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2024年11月25日

24/11/24(日)も『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行ってみた

24/11/24(日)も『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行こうと浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスへ向かった。

10時過ぎにビルに着き階段を上がり3階へ向かった。2階の入り口に「アクセサリーショウ2024はもう1階上です」と掲示されていたから勘違いする人もいるらしい。

受付でメールアドレス登録受付メール画面を見せて今日のプレゼント抽選会に参加した。タブレットによるくじ引きで「オーディオアクセサリー 2016年3月号」No.160特別付録「MAYA's Voices and Songs for Your Audio Check!」が当たった。賞品の中には3kgのお米もあったが当てた人はいたのだろうか?

【ROOM1】は展示スペースでPerfectionのANE搭載コンセントフィルターPFT-ANE1とアクティブフィルター搭載電源タップPFT-T3000AFを見てきた。PFT-T3000AF自体のACケーブルは添付されていないとは何がメーカー推奨なのだろうか。

参考:【入場無料】いよいよ明日から!「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」開催。今週末は浅草橋へ
 https://www.phileweb.com/news/audio/202411/22/25954.html 


試聴イベントはお互いの音漏れが気にならないように配慮したのか3部屋のイベント時間が重なっていることが多く隙間時間なく聴いて周るのが出来ないのが残念だ。お陰で空き時間に近くのバーガーキングへ行く時間があったのだが。休憩を取りながら以下の5つに参加した。

【ROOM2】10:30〜12:00「ついに上陸、オーディオファンに捧げるQobuzの魅力 角田郁雄」

冒頭に角田先生が質問に答える形で試聴ディスク3枚を紹介した。
 ・「Quiet Winter Night: An Acoustic Jazz Project」2曲目 Stille, Stille Kommer VI
 ・「Polarity:Hoff Ensemble」3曲目 Polarity
 ・「Magnificat:Nidarosdomens jentekor & TrondheimSolistene」3曲目 Quia fecit
この3枚は雑誌とかイベントで試聴ディスクとして紹介されており購入済みだ。後ほど家で聴き直してみよう。

コバズに関してはオーディオメーカーとの協調で製品対応進んでいるのが強みではあるが、他社サービスに比べ邦楽カタログが弱いので現在精力的に追加中とのことだ。

【ROOM2】12:30〜14:00「旬の音本舗 福田屋 特別講演2 福田雅光」

電源ケーブルと電源ボックスの比較試聴が行われた。確かに高価なモデルになると音質が向上した様に聴こえるが価格と立派な製品を見てからだと自分の心理的主観的要因の影響も大きそうだ。福田氏はオヤイデAXIS-303 GXケーブルをリファレンスとしているそうだからまずは1万円台から始められるならお財布に優しい。

PFT-T3000AFも試聴出来て確かにフィルター効果は聴き取れたし雷サージとサーマルプロテクター内蔵と言う付加機能を考えると安心な製品だ。

【ROOM2】14:30〜16:30「レコードをより良い音で!注目スタビライザー一斉比較 小原由夫」

DS AudioスタビライザーES-001の試聴あった。以前DS Audioのデモを見たことがあったが偏心をどう調整しているのか説明がなかった。測定結果を見ながら手でレコードの穴を中央に寄せるのだそうだ。これに拘り始めたらいつまで経っても再生出来なくなりそうだ。(^_^;;

【ROOM2】16:00〜17:30「新作試聴会&アクセサリーを試す 林正儀・MAYA」

冒頭にタイトルに"新譜"とあったが正しくはレーベルの"新作"と訂正があった。MAYAさんはファッションのアクセサリーよりオーディオアクセサリー好きで収録スタジオへ行くと機器の裏側を見てしまうそうだ。今回新作制作にはスタジオへオーディオアクセサリーを持ち込んで音質に拘って制作したと語っていた。

【ROOM4】17:15〜18:00「4社競演 各社のリコメンドソングを聴く(フリー)」

残り30分間で参加した。「オトナブルー/新しい学校のリーダーズ」のアナログ盤もかかったがボーカルが生々しくしっかり高音質盤だった。オーディオ好きが好みの楽曲を持ち寄り交互に再生するノリの試聴会で楽しかった。

昨日はROOM2では荷物を置いて席取りする人が多くて、座りたければ早くから入室しないといけなかったが、今日は席に余裕があった。入場者数が昨日より少なかったのだろうか?

