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2024年07月03日

続けてこれた理由





面接で、最後の質問はありますか?と
聞かれた時どう答えるか。



皆さん入社してどれくらいですか?
なぜ続けてこれたのですか?



その理由に共感できたら入社すれば
いい、というもの。



今回は、転職面接において
続けてきたことの価値をどう扱うか
これを語ります。



あなたは警備の仕事を10年ほど
続けていますけど、ここまで
続いた理由は何ですか?



こう面接で、聞かれからどう答えるか。
皆さんは、どうでしょうか。



警備でなくても、前職をここまで
続けてきた理由を聞かれるかも
しれません。



僕なら、こう答えます。
「運がよかったから」



続けて「上司に恵まれたから」
パワハラ上司との縁がなかった
という、幸運があった。



そんな回答をしていると
いじわるな面接官ならこう言われる
かも知れません。



入社後、変な人が上司になったら
どうしますか?



僕ならこう言い切ります。
「僕は運がいいので、そういう事は
あり得ない、そう考えます」



これで不採用なら、縁がなかった
だけのです。



ここでのポイントは、堂々と自信を
持って言う事。自分の運に自信がある
と言わんばかりに。



そのベースとなるものは、続いてきた
という実績なのです。



皆さんは、警備を長く続けているから
転職は不利になる、と思っていませんか。



末端の一隊員として、時間から時間まで
現場にいればいいや、なんて日々を
送っていればそうでしょう。



しかし、ここに来ている皆さんは
そうじゃない。



交通誘導は、身の危険と隣り合わせで
足腰が強くないと続かない。



事故に遭わない、巻き込まれない
運が要るのです。



施設警備も、人間関係の葛藤を抱え
長時間拘束の勤務を続けないと
いけない。



いずれも、運がないと続かないのです。
職業運ですね。



転職は、これまでの職業運を基に
もうひとつの職業運を作っていく
ようなもの。



それ故、職業運がつながる仕事でないと
厳しい。僕が過去記事で同種異業の
転職を勧める理由はここにあります。



それに加え、警備の仕事に理解がある
転職先でないと難しい。中年以降は
特にそうです。



皆さんは、面接で警備の仕事がここまで
続いてきた理由は何ですか?と
聞かれたらどう答えますか?



検定資格を取り、部下を指導する責任と
手応えが面白かった。



五感を使い事故やトラブルを未然に防ぐ、
セキュリティの面白さに魅了された。



テンプレ的ですが、そんな回答が
浮かんできます。



そこまでいかなくても、代わりの人が
おらず、現場を維持する責任感で
ここまで来てしまった。



ぶっちゃけた話ですが、こんな回答も
ありかもしれません。



いずれも、適当にやってきた人には
できない回答です。



面接側に、続いてきた理由が共感する
なら、採用されるでしょう。



なので、不採用になっても落ち込む事も
ないのです。ただ縁がなかっただけ。



続けてこれた理由を自信を持って、
これだと言い切ることができれば、
縁があれば採用されるでしょう。



上記のマインドを醸成するには、
平素の業務を真面目にこなすことが
前提です。



そして、成功体験を積み重ねること。
未然に防いだ事実を評価されたなら、
職務経歴書に落とし込めばいい。



一方で、部下に煮え湯を飲まされる
ような経験も、肥やしになります。



結論として、警備を長く続けてきた
事は、必ずしもマイナスじゃない。



積み上げてきたものを、自信を持って
言えるなら、です。



転職は、求人を捜し応募する時から
ではなく、志した時から始まって
いるのです。



選考までの日々をどう過ごすか。
これまでの経験を棚卸しして、
どうアピールするか。



中でも、これまで続けてこれた理由に
ついて深掘りすると、武器になります。



理不尽なことでも、乗り越えてきたのは
財産なのです。僕は要領が良くなかった
ので、冷や飯食いでしたが。



それでも、転職は可能。
自分の強みで勝負しましょう。

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2024年07月01日

兆しを知る能力





今回は、転職において警備の経験を
どう活かすかについて語ります。



特に、転職先でもリーダーとして
活躍が期待される人には有益な
ヒントになります。



リーダーにとっても最も重要な情報は
「悪い情報」ですが、優秀なリーダーは
さらに手前の「悪い兆し」を疎かにしない。



従業員の勤務態度や、飲み会でのグチ、
取引先の様子や、同業者の動きに気を配り、
ミスが発生する前にカードを切れるから



大きな問題が少ない。
選べるカードは、時間とともに減る。



トラブルは、未然に防ぐのが最上。
警備では、最上の成果です。



ただ、警備以外では問題(トラブル)を
「解決」したいか「解消」したいかの
2種類の人種?に分かれます。



問題解決が好きな人は、病気で言えば
治療する人。対処療法がメイン。



対して、問題解消が好きな人は
予防する人。病気の原因を排除する。



前者は、解決したいから問題を作り
出している(問題が発生するまで何も
していない)可能性もある。



後者は、未然に防ぐことに注力するから
大抵は緊急でないことをやっていると
いう人もいます。



元警備員が、能力を発揮するのは
後者の領域です。



例えるなら、煙草の火の始末をして
火事を出さない。



一方前者は、ボヤくらいになるまで
何もせず、煙が出てから対処に奔走する。
火消しをする自分を評価してくれ。



警備でもそんなアピールする人、
いませんか?



