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2024年05月13日

狡兎死して走狗烹らる





タイトルの故事成語は
「こうとししてそうくにらる」
と言います。中国古典から。



今回は、雇われの宿命を再認識し
組織に依存しすぎるのは危険、その
対策の重要性について語ります。



まずは上記の解説から。
狡兎はウサギのこと。
走狗は猟犬のこと。



ウサギが滅びれば、それを狩っていた
猟犬も要らなくなり、煮て食べられて
しまう。



転じて、敵国が滅びれば、それまで
手柄のあった謀臣は邪魔にされて
殺されるということのたとえ。



狡兎尽きて良犬烹らるとも言います。
いかにも中国らしい故事成語です。



これを僕は警備時代、身に染みて
味わう羽目に。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
で僕はクライアント側からも評価され、
得意、いや天狗になっていました。



前カテゴリで、ボロボロの混とん状態
からの立ち上げ。ミスをすれば二言目に
「警備会社を替えるぞ」という叱責。



そんな中で、形にした。評価も上がった。
そこまでは良かったのです。僕らの活躍で
危機を乗り越え現場が形になったじゃないか。



ただ、その体験が上司との軋轢を生む
事に。上司は現場の事情も知らず、
自分の言い分ばっかり言いやがって。



そして入札で負け、僕らは市役所を
撤退しました。上司のお気に入りの
部下は、さっさと別の施設警備へ。



僕だけは宙ぶらりんの状態に。
結局、辞めました。



市役所という施設がなくなれば、
僕が会社にいる意味がなくなって
しまった。



どんなに市役所警備員として評価
されようとも、撤退すればハイ
それまでよ。



これは僕が上司と対立していたからに
他なりません。上司にとってどうでも
いい隊員に過ぎませんでした。



上司との関係が良ければ、結果は違って
来たのかもしれません。



どんなに業務に貢献しても、結果を
出しても、それは過去の話。



今必要とされているかどうかで、
使ってくれるかどうかが決まる。
会社業務は生き物・生ものです。



状況が変われば実績に関わらず
お払い箱にされる可能性がある。



過去のホームラン王でも、守る場所が
なければ、そのチームでの居場所は
ないわけです。



警備では、入札に負けても制服だけ
変わって現場に残留するテクニックが
あります。これも要注意です。



新しく雇った会社が、業務を軌道に
乗せるまでの指導者としての採用で
あったら。



業務が軌道に乗れば、お払い箱にされる
可能性大ということです。別の現場に
不本意な異動をさせられる。



嫌なら辞めてください、というスタンス。



それを防ぐには、今いる施設のみの
雇用とすること、といった約束を
取り付けるしかない。



しかしこの業界、約束を反故にする
のは日常茶飯事です。口約束など無いに
等しいでしょう。



だからといって文書(労働契約書)に
するのもどうなのか。意外とハードルが
高い。



施設警備入札の条件に、隊員は当該施設
専属で配置すること、という縛りがあれば
それを盾にできるかもしれません。



結論として、組織で生き残るには
今、必要な人材になること。
言うほど簡単じゃないですよね。



警備だと、簡単にお払い箱にする
人事も珍しくありません。変な現場に
異動させ、または干して辞めてもらう。



それ故、処世術に長けた要領のいい人が
長くいたりします。それも能力でしょう。



僕はそんな能力はなかったので、警備
業界を去ることになったのです。そして
自分の居場所を探し続ける旅に出ました。



今の居場所は正解ではなく、最適解だ。
但しいつまでも最適解であり続ける
わけではない。そう思うように。



それならば新たな生き方の実験を続ける。
資格取得や転職先開拓のための人脈捜し、
副業の模索。



組織で生き残るために上手く立ち
回れないなら、上記のリスクヘッジで
対策するしかないでしょう。



自分を必要としてくれそうな組織は
どこなのか、アンテナを立てている
ことも、対策として有効です。

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2024年05月12日

負けないこと、これ大事?





