一方でオートリフトアップ機能、フォノイコライザー内蔵と入門機として買ってすぐにレコードを聴くことが出来るワンパッケージ化を考慮しているとのこと。

潮先生は外部フォノイコライザーを使いグレードアップ出来る基本性能の高い伸びしろのあるモデルと紹介していた。

19/05/18 (土)15:00〜16:00 408エイ・アンド・エム/マイソニックラボ:「AIR TIGHT製品を聴く」小原由夫氏
 小原氏と担当者の掛け合いが楽しい試聴会だった。

19/05/18 (土)17:00〜18:00 405トライオード:「CocktailAudio X45Proを聴く」小原由夫氏・土方久明氏
 X45Proを使いアナログレコードをダビングし、デジタルファイル化した後デジタルポータブルプレーヤーで聴くところまでデモを行っていた。SACDが再生出来ないこと以外何でも出来るとの説明に、社長から「radiko(ラジコ)を聴くにはプレミアム会員に登録が必要です」との補足があった。フリーで聴けないのは何の理由があるからなのだろうか?

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19/05/18 (土)18:00〜18:30 505サエクコマース:「トーンアームWE-4700を聴く」
 40年以上前の名機WE407/23を現在の精密加工技術でリファインしたトーンアームWE-4700を作るにあたり設計図が残っていなかったので現物を分解して調べ上げたとのこと。説明しながら「高価なので今すぐ購入して下さいと言えないが…」と言っていたのでカタログを見たら税抜119万円と書いてありビックリした。

アナログプレーヤーはオプションの交換用アームベースにWE407/23用があるラックスマンPD-171A(税抜49.5万円)がお薦め。テクニクスSL-1000R用外付けアームベースは開発予定なので今しばらくお待ち下さいとのことだ。

19/05/18 (土)18:30〜19:00 505ゾノトーン:「6N/8Nリードワイヤーを聴く」
 そのトーンアームWE-4700にヘッドシェルZ/SHELL 10を付け、6Nリードワイヤー6NLW-Gransterと8Nの8NLW-8000Prestageを比較試聴した。8Nの方が音の情報量が多く、音が太くなった気がした。

材料の超高純度8N銅は会長が購入した現物のみで既に在庫が無くなりつつあり後継モデルをどうするか検討中なので購入するなら今のうちとの話だった。

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。

2018年06月23日

カクテルオーディオX50Dでインターネットラジオは録音出来る?DAC非搭載は不便かも…

昨夜カクテルオーディオX45、X45 Pro、X50Dの仕様を比較検討した結果、X50Dが良いのではないかと考えた。

今夜再確認にと18/06/10(日)『アナログオーディオフェア2018』405トライオードのイベントのメモも見直して大切なことを思い出した。

デモでは山崎順一社長からCocktail Audioはインターネットラジオにも対応しておりそのまま録音も可能との説明があった。タイマー機能はなく現状では留守録音が出来ない。設定した時間に電源を入れることは可能なので韓国・NOVATRON社には留守録に対応してくれるよう要望を出していると話していた。

デモ終了後、社員の方に質問したところ、多分無料版のradiko.jpに対応しておりプロテクトが掛かっていなければ録音出来るとの答えが返って来た。

X50DのカタログにはInternet Radioに対応と記載されているがDACが無いので録音出来ない可能性が高い。勿論Analog Inputが無いのでアナログレコードをそのままハイレゾ音源化することも出来ない。インターネットラジオを録音出来ないのでは魅力半減なのでX45、X45 Proいずれかを選ぶしかない。

もう1つバックアップ方法について質問した。X50DはTwo Storage Decks内蔵なのでRAID 1のミラーリングを構成できる。X45、X45 Proは外部USB HDDへバックップする機能があるとの話だった。購入時は記録媒体と同容量の外付けUSB HDDも忘れず購入することにしよう。

X45 Proが気になるが、Cocktail AudioがLINNの様にアルミシャーシをそのまま活かしてハードウェアアップデートするか不明だし、OPPOの様にファームウェアアップデートで息の長い製品サポートをするかも分からない。そう考えると80万円はかなりの人柱金額だ。まずはX45(税抜38万円)でこのブランドのサポート方針を確認した方が良さそうだ。

アバックでも取り扱っている様なので「ホームシアター大商談会 2018 SUMMER」で色々と話を聞いて来よう。

2018年06月22日

カクテルオーディオX45、X45 Pro、X50Dの仕様を比較検討してみた

18/06/10(日)『アナログオーディオフェア2018』のトライオードブースでカクテルオーディオX45とX45 Proを試聴し「マルチメディアプレーヤー」としてその多機能さと使い勝手の良さに感心した。勿論音質も良く久々に購入意欲がわくAV機器に巡り合った。

