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2024年07月21日

頑張らないと続かない?





今回は、仕事は頑張って続けるもの
なのか、といった問題提起です。



仕事を10年以上続けてる人は、ほぼ
「(気付いたら)続いてた」
という人で



逆に
「(嫌なことだけど)頑張って続けてきた」
という人はめちゃくちゃ少ない。



なのでよく言われがちな
「仕事だから頑張って続けろ」
は間違いなのでは?



人間の努力なんて、たかが知れたもの。
どんなにやりたい仕事に就いても、
パワハラ上司に当たったら終わり。



続けられる適職に就く縁、これが
一番大事です。過去記事「気づきと縁」
も参考まで。



僕が警備員を10年続けられたのは
縁に恵まれたから。



特に最初に入った警備会社のK部長には
お世話になりました。



しかし、なぜ10年で辞めてしまったのか。
頑張らないと続けられないから、という
のが、現状の最適解。



前回の記事で書きましたが、地場中小
警備会社には、人に対する投資は希薄。
そんな余裕はない。



隊長レベルでも、部下の育成まで手が
回らない人も少なくない。そんな余裕の
ある人は稀有な存在でしょう。



検定資格者にしても、自社で取らせるより
他社からの転職者を招き入れればよい。



そして指導教育責任者を取らせれば、
現場の責任者として年金まで安く使える。
この算盤勘定が上手い経営者はやり手。



僕は上記の思惑に気づいてしまったので
警備業界を後にしました。



警備検定に合格し、現場責任者を期待
される人材は、異業同種の転職で待遇を
上げる事も可能です。



やり手の経営者は、それに気付かせない
ように、長時間労働であったりとか、
資格取得の強制で、個人の時間を奪う。



警備に限りませんが、いかに人を安く
使おうかと、血道を上げる経営者の下で
働かないほうがいい。



その考え自体、貧困ビジネスに近いから
です。



頑張らなくても、一連の業務の流れに
乗っていれば、続けられる。そんな
環境がベスト。



たかが仕事、歯を食いしばってやるほどの
価値があるものでしょうか。

2024年07月19日

指導者の陥りやすい罠





今回は、過去記事「負の指導力」
関連するものです。指導者として
留意したいことについて語ります。



指導した相手が、上手く呑み込めないと
イライラして、きつく当たってしまう
ことがあります。



そういう僕も身につまされるもの
ですが、その根底には何があるのか。
以下紹介する投稿が目につきました。



指導の途中で凶暴になるのは「教えてやる」
という気持ちが強いから。



自称「指導者」の心は狭い。思い通りに
ならないと、暴言を吐いたり物に当たる。



「分からないお前のせい」とお尻を叩かれ
しごかれる。「そこまでしなくても?」
という甘い期待は通用しない。



なぜなら罰することで頭はいっぱいなのだ。
というものでした。



まず罰するという意識ありき。
これは僕もされたことがあります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社。