懐メロになってしまいますが、昭和の
歌に、以下のようなものがありました。



負けないこと
投げ出さないこと
逃げ出さないこと



信じ抜くこと
ダメになりそうな時
それがいちばん大事



しかし、上記に対してアンチテーゼ?
を提唱する意見も。



勝敗が全てではない
投げ出してもいい
鬱、適応障害になる前に逃げ出そう



安易に人を信じてはいけない
(自分のことは信じよう)
といったものでした。



僕個人では負けることが悪ではなく、
負け続けることがよろしくない。



ゲームでも、勝ったり攻略できたりと
結果が伴わなければ面白くありません
よね。



自分が勝てるステージで勝負する。
勝ち負け以前に、環境が大事。



たとえ負けても、やられっ放しに
ならなければいい。倍返しなんて
しなくても、一矢を報いればいい。



令和の価値観は、かなり違ってきてる
ようです。



投げ出すのも、周囲がブラックなら
緊急避難としてあり。潰れる前に
脱出しよう。



第一、やばいと感じた時にはもはや
赤信号なのです。今の若い人は違和感を
感じだ時点で、行動している。



安易に人を信じてはいけない、これは
塩梅次第か。僕も警備業界で鍛えられ
ました。



信じるかどうかは、その人となりを
見るしかない。それなりの歳なら
生き様ですね。



警備で培われる「観察力」は人を見る目
も磨くことができます。



この人、立派な事を言うけれど行動が
ともなっていないな・・・



この人要領はいいけれど、信頼を
勝ち取るまでには至っていないな・・・



ルールの抜け道を見つけるのが上手く
他人の裏をかき、優位に立つのが得意
でも、敵が多ければ意味がない。



いづれ、反撃されてボロが出る。
その際、庇う人も居なかったりします。



言動と言った、プロセスも大事ですが
それ以上に、結果が大事。



最後に、上記の歌のアンサーソング
たるものがあるそうです。令和版に
アップデートしたか。



「神様は手を抜かない」といった
タイトルです。時間のある人は検索
してみてはどうでしょうか。

2024年05月10日

一人のチョンボが皆の足を





今回は、警備時代のエピソード回想
ですが、反面教師的な記事です。
僕個人の戒めとしても挙げます。



一人の失敗が、警備隊全体の負荷を
増やすというもの。恨みさえ買いかね
ません。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
でのエピソード。



