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2018年06月23日

カクテルオーディオX50Dでインターネットラジオは録音出来る?DAC非搭載は不便かも…

昨夜カクテルオーディオX45、X45 Pro、X50Dの仕様を比較検討した結果、X50Dが良いのではないかと考えた。

今夜再確認にと18/06/10(日)『アナログオーディオフェア2018』405トライオードのイベントのメモも見直して大切なことを思い出した。

デモでは山崎順一社長からCocktail Audioはインターネットラジオにも対応しておりそのまま録音も可能との説明があった。タイマー機能はなく現状では留守録音が出来ない。設定した時間に電源を入れることは可能なので韓国・NOVATRON社には留守録に対応してくれるよう要望を出していると話していた。

デモ終了後、社員の方に質問したところ、多分無料版のradiko.jpに対応しておりプロテクトが掛かっていなければ録音出来るとの答えが返って来た。

X50DのカタログにはInternet Radioに対応と記載されているがDACが無いので録音出来ない可能性が高い。勿論Analog Inputが無いのでアナログレコードをそのままハイレゾ音源化することも出来ない。インターネットラジオを録音出来ないのでは魅力半減なのでX45、X45 Proいずれかを選ぶしかない。

もう1つバックアップ方法について質問した。X50DはTwo Storage Decks内蔵なのでRAID 1のミラーリングを構成できる。X45、X45 Proは外部USB HDDへバックップする機能があるとの話だった。購入時は記録媒体と同容量の外付けUSB HDDも忘れず購入することにしよう。

X45 Proが気になるが、Cocktail AudioがLINNの様にアルミシャーシをそのまま活かしてハードウェアアップデートするか不明だし、OPPOの様にファームウェアアップデートで息の長い製品サポートをするかも分からない。そう考えると80万円はかなりの人柱金額だ。まずはX45(税抜38万円)でこのブランドのサポート方針を確認した方が良さそうだ。

アバックでも取り扱っている様なので「ホームシアター大商談会 2018 SUMMER」で色々と話を聞いて来よう。

2018年06月22日

カクテルオーディオX45、X45 Pro、X50Dの仕様を比較検討してみた

18/06/10(日)『アナログオーディオフェア2018』のトライオードブースでカクテルオーディオX45とX45 Proを試聴し「マルチメディアプレーヤー」としてその多機能さと使い勝手の良さに感心した。勿論音質も良く久々に購入意欲がわくAV機器に巡り合った。

Cocktail Audio X45(税抜38万円)とX45 Pro(税抜80万円)の2機種が紹介されたが、機能的には同等で音質的にもX45で十分満足出来るものだ。

X45はES9018K2M搭載でPCM 384kHz、DSD 11.2MHzまでの対応となるが、X45 Proは最新D/AコンバーターESS SABRE PRO ES9038PRO搭載でPCM 768kHz、DSD 512MHzに対応する。このDACの性能差に2.1倍の価格価値を見出せるかが機種選定の鍵となる。

2モデルのデモを見ていて7インチ液晶ディスプレイに表示されるアルバムカバーアートの表示速度に結構差があり、X45 Proの方が快適に操作出来るように思えた。

カタログの仕様を見ると、X45はDual Core ARM Cortex A9(1.0GHz)、X45 ProはQuad Core ARM Cortex A9(1.0GHz)となっている。メモリ容量は同じなのでコア数が倍になっている効果が大きい様だ。

X45 Proは13mm厚手のアルミケースとなりX45に比べ音質的に有利だ。ケースであればX50D(税抜38万円)も12mmと厚手フロントパネルを備えている。X50DはDAC非搭載ではあるが高性能化が早いパーツなだけに外部DACを使うというのも一つの見識だ。私の場合はCX-A5100やBDP-105D JAPAN LIMITEDの内蔵DACと組み合わせて使うことになる。

カクテルオーディオには記録媒体は付属していないので別途購入する必要がある。ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」の評判が良く3.5インチ 3TB WD Red NAS用 WD30EFRX 5400rpmだと12,000円程で買える。SSD だとSLCタイプが音質的に有利との話があるが価格的にはかなり高価だ。

こうして考え始めるとカクテルオーディオX45/X45 Pro/X50Dのどれを選び、記録媒体はHDD/SSDのどちらを搭載するかで迷ってしまう。この時が一番楽しいとも言えるが、さてどの組合せがベストだろうか?