全国規模のビル管理会社であったB社は、
主に外資系保険会社ビルの警備を担当し、
待遇の地元では破格レベル。



しかし、リーマンショックでブラックの
本性を現し、内部崩壊していくのですが
その隊長も、ぶっちゃけ変でした。



彼もまた、全国規模のビル管理会社から
転職してきましたが、指導というより
罰をちらつかせて支配しようという思惑。



指導以前に、罰ありきの意識だった。
部下の不祥事には、始末書。それが
累積するとクビになるぞと連呼。



ひどいケースになると、ミスをした
部下に、弁当をおごらせることも
やっていました。



今思えば部下に書かせた始末書も、
現場で止まっていた可能性大。



というのも、内容が隊長の指導範囲で
あり、隊長も指導責任を問われクビに
なるわけです。



そんな罰前提の支配をやっていたので、
部下からの信頼はありませんでした。



それでも、隊長に気に入らなければ
クビになる、という恫喝が効いて
表向き反発する部下は皆無。



実際にリーマンショック後のリストラ
という名目で、2人の部下を解雇。



後に、クビを切った部下と思われる
インターネット掲示板への告発で、
クライアント側の信頼を失い、END。



臨時入札が行われ、負けて全員解雇と
いう結末になったのです。



隊長は、僕にとって反面教師でした。
これを鑑み、指導する側のスタンスを
もう一度確認したい。



まず、教えてやるといった上から目線を
なくすこと。



そして、相手がマスターできないのは
指導者の責任であること。罰という恐怖
で相手を支配するのは悪手であること。



この2つについては、部下を指導する
側から異論が出るでしょう。煮ても
焼いても食えない隊員がいます。



そんな隊員を指導するのは、徒労以外の
何物でもありません。こればっかりは
会社人事に動いてもらうしかない。



最後に、指導される側のマインドセット
ですが、不都合な真実を言います。



隊長などの上司で、部下の育成を真剣に
考える人は、稀であること。



精々検定受験の際、フォローがある
くらいでしょう。



多くの隊長は、現場を回すのに
精一杯で、部下の育成まで手が回り
ません。



会社側も、地場中小警備会社なら
キャリア形成計画など、無いに等しい。



要するに、水を撒いてりゃ育つ木は
育つ、という考えなのです。



地場中小警備会社が人に対する投資を、
手厚くする余裕はありませんからね。



こういった背景から、隊長に対する
過度な期待はしない方がいい。



それでも、社会人として立派な人なら
手本にする価値はあります。決して
数は多くありませんが。



但し足らない指導者であっても、
僕のように反面教師として、参考にする
事もできます。



B社隊長は、指導者として
やってはいけないことの見本市
だったのです。



もともと人の上に立つ器でなかったかも
しれませんが、彼の言動を見て人心掌握
できないのは、こうだからなのか。



人間は器通りになっていくものです。
時間をかけて見れば、より鮮明でしょう。



足らない上司を見て、自分ならどうするか。
この意識を持つだけで、成長します。

TVCMで話題のココナラ

2024年07月17日

決断ができないというリスク





皆さんはリスクを取るというと
どんなイメージを持ちますか?



今回は決断できず、なにもできない
事が、大きなリスクになることと
リスクを取る参考基準について語ります。



あるビジネスインフルエンサーが
こう言っていました。



小さなリスクを冒さないのは、より
大きなリスクを呼び込む。



人間誰しも失敗したくありません。
減点法の評価基準では、小さなミスも
したくありませんからね。



ただその小さなリスクを恐れ、事なかれ
主義になってしまうと、別の問題が発生し
もっと面倒な事態を招く事も。



通常の業務ですらそうなのですから、
転職となるとさらに二の足を踏みがち
です。無理もないことです。



そして、行くべきタイミングを逸すると
座して死を待つなんてことにも
なりかねない。



そこまで行かなくても、人生の貴重な
時間を浪費するリスクを負う事にも
なったりするわけです。



ところで僕は仕事柄、水先人という職種の
人と関わることがあります。



これ、港内で安全に航行・係船する
ためのアドバイザーで、どんな船長でも
全ての港に通じている訳ではありません。



そこで水先人のアドバイスを得て、
操船を行います。外航船の貨物船や
大型客船もあります。



ある水先人さん曰く



水先人の仕事はジャッジする場面が多いです。
確かに度胸はあるほうかもしれませんが、
決断を下すのはいつだって怖い。



でもそれ以上に怖いのは、
ジャッジできず頭が真っ白になって
フリーズしてしまうことです。



シニアと共同操船していた時に、
一度だけ何も考えられなくなって
しまったことがありました。



決められないことは危険に直結します。
絶対に避けなければいけません。(終)