2024年11月24日

24/11/23(土)の『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行ってみた

24/11/23(土)は『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』へ行こうと浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスへ向かった。12時頃にビルに着いたが3階へ行くはエレベーターしかないのだろうか。途中食事のため外に出て気付いたがビル内ではなく外に階段があり1Fのコンビニ前に出られた。

受付ではメールアドレス登録受付メール画面を見せるとプレゼント抽選会に参加できる。タブレットによるくじ引きで「オーディオアクセサリー 2024年7月号」No.193特別付録ヴィーナスレコードCDサンプラー2024が当たった。ハズレはないようだ。

23(土)は12時開場だがイベントは13時開始だ。試聴スペースは【ROOM2】【ROOM3】【ROOM4】の3部屋設けられている。

【ROOM2】は音源出版<試聴イベント>が行われており正面には日本音響エンジニアリングのSYLVAN・ANKHが設置されていた。もっとも部屋の一番後ろの壁際で聴いていると壁が共振しておりチューニング不足を感じた。

【ROOM3】は完実電気のLUMIN、DEVIALETとDS Audioの試聴会が13:10から18:00まで4回行われた。

【ROOM4】は光城精工、サエク・コマース、前園サウンドラボ、由紀精密の4社の試聴会が13:00から19:00まで4回行われた。

【ROOM1】は展示スペースでオーディオアクセサリーが展示されていた。ハイエンドオーディオと銘打っていたがメーカーは出展しておらず試聴会で使用されているのがハイエンドオーディオ機器ということだった。オーディオ機器買取の会社まで出展していたのは珍しい。終活ブームだからだろうか?

結局【ROOM2】に1日中いて3つのイベントに参加した。
13:00〜14:00「オーディオ銘機賞2025金賞受賞モデル一斉比較 山之内正」
14:30〜16:00「旬の音本舗 福田屋 特別講演1 福田雅光」
16:30〜18:00「わたしが愛するヴォーカル・アーチスト 小原由夫・井筒香奈江」

金賞受賞モデルの比較試聴ではACCUPHASE、MARANTZ、ESOTERIC 3社のSACD/CDプレーヤーとプリメインアンプの組み合わせで試聴した。スピーカーはB&W 802 D4だ。

ジャス楽曲ではE-800Sは迫力ある低音がバンバン出て、MODEL10はあっさり低音で薄く感じる程、F-01は2モデルの中間でバランスよく低音を聴かせてくれた。

「旬の音本舗」では各社のオーディオアクセサリーの比較試聴を行った。PerfectionのANE搭載コンセントフィルターPFT-ANE1は電源の高周波ノイズ除去で音がクリアになることが実感出来て定価6.6万円は納得出来る。調べるとアクティブフィルター搭載電源タップPFT-T3000AFもあるのでこちらも効果がありそうだ。

小原由夫氏と井筒香奈江さんがヴォーカル・アーチストのお薦めアルバムを持参し交互に楽曲をかけていくトークショウだった。2人の掛け合いが楽しく魅力的なヴォーカル楽曲も聴けて楽しい90分間だった。

18時終了と勘違いし帰宅してしまったがROOM4では18:00から19:00まで「4社競演 各社のリコメンドソングを聴く(ロック)」が行われていた。

しっかりイベント予定表を確認すべきだった。orz

2024年10月27日

11月はイベントがいっぱい。2024/11/23(土)24(日)「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」開催!

Google Discoverが「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」開催のニュースをお勧めしてきた。音元出版が主催するオーディオイベントだ。

『ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024』
 24/11/23(土)12:00〜18:00、24(日)10:00〜17:00 (予定)
 浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス [浅草橋駅]
 入場無料
 https://www.phileweb.com/news/audio/202410/23/25842.html

「2024東京インターナショナルオーディオショウ」が例年とは異なり7月に開催されたことでAV Phileにとっては手持ち無沙汰な秋だったがこれで楽しみが増えた。

過去開催されていたオーディオイベントと言えば2014年に『ハイエンドショウトウキョウ』は終了し、2015年からは『TOKYO AUDIO BASE』が始まったが2020年を最後にコロナ禍で終了してしまった。久しぶりに新しいオーディオイベントが開催されるのは嬉しい。