2018年06月11日

【速報版】18/06/10(日)も『アナログオーディオフェア2018』を見学してきた

18/06/10(日)も『アナログオーディオフェア2018』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催で11時前に到着した。日曜と言うのに雨で入場者数は昨日の方が多かった気がする。

今夜も速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

18/06/10(日)11:00〜11:45 505ゾノトーン:「新製品スピーカーケーブルGrandio SP-1を聴く」
 新製品スピーカーケーブルGrandio SP-1はBlue Spiritシリーズの錫メッキとRoyal Spiritシリーズの構造を組合せ音の量感と広がり感を兼ね備えたパフォーマンスを聴かせると紹介された。確かに旧モデルに比べ厚みのある音になっていた。

説明員はラックスマンから借りたフォーカルのスピーカーがシングルワイヤのみ対応だったこともありジャンパーケーブルZJP-GR1の効果を試せないことを残念がっていた。

ゾノトーンの試聴室はマンションの一室にあり、時々住民に声を掛け試聴会を行っているそうだ。その部屋にあるレコードは3万枚近くあり正確な数は分からないと語っていた。

18/06/10(日)12:00〜13:00 502テクニクス 講師 三浦孝仁氏:「SL-1000Rを聴く」
 三浦氏が話の中でゾノトーンの会長所有のアナログレコードは2万枚あり、その重さで床が抜け補強する羽目になったと息子の社長がぼやいていたと語った。偶然話が繋がり驚いた。

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18/06/10(日)13:30〜15:00 405トライオード:「カクテルオーディオのX45とX45 Proを聴く」
 最初にハイレゾとネットワークオーディオをやっている人数を確認して、人数が少ないのはPCが必要だったりネットワークやNASの知識が必要だったりと取り組むには難しい所がある為だと言う。ところがCocktail Audio X45(税抜38万円)とX45 Pro(税抜80万円)は面倒な知識は不要でハイレゾやMQA-CDを楽しむことが出来ると説明していた。

昨年試聴したCocktail Audio CA-X40は余り魅力を感じなかったが、X45はインターネットラジオの録音も可能とこれ1台で全て出来て本当に便利な1台に仕上がっている。MQA-CDに対応しているのも魅力的だ。購入を検討する為もっと情報を集めることにしよう。

18/06/10(日)16:00〜17:10 302イベント会場:「田中真由美ライヴ&トークショー」
 ギタリストの男性の会話が軽快で、「この前のイベントで使用したMaestro Utopia Evoを見てPA用の2万円のアンプで鳴らしたいと思い価格を聞いたら680万と言われ驚いた。」とか「買って帰ろうと思ったら財布の中身があと600円足りなかった。」と笑わせてくれた。高価なステレオで田中さんのレコードを聴いてみたかったというのは本心だろう。

昨日に比べ気温が10℃近く低いのにクーラーが効いていて真空管アンプの発熱が嬉しいイベント会場だった。(^_^;;

2018年06月10日

【速報版】18/06/09(土)の『アナログオーディオフェア2018』を見学してきた

18/06/09(土)は『アナログオーディオフェア2018』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催だが寝坊して12:15過ぎに到着した。

今夜は速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

18/06/09(土)12:30〜13:30 406ヤマハ:「GT-5000をNS-5000で聴く」
 2017年9月に開発を表明したフラグシップアナログプレーヤーをNS-5000で試聴した。ピュアストレートトーンアームを採用し、ベルトドライブ駆動で音の解放感を狙っていると言う。年内発売を予定しているが、最終仕様が確定しておらずコスト試算が出来ないので予定価格も言えないとの話だ。

スピーカーのNS-5000は自然な音を目指し、フルレンジみたく音が繋がる様に3つのユニットは化学繊維ZYLONで統一して、エンクロージャーには吸音材を入れていないと説明があった。

18/06/09(土)13:00〜14:00 404 DS Audio:「光カートリッジDS-W2試聴」
 13時半過ぎから参加し光カートリッジDS-W2とDS-W2 イコライザーを試聴した。最後にスタイラスクリーナーST-50の説明があった。税別8,000円という価格は原価に近く殆ど利益はない。しかも特殊ウレタンゲルは水で洗えばまた使えるので買い替え需要のない。ブランド名を刻印してあるので広告宣伝と考えた価格設定だと語っていた。お陰様で現在品薄とのことだ。