誰しも決断、大きな決断を下すのは怖い。
だからといって、決断しないとより大きな
リスクが発生する。



ブラック企業に勤めていて、このままでは
潰されてしまう。しかしどうしていいか
わからない。



こんな場合は、自分の身を守る決断を
して欲しいと思います。



まず、退職し身の安全を得る。但し退職は
コストがかかります。ブラック企業なら
嫌がらせをしてくる可能性もあります。



自己責任で退職代行を使うのも手でしょう。
余力を残して撤退するのがベスト。



辞めた後は、ハローワークを始めとした
役所に行き失業手続きを粛々と進める
事になりますが



そんなことまで頭が回らないというほど
追い詰められているなら、過去記事
「眠れない」を参考にどうぞ。



辞める前に一時退避を行い、考える
時間を稼ぐ、というものです。



次の仕事が決まっていないなら、
職業訓練に行く方法もあります。



カテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
を参照願います。



最後に、決断すべきかどうかの基準
ですが、どのくらいのリスクを取れば
いいのか。



これについてはある経営者の言葉が
参考になるでしょう。以下紹介します。



経営者の仕事は”決断”なので、孫正義さんの
「5割の確率でやるのは愚か。9割の成功率は
手遅れ。7割で投資する」という言葉は指針に。



5割ならギャンブル、9割は決断ではなく
選択で経営者の仕事ではない。7割まで
集めるスピード感と、7割で決断する



覚悟を持ち合わせる胆力が、
経営者の器であり役割



というものでした。我々は経営者では
ありませんが、決断する時の参考には
なるでしょう。



転職は自分の未来に対する投資と
考えることもできます。



自らの感覚で7割「行けそうだ」と
思うならば、行く価値はあるのかも
しれません。



転職が投資と違うのは、縁が一番大事と
いうこと。



いい縁を引き寄せるには、自らの精神
状態も甘くみてはいけません。



辞める時の精神状態が、次の職場の縁を
暗示している。ソースは僕の経験則。



それ故、悪い状態で決断することは
避けなければいけません。



自分を客観視できる、助言者がいれば
いいのですが、そうでない場合は一旦
ストレスの原因から離れましょう。

しじみエキスダブルのオルニチン

2024年07月15日

謙虚さが報われないのは





今回も、転職で気づいた労働者の
不都合な真実と、その対抗策です。



学校教育や人生論などで謙虚である
ことは、美徳であると語られて
きました。



しかし、実際は同じ成果を出していても
謙虚に振る舞う人より、浅ましくても
仕事で目立った方が評価されます。



もっと言えば、他人を蹴落としハメて
自分の手柄ですよ、という人が評価され
たりします。警備現場でも見る光景です。



この一見理不尽な事はなぜ生じるのか。
結論を言えば、謙虚さは頭のいい人に
しか通じないからです。残酷ですが。



そんな人のいない職場では、手段を選ばず
相手を黙らせた方が勝ち。マウントの取り
合いで、民度が高いとは言えません。



こんな現実を踏まえ、転職時のテーマに
上司が頭のいい人でありますように、も
加えたほうがいい。



願ってもいないことは、実現しません。
願ってもすぐ実現しないかもしれませんが、
実現するまでやればいい。



謙虚さは、人間性です。そんな人が相手の
揚げ足を取り、マウントを取るような人に
なるのは困難。



自分の良さが評価される、環境を目指し
ましょう。



一般的に警備では、残念ながら
謙虚な振る舞いは評価されない事が
多いもの。



しかしながら、最初に入った地場中小
警備会社のK部長は違いました。



過去の上司で、最も頭の良かった上司
bPといるでしょう。



K部長は、有言実行は言うに及ばず
僕との口約束を忘れず、履行して
くれました。



最初は交通誘導警備に従事しても、
施設警備の空きが出たら、入れてあげる。
こんな約束、いくらでも反故にできます。



職場で要領のいい、立ち回りが派手な
隊員に嵌められそうになった時も、
弁護して守ってくれました。



そんなK部長が退職したあたりから
雲行きが怪しくなり、上記隊員たちの
やりたい放題に。



ただ、僕の警備でのキャリア形成に