気づいた人もいるかもしれませんが、
対外的に評価されるのは前者のようです。
歯がゆいものですが。



この現実を踏まえ、元警備員が活躍できる
環境を選ぶ必要がある。



具体的には、未然に防ぐセキュリティを
評価してくれるか。



警備以外の職種では、未然に防ぐ
セキュリティに金や労力をかけるのは
無駄という考えもあります。



何か起きてから、対処すればよい。



そんな組織や上司の下では、意見具申も
ままならないし、ストレスも溜まるでしょう。



そうでなくても、問題を解決しようとする
人は、すごく仕事ができるように見えます。



ただそれも、問題を解消しようとする人が
陰で動いて、成果を出せる環境を作ったから
かも知れません。



焦頭爛額(読み)ショウトウランガクという
故事成語があります。



《「漢書」霍光伝から》火災の予防を考えた
者を賞しないで、消火のため頭髪を焦がし、
額にやけどをした者に賞を与えること。



根本よりも末端を重視するたとえ。
こんな環境で仕事をしたくありませんね。



物事の末端しか評価しない組織では、
働くものではありません。



ここで本題に戻り、兆しを知る
能力をどうやってアピールするか。
または業務の中で磨くか。



職務経歴書に落としこむのも悪く
ありませんが、実際に面接でどう
アピールするか。



何事もなかった事を評価してくれと
アピールするのですから、工夫が要り
ます。



これは実直に、自分の体験を語るのが
一番パンチがあると観ます。自らの
生の声を伝えるのです。



理屈上の事なら、相手に反論の余地を
与えてしまいますが、事実を生の声で
語られると、そうもいかない。



ここで経験が活きてくるのです。



そして、予兆を知る能力を磨くには
どうすればいいのか。



警備現場の責任者として従事するのが、
一番の近道と観ます。



時には部下から、問題を大きくして
振ってこられ、煮え湯を飲まされる
想いもするかも知れない。



ただそれも含めた経験、特に理不尽な
想いも、経験値になる。



責任者でなくても、責任者目線を持って
従事するなら、経験は積めると思いますが



悪い兆しを知り、いち早く責任者に伝え
トラブルを未然に防いだという経験も、
財産になります。



悪い兆しの予兆は、人間関係にあり。
人間関係に留意して、アンテナを高く
立てていれば、気づく可能性が高い。



そうでなくても、人間関係に乗ってくる
情報は、人や組織を動かすパワーがある。



加えて、人情の機微にも通じる事が
できれば、経験により磨きがかかります。

スキルマーケット【ココナラ】

2024年06月30日

ピンチはチャンスと言うけれど





皆さんは、人生でピンチに陥った経験が
あると思います。失業なんかは辛いです
よね。



ピンチはチャンスというけれど
それは後から回想した時に言える台詞で、
ピンチはピンチでしかない。



ピンチにあえいでいる時は、チャンス
なんて考える暇はないですよね。



なので今回はいかにピンチを
凌ぐかがテーマになります。



ピンチを如何に早く、ダメージを受けずに
切り抜けるか。



転職に失敗し、ブラック企業に入社して
しまった。このままでは心身ともに
壊れてしまう。



だからといって、短期離職は履歴書の
傷になってしまう。次の仕事が決まらない
まま、無職になるものリスキーだ。



短期離職については、期間にも
よりますが、履歴書に書かない手も
あります。ハローワークで相談。



長期離職が怖いなら、職業訓練に行く
方法もあります。詳しくはカテゴリ
「警備員を辞めたい人へ」をどうぞ。



こうしてみると、ピンチの多くは他人の
知恵を借りる事で凌げるケースが多い。



ピンチになってうろたえるのは、
情報不足かもしれません。



とは言え。ピンチに陥ると誰でも
動揺します。



ここで持っていきたいマインドセットは
キレないこと。



具体的には、俺は運が悪いんだと
思い込む事です。気持ちは分かりますが。



詳しくは過去記事「キレたら負け」
参照願います。



それとこれはリーダー向けマインドセット
ですが、こんなピンチ大したことはないと
思う事です。



自分に言って聞かせる言葉で、他人に言う
言葉ではありませんが。



ピンチの裏にはチャンスあり、は真理かも
しれませんが、真っ当にピンチを凌いだ
人にこそ言えるかも知れません。



まずはピンチを乗り越える事。失業した
なら、再就職して収入源を得ること。



こうやって経験値を積むと、リカバーの
際のご褒美みたいなものを体感できます。
これがピンチはチャンスの由来かも。



ピンチの時には恥を捨てて、誰かの力を