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18/06/09(土)15:00〜16:30 301音楽之友社:「Stereo×ステレオ時代 伝説のカセットデッキを聴く」
 AIWA XK-S9000 135,000円(1991年発売)、Nakamichi DRAGON 278,000円(1982年発売)、Nakamichi RX-505 188,000円(1983年発売)、TANDBERG TCD 3014A 約49万円(1980年前半発売)の4台を比較試聴した。

アイワがハイエンドカセットデッキを発売していたとか、ターンバーグという会社名があったとか知らなかった。憧れのナカミチのカセットデッキの音を初めて聴くことが出来て大変有難いイベントだった。

噂のNAAC(ナカミチオートアジマス調整機構)の効果は凄まじくミュージックテープ再生では他機を圧倒するワイドレンジの音を聴かせてくれた。

ドラゴンキラーと呼ばれていたというTCD 3014Aは自己録音メタルテープにおいては鮮度の高い音を聴かせてくれて高性能ぶりを発揮していた。

講師の人達は口々に「またこういった高級カセットデッキを作って欲しい。」「何故カセットデッキは無くなってしまったのか」と語っていたが、メカニズム部品とテープ素材がない今ではアナログレコードの様な復活は難しいだろう。

18/06/09(土)17:30〜18:30 502テクニクス:「SL-1000Rを聴く」
 160万円のターンテーブルシステムSL-1000Rを聴いた。テクニクスの説明員が来週の「OTOTEN2018」の話をした時、池袋でオーディオフェアが行われていた頃は5万人が来場して大盛況だったと語っていた。晴海の東京国際見本市会場で行われていた「全日本オーディオフェア」のL館R館の混雑を知っている世代は管理職になっていて現場にこないのかな?

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。

2017年06月11日

【速報版】17/06/11(日)の『アナログオーディオフェア2017』も見学してきた

17/06/11(日)も『アナログオーディオフェア2017』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催で10時半過ぎに到着した。

今夜も速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

17/06/11(日)10:30〜12:00 301「Eimac 100TH AmpとTHORENS 184+GEバリレラ・カートリッジでモノラルLPとSPレコードを聴く」
 柳沢正史氏の解説で1946年から1983年の間に録音/発売された楽曲を聴いた。昨日に比べて座席は81席と減りその分後ろの立ち見エリアが広くなっていた。席が埋まっていたので立ち見で聴いていたが、「伊勢佐木町ブルース」の青江三奈の溜息の色っぽさを改めて確認出来るほどの音量はイベントならではだ。

17/06/11(日)13:30〜15:00 301「真空管アンプで聴く至高のアナログサウンド」
 角田郁雄氏の解説でアナログレコードを聴いた。立ち見エリアも満員で大人気のイベントとなっていた。アナログ再生時の注意点や調整方法も語られたのが好評の様だ。

17/06/11(日)16:00〜17:30 405「トライオード」
 ハイレゾリューションマルチオーディオボックスCocktail Audio CA-X40を紹介しながら来場客に「この中でハイレゾをやっている方は?」と質問していたが24席中4、5人しか手を挙げなかった。地方では0人ということもあるそうだ。

オーディオCDプレーヤー用のピックアップのメーカー生産終了もありプレーヤーを作り難くなっているのでデータ配信が今後主流になるだろうと語っていた。ハイレゾ音源マーケットが広がっていると聞くがユーザーの裾野が広がっていないとしたら一部マニアがせっせと購入してくれているのだろうか。

聴ける環境はあっても、私は本格的にハイレゾ再生を行っていないので手を挙げなかった。それなりに再生機材は普及していそうだが意外とハイレゾ再生機能は使われていないのかもしれない。

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なおラックの上には未発表の黒い真空管アンプ”武蔵”が鎮座していた。そのうち発表するとのことだ。

17/06/11(日)16:00〜17:30 301「MAYAライヴ&トークショー」
 座席整理券をもらい忘れたが16時前に行ったら何とか座ることが出来た。交通渋滞で機材の搬入が遅れ冒頭20分弱がアルバム制作に関わるトークとなった。ピクチャーレコードと言うものを知らず自分の顔にカートリッジの針を刺す行為が面白かったという感想はCD世代ならではで面白かった。

