『音楽3D宣言!~3D Music Video Selection Vol.00』に収録されている”MISIA feat. M2J+フランシス・ジョッキー「MAWARE MAWARE」”は黒のバックに白い動物のCGが躍ると言うコントラスト差が大きい映像の為X3で観ていてもクロストークが気になったものだ。今回VW500ESで観直すとクロストークが皆無とは言えないもののかなりすっきりとした映像が楽しめる。
VPL-VW90ESに対してDLA-X3の3D映像の美しさを体験して購入した時には初代3D対応機にしては完成度が高いと感心したものだが、VW500ESの画を観たらこの3年間の技術の進歩に感心させられる。
この3D映像で先日届いた『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を観た。イベントでは冒頭の惑星原住民から逃げるシーンやエンディングの恒星、惑星のシーンがお馴染みの作品だ。
英語音声は7.1chドルビーTrueHD、日本語吹替は5.1chドルビーサラウンドとなっている。これは3D/2D版とも同じ仕様で、どうせなら3D版は日本語吹替7.1chドルビーTrueHDにしてくれれば良いのにと思ってしまう。今回は画面に集中したいので吹替を観た。
私自身はトレッキーではなく前作『スター・トレック(2009年)』を観ていないがこの劇場版シリーズがTV版の前日談になっていることは知っている。TV版の基本的な知識はあるのでU.S.S.エンタープライズ号のクルーの若い頃のキャストが実に似ていて違和感がないことに驚いてしまった。カーク船長の未熟さや血気盛んな所は初々しくて微笑ましく思えてしまう。(笑)
今回の敵はカーン。『スター・トレックII カーンの逆襲(1982年)』で登場した超人類だ。この映画は友達とロードショーで観たが、面白かったという記憶はなく話もすっかり忘れてしまった。TV版で登場した宿敵という話だったが、そんなカリスマ性も無く単なる悪党だったような気がする。(苦笑)
ところが本作品のカーンの優秀さは際立っており悪の魅力に満ちている。この後に何度もカークの前に立ち塞がる宿敵になるのも納得してしまう。スケール感も大きく実に面白く132分があっという間だった。
3D映像に関しては原住民の矢が飛んでくる来ることや火山の爆発が見どころだが、それ以降は自然にドラマを見せる3D効果だ。宇宙や巨大なドックと言ったSF設定は3Dと相性が良いと思う内容だ。
火山の爆発や宇宙船の墜落といったサラウンドデモに効果的なシーンもあり接客用ディスクとしてこれから活躍してくれそうだ。(笑)
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