K部長が大きく貢献したことは、
間違いありません。



今の職場で謙虚に振る舞うけれど、
要領のいい奴の後塵を浴びている。
または冷や飯を食わされている。



その屈辱感、分かります。



転職して環境を変えるにしても、今の環境
で何らかの落とし前をつけていけば、次に
活きると思いませんか。



屈辱を屈辱で終わらせず、一矢を報いる。
この考えが、大人のいじめに抗う手段に
なったりします。



派手な立ち振る舞いでマウントを取るのが
上手い人は、ボロも目立ちます。そこを
見逃さない。



相手の言動をしっかり観察して、矛盾を
見逃さない。ここ一番の時に突っ込む
準備をしておく。



立ち回りが派手な人は、失敗も派手な
ことが多い。手柄が派手な分、失敗も
派手なのです。



このような戦略は過去記事
「一点突破の戦略」に書かれて
いるので参考までに。



自分より、表向きパフォーマンスの
勝る相手に勝つには、これしかない。
一瞬のスキを突く。



また、言動が浅ましければそれに比例して
敵も少なくないはず。そんな人と連携を
取る根回しも悪くない。



相手もバカではないので、チャンスは
多くはないと思います。それでも虎視
眈々と機会を伺う。



人事の節目など、チャンスが訪れるはず
なのです。リベンジのチャンスを流さない
ようにしましょう。



転職は、自信のあるなしも大きく影響
します。そこで自分より強い奴に勝ったと
いう、成功体験が武器になる。



もちろん面接で言う必要はありません。
言葉の奥にある、雰囲気で醸し出せば
十分です。



それと同時に、嫌味にならないアピール
方法について、研究しましょう。相手に
刺さるにはどう表現したらいいか。



評価する人の頭が良ければ、自分の謙虚
さも含め評価されますが



それから1歩進めて、上手なアピールの
仕方を学び、派手だけれど粗の多い人に
対抗できるようにしておく。



自分をわかってもらう人へアプローチ
することも大事ですが、自分から成果を
アピールする方法も学びましょう。

スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル

2024年07月14日

トランプ氏に見る強運とは





今朝のニュース速報で、2024
米大統領候補であるトランプ氏が、
銃撃されたシーンが放送されました。



命に別条はなかったようですが、
大衆に少なからぬ衝撃を与えました。



今回は、自分はリーダーに向いていない
けれど、責任者的ポジションを任せられる
のはなぜなのか?



マネージャーならではの能力、それを
強運と呼ぶ、という話です。



米大統領と言えば、リーダーの極致です。
政策もそうですが大衆は、何に一番
惹かれるのか。



その人の持つ、強運です。
ピンチに陥っても、必ず復活できる。
不死身のアメリカンヒーロー。



加えて強運を彩るユーモアがあれば
鬼に金棒ですね。



かつて、レーガン元大統領が
銃撃された時、担当医にこう言った
そうです。



「ドクター、貴方は共和党の支持者
だろうね」



ところで強運は何に象徴されるのか。
それは「余裕」です。



忙しさ(大変さ)をアピールするな、
余裕をアピールしろと言われます。



もちろん平の身分でそんなことを
やっていれば、仕事をドカドカ振って
こられます。



しかし、仕事をある程度コントロール
できる立場なら、余裕はあった方が
部下は信頼してくる。



逆に、汲々としているリーダーに
部下は付いてくるのでしょうか?



かつての警備隊で、自分はこんなに
大変だから、お前らもっと働けと
レジメで通達する隊長がいました。



そんな隊長も勤務態度はちゃらんぽらん。
なんじゃこりゃと部下は思うに違いない。



白鳥が優雅に泳いでいる、水面下で
必死に足を漕いでいるのと逆ですね。
リーダーは白鳥でありたいものです。



先ほどの隊長は、自分の運に自信が
ないから、余裕をアピールできな
かった。



周りに推されて責任者になった人は、
自分の運に、自信を持てと言いたい。
余裕はぼちぼち出せばいいのです。



人事の流れで、そうなってしまう人も
いるけれど、そんな人事の流れにいる
のも、運命なのです。



リーダーは、自らの強運を信じよ。
あなたがいれば大難が小難に、小難が
無難になるのではないのですか?