まだ詳細は不明だがイベントが成功し毎年開催される様になることを願っている。

Google Discoverといえば「静岡 痛車天国2024」も教えてくれた。

『Yupiteru presents静岡痛車天国2024』
 24/11/03(日)10:00〜16:30 (予定)
 清水マリンパーク [静岡県静岡市清水区港町1丁目7−8]
 カメラマン登録料:1,000円
 https://itasha-tengoku.yaesu-net.co.jp/event/2024_shizuoka/

さすがに新幹線に乗ったうえに電車バスと乗り継いで行く気力は無い。サブカルに理解が深い会社だと協賛ユピテルへの好感度がアップした。(ピコン♪)

そう言えば11/03(日)は「文化の日」で美術館や展覧会が無料になるからこの日の行先を考える必要がある。また2022年に参加したJBFも開催される。手賀沼だけではなく「鳥の博物館」や「山階鳥類研究所」でも開催されるのでカメラ以外でも楽しめそうだ。

『ジャパンバードフェスティバル2024』
 24/11/02(土)09:30〜16:00、03(日)09:30〜15:00
 千葉県我孫子市手賀沼周辺
 入場無料
 https://www.birdfesta.net/jbf/event.html#outline

その前に10/28(月)は「群馬県民の日」だ。どこかお得な観光スポットがないか調べてみた。

参考: 【2024】10/28「群馬県民の日」無料・割引スポット14選 県民以外もお得に!
 https://report.iko-yo.net/articles/21997 


県民証明書が必要な施設が多いが、「群馬県立ぐんま昆虫の森【群馬県桐生市】」「県立ぐんま天文台【群馬県吾妻郡高山村】」あたりが知的好奇心を満足させてくれそうだ。

「ぐんま昆虫の森」まで電車で2時間半掛かるし「ぐんま天文台」だと新幹線で高崎まで行っても3時間半掛かるとはやはり遠かった。(^_^;;

2024年06月04日

24/06/02(日)の『アナログオーディオフェア2024』でも6ルームをハシゴしてみた

24/06/02(日)も『アナログオーディオフェア2024』へ行った。家を出る前に回覧板を届けたので乗る電車が1本遅れ秋葉原・損保会館に着いたのは10:25だった。

参考:アナログオーディオフェア2024 イベント
 http://analog-audio-fair.com/#event2024.html 


講演スケジュールを見て以下の通り部屋を回った

 10:30〜12:00 R503『THORENS TD184とバリレラ・カートリッジでモノラールLPとSPレコードを再生』講師:柳沢正史氏
  映画やドラマの戦前戦中のレコード再生シーンを思い出すくらいSPレコードはノイズが多くナローレンジだ。当時のオーディオマニアが初めてLPを聴いたらそのHi-Fiぶりに驚いたことだろうと想像する。

すっかり忘れていたが17/06/11(日)にも「Eimac 100TH AmpとTHORENS 184+GEバリレラ・カートリッジでモノラルLPとSPレコードを聴く」という講演が行われ参加していた。

 12:00〜13:00 R502『Technics SL-1200GR2試聴』三浦孝仁氏
  SL-1200GR2に搭載されたDDモーターと電源の新技術の説明を聞きつつ3点税込112万円強のシステムで試聴した。ルームチューニング用にSB-G90M2の後ろにはYAMAHA音響調音パネル ACP-2 WHが1枚ずつ、中央に日本音響エンジニアリングSYLVAN(シルヴァン)が1本使われていた。

 13:30〜15:00 R503『光カートリッジと管球式システムで高音質LPを聴く』講師:三浦孝仁氏
  1970年代の光カートリッジ登場とDS Audioの光カートリッジ開発の歩みの説明を聞きながら試聴した。光カートリッジ対応イコライザー仕様をオープンにしており他社からも対応機種が出ているとの説明があった。

上杉研究所UB-220DSRを使用しケルビン接続の音を聴いたらスッキリとした優しい音になったのは意外だった。電圧電流分離接続という説明があったがそれはソニーのオーディオ・カレント・トランスファ回路(電流伝送)みたいなものなのだろうか?