ライヴでは最初はノリが悪かった観客も後半最後の「アマポーラ」を一緒に歌いやっと客席も温まって来たところで終了とは残念だ。

去年に比べ混雑していたので来場者数は増えた様に感じた。これなら来年も開催されることだろう。

2017年06月10日

【速報版】17/06/10(土)の『アナログオーディオフェア2017』を見学してきた

17/06/10(土)は『アナログオーディオフェア2017』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催で寝坊しても余裕で12時過ぎに到着出来た。

今夜は速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。

17/06/10(土)12:30〜14:00 301:「MCカートリッジ最新情報」
 90席は全て埋まり大勢の立ち見客がいて大盛況だった。後ろで立ち見していたのでカートリッジ毎の音の違いが良く分からなかった。(^_^;;

406:アンダンテラルゴ13:00〜14:30「コード社ケーブル比較試聴:林正儀氏」
 ChordMusic XLR(コードミュージックXLRペア90万円/1m)に採用しているタイロンRSS6をSarum Super ARAY XLR(セイラムスーパーアレイXLRペア50万円/1m)に採用したSarum Super ARAY-T(XLRペア52万円/1m)が発表された。

ChordMusicの濃密な音も凄いがSarumのすっきりした音も好みだ。Sarum-Tになると丁度中間の音質になりコストパフォーマンスは高いと思う。

しかもSarumシリーズ愛用者は55%OFFの価格でSarum-Tにアップグレード出来ると言う。ただしスピーカーケーブルはこのキャンペーン対象外とのことだ。ユーザーには嬉しい話だが、私には手が出ないハイエンドケーブルだ。(@_@)

17/06/10(土)15:00〜16:30 301:「あの頃の名人上手を聴け!流行歌のSP盤再生 レコードプレーヤーと蓄音機」
 90席はほぼ埋まり、講師として篠田寛一氏とキヨトマモル氏の説明と共にSP盤が次々と再生されていった。ワックス盤のナローな音を聴くと戦前昭和の雰囲気たっぷりだ。テープ録音盤になると音質も良くなり戦後昭和らしい勢いが感じられる。期待以上に楽しいイベントだった。

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17/06/10(土)17:00〜18:00 502:パナソニック株式会社「SL-1200GR とSL-1200Gを聴く」
 SL-1200GR(税抜14.8万円)とSL-1200G(税抜33万円)の比較試聴が行われた。1200GRも十分高性能なアナログプレーヤーだが1200Gになるとノイズフロアが下がり音に厚みが増したように聴こえる。

1200GRの価格をGの半値以下にするためにコストを抑えた点を色々と説明してくれたが、トーンアーム、ターンテーブル、インシュレーター、筐体と多くの点で音質を維持したままコストを下げる工夫がされていて興味深い。これを知ると1200Gが欲しくなる。

SL-1200シリーズはセル方式で製造されていて1日30台が限度とのこと。オーディオブームの時はベルトコンベア方式で月1万台以上製造した記録が残っているそうだが、今は少量生産の趣味製品となってしまった訳だ。

17/06/10(土)18:00〜18:30 501:ティアック「NR-7CDを聴く」
 ネットワークCDプリメインアンプNR-7CDでアナログレコードを試聴した。最後にカセットデッキ/CDプレーヤーAD-850でミュージックカセットテープを聴いた。数十年ぶりにテープのヒスノイズを聞いたが、ドルビーNRのチップが無い為ドルビーに対応していないとのこと。オーディオマニアが満足出来るカセットデッキを開発出来る環境ではなくなっているのは寂しいばかりだ。

2016年11月にTASCAM DA-3000がファームウェアV2.00搭載してSDXCカードに対応したが、業務用モデルからラックマウント仕様を外し、フットを付けた家庭用モデルを開発中との話があった。これは楽しみだが、タイマー留守録には対応する予定はないだろうなあ。

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。

2017年06月09日

『アナログオーディオフェア2017』のイベントは蓄音機でSP盤再生とマニアック!?

