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2024年08月07日

「潰された」という屈辱感





会社を辞める時、どんな辞め方が
一番ダメージが残るか?



今回は、注意すべき退職の状況と
それからの回復について語ります。



一番やばいのは、タイトルにあるように
潰される形で辞めていく事。それも原因
が人間関係。



上司のパワハラで退職は後が絶ちませんが、
同僚や部下との摩擦も加われば、
恨みは深いものです。



さらに、仕事が好きでで成果を上げて
いたのに、人間関係で断念せざるを
得なくなった時の屈辱感やいかに。



過去僕は、そういった体験をしました。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社。



B社は全国規模のビル管理会社で、主に
外資系保険会社のビル警備を担当。
地元では破格の待遇でした。



しかし、リーマンショックでブラックの
本性を現し、内部崩壊していくのですが
この現場、とにかく変だった。



何が変かと言えば、人間関係。
休憩時間中の話題と言えば、嫌いな
隊員をどうやって辞めさせるか。



悪口を飛び越えた排除工作で話題が
盛り上がっていたのです。



そんな組織とは知らず、前隊長の負の
遺産である、指導力不足による警備隊の
立て直しを隊長は僕に命じました。



具体的には、施設警備検定2級受験を
見据えた指導。学科や、実技を訓練して
くれ、というもの。



僕も上記資格を持っていたので、部下
に指導を行っていました。



ただ、B社は警備は片手間。
検定受験には消極的でした。



部下たちからも、そんな訓練やって
何になると本音が。



しかし、成果を出さないと隊長から
「進歩がない」という叱責が。
それなら進歩する環境を作れよ。



パワハラ上司と、ブラック部下との
板挟みになった僕は、退職を決意します。
このままでは潰される。



それでなくても、隊長はミスに対し
始末書だ、クビだと連呼します。



実際に始末書を取っていましたが、
人事権のある支店まではいっていない
可能性大。



というのは、始末書の内容が隊長の
指導範囲であり、隊長も指導責任を
問われ、クビになるから。



そんな姑息な支配の中で、訓練の成果
を上げ、クライアント側にも認めてもらう
ようになりましたが、もう無理。



B社を辞めた時は、俺は潰されたという
行き場のない憤りを覚えたものです。



B社を辞めた後、転職したC社も負けず
劣らずブラックで、すぐに辞めました。



当時は一敗地に塗れるという屈辱を
味わったものです。



この屈辱感が、警備業界ひいては
ビルメンテナンス業界から脱出する
原動力になるのですが



当時の僕は、心ささくれ立って
いました。



さて、こうなってしまったらどうするか。
ポイントは2つ。



@回復のターンをもうけること
A別業界に転職すること



@は就労しないのがベストですが
デメリットも大きいです。



そこで次カテゴリ「暗中模索編」で
僕が行ったように、職業訓練を利用する。
最低半年間は必要でしょう。



心身のダメージを回復させるために、
経済的に許せば、短時間の仕事に就く
という方法もあります。緩く働く。



一旦リセットして、環境を変える。
詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい
人へ」を参照願います。