 15:00〜16:00 R405『Paradigm & THORENS』
  THORENSブランドの人気と凋落、会社身売りと復活と言った話を聞きながら過去のヒットモデルのアナログプレーヤーを復刻した機種を試聴した。見た目とは異なり現代的な音だ。

 16:00〜17:30 R503『MAYAライヴ&トークショー』
  MAYAさんは本格的なオーディオマニアで本人のレコードの試聴に自分で針を下ろしていた。今はフランコ・セルブリンAccordo[税込151.8万円ペア]スピーカーを手に入れる為貯金に励んでいるそうだ。

MAYAさんが伴奏しているギタリストに「何故ミュージシャンはオーディオに手を抜くの?」と質問したら「自分が演奏する楽器を買うからお金が無い」と答えていて妙に納得した。楽器を演奏できない音楽好きが代償行為としてオーディオマニアに"成れ果て"るのかもしれない。(^_^;;

過去にもこのイベントに参加したことがあると紹介されていたので帰宅後検索したら17/06/11(日)の『アナログオーディオフェア2017』と23/11/05(日)『2023東京インターナショナルオーディオショウ』でお会いしていた。

 17:30〜18:00 R501『オーディオデザイン』
  アナログレコードをB&Wスピーカーとトランジスタアンプで試聴しているのはこのイベントでは珍しい。DAMのレコード「交響曲イデオン」がかかるとはレーベルも楽曲も懐かしいこと。

各部屋の壁が薄くまったく防音効果がなかったがルームチューニングしている部屋と、まったく気にせず2トラ19オープンリールのクラシックを真空管アンプとメカニカル2ウェイバックロードホーンスピーカーで鳴らしている部屋があって興味深かった。オープンリールの音はどっしりと芯のある音でテープヒスノイズがアナログらしく懐かしい。

15時頃から降り出した雨は止んでおらず18時閉会と同時に直帰した。

2024年06月03日

24/06/01(土)の『アナログオーディオフェア2024』で6ルームをハシゴ試聴してみた

24/06/01(土)12時から『アナログオーディオフェア2024』が開催された。11:50に秋葉原・損保会館前に着けば既に200名ほどの待機列が出来ていた。

各部屋の防音性は低くドアを閉めていても隣の部屋から大音量で再生している楽曲が聞こえてくる。部屋の冷房の設定温度20℃はこの時期では低過ぎて寒い。そんな環境だったが昨今のアナログレコードブームのお陰か盛況で参加者も4年前に比べ若者が増えた気がする。

参考:アナログオーディオフェア2024 イベント
 http://analog-audio-fair.com/#event2024.html 


講演スケジュールを見て以下の通り部屋を回った。

 12:30〜14:00 R503『MMカートリッジで楽しもう!』講師:小原由夫氏
  現行MMカートリッジ13モデルを1.2万円台から27.5万円台まで交換して次々と試聴した。5万円台のモデルになればいずれも満足できそうな音質に聞こえた。

 14:00〜15:00 R502『テクニクス試聴セミナー』
  ΔΣ-Drive搭載SL-1200GR2を試聴した。Technicsも同一ブランドでコンポーネントが組める数少ないオーディオブランドなのだと改めて気付いた。アナログプレーヤー+プリメインアンプ+スピーカーの3点税込112万円強でこの音質が楽しめるのは良心的だ。

 15:45〜16:30 R503『世界のヴィンテージMMカートリッジをロックやジャズで品定め』講師:田中伊佐資氏
  15時に行くと満室で入れなかったので2Fの休憩エリアで昼休みを取り他の部屋を回って空いた頃を見計らい入室した。1970年から1980年代に販売されたMMカートリッジ10数台を比較試聴した。田中氏ともう1人のカートリッジの談義がつい本音が出ていて大変楽しいオーディオ談義だった。

「この試聴会が雑誌記事になると該当カートリッジのヤフオク落札価格が高騰するから早く手に入れなくては!でも状態の良い品がなかなか出ない」と言って参加者の笑いを誘っていた。