借りましょう。恥を捨てるのもピンチを
凌ぐ技の一つです。

2024年06月28日

能力は選択に勝てない





今回は、転職における不都合な真実に
ついての気づきを、語ります。



結論はタイトルの通り、選択は能力に
勝てないというもの。



過去記事で、僕は警備員からの転職では
同種異業を目指し、自分の居場所を見つけ
ましょうと言いました。



その路線であっても、選択次第で
成功・失敗がある。



業界内転職でもそうです。具体的な例を
挙げると。カテゴリ「施設警備3〜
ブラック企業編」でのエピソード。



隊長のパワハラに堪えかね、転職した
地場中小警備会社C社は、地獄の一丁目。



そもそも面接時、新しく取れた公共施設
警備に配属される話でした。



それが入社直前、某商業施設の駐車場
警備に。話が違う。



入社してみると、誰も社会保険に入って
おらず、年末調整はなく個人で確定申告に
行っていた。



これを上司に問いただすと、社会保険は
入社後、半年経った希望者のみ。二段構え
になっていた。



面接時に確認すれば良かったのです。
これは今後の教訓となりました。



そして配属された、駐車場警備の監視
詰所を牛耳る、自己愛的人格障害の
隊員。



散々モラルハラスメントを受けた僕は、
緊急脱出よろしく三か月ちょっとで
退職します。



C社の上記実態を知っていれば、僕は
入社することはありませんでした。
入口(選択)を誤ったのです。



いくら経験があろうとも、検定資格を
もっていようとも、ブラック企業を
選んでしまっては、元も子もない。



個人の能力は、会社の器以上に発揮する
ことはできません。
それどころか、活躍の場さえ与えられない。



後日談になりますが、僕がC社を辞め
職業訓練に通っていると、携帯が鳴り
ました。



授業中だったので、出らずにいると
留守電メッセージが。



「C社の〇〇です。仕事の話があります。
至急返信ください」



戯(たわ)け。誰が電話するか。



C社にしてみれば、退職の原因になった
自己愛的人格障害の隊員を排除した
から、戻って来て欲しい。



そんな問題じゃなくて、C社の体質が
嫌で辞めたのです。



C社は上記とは別に新規物件を取った時も、
僕に電話をかけてきていました。当然無視
しました。



ここまでは僕の体験でしたが、一般的に
能力があるのに昇進できないとう悩みも
これに属します。



単に、空いているポストがないのです。
組織の事情ですが、そんな組織を選択
したから能力があっても昇進できない。



そうなれば転職という「選択」をして
昇進ポストの空いている組織に属する
しかない。



今回は、選択は能力に勝てないという
前提で話をしていますが



能力が高ければ、選択肢も多くなるという
メリットはあります。



警備で言えば、検定資格を持っている。
防火管理者などの関連資格もそうでしょう。
年齢(若さ)もそうかもしれません。



ただ、いくら選択肢があっても
選択に失敗しては意味がありません。



最後に、選択に失敗しないための
対策について、ヒントのようなものを
語ります。



僕の経験から言えば、自分の精神状態が
悪い時に行動を起こさない。



辞める時の精神状態が、転職先の環境を
暗示しているものです。



僕がC社に転職した時、前社を
蹴っ飛ばすように辞めました。
パワハラ隊長に対する、返礼よろしく。



ところがC社は、前社の延長のような
環境であった。それも待遇が悪化して。



パワハラ隊長を蹴っ飛ばして辞める事が
ゴールになってしまっていた。



そんなささくれ立った気持ちで、転職
しても、上手くいくわけがありません。



一旦クールダウンする事が必要だった。
後に行った職業訓練が、それを担いました。



それでは自分の状態をどうしたら
客観的に、セルフチェックできるの
でしょうか。



僕がC社に入る時、履歴書用写真を撮り
ました。C社退職後に失業手続き用で
もう一枚撮ったのです。



両方の写真を比べてみると、C社に入る
時の写真の方が、表情が曇っている。
追い詰められたような表情。



半年弱しかない期間で、こうも違うのか。
こんな状態では、転職も上手くいく
訳がありません。



なので、自分の写真(セルフでもいいが
プロに撮ってもらった方がベター)を
撮ったら、過去の写真と比べてみる。



状態の良かった頃と比べて、表情は
どうなのか。これをチェックする。



NGなら、転職ではなく職業訓練に
舵を切るのも戦略的です。

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2024年06月26日

タイミングに恵まれるには