明日17/06/10(土)から『アナログオーディオフェア2017』が開催される。

『アナログオーディオフェア2017』
17/06/10(土)12:00〜19:00,06/11(日)10:00〜18:00
秋葉原・損保会館(JR秋葉原駅電気街口・御茶の水駅聖橋口 徒歩5分) 入場無料
 http://analog-audio-fair.com/#top.html

302イベント会場で何が行われるのかチェックしてみた。

17/06/10(土)12:30〜14:00「MCカートリッジ最新情報」
17/06/10(土)15:00〜16:30「あの頃の名人上手を聴け!流行歌のSP盤再生 レコードプレーヤーと蓄音機」

17/06/11(日)10:30〜12:00「Eimac 100TH AmpとTHORENS 184+GEバリレラ・カートリッジでモノラルLPとSPレコードを聴く」
17/06/11(日)13:30〜15:00「真空管アンプで聴く至高のアナログサウンド」
17/06/11(日)16:00〜17:30「MAYAライヴ&トークショー」

アナログオーディオに特化したマニアックな内容だ。出来るだけ参加することにしよう。

一方開催日未定だった『ホームシアター大商談会 2017 Summer』の日時が発表されていた。

『ホームシアター大商談会 2017 Summer』
17/06/24(土)〜06/25(日)11:00〜20:00
アバック秋葉原本店(シアタールーム/8階特設会場) 入場無料
 https://www.avac.co.jp/contents/2595

2016冬で設けられた8階特設会場を今回も使い「プロジェクターシュートアウト」「映画番長のホームシアターDJ」が復活すると言う。6月にイベント2回とは楽しみだ。

2016年10月15日

【速報版】16/10/15(土)の「TOKYO AUDIO BASE 2016」で小原由夫先生の公演5ルームを梯子してきた

10/15(土)から10/16(日)まで「東京オーディオベース2016」が秋葉原のホテルマイステイズ御茶ノ水で開催されている。初日10/15(土)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。

12時開始なのでその時間に着こうと思っていたらエントリーシート印刷でプリンタトラブルに遭遇して遅くなり会場に着いたのは13時前だった。会場はホテルの会議室フロア3階を貸し切って行われていた。その為遮音性や音響的な配慮のない部屋でイベントが行われていた。

講演は小原由夫先生のみだったので全ての公演イベントに参加することにした。

16/10/15(土)13:00〜14:00 ROOM V アユート
 “AK380の魅力をスピーカー再生で紐解く”ということでAK380をハイレゾプレーヤーとして使用しAK500のデジタルアンプでJBL4367を鳴らしていた。用意していたMarkLevinson No585の調子が悪くこの構成となったとの説明があった。

なかなか高水準のハイレゾ再生ではあったが1曲ずつ楽曲を指定して聴く為には本体のタッチパネルで選曲する必要があり使い勝手は悪い。リモコンがタブレットで操作するアプリが欲しいところだ。

小原先生もAK380を愛用しているがポータブルアンプとの組合せで70万円するので日々持ち歩くのは心配だが音が良いので手放せないと話していた。

16/10/15(土)14:30〜15:30 会議室3 トライオード
 “SPENDOR SP200 Classic試聴”では山崎社長が初めての場所で音質的に心配な上に、9時からしか機材を搬入出来ず3時間で準備したので満足出来る状態まで追い込めなかったと語っていた。確かに普通の会議室なので音が響く傾向にあるようだ。

16/10/15(土)16:00〜17:00 会議室6 DYNAUDIO
 “Contour 20/30試聴”ではミドルクラスに高性能トゥイーターEsotar2 を初めて搭載したとの説明があったが、Contour 20でもペアで100万円以上の価格ならば十分上位機種だと思うのだが…。(^_^;;

28万円から87万円までのプリメインアンプを比較試聴出来たのはなかなか楽しい経験だった。Contour 20の音にこの価格は高いと感じた。同じ100万円クラスなら私はTAD-ME1を選ぶだろう。

16/10/15(土)17:30〜18:30 会議室7 フォース
 “吉田保レコーディングエンジニアを迎えて手掛けたアナログレコードを聴く”では吉田氏がアナログレコードは聴くまでの儀式が面倒で引っ越しする際に300枚ほど処分したと言ったものだから小原先生は残念がっていた。

小原先生がイーベイで落札した60年前の未開封モノラル録音アナログレコードを開封して再生したり、吉田氏が吉田美奈子の「タウン」のラッカー盤を再生したりとイベントが多く実に貴重な公演だった。

16/10/15(土)19:00〜19:50 会議室2 TAOC
 “AFC-L1特別試聴イベント”では他の公演でも再生した井筒香奈江「氷の世界」やEdda Magnason「Monica Z」サントラ盤が使われ、AFC-L1解像度指向のスピーカーであることが良く分かった。

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今回のイベント私が一番気に入ったのは小原先生の講演で使われたシステムでは無くアポロンインターナショナルのYBA一式で鳴らしていたDYNAUDIO Confidence C2 Platinumだったりする。J-POPの女性ヴォーカルを実に魅力的に聴かせてくれた。



【関連リンク】

『TOKYO AUDIO BASE 2016』
 http://audiobase.jp/

2016年06月14日

『アナログオーディオフェア2016』は新しい出展社が24社に増え4フロアに増床!その来場者数は?

