過去記事「仕事を減らすのも仕事」を
元に、今回はやばい責任者とは
どういったものか
また、そうならないようにするには
どうすればいいか、上司だった場合
どうすればいいかについて語ります。
上記記事では、某公共施設警備隊を
束ねる、指導教育責任者の資格を
持っていた隊長の弁。
仕事を減らすのも、責任者の仕事だ。
彼は仕事を吟味し、クライアント側と
交渉して、仕事を減らしていました。
例えば、朝の開庁業務で議会駐車場の
シャッターを開ける業務がありました。
シャッターは電動でなく手動。
しゃがんで勢いをつけ、一気に上げる。
腰に来る業務です。
これに着目した隊長は、クライアント側
に対して、朝から無理に上げなくても
いいか、と交渉。
確かに、朝いちから開けるメリットは
ほとんどありません。議会事務局の
職員が開けてもいい。
こうして、朝いちのシャッター上げ
業務をオミット(省いた)したのです。
この時間、それも警備がしなければ
ならない業務なのか。これを隊長は
いつも考えていた。
それも警備隊の仕事を減らすという
観点で、です。この手の責任者は
有能です。
しかし、それとは逆に仕事を増やす
タイプのやばい責任者がいます。
本記事の核心部です。
そんな輩は、人の上に立って欲しく
ありません。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
のA社4代目隊長。
クライアント側の「できますか?」と
いう打診に、できますと即答。部下の
業務はどんどん増えていく。
本人はちょこちょこと業務は増えて
いると言う弁でしたが、以前より
業務量は1.5倍にはなっていました。
警備仕様書も見直し、契約変更で賃金
も見直さなければならないレベルです。
この背景には何があったのか。
隊長はクライアント側に認められ、
警備隊を抑えたい。その功名心と
我欲がそうさせていた。
これがエスカレートしていった結果、
警備隊立ち上げ時から貢献のあった、
副隊長が潰れて辞めていきました。
我欲と、功名心のためなら
部下や同僚を犠牲にしてもいい。
どうなろうが知ったことか。
この手の考えの人間は、他人の運を
吸い取るタイプで、危険です。
プライベートでも付き合いたくない。
この隊長のアッパーバージョンが、
次カテゴリ「施設警備3〜ブラック
企業編」のB社隊長でした。
A社隊長と同じく、クライアント側に
取り入って、主導権を握る手法までは
同じですが、何が違ったのか。
人事権を隊長レベルで握っていたのです。
要するに、隊長が気に入らなければクビに
する事もできる。
B社隊長は、上司である所長とつるんで
前隊長をクビにして、平隊員から隊長に
昇格しました。副隊長を経ずにです。
そのプロセスを知っていた
隊員達からは、胡散臭い目で
見られていたに違いありません。
彼は権勢を維持するために、パワハラを
持って隊員を抑えるように。二言目には
始末書、クビの連呼。
業務量もうなぎのぼりで、隊長自身は
チェックシートを作成するのみ。それが
管理業務と思っていたのでしょう。
いつしか部下の負荷が増えるからね、
が隊長の口癖となっていました。自分の
業務を部下に振っただけでしたが。
そこで潰されると思った僕は、
入社2年で退職します。責任者として
反面教師的な存在でした。
また彼も、胡散臭いと思われる評判を
抑え、権勢を振るうためには部下たちを
犠牲にするしかなかった。
上記2人のような責任者だけには、
ならないようにしたい、そう考えた
ものです。
最後に、上記のようなやばい責任者が
現場を牛耳っていたらどうするか。
異動や転職で離れるのがベスト。
そうもいかないなら、適度に手を
抜いて、自らを守るしかありません。
手抜き加減の見極めが大事ですね。
それと責任の軽い、平隊員でいる事です。
決して自分から、前に出てはいけません。
真面目な人ほど搾取の対象になります。
責任者の我欲と功名心のために、利用され
搾取される側になるのは、貴方の人生に
とっても、生産的ではないのです。
ConoHa WING(コノハウィング)
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