Cocktail Audio X45(税抜38万円)とX45 Pro(税抜80万円)の2機種が紹介されたが、機能的には同等で音質的にもX45で十分満足出来るものだ。

X45はES9018K2M搭載でPCM 384kHz、DSD 11.2MHzまでの対応となるが、X45 Proは最新D/AコンバーターESS SABRE PRO ES9038PRO搭載でPCM 768kHz、DSD 512MHzに対応する。このDACの性能差に2.1倍の価格価値を見出せるかが機種選定の鍵となる。

2モデルのデモを見ていて7インチ液晶ディスプレイに表示されるアルバムカバーアートの表示速度に結構差があり、X45 Proの方が快適に操作出来るように思えた。

カタログの仕様を見ると、X45はDual Core ARM Cortex A9(1.0GHz)、X45 ProはQuad Core ARM Cortex A9(1.0GHz)となっている。メモリ容量は同じなのでコア数が倍になっている効果が大きい様だ。

X45 Proは13mm厚手のアルミケースとなりX45に比べ音質的に有利だ。ケースであればX50D(税抜38万円)も12mmと厚手フロントパネルを備えている。X50DはDAC非搭載ではあるが高性能化が早いパーツなだけに外部DACを使うというのも一つの見識だ。私の場合はCX-A5100やBDP-105D JAPAN LIMITEDの内蔵DACと組み合わせて使うことになる。

カクテルオーディオには記録媒体は付属していないので別途購入する必要がある。ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」の評判が良く3.5インチ 3TB WD Red NAS用 WD30EFRX 5400rpmだと12,000円程で買える。SSD だとSLCタイプが音質的に有利との話があるが価格的にはかなり高価だ。

こうして考え始めるとカクテルオーディオX45/X45 Pro/X50Dのどれを選び、記録媒体はHDD/SSDのどちらを搭載するかで迷ってしまう。この時が一番楽しいとも言えるが、さてどの組合せがベストだろうか?

2018年06月11日

【速報版】18/06/10(日)も『アナログオーディオフェア2018』を見学してきた

18/06/10(日)も『アナログオーディオフェア2018』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催で11時前に到着した。日曜と言うのに雨で入場者数は昨日の方が多かった気がする。

今夜も速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

18/06/10(日)11:00〜11:45 505ゾノトーン:「新製品スピーカーケーブルGrandio SP-1を聴く」
 新製品スピーカーケーブルGrandio SP-1はBlue Spiritシリーズの錫メッキとRoyal Spiritシリーズの構造を組合せ音の量感と広がり感を兼ね備えたパフォーマンスを聴かせると紹介された。確かに旧モデルに比べ厚みのある音になっていた。

説明員はラックスマンから借りたフォーカルのスピーカーがシングルワイヤのみ対応だったこともありジャンパーケーブルZJP-GR1の効果を試せないことを残念がっていた。

ゾノトーンの試聴室はマンションの一室にあり、時々住民に声を掛け試聴会を行っているそうだ。その部屋にあるレコードは3万枚近くあり正確な数は分からないと語っていた。

18/06/10(日)12:00〜13:00 502テクニクス 講師 三浦孝仁氏:「SL-1000Rを聴く」
 三浦氏が話の中でゾノトーンの会長所有のアナログレコードは2万枚あり、その重さで床が抜け補強する羽目になったと息子の社長がぼやいていたと語った。偶然話が繋がり驚いた。

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18/06/10(日)13:30〜15:00 405トライオード:「カクテルオーディオのX45とX45 Proを聴く」
 最初にハイレゾとネットワークオーディオをやっている人数を確認して、人数が少ないのはPCが必要だったりネットワークやNASの知識が必要だったりと取り組むには難しい所がある為だと言う。ところがCocktail Audio X45(税抜38万円)とX45 Pro(税抜80万円)は面倒な知識は不要でハイレゾやMQA-CDを楽しむことが出来ると説明していた。

昨年試聴したCocktail Audio CA-X40は余り魅力を感じなかったが、X45はインターネットラジオの録音も可能とこれ1台で全て出来て本当に便利な1台に仕上がっている。MQA-CDに対応しているのも魅力的だ。購入を検討する為もっと情報を集めることにしよう。

18/06/10(日)16:00〜17:10 302イベント会場:「田中真由美ライヴ&トークショー」
 ギタリストの男性の会話が軽快で、「この前のイベントで使用したMaestro Utopia Evoを見てPA用の2万円のアンプで鳴らしたいと思い価格を聞いたら680万と言われ驚いた。」とか「買って帰ろうと思ったら財布の中身があと600円足りなかった。」と笑わせてくれた。高価なステレオで田中さんのレコードを聴いてみたかったというのは本心だろう。

昨日に比べ気温が10℃近く低いのにクーラーが効いていて真空管アンプの発熱が嬉しいイベント会場だった。(^_^;;