16/06/12(日)に『アナログオーディオフェア2016』を見学した。昨年は3階と4階の2フロアのみだったが、今年は2階と3階の2フロアを増床しての開催だ。

3階はイベント会場となっていたが、損保会館の食堂を使っていたので冷蔵ショーケースのコンプレッサーの音がノイズになっていたのは残念な点だ。

2階は展示ホールに27社が出展しており、小さなテーブルに各社が商品を展示しているのはコミケやワンフェスの様だ。新しい出展社が24社増えたことで特色のある製品を見ることが出来るのは楽しい。隣りには休憩エリアが設けられているのは有難い。

パンフレットのあいさつ文によると昨年は2,455名の来場者があったそうだが今年はそれを上回ることが出来そうな人出だった。1日平均1,230人という人数が現状のオーディオ人口を示しているのだろうか。「ヘッドフォンフェスタ」や「ヘッドフォン祭」の方が来場者は多そうだ。

若者や女性客が増えないとオーディオ人口の裾野は広がらないと思うが、家の中でじっくり音楽を聴くと言う趣味は現在のライフスタイルに合わない。音を扱うのでSNSに取り上げ難くインターネットを活かせないのが残念なところだ。

非営利活動に限りネットにアップして良いリファレンス映像やテストサウンドを提供してくれれば比較試聴や購入製品レビューに使うことが出来てオーディオビジュアル業界を活性化出来そうに思うのだが、こんな粋な計らいはないのだろうか。

2016年06月13日

【速報版】16/06/12(日)の『アナログオーディオフェア2016』を見学してきた。[後編]

16/06/12(日)は『アナログオーディオフェア2016』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。後編は15:30〜18:00の講演内容を速報版として簡単にレポートしたい。

301:ステレオサウンド15:40〜17:10「美空ひばり/石川さゆり45回転重量盤を聴く」講師:麻倉怜士氏
 16/04/01発売アナログレコード2枚組、限定1,000枚、税込14,040円という「美空ひばり≪ベスト盤≫」から「悲しい酒」「みだれ髪」「舟唄」「影を慕いて」「愛燦燦」「川の流れのように」の6曲、「石川さゆり≪ベスト盤≫」から「朝花 〜ギターバージョン〜」「風の歌 波の歌」「天城越え」「飢餓海峡 〜ギターバージョン〜」「ウイスキーが、お好きでしょ」「夢の浮橋」「津軽海峡・冬景色」の7曲を試聴した。

それぞれ1曲目の「悲しい酒」と「朝花」はCDとの比較も行った。スクラッチノイズがなければCDとDSD音源の比較と思ってしまうほど45回転重量盤の音は良かった。

残念だったのは3Fイベントルームが損保会館の食堂らしく途中でドリンク・クーラーのコンプレッサーが動き出し、そのノイズが気になったことと、プリメインアンプ:トライオードTRV845SEでスピーカー:タンノイDC8Tiを大ボリュームで鳴らそうとすると結構歪が気になることだった。

素晴らしい楽曲だったのでアナログ盤だけではなくSACDやハイレゾ音源として発売して欲しいと思う。

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504:17:15〜17:55講師:潮晴男氏
 潮氏がアナログ盤をかけながら楽曲に関するエピソードや再生機器の紹介を行う講演が15:45から行われていたのでイベント終了後すぐに向かった。あとで麻倉氏も見学に来て「Tears In Heaven/エリック・クラプトン」を選曲していった。ザ・ローリング・ストーンズの「She’s A Rainbow」を掛けようとしてレコード面を間違えて「Sing This All Togethe」を掛けてしまったのはアナログ盤のあるあるミスだ。(^_^)

最後に潮氏が「来年も開催されるのですか?」と出展社に確認したところ「あります!」と元気に返事が返って来たのは良かったが、「会社があれば…」というオチは冗談にしてはヘヴィに感じた。(^_^;;

【関連リンク】

『麻倉さんの解説にみんな納得。石川さゆりと美空ひばりの、45回転重量盤の実力を痛感した』
 http://www.stereosound.co.jp/review/article/2016/06/13/46986.html
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