皆さんはリスクを取るというと
どんなイメージを持ちますか?
今回は決断できず、なにもできない
事が、大きなリスクになることと
リスクを取る参考基準について語ります。
あるビジネスインフルエンサーが
こう言っていました。
小さなリスクを冒さないのは、より
大きなリスクを呼び込む。
人間誰しも失敗したくありません。
減点法の評価基準では、小さなミスも
したくありませんからね。
ただその小さなリスクを恐れ、事なかれ
主義になってしまうと、別の問題が発生し
もっと面倒な事態を招く事も。
通常の業務ですらそうなのですから、
転職となるとさらに二の足を踏みがち
です。無理もないことです。
そして、行くべきタイミングを逸すると
座して死を待つなんてことにも
なりかねない。
そこまで行かなくても、人生の貴重な
時間を浪費するリスクを負う事にも
なったりするわけです。
ところで僕は仕事柄、水先人という職種の
人と関わることがあります。
これ、港内で安全に航行・係船する
ためのアドバイザーで、どんな船長でも
全ての港に通じている訳ではありません。
そこで水先人のアドバイスを得て、
操船を行います。外航船の貨物船や
大型客船もあります。
ある水先人さん曰く
水先人の仕事はジャッジする場面が多いです。
確かに度胸はあるほうかもしれませんが、
決断を下すのはいつだって怖い。
でもそれ以上に怖いのは、
ジャッジできず頭が真っ白になって
フリーズしてしまうことです。
シニアと共同操船していた時に、
一度だけ何も考えられなくなって
しまったことがありました。
決められないことは危険に直結します。
絶対に避けなければいけません。(終)
誰しも決断、大きな決断を下すのは怖い。
だからといって、決断しないとより大きな
リスクが発生する。
ブラック企業に勤めていて、このままでは
潰されてしまう。しかしどうしていいか
わからない。
こんな場合は、自分の身を守る決断を
して欲しいと思います。
まず、退職し身の安全を得る。但し退職は
コストがかかります。ブラック企業なら
嫌がらせをしてくる可能性もあります。
自己責任で退職代行を使うのも手でしょう。
余力を残して撤退するのがベスト。
辞めた後は、ハローワークを始めとした
役所に行き失業手続きを粛々と進める
事になりますが
そんなことまで頭が回らないというほど
追い詰められているなら、過去記事
「眠れない」を参考にどうぞ。
辞める前に一時退避を行い、考える
時間を稼ぐ、というものです。
次の仕事が決まっていないなら、
職業訓練に行く方法もあります。
カテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
を参照願います。
最後に、決断すべきかどうかの基準
ですが、どのくらいのリスクを取れば
いいのか。
これについてはある経営者の言葉が
参考になるでしょう。以下紹介します。
経営者の仕事は”決断”なので、孫正義さんの
「5割の確率でやるのは愚か。9割の成功率は
手遅れ。7割で投資する」という言葉は指針に。
5割ならギャンブル、9割は決断ではなく
選択で経営者の仕事ではない。7割まで
集めるスピード感と、7割で決断する
覚悟を持ち合わせる胆力が、
経営者の器であり役割
というものでした。我々は経営者では
ありませんが、決断する時の参考には
なるでしょう。
転職は自分の未来に対する投資と
考えることもできます。
自らの感覚で7割「行けそうだ」と
思うならば、行く価値はあるのかも
しれません。
転職が投資と違うのは、縁が一番大事と
いうこと。
いい縁を引き寄せるには、自らの精神
状態も甘くみてはいけません。
辞める時の精神状態が、次の職場の縁を
暗示している。ソースは僕の経験則。
それ故、悪い状態で決断することは
避けなければいけません。
自分を客観視できる、助言者がいれば
いいのですが、そうでない場合は一旦
ストレスの原因から離れましょう。
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