地元市役所警備委託業者として、我々は
地場警備会社、A社隊員として従事して
いました。



土日祝日など、閉庁日は守衛室に詰め
電話対応や出入管理を行っていました。



守衛室の前には、荷捌場よろしく
駐車スペースがあります。休日は主に
工事業者の車両が出入りします。



ある時、休日に市幹部が山の視察に
行くと、秘書課からクライアントで
ある管財課経由で連絡がありました。



荷捌場に、四輪駆動車を2台止めるので
場所を確保しておけ、という指令です。



さて当日、守衛室に詰めていたのは
若手隊員N。当時は30代でした。



荷捌場の入り口には車止めたるウマを
置いて、四輪駆動車受け入れの準備を
しました。



荷捌場には、四輪駆動車2台以外を
止める余裕はありません。



そこまでは良かったのですが、彼は
大失敗をやらかしてしまいます。



四輪駆動車が入ってくる前に、別の
工事業者の車が、ウマを勝手にどけて
入って来た。



これで四輪駆動車が入れなくなって
しまった。



その場に急行して、別の所に止めてくれ
と業者に注意すれば、事なきを得たはず
でした。



しかし彼が気づいた時には、業者は
その場を去ってしまっていた。なぜか。



警備員Nが、テレビに気を取られて
いたから。



当時守衛室では、市役所を退職した
嘱託の守衛と警備員が組んで、2人で
仕事をしていました。



守衛への配慮なのか、守衛室窓上の
棚にテレビを置き、消音して勤務中でも
見ていいという事に。



但し業務に支障ないことが条件です。
警備員Nは窓の外を監視することより、
テレビに夢中。



そんな勤務態度が仇になり、荷捌場に
四輪駆動車が入れなくなってしまった。
激怒する市幹部と秘書課職員。



市幹部は、その業者名と車番を報告する
ように、守衛と警備員に命じたのです。



後日、管財課から指示があり
荷捌場に駐車する車両には記帳させ
許可証を発行せよ、というもの。



これまでは、しなくてよかった業務が
新たに増えたのです。他隊員から
ヒンシュクを買ったに違いありません。



以前から、隊員Nの勤務態度は問題に
なっていました。しかし改善はなされ
なかった結末でした。



それでいて、言っている理屈はいっぱし
だと嫌われます。彼はそういう性格。



こういうことが積み重なれば、警備隊の
中で浮いてしまいます。実際彼は警備隊
で、総スカンをくらっていきました。



普段言っていることに、実際の行い
すなわちパフォーマンスが
ついていかないとこうなる。



職場で浮いてしまう存在とは、こうした
ものなのだ、という事例でした。



ちなみに彼は今でもA社隊員として、
市の文化施設警備に従事しています。



運が良かったとしか言いようがありません。
A社の社長・上司に感謝すべきでしょう。



施設警備で干されれば、僕の地元では
交通誘導警備に回されるのが慣例です。
良くて駐車場警備。



しかし彼は、市役所警備が入札に負けて
撤退する直前に、3号業務2級の資格を
取るように命じられます。



3号業務とは、貴重品運搬業務。
市役所撤退後、彼はしばらく
3号業務に従事していました。



施設警備2級の資格も持っていたので、
施設警備に復帰できたのでしょう。



ただ、警備業界それもA社以外で働くのは
厳しいか。もはやA社以外に彼の居場所は
ありません。



ヒンシュクを買ってもA社という環境が、
彼にとって分相応な居場所といったところ
でしょう。



教訓として挙げるなら、皆の足を引っ張る
失敗をしていると、選択肢は減り、世間も
狭まっていく。隊員Nのように。



もう隊員Nは、A社から転職する気は
ないでしょう。それが現状正解。



但し警備から転職しようという志が
あるのなら、上記のような仕事運を下げる
失敗は、くれぐれも気を付けたいものです。

アンケートサイト i-Say

2024年05月08日

寄せ集めを使う苦労





今回は、警備員からの転職で
リーダーシップを武器にする際の
ポイントについて語ります。



警備現場で責任者として
リーダーシップを発揮する。
これがどれだけ大変かをアピール。



責任者はどこでも大変じゃないか、
そう思う人がいるでしょう。



もちろん、警備業務に理解のある
転職先であることが条件です。



それでは、警備でリーダーシップを
発揮するどこが大変なのか。



タイトルにあるように、寄せ集めの
即席集団を機能させなければならない。



これは、交通誘導警備現場でよくある
光景です。雑踏警備もそうでしょう。



施設警備でも、新規立ち上げや入札で
業者交代で入る施設は、寄せ集め集団に
なったりします。



会社側は、それなりの隊員を見繕って
配置してくれればいいのですが



多くの場合は、そんな事を言ってられず
人を埋めるのが精いっぱい。地場中小
警備会社で良くある光景。



「責任者にするなら、部下を選ばして
くれ」と叫びたくなります。



社会人としての常識もない、隊員が
入って来たなら、責任者はあられも
ない苦労をしょい込みます。



そこまでいかなくても、いわゆる
お荷物隊員のフォローをし、現場を
回さなくてはいけません。



これがパワハラ上司との板挟みで
あったら、ブラック部下との板挟みで
病んでしまう恐れもあります。



それだけ、お客様の生命と財産を守り、
業務を遂行する警備のリーダーは
大変なのです。



一方既得権益で部下を抑え、職場を
支配し、自分にとって快適な環境に
する人も中にはいますが



あられもない苦労をするのなら、
今の環境に甘んじるのではなく、
もう少しましな環境を目指そう。



自己責任ですが、年金を貰うかの
歳になって、自分が後悔しないかが
ポイントです。



使う側にしてみれば、現場を任せるに
足る、隊員は貴重な存在です。それだけ
有為な人材は警備業界で不足している。