 16:30〜17:00 R404『完実電気』
  アクティブノイズエリミネーター付き電源BOXのRFT-T3000AF(税込13.2万円)とアーススタビライザーPFT-ES1(税込29.7万円)の効果を試聴した。多機能アーススタビライザーだがTIGLON TMB-DR20E(仮想アース付オーディオボード)の様なボード機能はない。

 17:00〜18:00 R404『DS Audio』
  アナログレコードの偏心を補正するES-001 stabilizerによる補正前後の比較試聴を行った。税抜き55万円の効果はあるように感じたがこれに投資する程の性能は私の耳には無いみたいだ。(^_^;;

「開発に3年掛かった。試作機は1年で出来たもののアナログレコード100枚中の測定できたのは50%しかなく2年掛けてソフトウェアをアップデートして97%まで向上させてやっと発売に漕ぎつけた」と裏話を聞かせてくれた。レーザー測定の原理上透明なカラーレコード、白いレコード、ピクチャーレコードは苦手だそうだ。

一体型ダイヤモンドカンチレバーを採用して接着剤を除いたグランドマスターエクストリーム税抜き200万円や真空管光カートリッジ専用フォノイコライザーは確かに既存カートリッジを凌ぐ音を聴かせてくれる。アナログ道はアクセサリーを含め高価なので、私はハイレゾ対応ネットワークプレイヤーのデジタル道を行こうと思う。

 18:00〜19:00 R504『サエク・コマース』
  スピーカーにグランドスタビライザーSGS-100を使用しその効果を未使用と比較試聴した。スピーカー専用であれば同等の効果はSPECリアルサウンド・プロセッサーRSP-AZ1でも得られそうだが価格はその8倍ですか…。(@_@)

体は冷えてしまったがアナログ三昧に満足して19時に観光客が多い秋葉原から帰宅した。

2024年05月04日

24/5/3(金)〜5/5(日)10時から東京国際フォーラムG402にてB&W 801 D4クラシック試聴会開催中

24/04/26(金)(株)D&MホールディングスからB&Wが「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」に出展することを発表した。5/3(金)〜5/5(日)10時から東京国際フォーラム ガラス棟 4階 G402にて「クラシック音楽のオリジンを巡るオーディオコンサート 高級スピーカーでクラシックのオリジンを聴こう」というB&W 801 D4 Signatureを用いた試聴会を行う。

また試聴会では以下の特別講演を行う。

【5/3(金)特別講演】
 13:00〜13:45北村晋さん「Tower Record Presents 初SACD化の名演奏」
 15:00〜15:45山之内正さん「ゴルトベルク変奏曲 録音で聴く名演奏から最新の編曲版まで」

【5/4(土)特別講演】
 13:00〜13:45北村晋さん「Tower Record Presents 初SACD化の名演奏」
 15:00〜15:45山之内正さん「ジョルディ・サヴァールの名演・名録音を訪ねて」

【5/5(日)特別講演】
 13:00〜13:45飯田有抄さん「オーディオで楽しむ国民楽派の音楽」
 15:00〜15:45飯田有抄さん「オーディオで味わう自作自演の“オリジン”〜音楽×テクノロジー」

参考:[Bowers & Wilkinsイベント情報]「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」出展のお知らせ
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000412.000003601.html 


B&W 801 D4 Signatureをじっくり試聴可能な無料イベントは大歓迎だが1ブースのみで7時間滞在はさすがに飽きるだろうと思い東京国際フォーラム[東京都千代田区丸の内3丁目5−1]近くの観光地をAIチャットに尋ねてみた。

■皇居[東京都千代田区千代田1−1]850m徒歩13分
■東急プラザ銀座[東京都中央区銀座5丁目2−1]500m徒歩8分
■東京ミッドタウン日比谷[京都千代田区有楽町1丁目1−2]450m徒歩7分
■無印良品 銀座[京都中央区銀座3丁目3−5]400m徒歩6分

さすが都心だけに飽きたら近くを歩くだけでも色々時間は潰せそうだ。期間中1日くらいは行ってみよう。

2020年02月02日

20/02/01(土)の「TOKYO AUDIO BASE 2020」で公演4ルームを梯子してきた

20/01/31(金)から02/01(土)まで「東京オーディオベース2020」が秋葉原のホテルマイステイズ御茶ノ水で開催されていたので最終日02/01(土)に参加してきた。

