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2022年08月27日

Alchemy of Actor epigenetics 03

Alchemy of Actor epigenetics 03

ヒストン修飾

クロマチンはヒストンにDNAが巻き付いたヌクレオソーム構造を持つ複合体。

DNAがヒストンに巻き付いている状態が変われば、
クロマチンリモデリング(再構築・再構成)がおき、遺伝子発現もまた変化す。

ヒストンのメチル化は1964年に発見されたが、その生理的意義は長い間不明であった。

その後の研究によって数多くの化学修飾が発見され、
それら翻訳後修飾の役割は酵母・動物・植物で共通していることが多いことも判明。

ヒストン修飾はアミノ酸配列全体を通して発生するが、
ヒストンのN末端(ヒストンテール)が特に高頻度で修飾される。
これらの修飾には、アセチル化、メチル化、ユビキチン化、リン酸化 SUMO化が含まれる。

よく研究されている化学修飾 アセチル化 

Exc,ヒストンアセチル基転移酵素 (HAT;histone acetyltransferase ) による
ヒストンH3テールのK9、K14のリジン アセチル化は、高い転写能力と相関す。

ヒストンのリジン残基は、(+)に荷電したN窒素原子を含むアミノ基を側鎖に持ち、
DNA骨格の(-)に帯電したリン酸基と結合しやすい。
リジン残基のアセチル化はアミノ基の(+)を中和し、
ヒストンとDNA間の相互作用を弱めることにより、転写因子がDNAに接近することを可能にす。

このように
ヒストン修飾がヌクレオソームの構造を変化させることによって転写に影響を与える説明:「シス」モデル。

ヒストン修飾による機能「トランス」モデル;
ヒストン修飾酵素が作用して他のタンパク質との結合部位を作り、
そのタンパク質がクロマチンに会合することによって転写を制御す。

Exc,トランスモデル概念は、H3K9メチル化により裏付けされている。
H3K9のメチル化は恒常的な転写不活性クロマチン(構造的ヘテロクロマチン)と関連付けられてきた。
メチル化されたH3K9は、
クロモドメイン(メチルリジン特異的結合ドメイン)を持つ転写抑制タンパク質HP1をリクルートする。

リジン残基メチリジン残基メチル化は、
修飾を受ける残基・同一残基が受けるメチル化状態(モノ, ジ, トリ)の種類が多く、
作用も転写の活性化と抑制の双方があり、他のヒストン修飾に比べて複雑。

H3K9メチル化とHP1の関係は、
ショウジョウバエの位置効果による斑入り (PEV) でのヘテロクロマチン領域の拡大とも関連している。

他方、H3K4のメチル化は
ユークロマチンでの遺伝子発現の活性化と関連し、複数の因子がH3K4トリメチル化を誘導する。

ヒストンリジンメチル基転移酵素 (KMT;lysine methyltransferase ) は、
ヒストンH3,H4に対してメチル化活性を担っている。

この酵素は
SETドメイン (Suppressor of variegation, Enhancer of zeste, Trithorax) と呼ばれる触媒活性部位を利用。

SETドメインは遺伝子活性の調整に関与する130アミノ酸配列。
SETはヒストンテールに結合し、ヒストンのメチル化を引き起こす。

ヒストンH3,H4は、
ヒストンリジン脱メチル化酵素 (KDM,lysine demethylase )によって脱メチル化されることも。
この酵素は十文字ドメイン (JmjC) と呼ばれる触媒活性部位を持っている。
十文字ドメインが複数の補因子を使ってメチル基をヒドロキシル化して除去したとき、
脱メチル化が起きる。
十文字ドメインは、メチル基を1-3個持つ基質を脱メチル化することが可能。



ヒストンコード

複数,動的なヒストンの化学修飾による遺伝子制御の概念,仮説
この仮説は、
「ヒストン化学修飾の特定の組み合わせが、あたかも暗号(コード)のように働くことにより、
多種多様な反応を誘導してクロマチン機能を制御する」という。
個別のヒストン修飾の影響が明らかになってきている一方で、
複数の修飾が協調的あるいは対立的な影響を持ちながら共存する例や、
同一の修飾が存在する条件によって異なる影響をもたらす例が知られている。
このことから、
数種類のヒストン修飾に制御されるエピジェネティックな過程の複雑さを理解するには、
ヒストンコード仮説が有効であると考える。



クロマチンリモデリング

クロマチンリモデリングは、DNAとヒストンの間の位置関係が変化すること、
およびそれによって遺伝子発現が促進あるいは抑制されること。
ヒストン修飾とATP依存リモデリング因子(SWI/SNFなど)によるクロマチンの変化を指す。



神経系細胞分化におけるヒストン修飾の役割

哺乳類 中枢神経系は、発生段階に共通の神経幹細胞から分化・産生される
ニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトにより構成され、
精妙な相互作用で高度な神経活動が維持される