SNSで以下の投稿を見つけました。



人生はタイミング



タイミング良く恋人がいなかった人と交際
タイミング良く適齢期に交際した人と結婚
タイミング良く募集があった会社に転職



タイミング良く人数不足のチームに配属
タイミング良く空いた席に昇進 



今回は、人生の節目となる転職について
タイミングの重要性と、それを掴むには
何が肝なのかについて、語ります。



過去記事にも書きましたが、高望み
しなければ警備員からの転職は難しく
ありません。たとえ中年でも。



ただし、タイミングに恵まれる必要は
あります。パイは決して多くないから
です。



タイミングを運と言い換えることが
できます、仕事運ですね。



運と言っても偶然ではなく、実は必然。
なるべくしてこうなった。



なぜこう言えるかというと、タイミング
に恵まれる準備ができていたから。



次に職場にアクセスできる、自分ができて
いたからに他なりません。



では、そんな仕事運を育てるには
どうすればいいのでしょうか。今回は
2つ紹介します。



ます仕事運を下げる大きな要因は、
今給料をもらっている、体制側を
批判すること。



それでなくても、マイナスの言葉は
仕事運を下げます。



気持ちは分かります、悪い待遇
上司はクソ。仕事に関係ない人間関係で
愚痴をこぼすくらいならいいでしょう。



しかし属する組織でそれをやってしまうと
仕事運が下がる。同僚が集まれば批判大会
になったりします。



そんな仕事運だから、今の環境に甘んじて
いるのです。不平不満の乱用は、仕事運を
下げます。



人は、自分の器に合った環境でしか仕事を
できないものです。過去の自分が創り出した
環境が、今の職場。



これを理解すれば、未来を変えて行く事も
不可能じゃない。無軌道な批判を慎む事から
人生の流れが変わっていく。



とは言え、周囲の人間関係に配慮しないと
いけない面もあるでしょう。ある程度協調
しないと、干される。



周囲の人間関係がどうしようもないなら、
必殺一旦リセットを使う。



それは退職して、職業訓練に行く。
過去記事で何度も勧めてきました。



人間関係リセットで一番効果があるのが、
退職して、仕事から離れる。心身の健康も
取りもどせる可能性も期待できます。



詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
をご覧ください。



さて、もう一つは何でしょうか。
それは「強く求めること」です。



俺は絶対に警備、いやビルメン業界から
脱出する。



警備員で人生を終わらせない。



このような想いを強く持つことにより、
それ相応の環境を引き寄せる。



強い想いが信念となり、引き寄せる磁石に
なる。必要な情報や人間関係にアクセス
できるアンテナになる。



この辺は過去記事「信念に基づけば」
参照してください。



最後に留意して欲しい事を言います。
それは自分の精神状態が悪いまま
転職に成功しても、ろくな事にならない。



僕の経験ですが、辞めたい一心で転職
すると、前職の延長のような職場環境に
なったりします。



これ、自分の内面が環境に反映された
結果なんですね。



辞める事がゴールになる転職は避けたい
もの。それだったら、半年間の職業訓練に
行った方がいいに決まっています。



転職はスムーズに行くときは、どこか
自分の精神状態がフラットというか、
清々しい気持ちなのです。



いろいろあったけど、お互い様だった。
不満はあっても、自分の仕事(役目)を
やり切った。



タイミングや運を呼び込むには、自分の
メンタルの状態が大事。



メンタルを整えるために、一旦労働から
離れて、職業訓練に行くのも戦略の一つ。



ささくれ立った気持ちでは、どんなに
行動を起こしても、ロクな結果には
なりません。



行動を起こす前に、自分のメンタルを
点検する。タイミングに恵まれる状態か
どうか。



小さな事でも、良かったことを見つけて
喜べる自分であれば、一陽来復の兆しが
見えているでしょう。



過去記事「クリスマスイブの気づき」
をどうぞ。

スキルマーケット【ココナラ】

2024年06月24日

真剣勝負の果てに





今回は、過去記事「カマかけクライアント」
の続きになります。



真剣勝負の末に、理不尽な目に遭うのなら
その環境から卒業せよ、というメッセージ
かもしれないという話です。



さて、上記記事の内容を簡単に説明すると
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
で配属された、青果市場警備現場でのこと。