不満はあっても年金まで、いや年金を
貰いながらでも働いて欲しい。安く人を
使おうとする会社ほど躍起になります。



その為には思考停止させる戦略を使います。



具体的には、過酷なシフトに加え、
頻繁な異動や資格取得の勉強・部下の
指導で自由時間を奪う。疲労困憊です。



もう少し、視野を拡げればより良い待遇で
働けるのに、それを気付かせない。姑息な
やり方です。



時給ベースが低ければ、それだけ長時間
労働しなければならない。そうなれば
他現場への応援を志願せざるを得ない。



最低賃金で使いたがる経営者は、もはや
貧困ビジネスではないかと疑いたく
なります。



そんな貧乏暇なし状態に追い込まれて
いることを知り、脱出を志すのが転職の
第一歩。



繰り返しますが、転職先は上記の苦労を
理解してくれるところに限ります。



とは言え時間・金銭・体力どれも余裕が
ない。働きながら転職活動をするなんて
とてもできない。



そんな声が聞こえてきそうです。



こうなれば最後の切り札、職業訓練に
行きましょう。辞める前にハローワークへ
行って相談すればベスト。



職業訓練に行って、元の仕事に戻る人も
いるのです。



警備業界は、辞めても就業しやすいと
いった特徴を逆手に取ります。変な
辞め方をしなければ出戻りも可。



詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい
人へ」を参照願います。



かくいう僕も、カテゴリ「暗中模索編」
で職業訓練に行き、警備業界からの
脱出を目指しました。



しかし現実は厳しく、一旦警備業界に
戻る事に。それでも諦めませんでした。



結局、今の仕事に縁があり就業できた
のは、職務経歴書に警備時代のリーダー
経験を書き込めたから。



面接で、責任感について問われた時
周囲から責任者に推されて就いた事を
語ったのです。



最後に、僕の偏見も入ってますが
警備業界で使う部下は一般的に、
社会人としてレベルの低い人が多い。



地場中小なら特にその傾向が強いです。



そんな人を使わなければならなかったと
いう、苦労した経験をいかにアピール
するか、または醸し出すか。



こんな環境で業務を回してきたのだから、
もっといい環境なら、より良い結果を
出せるにちがいない。



その辺を嫌味にならないように、
前向きに言えれば、縁があれば
採用されるはずなのです。

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2024年05月06日

コーチングもアップデート





最近職場の愚痴で、人が育たない
思い通りのパフォーマンスを発揮しない
というボヤキを聞きます。



警備に限ったことではありませんが、
人材育成の悩みは尽きません。



今回は、貴方が指導した人が育たない
ならば、コーチングをアップデートした
ほうがいいかも、という話です。



良くある昭和(?)のコーチングで
「わからない所があれば聞きに来い」
というものがあります。



これ、教える側にとっては都合のいい
文言です。



なぜならば、聞かれなければ理解した
ものと思われる、とみなしていい。



教わる側にとっては、わからない
ところがわからない、経験してみて
初めて理解できるものがある。



警備でも同じですよね。



ところが、上記の文言は教えていない
ことのアリバイ作りもしている。
聞かないお前が悪いんだよ。



これに似た文言で、一回で覚えろと
いったものがあります。



一回で覚えられれば苦労はないん
ですけどね。



これに対して、
「一回で覚えられるように教えて
下さいね」



「〇〇さんは、一回で覚えられたん
ですよね。そのコツを教えて下さい」
といった切り返しがあります。



指導した後進が期待したパフォーマンス
を発揮しないのは、自分のコーチングが
旧態依然としている可能性があります。



もちろん、どんなに教えても
煮ても焼いても食えぬ人は存在します。
僕も経験しました。



だけれども、自分の周りの人のレベルが
低いとボヤくばかりの環境は、自分も
そのレベルなのかもしれません。



かくいう僕も、警備で指導する立場に
いた時に、環境や他人を恨んだもの
です。



そんなことをしても、状況は改善
しません。そこで改善のきっかけは
何だったのでしょうか。



それは冒頭にあるように、
コーチングに関心を持ったから。



人を指導・育成するのは大変な事です。
戦力になったと思ったら、辞められたり。
侘しい想いもするでしょう。



もはや昭和のコーチングでは、立ち
いかない。Z世代なら即辞めでしょう。
パワハラと騒がれる恐れもあります。



今の環境が不満であれば、コーチングを
見直してみよう。



人は自分の器にあった仕事しかできないと
言われています。不平不満をぶちまける
暇があったら、コーチングを改善。



そこで「わからない所があれば聞きに来い」
ではなくて
「不安に思ったら聞きに来い」に変える。



誰でも最初は、わからない所がわからない。
それは言語化できない、漠然としたもの
だから。



しかし、不安というセンサーが質問の
きっかけになる。要するに質問の心理的
ハードルを下げる効果があります。



ただこれ、教える側に忍耐力が要ります。
何度も同じことを聞かれるかも知れない。



それでも、知識が付いて成長すれば
結果オーライです。



人を育てるという報酬が欲しければ、
教える側も、改善努力をケチっては
いけない。



それをサボって、人が育たない
周りはカスばっかり・・・とボヤく
自分は他人からどう見られているか。



もう「見て覚えろ」「仕事は盗め」
なんていう時代は終わったのです。



但し、他人のいいところは盗んでも
罪にはなりません(笑)