Aのメリットは、別業界へいく事で、
過去を清算できること。



とは言え、若くもないのに別業界への
転職はいささか無謀かもしれません。



そこで、異業同職を目指す。これまでの
経験や知識が活かせる仕事。



僕は最初、設備管理の仕事を目指して
職業訓練校で、関連資格の勉強に勤しみ
ましたが、あることに気づきました。



設備管理の仕事も、警備と同じく
ビルメンテナンス業界。



同じ業界なら、警備時代の嫌な上司や
同僚と接する機会があるかもしれない。
地方なら、世間は狭い。



そうなると過去の清算はできそうに
ありません。わだかまりは残ります。



きれいさっぱり過去を清算するには、
ビルメンテナンス業界からの脱出が
必須であったのです。



一敗地に塗れ、屈辱感の中で辞めても
僕は幸運にも復活できました。



自分の人生を立て直す知識を持つのも、
危機管理になります。

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2024年08月05日

腐ったミカンの方程式





皆さんも、上記タイトルについて
聞いたことがあると思います。



箱の中のミカンが1個でも腐っていると
周囲のミカンも腐ってしまう。組織論を
語る上でよく出てきます。



今回は、上記の件を踏まえ警備のリーダーが
如何に大変か、加えてそれを転職時に活かす
には、どうすればいいかについて語ります。



まず、腐ったミカンとはどんな
特徴でしょうか。



具体的には不機嫌・ネガティブ・ルールを
破る・敵をつくる・成果や情報の強い独占
意欲・他責・不誠実



こんな人を組織に入れてはいけません。



最終的には人柄に行きつくのでしょう。
優秀さは加点要素に過ぎない。
ある経営者の方がつぶやいていました。



腐ったミカンは採用するべきではない。
頭ではわかっているはずなのです。



しかしながら警備業界では人手不足で、
そんなことを言ってられない、といわん
ばかりに採用してしまう。



そうなると、あられもない苦労を
しょいこむのは、警備現場のリーダー
たる責任者。



怖い話、警備の現場では腐ったミカン
の方が多いかもしれません。



むしろ、箱の中から腐っていないミカンを
ピックアップしてどう使うか、なんて悩む
リーダー(責任者)もいることでしょう。



僕もその一人で、ブラック部下に煮え湯を
飲まされたことがあります。



経営側としては、腐ったミカンであろうが
クライアント側から信用を失い切られる
事がなければ、合格なのです。



但しそれは、腐ったミカンの尻拭いをして
現場を回す、リーダーの苦労があってこそ。



一般企業は腐ったミカンを採用しない
ように、最大限の努力をするでしょう。
なぜなら、人材が流出するから。



悲しいかな警備業界、特に中小はそんな
ことも言っていられない。



束ねる部下のレベルの低さを、改善する
気がない経営者も少なくない。



こうなると、有為な隊員は辞めていきます。
苦労の先に、報われるインセンティブが
ないことが分かっているから。



ただ人を安く使おうと知恵に長ける経営者は
簡単には辞めさせないようにするのが上手い。
以下の手法は知っておいて損はありません。



@思考停止
A疑似餌



まず@の思考停止とは何でしょうか。
徹底的に捕縛して考える暇を与えない。



過密なシフトに加え、休みの日には研修や
資格取得の勉強を命じ、個人の時間を奪う。



するとストレス解消で、飲む打つ買うに走り
将来のための時間とお金を投資できない。
貧乏暇なし状態になるのです。



そしてわずかな称賛と引き換えに
お前は警備業界でしか生きていけないと
刷り込んでいく。



貧困ビジネスと似た発想です。こんな
経営者からは早く逃げた方がいい。



A疑似餌ですが、一般企業なら
苦労の先には昇進や昇給といったいわゆる
キャリアパスが示されます。



しかし、警備会社(特に中小)はざっと
したもので、出世といっても事務所に入り
管制職になるか、営業になるか。



幹部になる人は、最初から決まっていて
ほぼ出来レース。それなのにお前を幹部に
なんて話を持ち掛けるわけです。



話を持ち掛けた人が、人生を預けるに
値するなら考える価値はあるでしょうが、
そこまで信頼できる人はいるのでしょうか。



疑似餌をぶら下げられ、走らされるのは
人生の搾取。幹部にする気がないのに
舐められたものです。



僕はこの2つに気付いて逃げ出しました。
結果的に、脱出成功できましたが
経験値と幸運の賜物でした。



まとめると



警備のリーダーは他業界のそれよりも
大変な側面がある。それゆえ稀有な存在と
なっている。



しかし、その苦労が報われるケースは
少ない。むしろ安く使い倒すために
知恵を絞る経営者もいる。



これらを踏まえ、転職時にどう活かすのか。
どういうアピールをすればいいのでしょうか。



まずは、上記の背景に理解のある職場に
アプローチする。過去記事で異業同職の
転職を勧めるのは、この背景もあります。



そして、面接では自信を持って臨むこと
です。自分はこれまで腐ったミカンを
扱ってきたんだと。



理不尽に叩かれる屈辱も、将来の肥やしに
なると信じましょう。乗り越えてきた足跡は
貴方の顔に滲み出ているものです。

TVCMで話題のココナラ

2024年08月04日

給料を上げれば人は来る?