夜勤時、卸売業者の入る事務所の巡回を
社員退勤後行いますが、その中に休憩室が
あります。畳の部屋です。



そこにある電子レンジ。僕は巡回時
電子レンジのコンセントを抜いていました。
トラッキング現象を警戒して。



2月半ばの夜勤時、巡回で休憩室に入ると
電子レンジのそばに小銭が落ちてました。
よりどりみどり200円ほど。



状況からして、偶然とは思えません。
故意にやったに違いない。



僕がこれを見て直観したのは
「カマをかけやがって」
「舐められたものよのう」



電子レンジのコンセントを抜いていたのは
僕だけだったかもしれません。それを
不憫に思う社員がいたに違いない。



余計なことをしやがって、それならば
カマをかけてやれ。コソ泥トラップを
しかけてやる。



警備員の待遇からして、小銭でも手を出す
可能性がある。ひっかかり排除できたら
ラッキー。



僕も警備員のコソ泥事案を聞いたことが
ありますが、当事者を辞めさせることで
幕引きを図るのが、落とし所です。



たった200円で、職を失うなんて
そんなコスパの悪い事をするわけが
ないじゃないか。舐められたものです。



僕は屈辱感と共に、休憩室を後に
しました。電子レンジのコンセントは
抜かずに立ち去りました。



但しこれ、同僚に電子レンジのコンセントを
抜いているか聞いてからでも、よかったの
です。



加えて隊長に警備隊としての方針を確認して
からでも、実行は遅くはなかった。



独断専行で勝手な事をするな、と怒られる
可能性もあったでしょう。



ちなみの警備日報には書いていません。
日報に上げるのは出入口や窓の未施錠。
記載するほどの事ではない。



それでも、自分のセキュリティ意識から
行った事を、上記のような形で返されたら
どう思うか。



警備員と言う身分に失望してしまいます。
その一週間後、僕は翌月末で退職する
意思を会社に申し出ました。



そんな事案でしたが、学びもあったのです。
自らの経験と知識を基に行ったことが
結果的に相手の本音を引き出した。



と同時に、自らの置かれた立場(身分)を
思い知ることに。



日本社会は、能力より身分前提で仕事を
回します。正規・非正規、社員・委託業者。
やっている事以前に、階級制度ありきです。



全員ではありませんが身分が下の人間に
対しては、見下した態度を取ったりするもの。
そういう僕も気をつけなきゃいけない。



それがコソ泥トラップという、姑息な手段を
使ってきた。卸売業者の民度が知れる事案
でした。



僕が会社に退職を伝えた時、次の仕事は
決まっていませんでした。



それでも、警備をやりきった。もう卒業だと
いう、清々しい想いがあった。
翌月、仕事が見つかり今に繋がったのです。



真剣勝負していても、理不尽な屈辱を
味わうなら、その環境からの卒業フラグ
が立っている。



これ、真剣勝負していない人には
味わえない境地です。



当時の僕は、屈辱に塗れながらも
どこか心の中に行けるな、という
おぼろげな希望がありました。



もちろん転職は自己責任ですから、
上手くいかない可能性もあったでしょう。



しかし僕には、これまで積み上げたもの
に対する、自信があった。加えて身分が
上の人間の、本音を引き出した。



上手くいくときは、どこかしら自信の
ようなものがあるものです。警備を
清々しく卒業しよう。



結局、これまでで一番清々しく
会社を退職できました。



警備からの転職で、一番大事なものは
なにか。



やりきったという自信ではないでしょうか。
知識やスキルといった市場価値を高める
要素も大事だけれど



体験の中で、どれだけ突き抜けられたか。



皆さんも、どんな分野でもいいので
転職の際は、何か突き抜ける体験を
武器にして欲しいと思います。

しじみエキスWのオルニチン

2024年06月23日

お局ブレイキングダウン





今回は、警備ではありませんが
パワハラ上司の扱いについて、
SNSの投稿を基に、探っていきます。



まずは、公務員(国家)と思われる人の
投稿。



隣の係のパワハラ上司が、新採職員を
退職に追い込んだ。



コンプライアンス窓口に通報したが、
パワハラ上司に筒抜けであった。何の
ための窓口かわからない。



このように、社会はパワハラ者に甘い。
被害者の味方にならないわけです。



この手のやるせない思いをした人は
ごまんといるでしょう。



そこで、もう一つの投稿。
病院関係と思われます。



新人を辞めさせたり問題を起こした
意地悪なお局だけが配属される部署が
あるんだけど、



お局同士お互いに潰し合ってて
お局ブレイキングダウンって
言われてておもろい。



パワハラ対策窓口が機能しないなら、
パワハラ者同士、潰し合いをしてもらう。
他に被害が及ばないように。



パワハラ者は、対象者を潰して
いなくなると、次のターゲットを
捜します。



こうして、パワハラの連鎖は
終わる事がないのですが、その対策と
して、パワハラ者の掃きだめ部署を作る。



そこでパワハラ者のバトルロワイアルを
やってもらえば、被害者はいなくなる。



ちなみに、パワハラ者同士のバトルに
なった場合、よりパワハラ度の高い人が
ウィナーになります。



僕個人としてみれば、お互い潰し合って