2024年07月12日

石丸構文





2024東京都知事選で2位となり、
話題をかもした石丸伸二氏。その立ち
振る舞いが話題になっています。



今回は、石丸氏のパフォーマンスを
鑑み、論破だけでは仕事にならないと
言うテーマで話します。



石丸氏が、なぜ嫌われたか。
理由は明快。



石丸伸二がキャリアを積んだ
社会人から心底嫌われる理由は



この人は仕事を遂行する気がない、
できない、と思われることに集約される。



高齢な地方議員らを喝破して、時に
地元マスコミをも論破して強めの言葉で
なじる姿は、映像系SNSで拡散された。



旧態依然とした地方議員と戦い、激しく
対立してでも頑張っている市長、という
印象を持ったでありましょう。



ところが選挙後のインタビューでボロが
出てしまった。



テレビ局司会者等の質問に対して
非常に悪い態度で振る舞いごまかし、



質問に回答せずにわけのわからない論法で
話すインタビュー動画により、一夜にして
強烈な石丸伸二叩きが始まった。



石丸構文と言われる所以ですね。
パワハラ上司にやられた人なら、
嫌悪感を感じるのではないでしょうか。



余計なお世話ながら、安芸高田市の
秘書課職員さんは、メンタルやられて
いないか懸念されます。



石丸氏は、主にネット配信を武器として
戦ってきた。ただそれは加工された
コンテンツであったこと。



それがメディアの生インタビューで、
ボロが出てしまった。これは今後大きな
教訓になるでしょう。



彼が仕事ができない、遂行する気がないと
思われたのは



人を動かすためには論破や恫喝を
するのではなく、人に気持ちよく、
時に緊張感をもって働いてもらうために



時には下手に出て、時には強くはっきり言う。
正論だけで人は動かない。という事を理解して
いなかった点でしょう。



社会人の仕事は何でも、より高度な仕事に
なればなるほど、一人だけで実現できる
仕事などありません。



さらに人間関係やコネクション、時に
したたかに動くことが大切になってくる
わけです。



どれだけ人を動かしたか、仕事の成果は
それに比例します。



なぜ僕はこんな話題をピックアップした
かと言えば、警備に限らず正論で論破する
事が、成果と思っている人がいる。



成果であっても、所詮は警備室や詰所の
中での雄叫びであり、どれだけの人を
動かしたのか。



その場で、相手を論破すればいいなんて
思っていると、もっと大きな成果を出す
人に、やられてしまう。



というか、正義の雄叫びの割には
大したことはない、という評価になる
でしょうね。



その場の主張で、評価されるには
積み上げてきたものが要る。
人間関係の拡がりですね。



業務時間以外でも、仕事関係の人と
付き合って、気に入られ、他にも仕事の
機会を与えられたり情報を得ていく。



関係者を巻き込んで、仕事をこなしていく力を
つけて、大きな仕事もできるようになっていく。



人脈作りとは、コストがかかるものなのです。
それでもコストを凌駕する、リターンがある。



そういった実力もないのに、一見立派な
理屈で、他人を魅了し、支配しようする
人のやり口が、一つ可視化された。



石丸氏の件は、いくらでも加工できる
ネットのパフォーマンスだけを見ていては
ダメ、という教訓であったのでしょう。



奇しくもメディアのインタビューという
「生の声」が、大衆に気づかせるきっかけ
になった。



中年以降は、言っている理屈よりも
どれだけ人を動かしてきたか、この
結果・実績が、基準になる。



この人は、職場を長期的に良くしたい
のか、それとも他人を抑えて場を支配
したいだけなのか。



いくらええかっこしいしても、石丸氏の
インタビューよろしく、実力がなければ
ボロが出る。



警備なら、要領よく立ち回っている
ようでも、ここ一番で大きな失敗を
してしまう。



皆さんの周りに、そんな人
いませんか?



