今夜は速報版として簡単に試聴したブースをレポートしたい。
17/06/10(土)12:30〜14:00 301:「MCカートリッジ最新情報」
90席は全て埋まり大勢の立ち見客がいて大盛況だった。後ろで立ち見していたのでカートリッジ毎の音の違いが良く分からなかった。(^_^;;
406:アンダンテラルゴ13:00〜14:30「コード社ケーブル比較試聴:林正儀氏」
ChordMusic XLR(コードミュージックXLRペア90万円/1m)に採用しているタイロンRSS6をSarum Super ARAY XLR(セイラムスーパーアレイXLRペア50万円/1m)に採用したSarum Super ARAY-T(XLRペア52万円/1m)が発表された。
ChordMusicの濃密な音も凄いがSarumのすっきりした音も好みだ。Sarum-Tになると丁度中間の音質になりコストパフォーマンスは高いと思う。
しかもSarumシリーズ愛用者は55%OFFの価格でSarum-Tにアップグレード出来ると言う。ただしスピーカーケーブルはこのキャンペーン対象外とのことだ。ユーザーには嬉しい話だが、私には手が出ないハイエンドケーブルだ。(@_@)
17/06/10(土)15:00〜16:30 301:「あの頃の名人上手を聴け!流行歌のSP盤再生 レコードプレーヤーと蓄音機」
90席はほぼ埋まり、講師として篠田寛一氏とキヨトマモル氏の説明と共にSP盤が次々と再生されていった。ワックス盤のナローな音を聴くと戦前昭和の雰囲気たっぷりだ。テープ録音盤になると音質も良くなり戦後昭和らしい勢いが感じられる。期待以上に楽しいイベントだった。
17/06/10(土)17:00〜18:00 502:パナソニック株式会社「SL-1200GR とSL-1200Gを聴く」
SL-1200GR(税抜14.8万円)とSL-1200G(税抜33万円)の比較試聴が行われた。1200GRも十分高性能なアナログプレーヤーだが1200Gになるとノイズフロアが下がり音に厚みが増したように聴こえる。
1200GRの価格をGの半値以下にするためにコストを抑えた点を色々と説明してくれたが、トーンアーム、ターンテーブル、インシュレーター、筐体と多くの点で音質を維持したままコストを下げる工夫がされていて興味深い。これを知ると1200Gが欲しくなる。
SL-1200シリーズはセル方式で製造されていて1日30台が限度とのこと。オーディオブームの時はベルトコンベア方式で月1万台以上製造した記録が残っているそうだが、今は少量生産の趣味製品となってしまった訳だ。
17/06/10(土)18:00〜18:30 501:ティアック「NR-7CDを聴く」
ネットワークCDプリメインアンプNR-7CDでアナログレコードを試聴した。最後にカセットデッキ/CDプレーヤーAD-850でミュージックカセットテープを聴いた。数十年ぶりにテープのヒスノイズを聞いたが、ドルビーNRのチップが無い為ドルビーに対応していないとのこと。オーディオマニアが満足出来るカセットデッキを開発出来る環境ではなくなっているのは寂しいばかりだ。
2016年11月にTASCAM DA-3000がファームウェアV2.00搭載してSDXCカードに対応したが、業務用モデルからラックマウント仕様を外し、フットを付けた家庭用モデルを開発中との話があった。これは楽しみだが、タイマー留守録には対応する予定はないだろうなあ。
まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。
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