良い人材に来て欲しい。警備に限らず
いや警備だからこそ、経営者は渇望する
ものです。



じゃあ、給料を上げればいいんじゃね?
と考えるものですが、これが現状最適解
なのか。これについて今回は語ります。



地元にある、中小警備会社。
交通誘導オンリーの会社のようです。



新参者であったその会社は、いい隊員を
集めるために、給与を業界相場より
少し高くした。5%程度でしょう。



今でもその会社の隊員は見かけますが、
思ったほど会社は大きくなっていなさそう。



交通誘導警備時代が不安定で、入れ替わり
が激しいといった宿命もあるでしょう。



会社を大きくし過ぎないという経営方針も
あったかも知れません。



それにしても、給与UPが求人に大きな
インパクトがなかった。これはなぜか。



隊員のニーズを理解していなかった。
これに尽きます。



一律給与UPではなく、資格手当など
手当関係を厚くした方が良かったのでは
ないか。



かつては、交通誘導警備で現場仕事が
ない日は「待機手当」というものが
あったそうです。



そこまで行かなくても、仕事が午前中で
終わったのに、一日分つけてくれる現場を
持っているとお得感がありますね。



それともう一つ、隊員は安定を求めて
いること。年金を貰いながら仕事して
いる、隊員ばかりではありません。



交通誘導警備は雨で中止になったりします。
そこで雨に左右されない現場(駐車場等)や
施設警備の応援に充てたりします。



故に、交通誘導警備オンリーの警備会社は
人繰りに苦しくなる。



それでも上記のやりくりが上手くできる
労務管理が、隊員の定着率に反映するもの。



それとは別に、仲の悪い隊員同士を
組ませないようにする配慮も大事。



こうしてみると、単に給料を上げる
より、隊員のニーズに如何に細かく
対応できるか。



もちろん全てに対応できるわけでは
ありませんが、以下の2つがポイント。



@労務管理(人と仕事のやりくり)
A給与以外の配慮(主に人間関係)



給与UPは短期的には効果ありでしょう。
ただ、長期的にはこの2つが鍵になり
そうです。

2024年08月02日

少しだけアドバンテージ





人間関係はマウントの取り合い。
特に民度の低い職場ではそうです。



今回は、そんな中でも舐められない
ようにする方法について、語ります。
転職したての時にも有効でしょうね。



SNSで、無能なら早く起きて活動しろ
みたいな提言を見たことがあります。



失礼な発言ですが、言っていることの
意図は分からなくはない。



そこでライバルより、少しだけ早く出勤する。
転職先なら、早く出勤する先輩と同じくらい。



初対面の人と会う時には、絶対に約束の
時間に遅れてはいけない。むしろ自分の
方が先着するくらいでないと。



その理由は、時間に遅れるという事は
社会人として、相手にアドバンテージを
与えてしまう。



建前上、対等の関係であっても
こういったところから、優劣がついて
しまうもの。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社で、駐車場監視室を牛耳る、自己愛的
人格障害の隊員がいました。



彼は、自分だけは特別という振る舞いで
僕ら部下には理不尽なことを要求。



出勤時間15分前に来たのに、遅いと
怒鳴りつけ、言い訳は求めないと説教。
モロ、パワハラです。



他人が自分の思い通りにならなければ、
怒りを叩き付け、人格攻撃も辞さない。



こんな相手では、少しくらい早く出勤しても
要求はエスカレートするばかりでしょう。
広い意味での、精神病者なのだから。



こうなった場合、人事権を持つ幹部が
介入するしかありません。結局彼は干され
C社を追放同然で去りました。



さて、上記のようなケースでないことを
前提にライバルより少しだけ早く出勤して、
何をするか。



仕事の下準備がベスト。というのは
本格始動は始業時間からにした方が無難。
そのためのウオーミングアップ。



警備なら、簡単な資料や備品の整理、
又は清掃。



ライバルが出勤してくると、いつもこいつ
が先にいて、何かしている。これを見せる。



気づいた人もいるかもしれませんが、これ
「見せる警備」の応用編なのです。ライバル
より、ちょっと早く来て何かしている。



早いといっても、5〜10分でいい。
あまり早いと、労務管理上の問題が
発生します。



ここで一つ留意したいのですが
相手にこちらの真意を悟られないのが
前提です。



少しだけ早く出勤することで、
アドバンテージを得ようとしている
意図が相手にバレると



相手も同じことをやってくる可能性が
あるのです。



そうなるとお互い、アーリー出勤合戦に
なって、エスカレートすると、事態に
収集がつかなくなってしまう。



そうなった場合、別の方法を考える必要が
あります。



今回紹介したのは、時間を武器に使う技。
時間は誰にでも平等です。
少し知恵を使って、アドバンテージを得る。



特別なスキルは必要ありません。
上記を土台に、ぼちぼち知識をつけて
いけばいい。



新しい環境では、丸腰同然です。
そこから如何に、一目置かれる存在に
なるか。



前職の知識をひけらかし、現状の問題点を
声高らかに指摘し、改善提案を行い
アドバンテージを取るのは逆効果。



それよりもまず、職場での信頼関係を
築くことに注力すべきなのです。



転職時に、前職の知識や経験を活かして
新しい風を吹かせて欲しい、そう期待
している、なんて言われます。



これは職場の中で信頼関係を築いている
ことが前提です。それがないとただ浮いて
しまうに違いありません。



そんな事をするくらいなら、少しだけ
早く出勤して、職場の状況をつかむ。
そしてどう振る舞うか探っていけばいい。



転職先で、最も重要なことです。
最初のアプローチに成功すればその後も
スムーズになる。



ライバルに勝つまでとは言わなくても、
職場で舐められないようにするには
どうすればいいか。



時間という武器を使う方法を紹介しましたが
職場の人間関係を観察して、本当の実力者は
誰かを見極めることも重要。



人間関係は量より質です。力のない味方
100人よりも、力ある味方1人がいる方が
はるかに勝っています。

しじみエキスダブルのオルニチン

2024年07月31日

「決意」は能力に勝る?





