夜になっても室温はまだ30度もあるが5/10(土)13:30〜14:30再放送BSプレミアム「月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」をVPL-VW500ESで観ることにした。さすがにこの室温でプロジェクターを使うとファンの音がうるさい。(苦笑)
番組内容は、グレートバリアリーフの生物の豊かさとその結びつきの紹介から始まり、サンゴの生態とグレートバリアリーフの誕生の歴史が語られた。月の重力が引き起こす大潮、小潮を利用して産卵する動物達。ウミガメの命がけの産卵を2日間掛けて追いかけ、貝やナマコの産卵の後サンゴの大産卵が行われて、終わった。
冒頭の空から観るグレートバリアリーフの雄大さ、抜ける様な青色と波の解像感は『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』を彷彿とさせる。砂浜の粒状感とウミガメが残した砂の跡の生々しさも4K撮影ならではで、画面に引き付けられる。
海中の色彩の豊かさ、サンゴの造形の精細感といった情報量の多さが映像にリアリティを与えてくれる。サンゴが微小な動物の集合体というのも良く分かる。だからこそウミガメの死体に喰らい付くサメを見るのはなかなか辛いものがある。(冷汗)
クライマックスのサンゴの大産卵は美しく幻想的な映像で、3Dで観たら実に面白そうだ。『塔の上のラプンツェル』のランタンのシーンを思い出してしまった。(笑)
海亀の背中にアクションカメラを付けて撮ったと思われる映像もあり楽しい60分間を満喫した。番組内のテロップでは前半が「最新の高精細カメラ」だったが、ナレーションは同じなのに後半では「4Kカメラ(ハイビジョンの4倍の解像度)」に変わっていたのはどういった意向だろう。
こうして見比べてみるとNHK総合「ダーウィンが来た!生きもの新伝説〜歩いて冬眠!? ホッキョクグマの秘策〜」は地デジの解像度とビットレートの低さだけではなく、白一色と言う単調な色調からも画質に不満を感じさせたようだ。
来週の『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』の「ブラジル三都 サルヴァドール・デ・バイア・リオデジャネイロ・ブラジリア」も楽しみだ。
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