02/01(土)2:07に発生した茨城県南部で発生した最大震度4(M5.3)の緊急地震速報が原因ですっかり寝坊してしまい、10時開始から2時間強遅刻して会場に着いたのは12時過ぎだった。

外国人観光客の多い秋葉原に行くので新型コロナウイルス対策としてマスクをしていったが、運営からもお願いが出ていた。

参考:【重要】TOKYO AUDIO BASEへご来場の客様へのお願い
 http://audiobase.jp/article.php?fid=0028 


会場はホテルの会議室フロア3階の6部屋を使い2FのROOM Cでは受付とCD、レコード、オーディオ関連書籍の販売が行われていた。

20/02/01(土)12:00〜12:50 会議室3 光城精工 小原由夫先生講演
 安定化クリーン電源 Aray MKII(税別38.5万円)とAray6 MKII(税別29万円)を比較試聴した。残念ながら私の耳では9万円の差を聞き分けられなかった。(^_^;;

20/02/01(土)13:00〜13:50 会議室6 ネットワークジャパン 小原由夫先生講演
 “QUADRAL AURUM ORKAN9の魅力を探る”では価格90万円(税抜・ペア)のスピーカーを試聴した。シリーズ共通のユニットを採用し下位モデルのコストパフォーマンスの良さが際立つ構成となっている。リボンツイーターによる高域の伸びやかさが魅力的だ。

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20/02/01(土)14:00〜14:50 会議室3 DYNAUDIO JAPAN 和田博巳先生講演
 16年ぶりのフルモデルチェンジした新Confidenceシリーズを試聴した。特殊合成樹脂製のフロントパネルが特徴的で軽量化と合成を兼ね備えウェーブガイド機能も持たせている。ブックシェルフ型のConfidence20はスタンド付とは言えペア税別140万円という価格設定はなかなか強気だ。

20/02/01(土)15:00〜15:50 会議室7 カジハララボ/サエク合同 小原由夫先生講演
 トーンアームWE-4700で各社のカートリッジを試聴した。小原由先生はSACD試聴ディスクも持って来たのにSACDプレーヤーが置いてあるのは1部屋だけと残念がっていた。

「会議室4 テクニカルブレーン」ではたこ足配線状態の電源の再生音からCDプレーヤーを別電源に、アンプを別電源にと変更して行きながら比較試聴していた。音の厚み、音域の伸びが大きく変わり電源の大切さが大変良く分かる貴重なイベントだった。これを聴いたらクリーン電源装置が欲しくなる。(^_^)

ROOM Vでは「カレッジ対抗手作りスピーカー対決」が行われていたので16時半頃覗いたが、試聴会は終了していてすっかり大学の研究室のオフ状態になっていた。自作スピーカーの説明文も若者らしい自意識過剰さが出ていて文化祭的なノリが懐かしい。2Fの休憩コーナーでは大学生たちがバイト先の社長が仮装売買で逮捕されたといった雑談を大声で話しているのが聞こえてきてキャンパス気分のまま外に出てきていることが分かった。(^_^;;

休憩後にCD物販を覗いたらStereo Sound社から発売されているORIGINAL SELECTION「Vol.3 安全地帯」「Vol.4 谷村新司」「Dialogue Miki Imai Sings Youming Classics」があったので購入して帰った。

2019年05月21日

日本のオーディオ市場は20年後には8割縮小する?オンキヨーの「ホームAV事業の譲渡」はその対策か!?

19/05/15(水)オンキヨー株式会社が「ホームAV事業の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ」を発表した。オンキヨーとパイオニアのホームAV事業を米Sound Unitedへ譲渡するというものだ。2015年3月にパイオニアのホームAV事業を統合して競争力を強化しただけに私にとっては驚くに十分なニュースだった。

参考:ホームAV事業の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ
 https://www.jp.onkyo.com/ir/ir_pdf/20190515_JQIR_joto.pdf 


19/05/19(日)『アナログオーディオフェア2019』のDENONイベントでも説明員がこのニュースに軽く触れた。ゲストとして日本コロムビア株式会社の社員が迎えられレコード制作に関する話をしたのだが、その時2001年に分社化されるまで2社は1つの会社だったという説明があった。まるで18年前を思い出して話しているようだった。