マウスでは細胞の増殖や神経管形成、心臓の発達が起こらずに胎生致死

神経系遺伝子のプローター領域のヒストンのアセチル化増進を介して神経発生を制御し
 マウスでは胎生期の神経発生異常に起因するとする疾病を引き起こす

成体ラット海馬由来の神経幹細胞にニューロン分化促進 中枢神経障害疾患に作用


ヒストンのメチル化やメチル化酵素、脱メチル化酵素の働きが脳機能や多くの精神疾患に関与

 ヒストン修飾は脳の発達や機能にさまざまな役割を果たしており、脳において重要な機構。

H3K9のメチル化酵素;
成熟ニューロンにおいて非神経性遺伝子やニューロン前駆遺伝子の働きを抑制し、
この複合体の欠損は、学習や意欲、環境への適応などの脳の高次機能に影響を与える

H3K4のメチル化酵素,変異マウスでは海馬の可塑性やシグナルの異常に伴い、
学習能力と記憶形成能の低下がみられる

H3K27のメチル化は、うつ様行動の発生に関与。
マウスに社会的ストレスを繰り返し与えることにより
ヒトのうつ患者と同様な行動や神経化学的変化を引き起こす。
うつモデルマウスでは海馬の脳由来神経栄養因子遺伝子
(brain-derived neurotrophic factor:BDNF)プロモーターでのH3K27のメチル化が増加
これはうつモデルマウスがストレスのない環境へ移されたとしても持続する。



と たのしい演劇の日々

2022年08月25日

Alchemy of Actor epigenetics 02

Alchemy of Actor epigenetics02

DNAメチル化methylated cytosine

DNA中の塩基の炭素原子にメチル基修飾が付加される化学反応。

真核生物から原核生物、ウイルスに到るまで、生物に広く見られる。
特に真核生物の場合、CpG アイランド部分などのゲノム領域でよく見られ、
エピジェネティクスに深く関わり複雑な生物の体を正確に形づくるために必須の仕組み

DNAメチル化は、
cシトシンのピリミジン環の5位炭素原子 アデニンのプリン環の6位窒素原子への
メチル基の付加反応である(シトシンとアデニンはDNAを構成する4種の塩基のうちの2種)。
この修飾は細胞分裂を経ても受け継がれる。

通常DNAメチル化は、接合体形成の間に除去され、発生の間に続く細胞分裂を介して再建される。
しかし、最近、接合子では
メチル基の完全な除去よりも メチル基のヒドロキシル化が起こっていることが示されている。

DNAメチル化は高等生物において正常な発生と細胞の分化において極めて重要な役割を担っている。
DNAメチル化は、
細胞が「自分がどこにいるのか」を記憶できるように安定的に遺伝子発現パターンを変化させたり、
遺伝子発現を減少させたりする
exs, 胚発生の間に膵臓ランゲルハンス島となるようにプログラムされた細胞は、
ランゲルハンス島であるようにシグナルを受け続けなくても、
生物の一生に渡って膵臓ランゲルハンス島であり続ける。

DNAメチル化は
時間と共に宿主のゲノムに取り込まれたウイルスやその他の有害な要素の遺伝子の発現を抑制する。

DNAメチル化は、クロマチン構造の基礎を形作る。
これにり、細胞は単一不変のDNA配列から多細胞生物に必要な無数の特徴を形成することができる。

DNAメチル化は、ほとんど全ての種類のがんの発達において極めて重要な役割を果たしている

DNAメチル化は、DNAへのメチル基の付加を伴う − 例えば、シトシンのピリミジン環5位炭素原子 −
この場合、遺伝子発現の減少という特異的効果がある。
シトシンの5位のメチル化は、調べられた全ての脊椎動物で発見されている。

成体の体細胞組織では、
DNAメチル化は通常CpGジヌクレオチド部位(シトシン-ホスホジエステル結合-グアニン)で起こる。

非CpGメチル化は、胚性幹細胞で広く行き渡っている




哺乳類のDNAメチル化は、
連続するcシトシン残基と gグアニン残基
(隣接するCとGはホスホジエステル結合によってつながれており、
二重らせんの相補鎖において、水素結合により対合するC G と区別するため、リン酸を表す"p"を用い、
CpGと示す)
中のシトシン残基において見られる。
シトシン残基のピリミジン環5位の炭素に
DNAメチルトランスフェラーゼ (DNMT; DNMT1, DNMT3A, DNMT3B)によってメチル基が付加され、
5-メチルシトシンが生成される。