人間は実力通り、分相応になっていく
ものなのです。最大瞬間風速ばかりを
注目するのは危険です。

アンケートサイト i-Say

2024年07月10日

セキュリティ意識の源泉は





警備など、セキュリティの仕事を
やっていて、危機管理意識の基となる
ものは何でしょうか。



今回は、セキュリティ意識の源泉は
「想像力」であるというテーマで話を
します。



最初に、僕の体験から。
カテゴリ「暗中模索編」で僕が
職業訓練に通っていた時のこと。



訓練校は郊外にあり、電車とバスを
乗り継いでいっていました。



ある日バス停から降りた時、前方から
自転車に乗っている女子高生が急接近。



急ブレーキをかけ、お互い事なきを
得ましたが、その時の女子高生の驚いた
顔が印象に残りました。



というのは、バス停でバスが停車すれば
人が降りてくるという事が想像できる
はずなのです。



僕に驚くことが、想定外のようにされた
ような顔が、印象に残った。今後は気を
つけるようになるでしょう。



このように、想像力は流れの中から
次の展開を予測する力と言い換える
こともできます。



車の運転が上手い人は、4号業務
(身辺警護)もうまいといった声も
あるのです。



ちなみに、車やバイクを運転する時に
近くばかり見ないで、遠くも見る。



そこから逆算して、どういう運転を
するべきか予測できれば、スムーズな
運転になります。



さて、肝心の想像力ですが
何もない所からは、想像力も生まれ
ません。



基本となる知識があって、それを経験で
ブラッシュアップしていくのが王道と
考えます。



警備なら教本や、マニュアルですね。



あと指導する側になった時に留意して
欲しいのが「あるべき形を教える」



施設警備なら、このドアは閉まって
いるのがあるべき形なのか、空いている
のがあるべき形なのか。



閉まっているのがあるべき形なら、
報告は「開錠」ではなく「施錠解除」
と言うべきなのです。



話は脱線しましたが、あるべき形を
知り、それから外れた時どうすべきか。
そんな想像力も鍛えられます。



多くは先輩からの体験や失敗談から
学ぶことも多い。



過去記事で警備員で一番大事なのは
経験と言いました。



知識が、経験に鍛えられ想像力も
向上していく。



想像力は、未知の体験に遭遇した時の
羅針盤になったりします。



まずは基礎知識をしっかりつけること。
それを経験(他人ものも含む)で鍛えて
いくこと。



これがベースとなりますが、もう一つ
あれば強いのが興味を持つこと。探求心
と言い換えてもいい。



ここはこうなっているけれど、あそこは
どうなっているのだろう。施設内クエスト
よろしく、探検に出たくなる。



業務対象外なら、みだりに行くものでは
ありませんが、誰かに聞いてみるという
手もあります。



こうして知識を拡げて行く中で、新しい
発見がある。これも想像力を鍛えるのです。



想像力を鍛え、セキュリティに活かすのは
日常生活にも応用が効きます。



ところで、自分はそんな機会に恵まれ
無かったという人もいるでしょう。



日常生活の中でも、セキュリティ意識の
源泉である、想像力は鍛えられます。



4号業務(身辺警護)のプロが言って
いましたが、5秒先または5m先を
予測する。



これは道を歩いていても、車やバイクを
運転していてもできる事です。



予測→結果→修正のサイクルを経て
想像力は鍛えられます。経験値を積めば
鍛えられるのは警備と同じ。



ただ、警備業に従事しているなら
セキュリティの基礎知識を活かして、
より精度の高い想像力を発揮する。



これぞセキュリティのプロの考えだと、
周りが唸るパフォーマンスを発揮すれば
警備以外に仕事を求めてもいいのでは。



想像力を使って流れの中から
「先を読む力」を発揮するのも、
警備経験者ならではです。



このままいけばどうなるか、これを
読めるようになると、危機を未然に
防ぐことも不可能じゃない。



未然に防ぐのは、危機管理の中でも
最上の価値があります。



五感をフルに使い、知識と経験を
総動員し、想像力を以て行動した結果、
危機を未然に防いだ。



セキュリティの仕事に従事していて、
その真価を発揮するのは、上記のような
シーンです。



想像力を以て、危機を未然に防ぐ。
これこそ、究極のセキュリティです。

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2024年07月08日

勇気に取って代わるもの





人生で一番大事なのは、勇気だ。
人生を変えたいなら少しでいいから
勇気を出せ。



上記は真理でしょう。しかしながら
勇気が出せれば苦労はないよ、という
声も聞こえてきそうです。



今回は、人生を変えたいけれど勇気が
出ないという悩みについて、勇気に取って
代わるものはないのか?という話です。



勇気に代わるもの、それは強烈な情熱。
強い欲望といってもいいと思います。



〇〇は嫌だ、というダークなものも
それに類します。過去記事「ダークな
情熱」
も参考までに。



さらにダークな情熱の源泉は何か?
屈辱感です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
で味わった屈辱。警備業界内転職に失敗し
僕は一敗地に塗れました。



「二度と警備の仕事はするもんか」そう
心に誓った僕は、設備管理の仕事を求め
職業訓練に。



しかし現実は厳しく、経験者の壁に阻まれ
一旦警備業界に戻る羽目に。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
で就職した、地場警備会社D社入社時に
かつてのパワハラ隊長と鉢合わせ。