「藤田恵美ライヴ&トークショー」にはアナログオーディオファンが100名以上集まったが、その年齢層は60歳から50歳台が8割を占めており、70歳は1割未満、40歳以下は1割強という構成だった。この会場が日本のオーディオ市場の縮図だとしたら10年後には約4割の消費者が消えるということだ。20年後には市場規模は現状の2割強という可能性も考えられる。

これを見たらオーディオメーカーの経営陣は生き残りを掛けて事業の再構築を進めなければならないと思う訳だ。今回のオンキヨーの決定も日本の少子高齢化を見据えた結果なのだろう。

譲渡後のオンキヨー製品はモバイル音響機器と音響技術のOEMに特化するとのこと。若者達の消費行動を見るとモバイルオーディオとネット配信視聴に関連する音響機器市場はまだ大きくなるだろう。しかし市場規模は大きくなるわけでもなく既に競合メーカーも多い。厳しい舵取りが続きそうだ。

本当にオーディオはニッチ産業になってしまうのだなあと思い知らされるニュースだった。

2019年05月20日

【速報版】19/05/19(日)も『アナログオーディオフェア2019』で5つのデモを試聴してきた


19/05/19(日)も「『アナログオーディオフェア2019』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。2日目は10:00〜18:00開催なので早めに家を出たが会館前に到着したのは10時過ぎだった。

今夜も速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

19/05/19(日)10:30〜11:30 406ヤマハミュージックジャパン:「ターンテーブルGT-5000を聴く」
 昨年末の発売予定から1年遅れてやっと今年の11月に発売になる。価格は税別60万円でダストカバーはオプションとなる。フラグシップHiFi5000シリーズでは頑固な設計者達が各コンポーネントの性能を最大限に発揮出来る様協力したのがトピックだと語っていた。

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19/05/19(日)12:00〜13:00 502テクニクス:「SL-1000Rを聴く」三浦孝仁氏
 三浦氏はSP-10Rの導入を計画しており友人にキャビネットの製作を依頼したら重量80キロ幅60センチと言う大きな試作機が来たので再設計中との話を披露した。

19/05/19(日)13:30〜15:00 504:オーロラサウンド「ギターミュージックを聴く」田中伊佐資氏
 レコードコレクターの田中氏がブルースギタリストでもあるオーディオメーカー社長が好みそうなギターミュージックのアナログレコードを掛けまくりフォノイコライザーVIDA primaを手に入れようとする試聴会が行われていた。

田中氏はMMカートリッジの音が好みと話し、昨今MCカートリッジしか新製品が出ないのは交換針の金型を用意する必要が無いといった製造上の都合もあるからと語っていた。

19/05/19(日)15:05〜15:50 503デノン:「DP-1300MKIIを聴く」
 新製品DP-400の試聴ののちロングセラーDP-1300MKIIでアナログディスクを試聴した。ユーザーから上位モデルの発売要望を受けているが現在のデノンの開発陣にアナログプレーヤーを設計出来る人材がおらず、最近の入門モデルは定年退職したベテラン社員に嘱託として設計してもらっている、といったオーディオメーカーの厳しい内情を聞くことが出来た。

19/05/19(日)16:00〜17:30 302イベント:「藤田恵美ライヴ&トークショー」MC林正儀
 前半ギター演奏による『カモミール・カラーズ』収録楽曲のライヴがあり、後半トークショーが行われた。待機列は階段1階まで続き会場には100名以上が集まった。

藤田さんからの質問で挙手して1950年代、1960年代生まれが8割近くを占め、1970年代が1割、1940年代と1980年代生まれがそれぞれ5〜6名ほどいた。さすがに1930年代は0名だった。オーディオブームを体験してきたマニアの同窓会と言えるようなイベントだった。

アルバムの楽曲はアナログ2インチ24トラック磁気テープで録音し、DAコンバートしミックスダウンを行ったとのこと。用意したテープの接着剤が劣化していて使えず、代替品を探すのに苦労したとか、8年前に比べアナログ録音出来るスタジオやエンジニアがいなくなっており次回作の収録がどうなるか心配と言った話が聞けた。

昨今のアナログブームでメーカーは磁気テープの再生産を行ってくれるのではないかと話していたが、材料となる高品質な磁性体もないらしいから難しいのではないだろうか?