共倒れになってくれれば嬉しいのですが。



もしくは、部下を持たせず一人で仕事を
してもらう。サイコパスに対しても有効
だそうです。



日本人は、組織のリスク回避のために
パワハラに甘く、表に出さないように
する傾向があります。



しかし、それがより大きなリスクであると
社会問題になりつつある。何らかの対策を
しなければならない。



現状最適解かもしれないのが、パワハラ者
の掃きだめ部署を作ることかも知れません。



ただこれは、ある程度大きな組織でないと
難しいでしょう。



警備なら徹底的に干す、という必殺技で
排除することができます。特にワンマン
経営の中小地場警備会社なら。

2024年06月21日

無職期間をどう取り繕うか





今回は、身も蓋もない話ですが
社会人イベントでもっとも楽しいのは
退職です。



でも、麻薬のような快感は繰り返すと
癖になるので、ほどほどにしましょう。



と同時に、退職をきっかけとして
無職期間をどう取り繕うかについても
語ります。



会社員で最も楽しいイベントは「退職」です。
いつも嫌味を言う上司や、面倒くさい仕事、
嫌いな同僚から解放されます。



家に帰るときは「最高に自由だ!」と
世界が美しく見えます。



解放感、背徳感、自由、これに勝る喜びは
退職しか存在しない気がきます。



これ、次の仕事が決まっており
次の出勤まで余裕がある時に
味わえるもの。



次の仕事が決まっていないと
就活をしなければいけないし



離職票を受け取り、失業認定を
受けるために、ハローワークなどの
機関で諸手続きが待っています。



職業訓練に行くとしても、
試験をパスしなければなりません。



清々しく退職する秘訣があります。
それは何か。



余力を持って退職する。
簡単な事ではありませんが。



僕も経験がありますが、ブラック企業で
ボロボロになって退職する場合は、
リカバリーが必要。



ダメージを受けた肉体、ささくれ立った
心のまま、就活を行うのはリスキーです。



転職でブラック企業→ブラック企業に
はまるのは、焦りもありますが



前職でのダメージを引きづったまま
転職してしまう背景もあるに違いあり
ません。



余力を持って退職できなければ
リカバリーの必要がある。



だけれどもこれ、意外に難しい。
仕事をしないのがベストですが
無職期間が長いと、再就職に支障が。



職業訓練も最大半年で、試験もあり
訓練後半は、再就職のプレッシャーが
のしかかります。



長期間無職でいるなら、それなりの
理由を考えておいた方がいいでしょう。
就活時、必ず面接で聞かれます。



ダメージを回復させるために、
無職だった。これを正直に言えば
採用されないでしょう。



そこで、介護だとかフリーランスを
やってましたなんて方便が必要なわけ
です。



嘘を言ってはいけませんが、事実に
基づく拡大解釈ならいいのではないか。
これ、経験者の縛りに対しても有効。



かする程度の体験であっても、やった
事がある事実であれば、嘘じゃない。



ここで言いたいのは、ダメージ回復の
ための無職期間を、どう取り繕うか。
社会は、長期間働かない人には残酷です。



だからこそ、方便や知恵を使うのです。
他人の知恵を借りても構いません。



今の日本人には、ダメージを受けたら
その分休んで回復させる仕組みがない。
働かされる社会システムなのです。



最後に、過去記事でも紹介しましたが
無職以外に、ダメージ回復の手段が
あるのです。



それは時間の短い、緩い仕事に就く。
経済的に許されるなら、という条件は
付きます。



上手くやれば、失業給付を受けながら
バイトをすることもできる。但し
ハローワークには申告が必要です。



この緩く働くメリットは、履歴書上の
傷にならないということ。



週一回の勤務であっても、同じ雇い主で
続いていれば書ける。



面接で、週一回の勤務でしたなんて
言う事もありません、働いていたという
「事実」を書面で示せればいい。



日本社会では建前が重視されます。
内容はともかく、形式を考える。



無職期間が長く、その方便を考えるのが
面倒ならば、緩い仕事に就くメリットは
大きいと言えます。



給与をもらっている組織を明記できれば
働いていた証拠になるわけです。単発の
バイトは厳しいですが。



緩く働き、休んでいませんよと
主張することで、雇う側の不安を払拭
する戦略です。日本社会はめんどくさい。



しかしその抜け道を研究すれば、案外
イージーモードにすることも可能。



知人の警備員は、警備会社を渡り歩く
ごとに、退職金よろしく再就職手当を
ゲットしていたそうです。



制度を研究し、雇う側の心理を研究し
自分に有利な道を見出す。そんな知識を
つけていく事が、自分を守ります。

スキマ時間で楽しくポイントGET|マクロミル

2024年06月19日

ジャイアントキリングの極意





今回の記事は、SNSで見た衝撃的な投稿が
あり、それをまず紹介します。



小さな組織が、大きな組織に勝つツボの
ようなものが見られたからです。職場は
10人規模の医療機関と見られます。



マネジメント次第では、ジャイアント
キリングも夢ではない、という話です。
では、以下をご覧ください。



【誰も辞めない病院】を経営する院長先生が