交通誘導警備なら、立ち位置の
取り方や、旗や誘導灯・笛の使い方
など、上手い人を観察しましょう。



最後に、コーチングは今回紹介した
ように、テクニック的なものも
ありますが



それを根底から支えるのは、人間性
もっと言えば生き様です。



他人の裏をかいて、美味しい想いを
することに、躍起になっていないか。



他人の揚げ足を取るマウントで、
勝ったつもりになっていないか。



正論であっても、相手の顔を潰して
恥をかかせる悪手を行ってないか。
人によって態度を変えていないか。



どれも社会人として、ヒンシュクを
買う行為なのです。



どんなに行動して結果を出しても
言っていることが立派でも



人間としての足元を見られたら
人はついて来ません。表面上は
従うでしょうが。



僕も含め「この先輩(上司)ウザいな」
と思われないようにしたいものです。

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2024年05月05日

一撃で仕留める覚悟





今回は、転職もそうですが
チャンスをものにするマインドセット
(心構え)について語ります。



タイトルにあるように
一撃で仕留める覚悟を持つ。



この背景には、カテゴリ「暗中模索編」
の体験がベースにあります。



警備業界内の転職に失敗し、捲土重来を
期して職業訓練に臨みました。



設備管理への就職を目指し、その為には
第二種電気工事士の資格が必須と思った
からです。



この資格、学科と実技の2つの試験が
あります。



学科はクリアできましたが、実技試験の
課題を初めてやった時の失望感。



僕は昔から、実技試験というものが
苦手で、鬼門となっていました。



それでも、後がないという覚悟で臨み
辛うじて合格できましたが



ぶっちゃけ、今の仕事には直接役に
立っていません。



それでは、第二種電気工事士の資格を
取った意義は何だったのか。



タイトルにあるように、チャンスを
一撃でものにする、マインドセットを
身につける。



実技で落ちても、翌年再試験の権利は
与えられます。実技のみですが。



しかし、年齢と練習する環境から離れて
しまえば、合格はおぼつかない。



それ故、この機会しかないといった
気持ちで臨んだ。



僕より捌ける20代の受講生が数人落ちて
いました。次があるさ、という考えか。
僕も20代ならそう思うでしょう。



僕が職業訓練で、資格取得を勧めるのは
資格そのものが役に立たなくても



ここ一番のチャンスを確実に
ものするセンスを磨くことができる。



お金で買うような資格ならともかく、
難易度が相対的に低いと言われる
資格でも、それなりの準備が必要です。



舐めてかかれば合格できない。
楽に勝てる試験などありません。
特に国家資格はそうですね。



徒然草で、素人は二本の矢を持つなと
いう教えがあります。次があるから
真剣に臨まなくなる。



ここ一番の勝負所を見極め、全ベット
するセンスを磨く。



これが転職を手段として、人生の流れを
変えて行くポイントなのです。

2024年05月03日

有事の際はどうなのか





今回は、過去記事「マニュアルの矛盾」
をベースに、マニュアルや規定に対して
問題意識を持つポイントについて語ります。



上記記事では、クライアントの施設を
警備する業務に遂行規定について、
矛盾点を挙げ、問題提起するものでした。



「暴行者に対して、身の危険を冒して
まで、警備員に対応を求めない」



「問題ありの来訪者に対し、社員が部屋で
対応中に暴れる危険がある場合、いつでも
取り押さえられるように外で待機する」



この2つは矛盾しています。大手ビル管理
会社でさえ、この程度。



ちなみに、警備員が暴れる人を取り押さえる
プロセスで、怪我をしても労災になりません。



有事の際、体制側が責任逃れをする方便なの
かもしれません。警備員個人の判断で勝手に
やった、と。



このように、マニュアルや規定の問題点は
有事の際にどうなのか、という視点を持つと
見えてきます。



上司から宿題よろしく、マニュアルを読んで