何回失敗しても、成功するコツがある。
それは、上手くいくまで続けることだ。
そんな事を言ってる人がいます。



今回は、転職において能力以上に大事
なのは、決意という話をします。



但し、能力から大きくかけ離れた
高望みはNGです。



以前、警備員をやっている知人に
自分の職場で応募(欠員募集)が
出ていることを伝えました。



警備ではありませんが、警備員を管理
して、業務遂行を行います。



彼のボヤキを聞くたびに、ああ彼は
転職したがっているんだな、と思い
ましたが



実際に応募してみると、ハローワーク
職員から、勤務条件の変更の可能性が
あると聞かされ、見送ったと。



これは、年度末近くの採用で
年度が変われば、年度単位の待遇に
切り替わるといった意味。



すなわち、最初に提示してある条件は
試用期間みたいなもの。



彼は悪い方に転ぶと踏んだのでしょう。
警備業界では、珍しくないことです。



しかし、求人を精査すれば上記は杞憂で
あったに違いありません。



それをマイナスに解釈して、見送ったのは
本気ではなかったのかと。やっていける
能力はあったはずなのに。



結局、彼は今でも文句を言いながら警備員を
しています。それも一つの生き方ですね。



警備員が、本気で嫌じゃなかったのかも
知れない。



それを教訓にして、僕が今後そういった
話を持ち掛ける時には、相手の決意・
言い換えれば本気度を観ます。



今よりワンランク上の待遇職場を目指す。
それに相応しい決意があるか。



ワンランク上なら、割と決意でなんとか
なったりするものです。



というのは、強い決意が何を引き寄せる
のか。(分相応の)縁を引き寄せます。



決意が強ければ、より解像度の高い
情報や適性に気づく事も可能です。



僕がなぜ、今の仕事にアプローチ
できたのか。



絶対に警備業界を脱出してやる!と
いう決意が根底にあった。



それが、いい意味での副産物を生み
出したのです。軌道修正できたと言って
いいでしょう。



当初、僕は警備から設備管理の仕事に
シフトしようと考え、関連資格を取り
求人を探していました。



しかし、そのプロセスで設備管理も
警備と同じくビルメンテナンス業界
ではないか。という気づき。



資格を取り、経験を積んでも
結局警備と同じ時のパターンに
なり、行き詰まりはしないか。



警備にいると、一緒に仕事をする
事が多い、設備管理に従事する人間の
質が見えてます。



ただ、立派な人もいるでしょう。
それは警備も同じです。



話は戻りますが、ビルメンテナンス業界
からの脱出を試みましたが、現実は厳しい
ものでした。



それでも諦めず、応募を繰り返した結果
今の職場にたどり着いたのです。



決意をし、努力をしても
それをあざ笑うかのような現実に
直面する。よくあることです。



決意とは、成就ずるまで諦めない力と
思います。



最初に志したものではなくても、
それがより自分にあったものだった。
こう言った事はよくある話です。



転職したいなら、決意を固めて下さい。
ネガティブなものが原因でも構いません。



そしてどんなことがあっても、形にする。
時間がかかっても諦めない。



警備員として、実績を上げていれば、
責任者などの経歴があれば転職の際
武器になります。



それが無くても、現場のお荷物隊員で
なければ、チャンスはあるのでは
ないでしょうか。



ただその場合、職務経歴書や面接での
アピールを研究する必要があります。



警備の仕事が嫌でたまらない。
そういう人は多いけど、
どこまで本気なのか。



生半可な決意なら、今のままでいた
方が無難です、転職は分の悪いガチャ。
運の要素も多分にあります。



しかしそれでも、俺は当たりを引きに
行くという決意のある人が、チャレンジ
すればいい。



強い決意の根底には、人生の流れを
変えたいという願望があるのでは
ないでしょうか。



同じ能力でも、決意の強さ如何で
結果が違ってくる。今回はそういった
話でした。

スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル

2024年07月29日

自分の機嫌を取るのもスキル





自分の機嫌は、自分で取りましょう。
なんて、社会人のたしなみのように
言われます。