こんな嫌がらせのようなシナリオがあった
もんだ、この会社も居て1年だな。失業
給付の資格をゲットしたらおさらばだ。



こんなプロセスを経て、僕はある気づきを
得たのです。



警備業界にいる限り、上記のような事は
起こる。いや警備を含むビルメンテナンス
業界にいても同じことだ。



かつて僕が目指した設備管理も、ビル
メンテナンス業界の一部です。スライド
転職では、意味がない。



ビルメンテナンス業界をぶっちぎって、
違う業界に行かないと、僕の居場所は
ないだろう。



屈辱のコングロマリットが、複合企業
よろしく僕に襲い掛かってきた。これを
逆手に取った気づきでした。



話は脱線しますが、転職の際
自分は何をやりたいかより、何を
やりたくないかで決めるといい。



これだけは嫌だという項目をピック
アップして、やらなくていい仕事を
捜す。



もちろん全て思い通りにはいかない
ものだけど、これだけは譲れないと
いうものがクリアできれば合格。



こうした、屈辱感に裏打ちされた
ダークな情熱が燃料となります。



この境地、今の仕事は不満があるが
どこかいい仕事ないかな〜くらいの
意識では、到底到達できません。



嫌で嫌でたまらない。ブラック企業で
あれば、速やかに脱出一択ですが



グレー企業だと、なかなか踏ん切りが
つかないものです。部下をとことん
追い詰めれば火事の何とかを発揮される。



そうならないように、生かさず殺さずで
使うのが、グレー企業の戦略でしょう。



警備からの転職では、真剣勝負の先に
踏みにじられるような屈辱を受ける。
それが、突き抜ける原動力なのです。



逆に言えば、要領よく立ち回って
そう痛い目にも合わず、美味しい所を
つまみ食いしている人もいます。



そんな人は、もう転職すら考えない
でしょう。経営者に感謝して御厄介に
なることです。



まとめると、人生を変えるのは勇気だが
それに代わるものがある。それは情熱。
特にダークな情熱。



屈辱感に醸成されたダークな情熱は
現状を突き抜け縁を引き寄せる。
苦し紛れにやったことが功を奏する。



人間だれしも、背中を押してもらいたい
ものです。しかし、自分で動かざるを
得ない環境でも同じこと。



そんな状況では勇気なんてクソくらえ
なのです。やるしかない。



でもそれは、自分の情熱が引き寄せた。
それならば上手くいくはずです。



勇気が出ないなら、動かずにはいられない
状況を作り出す、またはそういう流れに
なってしまう。



結果的には同じでも、勇気ではなく
情熱が前に出ていたというだけの話。



皆さんも、日々の想いを大事に
しましょう。これだけは許せないから
新天地を目指すんだ。



あの時の屈辱があったからこそ、
第一歩を踏み出すことができた。



人間どうしても我慢できないものを、
力でネジ伏せられた時、火事場の
何とかのスイッチが入るものです。

おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】

2024年07月07日

聞かれるまでは





今回は転職など新しい環境で、
人間関係を上手く運ぶにはどうしたら
いいか。誰でも悩むところです。



そのコツは、相手から聞かれるまで
自分の話はしないというもの。特に
プライベートなことはそう。



隙あらば自分語りマンは好かれないと
言うわけです。



まだ自分のことを知らない方に
自分について語ってもあまりいい顔を
されないものです。



まずは相手の話を聞くことを心がけて
いくと自然に相手からも興味を持って
もらえるのでは。



ブログやSNSでもそのようで、過度な
自分語りは読んでもらえなくなります(爆)