質問しに来い、と言われた時には上記の視点
で見てみてはどうでしょうか。



平時では規定通りでも、有事の際はそれで
いいのか。



例えばセキュリティー関連の書類を交わす
時に、最高責任者の連絡先(電話番号)を
書くことがあります。



ところが、実際に書くのは現場にある携帯の
番号。規定上は間違っていない。



しかし有事の際、緊急に連絡を取らなければ
ならないなら、それでいいのか?最高責任者
に専用携帯を持たせ、その番号を記すべき。



このように、平時の対応が基準となっている
マニュアルも少なくない。



もちろん、有事の際には細かく決め過ぎ
ると、それが足かせになってしまう
恐れもありますが



我々のように現場で働く、末端の従業員を
守るための意味は薄い。



この辺の視点を持って、角が立たない
程度に指摘するならば、あなたの評価は
上がるに違いありません。



前にも書きましたが、上司に意見具申する
際に重要なのは、バカのフリをして聞く。



粗さがしが上手い人は、矛盾を見つけると
鬼の首を取ったように大騒ぎします。
一番下っ端の立場であっても。



それをやられた上司はどう思うでしょう。
もしかしたら、上司の同じ事を思っていて
組織の事情で、動けないのかも知れない。



意識高い系が、上司から嫌われて
冷や飯を食わされるパターンですね。



このように、他人をやっている事の
粗さがしと、生産的な意見具申とは
似て非なるもの。



この区別がつかないと、どんなに正論を
吐こうとも、上司や組織は動かない。
もちろん、評価も上がりません。



自称意識高い系の人は、要注意です。



そうやって無用な角を立てていると、
どうなるか。トラブルを呼び込みます。
僕の経験則からです。



それが続くと、この人の普段の言動が
トラブルを呼び込んだ、と使う側は
判断する可能性があります。



因果関係がはっきりしていなくても、
です。



要はマイナスのイメージに、トラブルが
シンクロすると、その人の評価になって
しまう。



どんなに正論を吐き、行動で示しても
トラブルを呼び込めば、使いにくいに
決まっています。



この記事の結論は、マニュアルや規定の
矛盾を見つける問題意識を持つポイントは、
有事の際はどうなのか、を考えてみる。



もっと言えば、平時から外れた事態が
おきたらどうするのか。体制側は想定外
で済ますのか。



その辺の問題意識を、上司に意見具申を
行う。角が立たないように。



こういった考えも、あるんじゃない
ですかね、といった感じです。



自分の立場が危うくならない配慮も、
危機管理の一環です。警備時代それが
出来ている人は少なかった。僕も含め。



評価されたい、他人に一歩でも
抜きんでたいと思うなら、今回紹介
した手法は役に立つはずです。



規定やマニュアルに従い、業務遂行
できれば、問題ない従業員として
評価されます。



それに満足せず、有事の際の対応を
考えておくだけで、他人より一歩
抜きん出る、と思いませんか?

ConoHa WING(コノハウィング)

2024年05月01日

真実に嘘を混ぜる





前回記事では、警戒すべきは他人を
嵌めて優位に立つことで、快感を得る
人の特徴について紹介しました。



今回は、もう少し深堀してみます。
彼らは、現場でどのように振る舞って
いるのか?その矛盾たるやいかに?



そうすることで、彼らの罠にかかる
被害を減らせれば幸いです。



結論としては、タイトルにあるように
真実に嘘を混ぜる。その逆も然り。
彼らはこういった手法が得意です。



こうやって我田引水よろしく、自分の
利益に乗せていくわけです。



社会人のコミュニケーションは、嘘を
言えば信用が落ちます。嘘を嘘と
分からせないスキルなのです。



事実を上司に報告しなければならない
時は別にして、嘘は言わないけれど
核心も言わないのが社会人のたしなみ。



嘘も千回言えば、真実になるといった
言説?もあながちでたらめではない。



それ故、真実に嘘を混ぜるのは
かなりの高等テクニックだと
言えるでしょう。



それでは、真実に混じった嘘を
見分ける方法はないのでしょうか?



