俺の名前は緑山 茂樹(みどりや ましげき)。緑区で農業を営んでいる者だ。
ここ緑区は住宅街と自然がバランスよく共存する場所でな。農地も多いから菜園を楽しみながら生活している区民も多いんだ。
今日は緑区に来たことのない人のために区の魅力を紹介しよう。
緑区(みどりく)ってどんなまち?
緑区はさいたま市を構成する10区のうちの一つで、文字通り緑豊かな場所だ。
区の名所の一つとして、古民家を保全してそのまま博物館として開放している場所がある。
入り口を抜けるとまるで農村へワープしたような感覚になるぞ。
人気が出れば「古民家のまち」として成長する可能性もでてくるかもしれん。
浦和くらしの博物館民家園
博物館と民家園を強引にくっつけたようなネーミングが気になるが、この施設には江戸時代中期から大正時代に建築された貴重な文化財が展示されているんだ。
以前隣の見沼区で古民家を博物館にしている施設があったが、ここも似たような場所といえよう。
こちらの方が規模は大きいがな。
畑や生け垣なども昔の風景そのものだな。
竹馬など懐かしの遊具の貸し出しもしているぞ。
古民家
のれんが掛けられた「旧高野家住宅」は昔煎餅屋を営んでいたそうだ。
中へ入ると大きな丸いガラス瓶にせんべいが入れられている。昔は袋じゃなくてガラスの瓶に入ってたんだよな。
言っておくが中のせんべいはサンプルだから食べるなよ。
縁側のある写真の家は「野口家」。安楽寺という寺で住職をしていた方が住んでいたそうだ。
ここで日向ぼっこしていたら眠くなってしまうぞ。
家の中には囲炉裏がある。天井を見上げてみるととても丈夫な骨組みなのがわかるな。
囲炉裏の煙を浴びた木は頑丈になるだけでなく防虫効果も高まるんだ。
昔の人は自然の恩恵を取り入れながら上手に暮らしていたんだな。
まとめ
ここでは学校の体験学習などを積極的に受け入れて昔の暮らしを学んでもらうという活動もしているんだ。
子供たちの遊び場だけでなく大人ものんびりできる無料スポットだからオススメだぞ。
機会があったらぜひ遊びに来てくれ。
アクセス
・浦和駅東口からバスで20分