今回は、自分で自分の機嫌をとるのも
スキルであり、これがしょぼいと
どうなるか、という話をします。



第一に、自分の機嫌を自分で取れないと
チャンスに気づけない。



機嫌の悪い状態では、視野が狭くなる
のもそうですが、他人のアドバイスに
対して、聞く耳を持たなくなります。



チャンスは、他人が運んでくるもの。
それを受け取れる状態の自分でいる
必要がある。



そして、チャンスに気づいたとしても
誤った決断をしてしまうリスク大です。



辞めたい一心で、応募した企業は
ブラックだった、なんてことも。



これは僕の経験からですが、前職を
辞める時の精神状態が、次の職場
環境を暗示している。



辞める時は、可能な限り
フラットな精神状態でいることが
肝要です。簡単ではありませんが。



ここで、過去記事で紹介しましたが
自分で自分の状態を知る方法を
紹介します。



自分の顔写真(履歴書用が使い勝手
がいい)を取り、状態の良かった頃の
自分と比較する。



写真はスピード写真でもいいが、プロに
取ってもらうのがベスト。



両者の表情をじっくり比較します。
曇った顔や、さえない顔をしていないか。
追い詰められたような表情をしていないか。



総じてネガティブな印象を受けたら赤信号
です。転職は中止して職業訓練などを検討
しましょう。



次に進む前に、一旦「リセット」を勧め
ます。



カテゴリ「警備員を辞めたい人へ」を
参考まで。



ここまでは、チャンスに気づけない
または活かせないデメリットについて
言いましたが



セキュリティの仕事に従事する上で、
自分の機嫌を自分で取らず、周りに
角を立てていたらどうなるか。



周囲と協力的な関係が築けなくなる。
仕事は自分一人でできるものではない。



社内のみならず、社外の人とも連携して
業務遂行をしていくのが普通です。



あの人は・・・なんて話題になるようでは
先が知れています。特に清掃スタッフの
草の根ネットワークはすさまじい。



周囲と協力的な関係が築けなくなるなら
まだしも、もっと深刻な状況になったり
するものです。



それは、トラブルを引き寄せてしまう。
これは科学的な根拠はなく、僕の経験則
からですが



角を立てている人が、トラブルの起点に
なってしまうことはよくある話です。



過去記事「お前たち、仕事をできなくして
やる」
を参考に。



他人を攻撃する矛先が、自分に向けられる
ことのリスクを書いた記事です。



そして周囲は何となく、あの人はこう
だったから、この結果を引き寄せたと
評価するでしょう。



チャンスに気づけないどころか、自ら
トラブルを引き寄せてしまう。そして
それを他人のせいにしたりします。



ところが周囲は自業自得と評価し、
だれも庇ってくれる人がおらず、
孤立してしまうリスクも。



自分で不機嫌をまき散らしておきながら、
いざという時庇ってくれ、というのも
虫のいい話だと思うのですが・・・



最後に、サラリーマンや労働者に
とって留意したいのは
愛想のいい方に仕事は流れる。



愛嬌があれば、上司やクライアントが
可愛がってくれる。社内外での営業を
担っていると思った方がいい。



上記のような、人間関係の調整役は
組織の生産性に大きく貢献するもの。
別枠で評価軸が欲しいくらいです。



身内に不機嫌に振る舞いながら、
対外的に愛想よくしても、見抜かれる
ものです、世の中を舐めてはいけない。



意識的に愛想を振りまかなくても、
この人はいつも冷静に聞いてくれると
言う評価だけでも、差が付きます。



警備隊でクライアント側から責任者に
推されるような人は



指導力や統率力以上に、メンタルが
安定している事を評価されるのでは。



この人なら、大きな間違いは起こさない
という安心感を与えている部分が大では
ないか。



警備は安心を売るビジネスです。
責任者のメンタルが安定している事が
大きく関与するものです。

クリアな毎日へ!アイケアサプリ・めなり

2024年07月28日

究極奥義「無想転生」





タイトルにある無想転生は
漫画「北斗の拳」で主人公ケンシロウが
使う究極奥義。



今回は、僕が過去辱めを受けた相手に
対してリベンジをした逸話からです。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
でのこと。



