今回は、上司部下を問わず
社会人いや人間として大事なことを
語ります。転職活動にも使えます。
結論は、タイトルにあるように
(小さくても)約束を守る。
信頼は、この積み重ねしかない。
逆に言えば、長期的につき合うべきか
判断するリトマス試験紙のような
基準です。
どんなに能力が高くても、約束を
守らない人は信用できない。
ぶっちゃけ、警備時代の上司は
そんな人が多かった。
しかし、1人だけそうでない上司が。
過去記事「社会人経験で最高の上司」
で紹介した、K部長。
K部長は、僕が最初に就職した
地場中小警備会社であるA社の部長。
営業も兼ねていました。
僕はA社に就職する時に、施設警備を
志望しましたが
今、施設警備の空きがないので
交通誘導警備に従事して欲しい。
施設の空きが出たら、配属する。
K部長は、そう口約束してくれました。
この手の約束は、いくらでも反故に
できる。といった警備業界の現実を
当時、僕は知りませんでした。
しかし半年余りたった時に、K部長は
約束を履行してくれたのです。
社会人として信頼されるには、以下の
ことを実践すればよい。
@約束を守る
A有言実行する、できなければ
できるだけ早く伝え、謝罪する
話は少しそれますが、信頼のおけない
人の良く使う文言があると思います。
僕の経験から。
それは「〜してやる」というもの。
俺を信じろ、もそれに近い。
そんな事を言う人は、状況が変われば
約束履行をペンディングにします。
状況が好転しなければ、永遠に棚上げ。
それでも、期限を切り履行を強制すると
浅ましい姿をさらします。屁をふった
ような対応が、約束履行といわんばかり。
社会人として、風上に置けない輩です。
その他、「手のひら返し」「後出し
じゃんけん」も嫌われます。
話が違うじゃないかと突っ込むと、
あの時は、これこれこういう事だったと
見苦しい言い訳。
僕が警備員時代学んだのは、人の裏を
かいて、揚げ足を取る事が上手い人が
主導権を取る。それも法律スレスレで。
もちろんそうでない、社会人として
立派な人もいます。上記K部長は
まさにそうでした。
話は逸れましたが、社会人として
信頼できるかは、小さな約束でも
守れるのか。
K部長のような上司は貴重です。
ただ彼は、僕が入社して数年後
幹部と揉め、退職しました。
上司は部下の給料を上げるための
存在、という意見もあります。
K部長は、心擦り切れる想いで
クライアント側と契約額を交渉し、
僕らの給与UPに貢献しました。
このような経験があったからこそ、
「話が違う」に対してはセンサーが
鋭くなりました。
約束を守らない言い訳ばかり、躍起に
なる上司(同僚も)は、願い下げ。
これは警備業界以外でも、同じです。
そんな人は、他人から同じことを
されないと分からないのでしょうね。
僕が転職活動をする際に、留意した
のも、このポイント。「話が違う」が
出てこないか。
面接の時も要チェックですが、
僕が応募書類を郵送でなく直前持参
するのも、相手の出方を観察するため。
胡散臭い応募先だと、どこかしか
違和感を感じるものです。警備時代
培った観察力が活きてきます。
どんなに能力があっても、知識が広く
て実践しても、手のひらを反すような
人は信用ならない。
最後にものをいうのは人間性という
結論なのです。
これはある程度の歳になれば、
生き様を見ていれば分かります。
結果と言い換えてもいいでしょう。
我々にとっても、身につまされる
もの。但し今からでも遅くはありません。
小さくても、約束は守るようにしよう。
守れないなら、素直に頭を下げよう。
これらは、リーダーシップの一部でも
あるのです。僕にとっても戒めです。
人はある程度の地位につき、権力を持つ
ようになると、約束を忘れたりまたは
軽く扱ったりするようになる傾向が。
権勢ばかり振るって、上司としての
中身がない!と糾弾されるようには
なりたくないものです。
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