話してくれた



「無理なく働ける仕事の選び方」を
聞いて、目からウロコがドバった話。



秋の東京。昼どきの定食屋にて。



僕「ホワイト企業で働いてますけど…
  毎月の様に誰か辞めるので
  ちょっと悲しいです」



先「うちの病院は10年ちかく
  誰も辞めてないなぁ」



僕「スゴイですね。
  どんな工夫をされてるんですか?」



先「『お金』『相性』そして『偏見』かな」



僕「分かるような、分からないような・・」



先「そうだね。まず『お金』だけど



先「残業代に加えて手当を出しているよ」



僕「残業代に加えて、ですか?」



先「そう。うちは基本給は低いけど
  毎月の利益を一定額まで
  スタッフに還元するんだ」



僕「ボーナスみたいですね」



先「ボーナスは別に払うけどね。
  忙しかった月は利益も増えるから
  翌月の手当がグッと増える。
  そして頑張った人に多めに出す」



僕「でも手当の額が人によって違うと‥‥
  不満が出ませんか?」



先「内心は分からないけど…出ないね。
 『頑張った人に多めに払う』って
  最初に全員へ伝えているから」



僕「なるほど・・・」



先「それに忙しかった翌月のお給料が
  多いと納得感があるでしょ?」



僕「たしかにそうですね・・・
  2つ目の『相性』は何をするんですか?」



先「うん。実はこっちの方が重要なんだけど



先「【合わない人を採用しない】
  ここは気を付けているよ」



僕「...はい(それは当たり前じゃ・・)」



先「うちは徹底しているよ。
  まず【理念】に共感する人しか採用しない」



僕「理念、ですか。
  でもどうやって見分けるんですか?」



先「ぼくが経営理念を語った動画を見てもらう。
 『共感しました』と明言できる人だけ
  次の面接に進んでもらうんだ」



僕「動画では何を話しているんですか?」



先「『給料が目的の人は要らない』
  『自律的に働けない人は要らない』
  『患者さんのためなら何でもOK』
   ポイントはこの辺だね」



僕「めちゃくちゃストレートですね…」



先「患者を思って動ける人に来てほしいんだ。
  実際の給料は他の病院より高いけどね。
  さっき話した手当もあるから」



僕「手当のことを先に言わない理由は?」



先「先に理念だけを聞いて貰うと
  お金目当ての人は辞退してくれる」



僕「なるほど・・したたかですね」



先「【理念や働き方に共感せず入社する】と
  必ずミスマッチが起こる。
  お互いに不幸だよね」



僕「確かに・・辞めるきっかけになりますね。
  3つ目の『偏見」は何をするんですか?
  面接で『偏見』がないか確認をするとか?」



先「違うよ。『偏見』は



先「僕の『偏見』そのものだよ。
  ‘’合わない‘’と感じたら経歴がマッチして
  理念に共感してくれても採用しない」



僕「先生の直感、と言うことですか?」



先「近いね。表立っては言えないけど・・
  太っている人も採用はしないし
  モデルみたいに線が細い人も採用しない」



僕「え?体型で判断するんですか?」



先「うん、もちろん理由はある。
  まずうちの病院はダイエット外来がある。
  スタッフが太っていると・・どうかな?」



僕「確かに・・微妙です」



先「患者さんも気にするだろうし
  何よりスタッフ本人もツラくなる」



僕「でも線が細い人は問題ないのでは?」



先「それこそ僕の『偏見』だね
  線の細い人は‘’ルールに沿って働く‘’
  ことを好む人が多い印象なんだ」



僕「・・・なるほど」



先「たとえば院内でマスクを着けるかどうか。
  これも個々のスタッフに任せている。
  でもルールに沿って働きたい人は
  『決めて下さい』と思うよね」



僕「確かに・・でも線が細くても
  柔軟に働ける人はいると思いますが」



先「もちろんいる。でも



先「うちみたいに10人くらいの病院では…
  一人でも合わない人が入ると
  影響がめちゃくちゃデカいんだ」



僕「それは・・間違いないですね」



先「患者さんやスタッフを守るために
  経営者としてリスクは取れない。
  だから全力で‘’相性‘’を確認するよ」



僕「転職をする人も同じことが言えますね」



先「そうだね。働く側も選べばいい。
 【相性をしっかり確認する】
 そうすれば早期退職も減ると思う」



僕「何となく入社すると…悲劇が起きますね」



先「だね。うちは「合わないから」という
  理由では誰も辞めない」



僕「納得して入ってますよね」



先「お金や見栄えで職場を選ぶのが危険なんだ。
  『理念』や『相性』がマッチすれば
  ツラい時期も乗り越えられる」



僕「そうですね」



先「年収や残業、福利厚生は相性』の後に
  考えた方がお互いに幸せだと思う」



僕「すごく勉強になりました」



先生「ちなみ見た目の話はビジネスの話だから。
  プライベートでは線の細い人や
  ふくよかな友達もいるよ!」



人が働く場所を選ぶとき。
真剣に考えればミスマッチは防げる。



【会社の相性を大切にする】



働く側も真剣に会社を選べばいい。
仕事が楽になるコツ、目からウロコだった。
(後略)



