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薬は口に甘し!?

我が家の娘は健康なんですが、少々皮膚が弱いようで、
夏は汗疹、冬は乾燥肌、春秋は肌あれと、
皮膚科の先生とマブダチ状態。

結構薬を飲む機会も多いのですが、
近頃の小児用飲み薬って、普通に粉薬が多いです。


私が子供の頃、もう35年以上前の話になるんですが、
水薬が多かったような記憶があります。

甘いのは甘いのですが、薬臭いというか、
癖があるというか、何かしらの口直しがないと
飲めなかった記憶があるのです。

そのうちに錠剤や粉薬が登場しますが、
粉薬などは苦くて不味くて、
最初はオブラートに包みこんで飲んだものでした。


ところが、粉薬でもらえる現代は、
少し前までは、スプーンに少し水を入れて、
その上に粉薬を入れ少し溶かして飲ませていました。

娘などは、今では口の中に粉を入れてあげたら、
自分で水を飲んで、薬を飲めるようになりました。

私なんか、確か小学生になってからしか
こんな飲み方できなかったのに・・・



なぜ、こんなことができるのかというと、
今の薬は美味しいらしいのです。

近頃は、薬のデータなども貰えるのですが
(こんなことも私が子供の頃はなかったと思います)、
それによると薬剤成分以外に○○シロップ
みたいなものが調合されています。

その味付けがなかなか素晴らしいようです。

おかげで娘は薬を飲むことをちっとも嫌がりません。

ちょっと前に、薬を混ぜて飲ませるための
ゼリーなども見かけましたけど、
それも全然必要ないのです。


こうした工夫は、別に小児用に留まらず、
大人用に配合してもいいような気がします。

苦いより、甘い方が飲みやすい人も
たくさんいると思うんですよね。

よく“良薬は口に苦し”なんて言いますが、
別に甘い良薬があってもいいじゃないですか。

これもある種のユニバーサルデザインだと
思うんですけどねぇ。

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