2018年06月10日

【速報版】18/06/09(土)の『アナログオーディオフェア2018』を見学してきた

18/06/09(土)は『アナログオーディオフェア2018』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催だが寝坊して12:15過ぎに到着した。

今夜は速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

18/06/09(土)12:30〜13:30 406ヤマハ:「GT-5000をNS-5000で聴く」
 2017年9月に開発を表明したフラグシップアナログプレーヤーをNS-5000で試聴した。ピュアストレートトーンアームを採用し、ベルトドライブ駆動で音の解放感を狙っていると言う。年内発売を予定しているが、最終仕様が確定しておらずコスト試算が出来ないので予定価格も言えないとの話だ。

スピーカーのNS-5000は自然な音を目指し、フルレンジみたく音が繋がる様に3つのユニットは化学繊維ZYLONで統一して、エンクロージャーには吸音材を入れていないと説明があった。

18/06/09(土)13:00〜14:00 404 DS Audio:「光カートリッジDS-W2試聴」
 13時半過ぎから参加し光カートリッジDS-W2とDS-W2 イコライザーを試聴した。最後にスタイラスクリーナーST-50の説明があった。税別8,000円という価格は原価に近く殆ど利益はない。しかも特殊ウレタンゲルは水で洗えばまた使えるので買い替え需要のない。ブランド名を刻印してあるので広告宣伝と考えた価格設定だと語っていた。お陰様で現在品薄とのことだ。

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18/06/09(土)15:00〜16:30 301音楽之友社:「Stereo×ステレオ時代 伝説のカセットデッキを聴く」
 AIWA XK-S9000 135,000円(1991年発売)、Nakamichi DRAGON 278,000円(1982年発売)、Nakamichi RX-505 188,000円(1983年発売)、TANDBERG TCD 3014A 約49万円(1980年前半発売)の4台を比較試聴した。

アイワがハイエンドカセットデッキを発売していたとか、ターンバーグという会社名があったとか知らなかった。憧れのナカミチのカセットデッキの音を初めて聴くことが出来て大変有難いイベントだった。

噂のNAAC(ナカミチオートアジマス調整機構)の効果は凄まじくミュージックテープ再生では他機を圧倒するワイドレンジの音を聴かせてくれた。

ドラゴンキラーと呼ばれていたというTCD 3014Aは自己録音メタルテープにおいては鮮度の高い音を聴かせてくれて高性能ぶりを発揮していた。

講師の人達は口々に「またこういった高級カセットデッキを作って欲しい。」「何故カセットデッキは無くなってしまったのか」と語っていたが、メカニズム部品とテープ素材がない今ではアナログレコードの様な復活は難しいだろう。

18/06/09(土)17:30〜18:30 502テクニクス:「SL-1000Rを聴く」
 160万円のターンテーブルシステムSL-1000Rを聴いた。テクニクスの説明員が来週の「OTOTEN2018」の話をした時、池袋でオーディオフェアが行われていた頃は5万人が来場して大盛況だったと語っていた。晴海の東京国際見本市会場で行われていた「全日本オーディオフェア」のL館R館の混雑を知っている世代は管理職になっていて現場にこないのかな?

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。

2017年06月11日

【速報版】17/06/11(日)の『アナログオーディオフェア2017』も見学してきた

17/06/11(日)も『アナログオーディオフェア2017』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催で10時半過ぎに到着した。

今夜も速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

17/06/11(日)10:30〜12:00 301「Eimac 100TH AmpとTHORENS 184+GEバリレラ・カートリッジでモノラルLPとSPレコードを聴く」
 柳沢正史氏の解説で1946年から1983年の間に録音/発売された楽曲を聴いた。昨日に比べて座席は81席と減りその分後ろの立ち見エリアが広くなっていた。席が埋まっていたので立ち見で聴いていたが、「伊勢佐木町ブルース」の青江三奈の溜息の色っぽさを改めて確認出来るほどの音量はイベントならではだ。

17/06/11(日)13:30〜15:00 301「真空管アンプで聴く至高のアナログサウンド」
 角田郁雄氏の解説でアナログレコードを聴いた。立ち見エリアも満員で大人気のイベントとなっていた。アナログ再生時の注意点や調整方法も語られたのが好評の様だ。

17/06/11(日)16:00〜17:30 405「トライオード」
 ハイレゾリューションマルチオーディオボックスCocktail Audio CA-X40を紹介しながら来場客に「この中でハイレゾをやっている方は?」と質問していたが24席中4、5人しか手を挙げなかった。地方では0人ということもあるそうだ。

オーディオCDプレーヤー用のピックアップのメーカー生産終了もありプレーヤーを作り難くなっているのでデータ配信が今後主流になるだろうと語っていた。ハイレゾ音源マーケットが広がっていると聞くがユーザーの裾野が広がっていないとしたら一部マニアがせっせと購入してくれているのだろうか。