他には「101アスカ」のマグネシウム製アナログレコードアクセサリーや「506住宅環境設備」の楽器をスピーカーに変えるアダプターといった興味深い製品も出品されていた。

2019年05月19日

【速報版】19/05/18(土)の『アナログオーディオフェア2019』で6つのデモを試聴してきた

19/05/18(土)は『アナログオーディオフェア2019』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催なのでのんびり家を出たが11:40には会館前に到着した。

既に入場待機列が出来ていたが、ただ並んでいても暇なので損保会館、神田郵便局、淡路坂の3ポータルが青かったので破壊してコントロールフィールド(CF)を作りXMとアイテムの補給が出来る様にしていたら11:50過ぎに開場となった。

今夜は速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。

19/05/18 (土)12:00〜13:00 501オヤイデ:「レコードスタビライザーの効果を聴く」
 レコードスタビライザーSTB-HWXの効果を比較試聴した。真鍮クロームメッキウエイトを乗せると低音が締まるが少し高音域が押えられる感じがした。カーボンFRPウエイトに交換すると高音域が伸びやかになりバランス的に私の好みとなった。

仮想アース3モデルを比較試聴したが、繋げると音が整い綺麗になるが大人しくなり過ぎて私の好みには合わないなようだ。それにしても試聴曲が「ホテルカリフォルニア(ライヴ)」1曲のみだと流石に聴き飽きると同時に、確かにオーディオ用途に便利な好録音だと再認識した。

19/05/18 (土)13:00〜14:00 502テクニクス:「SL-1500Cを聴く」潮晴男氏
 SL-1500Cのコストダウンはマレーシア生産、ピッチコントロールとストロボパターンのドットを無くし実現した。一方でオートリフトアップ機能、フォノイコライザー内蔵と入門機として買ってすぐにレコードを聴くことが出来るワンパッケージ化を考慮しているとのこと。

潮先生は外部フォノイコライザーを使いグレードアップ出来る基本性能の高い伸びしろのあるモデルと紹介していた。

19/05/18 (土)15:00〜16:00 408エイ・アンド・エム/マイソニックラボ:「AIR TIGHT製品を聴く」小原由夫氏
 小原氏と担当者の掛け合いが楽しい試聴会だった。

19/05/18 (土)17:00〜18:00 405トライオード:「CocktailAudio X45Proを聴く」小原由夫氏・土方久明氏
 X45Proを使いアナログレコードをダビングし、デジタルファイル化した後デジタルポータブルプレーヤーで聴くところまでデモを行っていた。SACDが再生出来ないこと以外何でも出来るとの説明に、社長から「radiko(ラジコ)を聴くにはプレミアム会員に登録が必要です」との補足があった。フリーで聴けないのは何の理由があるからなのだろうか?

190519a.jpg

19/05/18 (土)18:00〜18:30 505サエクコマース:「トーンアームWE-4700を聴く」
 40年以上前の名機WE407/23を現在の精密加工技術でリファインしたトーンアームWE-4700を作るにあたり設計図が残っていなかったので現物を分解して調べ上げたとのこと。説明しながら「高価なので今すぐ購入して下さいと言えないが…」と言っていたのでカタログを見たら税抜119万円と書いてありビックリした。

アナログプレーヤーはオプションの交換用アームベースにWE407/23用があるラックスマンPD-171A(税抜49.5万円)がお薦め。テクニクスSL-1000R用外付けアームベースは開発予定なので今しばらくお待ち下さいとのことだ。

19/05/18 (土)18:30〜19:00 505ゾノトーン:「6N/8Nリードワイヤーを聴く」
 そのトーンアームWE-4700にヘッドシェルZ/SHELL 10を付け、6Nリードワイヤー6NLW-Gransterと8Nの8NLW-8000Prestageを比較試聴した。8Nの方が音の情報量が多く、音が太くなった気がした。

材料の超高純度8N銅は会長が購入した現物のみで既に在庫が無くなりつつあり後継モデルをどうするか検討中なので購入するなら今のうちとの話だった。

まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。
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