僕の経験から言えば、参考までにヒントと
なりそうなのが、
嘘がバレそうになると、態度が変わる。



これまで平静であったのが、急にムキに
なって、自説を強調したりします。



また、話すペースが変わる。嘘がバレ
たくないという心理で、突っ込まれる
恐れのある所は、早口でごまかしたい。



話が抽象的になるのも要注意です。
具体的に掘り下げられれば、嘘が
バレる可能性がある。



一方他より優れている点については、
豪語よろしく強調してきます、やばい
部分に触れられたくない裏返し。



以上の教訓は、僕の過去の経験から
学んだもの。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社では勉強になりました。



面接時、時給ベースでは地場警備業界で
トップクラスだ、という自慢じみた
説明から導入され。



真実に嘘を混ぜる以前に、求人票の記載
からして違っていました。交通費支給や、
社会保険の加入はあると書いてある。



入社後それがないのを突っ込むと、
交通費は給与込みで、社会保険は
入社後半年経った希望者のみ、と説明。



この時点で、信頼崩壊です。
短期退職を決意しました。労基に
申し出ることもできたでしょう。



もしくはこれを盾に、会社都合の退職を
勝ち取れた可能性もあったのですが・・・



それ以前に、面接時点でしっかり
確認すべきでしたね。



あからさまに嘘をつく、法に触れる
行為は、労働者を舐め切ったものです。



理不尽な事をやっても、辞めないで
働いてくれる人がいる限り、この手の
ビジネスモデルは成り立ちます。



上記の求人票の件は、あまりにも
酷いものでしたが、その背景に想いを
馳せてみると



真実に嘘を混ぜるテクニックで
他人を支配しようとする、
輩が一定数存在しますが



そんな人が、経営幹部にいたら
どうなるか?会社人事に介入する
権限を握っていたらどうなるか?