全国規模のビル管理会社であったB社は、
リーマンショックでブラック企業の本性を
現わしました。



それ以前から、隊長のパワハラで悩んでいた
僕は、B社を蹴っ飛ばす形で退職。



地場中小警備会社であるC社に転職
しましたが、そこも地獄の一丁目。



最初の約束を反故にされ駐車場警備に
配属された僕は、監視室でモラハラを
受けることに。



モラハラとは、モラルハラスメントの
略で、精神的暴力とされています。



モラハラをやってきたのは現場を牛耳る
自己愛的人格障害の隊員。広い意味での
精神病者といえるでしょう。



彼は我々から陰で「ラオウ」と呼ばれて
いました。裸の王様、いわゆる裸王。



僕は散々辱めを受け、三か月余りで
緊急脱出よろしく退職。しかし、
ただでは辞めるわけにはいかない。



駐車場監視室では、精算機まで降りてきた
お客様が、千円札しか使えないことを知り
呼び出しをかけてくることがあります。



そのため、監視室では千円札を5万円分
用意していました。



自己愛的人格障害の隊員は、そのうちの
3万円を自分で預かると言いだしました。
僕には内緒だぞ、と言わんばかり。



僕は辞める時、そのことを上司に報告。
リベンジのチャンスでした。まさに
究極奥義「無想転生」発動。



僕が辞めて約半年後、彼は干されて
屈辱的な辞め方をしてC社を去りました。
ラオウは「昇天」したのです(爆)



自己愛的人格障害者は、自分が社会の
規範のように振る舞いながら、やって
いるのは、社会人としてあるまじき行為。



このダブルスタンダードが、ツッコミ所
なのでしょうが、一点突破を図って
リベンジしたのが、上記のケースでした。



この落とし前が、後に僕が警備業界
いやビルメンテナンス業界を脱する
突破口になっていたのです。

2024年07月26日

葛藤は卒業への一里塚





皆さんは、仕事をする上で
大なり小なり葛藤を抱えている
と思います。



葛藤が高じて、転職への原動力に
なったりしますが、次に繋がる葛藤とは
何なのか?今回はこれを語ります。



葛藤を大きく抱えるのは、部下の面倒を
見るようになった時。



警備でも、責任者の立場に立った時が
そうですね。



加えて、上司が責任を取らないスタンス
だと、葛藤は爆上がりです。まさに
板挟み。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社時代は、まさにそうでした。



東京本社のビル管理会社であるB社は、
地元では、破格の待遇でした。



しかし、リーマンショックでブラック
企業の本性を現し、2人の隊員を解雇。



これを機に、警備隊は荒みは加速する
のですが、責任者は逃げられない。



人を使うは苦を使う、とはよく言った
ものです。



警備隊を3班に分け、当務に対応して
いましたが、その時の責任者が班長。
部下の粗相を尻ぬぐいする立場です。



部下の大きくしたトラブルを振られ
煮え湯を飲まされるような事もあった
のですが



隊長は班長を叩くのが仕事で、二言目には
始末書・クビを連呼。



隊長のパワハラに堪えかね、退職しました。
ところが、その時に分かった事があった。



自分の働きは、意外に評価されていた。
副隊長への話も出ていたようです。



さらにB社は、僕と同じステータス
(検定資格とそれなりの経験)を持つ
隊員を補充しようとするも、頓挫。



そんな隊員を何で退職に追い込んだのか、
隊長は本社または支店長から詰められた
かも知れませんね。



葛藤した事が、次に繋がるには
成果を上げていることが条件の
ようです。



次に繋がるとは何でしょうか。
ズバリ、転職です。



アウトプットもなく、ただ悶々と
葛藤するだけでは、おぼつかない。



逆に言うと、転職する気がなければ
無用な葛藤は避けましょう。心身が
蝕まれてしまう。



この葛藤が、警備業界ひいては
ビルメンテナンス業界から脱出する
原動力になった。



ここまで葛藤と言えば、部下を使う
プロセスで起こるといったものでしたが



人知れずやった事が、評価されないと
いうものも含みます。



アウトプットが、上司の手柄にされたり、
職場を良くするためにやったことが、
タダ乗りされて、他人の成果にされたり。



皆のために良かれと思いやって、実際に
成果も出ているのに、評価されない。
こんな葛藤もあるのです。



これらを葛藤で終わらせないためには
どうすればいいのか。葛藤のための
葛藤ではあまりにも詫びしい。



先の目標を持つことです。転職は一番
手っ取り早い。葛藤は通過点に過ぎない。



先の目標、言い換えれば志を高く持てば
あの時の葛藤は、こういうことだった
のか、と伏線回収がされるでしょう。



アウトプットを伴う葛藤は、次に繋がる。
そう信じて、志を高く持つ。絶対にこの
業界から脱出してやる。



周りの同僚を見てみましょう。高い志が
なければ、くだらない立ち回りになると
思いませんか?



