Cocktail Audio X45(税抜38万円)とX45 Pro(税抜80万円)の2機種が紹介されたが、機能的には同等で音質的にもX45で十分満足出来るものだ。
X45はES9018K2M搭載でPCM 384kHz、DSD 11.2MHzまでの対応となるが、X45 Proは最新D/AコンバーターESS SABRE PRO ES9038PRO搭載でPCM 768kHz、DSD 512MHzに対応する。このDACの性能差に2.1倍の価格価値を見出せるかが機種選定の鍵となる。
2モデルのデモを見ていて7インチ液晶ディスプレイに表示されるアルバムカバーアートの表示速度に結構差があり、X45 Proの方が快適に操作出来るように思えた。
カタログの仕様を見ると、X45はDual Core ARM Cortex A9(1.0GHz)、X45 ProはQuad Core ARM Cortex A9(1.0GHz)となっている。メモリ容量は同じなのでコア数が倍になっている効果が大きい様だ。
X45 Proは13mm厚手のアルミケースとなりX45に比べ音質的に有利だ。ケースであればX50D(税抜38万円)も12mmと厚手フロントパネルを備えている。X50DはDAC非搭載ではあるが高性能化が早いパーツなだけに外部DACを使うというのも一つの見識だ。私の場合はCX-A5100やBDP-105D JAPAN LIMITEDの内蔵DACと組み合わせて使うことになる。
カクテルオーディオには記録媒体は付属していないので別途購入する必要がある。ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」の評判が良く3.5インチ 3TB WD Red NAS用 WD30EFRX 5400rpmだと12,000円程で買える。SSD だとSLCタイプが音質的に有利との話があるが価格的にはかなり高価だ。
こうして考え始めるとカクテルオーディオX45/X45 Pro/X50Dのどれを選び、記録媒体はHDD/SSDのどちらを搭載するかで迷ってしまう。この時が一番楽しいとも言えるが、さてどの組合せがベストだろうか?
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