組織の体質として、現れ出てくるに
違いありません。



警備業やビルメン業界は、そういった
悪知恵に長けている人も散見します。
長期的に、伸びるとは思えませんが。



まとめると、この人は真実を言っている
のか?それとも嘘を言っているのか?と
いう二元論の視点ではなく



真実も言っているけれど、嘘も交えて
話していないか?というスタンスを
持つことが防衛に繋がる。



そういうスタンスでいれば、突っ込む
タイミングも分かりここ一番で質問をして、
相手の正体を見抜く事も可能です。



ただ、熟練した相手では
それ相応の知識や、経験も必要な
ことは、否めません。



とは言え、相手は自分をどう誘導したい
のか?という観点を持つことで、無用な
支配からは逃れられるかもしれない。



相手の口調や表情、態度を詳らかに
観察することが、相手の術中に嵌らない
第一歩でしょう。



観察力は警備で培うことができます。
自分の身を守るスキルとしても、
観察力を磨いておく事を勧めます。

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2024年04月29日

悪人は悪人の顔をしていない





今回は、僕が警備含めたこれまでの知見に、
セキュリティーのプロの意見を加えたもので
危機管理の一助となれば幸いです。



善人の振りをした悪人がいる。見た目で
悪人と分かれば楽なものです。



善人と言いましたが、社会人としての良識を
以て接してきます。チンピラとは一線を画す
ものです。



やたら親切にしてくるのも要注意。これは
恩を売っておく戦略なのかもしれません。



頼みもしない親切には、下心があると
観た方がいいでしょう。



小さな恩の積み重ねで、相手をコントロール
しようとする人もいるかもしれません。



こういった一見、良識人を装って相手の懐に
入り込むスキルを持っている。



第一印象の重要性を知っているので
外見を整えるのも、手抜かりはありません。



シンガポールの空港で、金正男氏を殺害した
実行犯は、女性でした。女性なら警戒されに
くい、といった盲点を突かれたのです。



その他博学で話が面白い人も、警戒したほうが
いいでしょう。なぜなら、彼らは人を魅了する
スキルも持っています。口数が多いのも要警戒。



相手が魅力的なのか?それとも故意に
魅了されているのか吟味が必要です。



警備員時代は、現場の隊員レベルでは
見た目が9割で間違いない。



しかし、いわゆる業界と交流のある人
レベルになると、ちょっと話は変わって
きます。幹部クラスですね、



以前、警備はギリギリ堅気の仕事という
記事を書きましたが、板子一枚下は
なんとやら。



半分、あっち側と交流があるのではないか
と疑うような人も見てきました。



見た目は、一般人と変わりません。
言っていることも、常識的です。
それならば、何がやばいのか。



これは生きざま、つまり結果を見ていれば
分かってきます。



敵は多すぎないのか。親交は広いが恨みを
買っている人は多くないのか。過去業界で
爪はじきにされるような事はなかったのか。



中年以降は、顔に生きざまが出てくるので
人間ウオッチングに慣れた人なら、見抜ける
かもしれない。



それでも、良識人を装って他人を嵌める
事に、快感を感じる輩もいるのです。



犯罪者予備軍とは言い過ぎにしても、
要注意人物レベルと言えるでしょう。



彼らはルールの抜け道を見つけるのが
上手く、他人の裏をかいて優位に立つことが
得意です。それも法に触れるスレスレで。



そんな人、思い当たりませんか?
あなたの知人にも、いると思います。



彼らは自分の力の及ばない所で、他人から
助けてもらうことを嫌がります。恩を売るのは
好きでも、売られるのは不服なようです。



ところで資本主義はずるい奴が勝つ、と
いった格言?もあります。



これまで人類は磨いてきた能力は争い(戦争)
と欺瞞だけと皮肉る人もいます。



しかし、遅々としてですが時代は変わりつつ
あります。他人の挙げ足を取って勝つことが、
果たして長期的な成功につながるか?



これまで通用していた、他人を抑えるための
姑息な手段が、通じなくなるかもしれない。



やはり最後にものをいうのは、公明正大さでは
ないでしょうか。ビルメンや警備でも最後に残る
のは、そんな組織でしょう。



とは言え、そんな悠長な事を言ってられないと
言う人は、業界外へ転職するしかありません。



その際に、警備で磨いた人を見る目が活きて
来ます。



警備員として勤めるのは、人を見る目を磨く
修業の一環でもあるのです。人の嫌な部分を
これでもか、と見せられるかもしれない。



他人に嵌められマウントを取られた屈辱も、
後の肥やしになる。無駄な経験などないの
です。



もっと大げさに言えば、警備の仕事を通じて
他人を疑うことを悪と思わないことも、
スキルなのです。



あとは他人のやっていることを観察する
ことで、矛盾や違和感を感じたら放置しない。
無防備に接しないこともスキルです。



警備であっても、自分の身を守るスキルを
磨くことができます。それは警備以外の仕事
に就いても、活きるに違いありません。

スキルマーケット【ココナラ】

2024年04月28日

欠員補充より増員





今回は、ハローワークの求人の見方
について、あるコツを紹介するもの。
警備からの転職でも有効です。



タイトルにあるように、求人理由に
欠員補充より、増員とあった方が
ベター。



欠員補充での求人は、仕事が
キツイ傾向がある、というものです。



特に年度途中での求人は、欠員募集が多い。
問題は前任者が辞めた理由です。



何らかのネガティブな理由で、
退職せざるを得なかったなら、
あまりいい求人とは言えません。



しかし、その背景まで応募する時点では
知る由もありません。職場は入ってみない
と分からない部分も多々あります。



そこで、少しでも探りを入れられない
ものか。



ハローワークなら、窓口職員に申し出て
求人の内容を掘り下げてもらう。



増員か欠員補充はもちろん、過去の応募
状況や、どんな年齢でどんな性別の人が
採用されていったのか。



個人情報に触れる部分はともかく、
オフィシャルで得られる情報から、その
職場の状況を推察する。



ハローワーク職員から、応募しようとする
職場に電話をかけてもらうのもいいでしょう。
その時得られる情報も、貴重なものです。



その他、ハローワーク求人に限りませんが
ヤバめの求人とはなんでしょうか。2つ
あります。



ずっと求人が出続けている。誰も来ないか
来てもすぐ辞めて、求人が出しっぱなしに
なっている。



短期間(三か月〜半年)のスパンで、求人を
出している。これも来てはすぐ辞めていく
職場のパターンでょう。



ハローワークインターネットサービスや
求人サイトを継続的に見ていると、上記の
傾向をつかむことが可能です。



敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
といったことわざもありますが



応募しようとする組織の傾向は事前に
調べることが可能です。



いい求人はなかなか出てこないものです。
出てもすぐに、消えてしまう。



転職においては、タイミングも大事ですが
一本釣りのように、じっと待つ忍耐も大事。



やばい職場を避け、長く続けられる職場を
ゲットしましょう。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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