生産性のない批判、その場だけしか
できない正義の雄叫び。
所詮その程度なのです。



そんな奴らとは違うんだ、一緒にされて
たまるか!と誓うのも志を高く持つコツ
です。



生産性にない批判に酔い、他人の揚げ足を
取る事に躍起になっている人に、葛藤は
あるのでしょうか。



少なくとも、次に繋がる葛藤はあり得ない。
そんな人たちと、つるむのは避けましょう。



葛藤を抱えながら、絶対にこんな所で
終わってたまるか!と心で叫び続ける。
それがいつか形になる。



今あなたが苦しい想いをしているのも、
卒業へのプロセスなのです。



今の職場を卒業すれば、よりよい条件で
転職できるに違いありません。但し
高望みし過ぎはいただけませんが。



それと次に行く環境のビジョンを持つこと。
最初は漠然としていて構いません。
徐々に解像度を上げていけばいいのです。



目標は軌道修正されるもの。それでも
志が根底にある限り、よりよい環境に
たどり着けるに違いありません。

バイト探しは【プチジョブ】

2024年07月24日

果報は練って待て





今回は、仕事上で自分の前に立ち塞がる
目の上のたんこぶ的の存在に対し勝つには
どうすればいいか、について語ります。



または、職場で幅を利かせ主導権を
握られ面白くない。そんな相手に勝つ
にはどうしたらいいか。



総じて、自分より強い奴に勝つための
マインドセットです。パワハラ上司と
渡り合うにも役に立つマインドセット。



大事なのは「忍耐」
面白くないことや立場をじっと耐える。



しかし耐えるだけでは「忍従」と変わり
ません。虎視眈々と機会をうかがう。



相手の癖や落ち度を、しっかり観察する
ことです。記録に残せばベスト。



じっと耐えながら、自分のターンが
来るまで待つ。もちろんやるべき事は
やって、です。



それがどのくらいの期間かは、
分かりません。1年、2年あるいは
もっとかかるか。



そんな組織に見切りをつけ、さっさと
別の職場に転職した方がいい、という
声もあるでしょう。それも正論です。



しかし、人生には越えなければならない
壁を超える事で、道が開けるといった
パターンもあります。



転職するにしても、今の職場で落とし前を
つけてする方が、次に繋がるかもしれない。
価値観は人それぞれですが。



この強敵と対峙するにあたり、相手を
ハメようと立ち回るのは、禍根が残る。



あくまで相手がボロを出し、自滅して
行く形が理想。禍根も残りません。



過去記事で紹介した孫子の兵法で、
誰にでもはっきりと分かる勝利は、
本物の勝利ではないとありました。



これ、誰が誰をやっつけたとはっきり
わかるようでは、勝利として価値が低い
ということなのでしょう。



水面下で行った根回しが功を奏し、
相手が地雷を踏み、自滅して行く。



地雷が埋まっていない事を知らない方
悪いのです。



話は脱線しましたが、忍耐を持って
リベンジの機会をうかがう時に、
自らの力をつけるのも必須です。



具体的には、人脈を拡げ自分の肩を
持ってくれる人を増やす。相手を
落とすのではなく、自分が上がる。



こうやって自分の実力を練りながら、
逆転のチャンスをうかがう。そうすると
人事の節目に逆転できたりします。



上司が変わった。会社の方針が変わった。
警備なら入札で負けて、敗戦処理が
始まった。



そういった逆転の見込みがなければ、
転職して新天地を目指した方が
いいでしょう。



何を言いたいかと言えば、強敵に
打ち勝つには、相手が強いほど時間を
かけ、周到な準備が要る。



果報は寝て待てではなく、果報は練って
待てという事です。



風向きが自分に来ていれば、相手が
病気などで沈んでいく可能性もあります。
特に中年以降はそうですね。



そして究極は世代交代、牛耳っていた
人がいなくなるまで待つ。



徳川家康は、それで天下を取ったと
いう人もいます。大きな事をしようと
するほど、時間と手間がかかるもの。



最後に、強敵に勝つのもそうですが
人間本気で勝負するとは、リスクを
取る事なのです。



根回しが徒労に終わるかもしれない、
仕掛けたことが返り討ちに遭うかも
しれない。



そんなリスクを天秤にかけても、
やり遂げたいことがある。自分の
人生に落とし前をつけるために。



仕事でも人間関係でもそうですが、
大きな流れに乗った方が勝てます。



組織の方針もそうですが、
時代の趨勢(すうせい)も同じ。



来ている流れに乗る、いや自分から
乗りに行く。サーフィンでパドリング
して行くように。



周到な準備とは、大きな流れに乗れる
自分を作ること。



そのためにどうしたらいいか、アンテナを
立てて情報をキャッチする自分を作る。



相手を落とそう落とそうといった気持ち