個人的に、職場の人間関係なんで
その程度でいいのではないか。



辞めりゃ忘れ去られるのだし、給与を
もらうために、チームを組んで活動する
だけの関係。



嫌いな人の一人や二人、どの職場に
いるものです、分かり合えない人も
いる。



それなのに学校教育の弊害なのか、
誰とでも仲良くしようという、
強迫観念みたいなものがあります。



では、嫌いな人に対しては
どう接すればいいのか。



仕事に必要な最低限のコミュニケーション
だけを取り、終わったらその場から速やかに
離れる。



無駄話も一切いらない。もうまともに
相手しなくていいので仕事に必要な会話だけ
するように心がける。



ポイントは、徹底的に感情を消して
ただお金を貰うためだけにやる
コミュニケーションだと捉える。



嫌な相手に対しては出来るだけ
感情的にならずとにかく冷静に客観的に
対応する。淡々と接することです。



嫌な奴に対しては若干サイコパスじみてる
ぐらいの方がちょうどいいかもしれない。



そんな相手にはあなたの感情を使うほどの
価値なんてありません。
単なるお仕事のみの関係性なのだから。



感情的に削ってくるような相手に
対しては、サイコパス的な対処が有効では
ないのか。



あ、そんな奴いたっけと思えるくらいの
感情がちょうどいいかもしれません。



そんな輩には自分の事を話す必要など、
1ミリもないと思いませんか。




2024年07月05日

戦略が立てられる目標





今回は、転職において戦略的に動く
ためにはどうすればいいかについて
語ります。



結論を言うと、目標は大きければ
いいものではなく、戦略が立てられる
ものでなければいけない。



僕は警備員からの転職で、高望みは
NGと言いました。それはなぜか。



中年からの転職では、ヘッドハンティング
でない限り難しいという現実もありますが



成功を具体的にイメージできず、戦略を
立てられないというデメリットがある。



例えば、収入を2倍にしたい。自分の
知力・体力でそうするにはどうすれば
いいか。



求人をリサーチして、五里霧中になって
しまう可能性大。自分の置かれた現実を
思い知る羽目になる。



その為には資格を取り、市場価値を高め
・・・そんな努力がいつまで続くか。



転職もそうですが、努力が続かないのは
目標設定からミスっている。
戦略が立てられる目標でないと続かない。



自分でも到達できそうだ、という目標なら
努力を続けることができる。戦略的に動く
こともできる。



話は戻りますが、中年が警備からの転職で
収入2倍を目指すのは、いささか無謀です。



しかし、収入はほぼ同じで労働時間を半減
させるのは、できる可能性がある。



特に地方の地場警備会社で、最低賃金付近で
使われているならそうです。



過去記事で紹介したように、異業同種の
転職で、警備の経験が活きる仕事に就く。



賃金は、個人の能力でなく業界の相場で
決まります。同じような仕事をして
いても、業界が違えば賃金も違う。



それに加え、できるだけ大きな組織や
ネームバリューのある組織で働く。
たとえ非正規であっても。



僕は今非正規雇用ですが、警備時代と
比べて賃金は微増、労働時間は半減して
います。



雇用の不安定さは、警備時代とさほど
変わりません。ただ労働組合もしっかり
しているので、その分心強い。



趣味でもいいから、何か別の事をしたい。
または新たな生き方の実験がしたいなら、
うってつけです。



紹介した、労働時間半減転職は実現性も
さることながら、メリットも大きいのです。



とは言え、具体的にイメージできないと
いう人もいるでしょう。それならば
過去記事「空港の仕事」をどうぞ。



上記の仕事は、労働時間は半分とまでは
行きませんが、過労死ラインすれすれで
働いている人から見れば



定時で上がれる労働者くらいの差がある
のです。おそらく賃金的にも現職より
上がるでしょう。



生活のために、自分の人生の時間の
大半を切り売りしなければならない。
そんな貧困から脱する事もできる。



自分の時間の多くを労働に奪われて
しまうのは、自分の人生を楽しめなく
なるアリ地獄の始まりです。



時間を取り戻すのは、自分を取り戻す
ことに他なりません。



まとめると、転職で大事なのは戦略を
立てられる目標設定。何に重きを置くか。
以下2項目が挙げられます。



@働いている自分をイメージできる
A異業同種でできそうな仕事を目指す
(予め業界の賃金相場を調べておく)



戦略的に動くことで、努力が続けられる。
軌道修正はあっても、めげる事はない。



警備の宿命である、長時間労働を
改善することで、幸福度を上げる戦略。



特に施設警備は労働時間以上に、
拘束時間が長い。精神的にも
疲労度が高いです。



一方知名度の高い、大きな組織で
働くのは社会的ステータスを
底上げします。



警備は底辺の仕事といった偏見があります。
確かに偏見であり、誇りを持って従事して
いる隊員さんも少なからずいます。



それでも、社会的ステータスが気になる。
悩む人にとっては、幸福度が上がる。
労働時間減と相まれば、一石二鳥です。



労働時間を減らす転職戦略は、再現性も
さることながら、幸福度を上げることに
直結するもの。



ある意味、時間はお金より価値があったり
します。時間を創り出す転職戦略は、
何物にも代えがたい価値があるのです。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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