聴ける環境はあっても、私は本格的にハイレゾ再生を行っていないので手を挙げなかった。それなりに再生機材は普及していそうだが意外とハイレゾ再生機能は使われていないのかもしれない。

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なおラックの上には未発表の黒い真空管アンプ”武蔵”が鎮座していた。そのうち発表するとのことだ。

17/06/11(日)16:00〜17:30 301「MAYAライヴ&トークショー」
 座席整理券をもらい忘れたが16時前に行ったら何とか座ることが出来た。交通渋滞で機材の搬入が遅れ冒頭20分弱がアルバム制作に関わるトークとなった。ピクチャーレコードと言うものを知らず自分の顔にカートリッジの針を刺す行為が面白かったという感想はCD世代ならではで面白かった。

ライヴでは最初はノリが悪かった観客も後半最後の「アマポーラ」を一緒に歌いやっと客席も温まって来たところで終了とは残念だ。

去年に比べ混雑していたので来場者数は増えた様に感じた。これなら来年も開催されることだろう。

2017年06月10日

【速報版】17/06/10(土)の『アナログオーディオフェア2017』を見学してきた

17/06/10(土)は『アナログオーディオフェア2017』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催で寝坊しても余裕で12時過ぎに到着出来た。

今夜は速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

17/06/10(土)12:30〜14:00 301:「MCカートリッジ最新情報」
 90席は全て埋まり大勢の立ち見客がいて大盛況だった。後ろで立ち見していたのでカートリッジ毎の音の違いが良く分からなかった。(^_^;;

406:アンダンテラルゴ13:00〜14:30「コード社ケーブル比較試聴:林正儀氏」
 ChordMusic XLR(コードミュージックXLRペア90万円/1m)に採用しているタイロンRSS6をSarum Super ARAY XLR(セイラムスーパーアレイXLRペア50万円/1m)に採用したSarum Super ARAY-T(XLRペア52万円/1m)が発表された。

ChordMusicの濃密な音も凄いがSarumのすっきりした音も好みだ。Sarum-Tになると丁度中間の音質になりコストパフォーマンスは高いと思う。

しかもSarumシリーズ愛用者は55%OFFの価格でSarum-Tにアップグレード出来ると言う。ただしスピーカーケーブルはこのキャンペーン対象外とのことだ。ユーザーには嬉しい話だが、私には手が出ないハイエンドケーブルだ。(@_@)

17/06/10(土)15:00〜16:30 301:「あの頃の名人上手を聴け!流行歌のSP盤再生 レコードプレーヤーと蓄音機」
 90席はほぼ埋まり、講師として篠田寛一氏とキヨトマモル氏の説明と共にSP盤が次々と再生されていった。ワックス盤のナローな音を聴くと戦前昭和の雰囲気たっぷりだ。テープ録音盤になると音質も良くなり戦後昭和らしい勢いが感じられる。期待以上に楽しいイベントだった。

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17/06/10(土)17:00〜18:00 502:パナソニック株式会社「SL-1200GR とSL-1200Gを聴く」
 SL-1200GR(税抜14.8万円)とSL-1200G(税抜33万円)の比較試聴が行われた。1200GRも十分高性能なアナログプレーヤーだが1200Gになるとノイズフロアが下がり音に厚みが増したように聴こえる。

1200GRの価格をGの半値以下にするためにコストを抑えた点を色々と説明してくれたが、トーンアーム、ターンテーブル、インシュレーター、筐体と多くの点で音質を維持したままコストを下げる工夫がされていて興味深い。これを知ると1200Gが欲しくなる。

SL-1200シリーズはセル方式で製造されていて1日30台が限度とのこと。オーディオブームの時はベルトコンベア方式で月1万台以上製造した記録が残っているそうだが、今は少量生産の趣味製品となってしまった訳だ。

17/06/10(土)18:00〜18:30 501:ティアック「NR-7CDを聴く」
 ネットワークCDプリメインアンプNR-7CDでアナログレコードを試聴した。最後にカセットデッキ/CDプレーヤーAD-850でミュージックカセットテープを聴いた。数十年ぶりにテープのヒスノイズを聞いたが、ドルビーNRのチップが無い為ドルビーに対応していないとのこと。オーディオマニアが満足出来るカセットデッキを開発出来る環境ではなくなっているのは寂しいばかりだ。

2016年11月にTASCAM DA-3000がファームウェアV2.00搭載してSDXCカードに対応したが、業務用モデルからラックマウント仕様を外し、フットを付けた家庭用モデルを開発中との話があった。これは楽しみだが、タイマー留守録には対応する予定はないだろうなあ。

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。
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バンブーヤン
2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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