より、自分が上がろうといった気持ちの
方が上手くいきます。



人事は全て相対評価です、自分が
あの人より勝っていた、という
事実のみが全てなのです。



こいつだけは、という存在に対しては
人事の節目に勝利する、そんな自分を
作り上げる行いこそが最上です。

アンケートサイト i-Say

2024年07月22日

女子警備員ちゃんめんのブログ





今回は、あるブログを紹介します。
ブログ主はちゃんめんさんで、現役の
50代女子警備員です。



最後にリンクを貼りますが、
警備業務を遂行する中で、いろいろな
想いを綴っています。



僕が一番刺さったフレーズが
「結果的に(警備員を)抜け出せ
無かった」というもの。



現実は厳しい・・・



僕は幸いにして、警備業界を脱して
別の仕事に就いていますが、
警備員を続けざるを得ない人もいる。



本ブログは、警備員からの転職が
大きなテーマとなっています。



ちゃんめんさんのブログを読み、
それでも警備業界から抜け出す
方法はないか、と考えるように。



ただ50代女性では選択肢は多くない。
厳しい現実です。



ぱっと思いつくのが、ビルメンテナンス
業界での転職。清掃などがそう。



但し、清掃は給与が安く警備をしていた
ほうが稼げるでしょう。



稼働時間も短いので、稼ぎたければ現場を
掛け持ちするしかない。これも人生の
切り売りです。



次に、施設の受付業務。女性が活躍する
現場です。



受付業務と言っても、施設の巡回を兼ねて
いる所では、警備員扱いとしている所も
あります。警備の経験が活きてきます。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社がそうでした。



B社は、全国規模のビル管理会社で
本社は東京です。



主に外資系保険会社ビルの警備を担当して
いるので、首都圏に在住なら会社名を
聞いた人もいるかもしれません。



当時、地元では破格の待遇でしたが
リーマンショックでブラックの本性を
現わしました。



受付業務もするけれど、警備の経験が
活きる業務。おそらくビル管理会社が
得意とするところでしょう。



但し、ブラック企業も少なくないので
求人や勤務条件の吟味は必須です。



ここまでは、ビルメンテナンス業界の
中で転職先を見つけるという話でしたが



上記業界以外に、生きる道はないのか?
僕もそうでした。



警備→設備管理という、ビルメンテナンス
業界内での転職を志し、軌道修正しました。
そこでたどり着いたのは非正規公務員の道。



今は、会計年度任用職員と言われています。
これは法律上の任用根拠を正規職員と同じく
する事で、処遇改善を図ったもの。



メリットは、人事院勧告が適用され
正規職員と同じく、昇給すること。
(但しマイナス人勧なら下がります)



期末手当、勤勉手当といったいわゆる
ボーナスが支給されること。



非正規ゆえ数年ごとに公募がありますが、
雇用の不安定さといった面では、警備と
大差ないと観ます。



職種は多岐にわたり、一番人気は事務方で
運転手や監視業務といった現業の仕事も
あります。



年齢的にも40代〜60代の人も
少なくない。10年以上続けている
人もいます。



僕の仕事はどちらかと言えば、現業に近い
のですが、収入は警備時代に比べて微増、
労働時間はおよそ半分になりました。



警備業の宿命である、長時間拘束が
嫌で、別にやりたいことがあるなら
悪くはないでしょう。



ところで、留意したいことがあります。
非正規公務員を目指すなら、どんな
組織を目指せはいいのか。



労働組合の強い組織。これ必須です。
御用組合ではNG。



というのは、会計年度任用職員の
処遇は、組合交渉に左右されること。



隣接する自治体同士でも、給与など
処遇に差があったりします。均一では
ないのです。



会計年度任用職員自体での組合を持ち、
正規職員組合との連携が取れている
組織がベスト。



組合に協力してくれる議員さんも存在し、
議会で改善を訴えてくれるなら、さらに
いいでしょう。



今回は50代、女子でもなんとか
ならないかという視点で書いてみました。
参考になるかどうかわかりませんが・・・



警備と同じくらいの給与なら、労働時間を
減らした方が、幸福度が上がります。
汲々とした想いを、改善することが可能。



この戦略は、給与を上げるそれよりも
価値あると考えます。時間を生み出す
転職戦略です。



最後に、ブログのリンクを貼ります。
女子警備員ちゃんめんのブログ

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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