これを読んで僕に刺さったのは
3つ目の「偏見」です。僕は以下の
リプライをしました。



偏見と言っても、経験に裏打ちされた
ものなら、再現性があるということ
でしょう。



小さな組織が、大きな組織に勝つヒント
のようなものではないか。するとこれに
対する返信が。



確かに、上記の採用戦略は大企業では
難しいでしょう、ただ小さな筋肉質な
組織では、大物食いもありますね。



大物食い・・・まさにジャイアント
キリング。



小さな筋肉質な組織・・・まさに警備では
ないのか。



人が集まらない、それも有為な隊員が
来ないといった、悩みを抱える小さな
警備会社は少なくない。



上記の戦略を形だけ真似たからと言って、
人材不足が解消するほど、警備業界は
単純ではないでしょう。



しかしながら、小さな筋肉質の組織と言う
点では、警備も共通している。警備以外
でも、労働集約型の仕事でもそうじゃないか。



ちなみに労働集約型産業とは、事業を行って
いく上での大半を「人間の労働力」に
頼っており、



機械よりも「人の手」による仕事が
多い産業のことを指しています。



採用時、如何に有為な隊員を見極めるか。
変な人材を取らないと同じくらい、大事な
もの。それに対するヒントにはなる。



この件は、警備現場のリーダーという
よりも、会社幹部にあてはまるもの
でしょう。人事権を持つ人向けですね。



但し、警備に限らず現場のリーダーで
あっても、理想の職場を作りたいと
発願している人にも参考になる。



人事を会社に具申して、隊員を選んで
もらえるならば、実現が可能かも
しれません。



警備現場は、人間関係がツボです。
特に長時間一緒にいる現場なら尚更
です。



人間関係に配慮して、働きやすい環境を
作ることが、ある意味福利厚生の一環と
なる可能性もありますね。

アンケートサイト i-Say

2024年06月17日

手を抜くなら恨みを買わない





仕事ができる人は、手を抜くのが
上手いと言われます。



但しそれは恨みを買わない範囲で、
その塩梅を間違え恨みを買うと
どんな目に遭うかを今回は語ります。



SNSの投稿で見た、恨みを買う手抜き。
職業は事務方(恐らく公務員)。



係で職員自分だけになると、電話の回線
抜く。自分が休んで窓口に入ってもらった
時は埋め合わせしない癖に



自分が窓口代打したら翌日文書で埋め
合わせするよう突きつける。こいつ
控えめに言ってマジでクソだろ・・・



この手の人の特徴は以下の通りでしょう。



@テイカー気質
A自分の事が見えていない(自分は要領が
 いいと思っている)



@テイカー気質は過去記事「ギバーと
テイカー」
で紹介しました。ざっくり
いえば搾取する人、クレクレ君です。



Aは警備に限らず、かなり多いと観ます。
自分で仕事ができると思っている。



仕事ができるかどうかは、上司が評価する
こと。人事評価制度などで、擦り合わせを
行う職場も出てきました。



それでも、自分は仕事ができると言った
思い込みで、ヒンシュクを買っている
人は後が絶ちません。



結果を見て行けば分かる事でしょうが、
自分の失敗の尻ぬぐいを他人にさせたり
余計な仕事を増やしたり・・・



それでいて、口ではいっぱしの事を
言っていると、嫌われます。



過去記事「一人のチョンボが皆の足を」
で、当時30代前半であった若手隊員N
の粗相を紹介しました。



彼の平素の勤務態度からして、起こる
べくして起こった事案なのですが、
注意しても結果は同じだったか。



一度、クライアント側からガッツリ
説教されたようですが、効いていない
どころか、ますますへそを曲げた模様。



かといって、当時の警備会社には
彼を別現場に異動させ、別隊員を入れる
余裕はなかったようです。



そんなN隊員ですが、自分が孤立している
事を実感する事案が発生しました。



当時は地元市役所の施設警備を担当して
居ましたが、朝一番の玄関前立哨で
トラブル発生。



玄関前には、身しょう者用駐車スペースが
数台分あります、そこへクレーマー市民が
やって来た。



対応したのはN隊員。次第に話が大きく
なり、無線で同僚に応援を呼びます。



同僚は来たものの、Nのフォローは
せず。クレーマーからの攻撃を受け
続けるN隊員。



Nはたまらず、クライアント側である
市役所管財課の職員を呼ぶように同僚に
要請します。



しょうがないなぁ、といわんばかりに
管財課に連絡する同僚。その間もNは
攻撃を受け続ける。



管財課職員が来た時には、トラブルは
終息に向かっており、クレーマーはすぐ
去って行きました。



その後守衛室に戻ったNはボヤきます。
皆の(目指している)考えがバラバラで
警備隊として機能していない。



いや貴方が干されているだけでしょ。
積もり積もったものが出てきただけで
しょ。



彼は市役所が入札に負け撤退するまで、
居座りました。皆の総スカンをくらい
ながら。



手を抜く事で恨みを買うと、ここ一番
のピンチで手を差し伸べてもらえなく
なる。



それどころか、トラブルの責任を
彼一人に背負わせて、現場から排除
しようと考える人もいるかも知れない。



ただ彼が幸運だったのは、己を市役所
に入れてくれた上司が庇ってくれた事。



Nは別の警備会社から転職してきました。
上司もまた然りで、以前の会社から上司
部下の関係だったのです。



警備にような労働集約型(人海戦術で
サービスを提供する)の仕事では、
仕事ができる事は、あまり意味がない。



もちろん、現場のお荷物隊員では
いけないでしょう。



お荷物隊員でなければ、愛嬌を持って
警備隊を協調性を以て回す能力の方が
大事です。



最低限、マニュアルに書いてある
業務を愚直に遂行すればいい。



後は、来庁者や職員とトラブルを
起こさなければいいのです。電話も
要注意ですね。



最後に自分が認められ、他人に
マウントを取ろうと、本流から外れた
事をやってはいませんか?



その結果余計な仕事を
増やしていませんか?



警備に限らず、上記の件は常に留意して
おきたいものです。自分がトラブルの
震源地にならない為にも。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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