 ゲノム中CpGが豊富に含まれる領域CpG island、遺伝子のプロモーター領域に多く認められる。

ゲノム中のCpG配列の約60〜70%はメチル化されているが、CpG island中のCpGは一般的に低メチル化状態。

 DNAメチル化状態は細胞分裂後も受け継がれる。

DNA複製後、維持メチラーゼDNMT1がヘミメチル化状態のDNA
(メチル化された親DNAとまだメチル化されていない娘DNAの二重鎖)を認識し、
娘DNA鎖に相補的にメチル基を付加する

 発生過程では、受精直後に維持メチラーゼ活性が抑制されたり
脱メチル化が生じたりすることによって、ゲノム全体で脱メチル化がおこる。

メチル化されてないDNAの最初のメチル化は、
新規修飾DNAメチラーゼ (de novo DNA methyltransferase; DNMT3AやDNMT3B)によっておこり、
新たにDNAメチル化状態のプロフィールが形成される





と たのしい演劇の日々

2022年08月24日

Alchemy of Actor epigenetics01

Alchemy of Actor epigenetics01

具体的なエピジェネティック過程

エピジェネティクスは、
DNAメチル化 と ヒストンの化学的修飾の重要性が解説されるが、
多くの生物で RNA干渉 などの 非翻訳性RNA による制御も知られており、
ヒストンバリアント(変異体)の関与 や
クロマチンモデリング因子などのヒストン以外のタンパク質の関与も知られている。

DNAメチル化・ヒストン修飾・非翻訳性RNAはそれぞれ別の事象として発見されたが、
これら3種類の事象が互いに連携しあって
クロマチン構造の変化・遺伝子発現制御 に関わる例も多く、その典型として X染色体不活化 がある。

エピジェネティックな遺伝子発現の制御は 促進と抑制 に大別される

抑制は
遺伝子サイレンシングとほぼ同じ。
遺伝子サイレンシングは、さらに転写型遺伝子サイレンシング (transcriptional gene silencing) と
転写後遺伝子サイレンシング (post-transcriptional gene silencing) に分けられる。

DNAメチル化は 転写抑制(脱メチル化は転写促進)

ヒストンの化学的修飾を中心としたクロマチン構造の変化は 転写促進と転写型遺伝子サイレンシングに、

非翻訳性RNAによる制御は 転写型遺伝子サイレンシング 転写後遺伝子サイレンシング と関係す。



分子レベルの機能

DNAメチル化;

DNAメチル化 脱メチル化により、塩基配列情報自体には変化なく遺伝子発現のオン/オフが切り替わる


ヒストンの化学的修飾 ;

メチル化・アセチル化・リン酸化などの修飾によりヌクレオソーム中のヒストンに物理化学的な変化がおき、遺伝子発現に直接的(シス型) 間接的(トランス型)に影響す


非翻訳性RNAによる制御




細胞機能に影響する変化

細胞記憶; 

細胞自体が経歴・位置に依存した遺伝子発現状態を維持している


X染色体の不活性化; 

哺乳類では性染色体 X染色体の本数が雌雄で異なるため(雌2本・雄1本)、
1本のX染色体の活性を残して他のX染色体の遺伝子発現を抑制する


ゲノムインプリンティング; 

哺乳類などの配偶子で雄雌それぞれ特異的なDNAメチル化がなされ、
受精後の個体で父性・母性の遺伝子の使い分けがなされる


リプログラミング; 

細胞(細胞核)の記憶を初期化する
(分化能を狭められた体細胞が分化能を再獲得するために必要な過程)




その他(より広範囲な現象・より限定された現象)

遺伝子サイレンシング; 

転写レベル 翻訳レベルで 遺伝子発現を抑制・中断する


位置効果;

遺伝子が存在する位置の上流域の構造が与える発現抑制 発現活性化の効果


催奇形物質の影響; 

催奇性物質の中にはDNA塩基配列自体の変異ではなく、エピジェネティック効果で異常をもたらすものがある


発がん過程; 

発がんには複数の遺伝子の変異が必要、その内 ピジェネティックな発現制御が異常化した遺伝子


プリオン;

出芽酵母には突然変異発生を制御するプリオンが存在す


パラ変異; 

ある対立遺伝子がヘテロ状態のときに、同じ遺伝子座の対立遺伝子の発現を変えてしまう。
発現が変わった対立遺伝子は、その状態のまま数世代に渡って遺伝しえる



と たのしい演劇の日々

2022年08月14日

Alchemy of Actor エピジェネティクスEpigenetics 00

Alchemy of Actor, Epigenetics00

「活動状態変化を記録し、伝え、永続させるような、染色体領域の構造的な順応」

Conrad Hal Waddington (1905 – 26 1975)
エピジェネティクスとは「遺伝物質からはじまり最終的な生物を形づくるすべての制御された過程」
「遺伝子が表現型を作るために周辺環境とどのように相互作用するのか」と表現



脳科学とエピジェネティクス

神経活動との関連

初代培養神経細胞へKCl投与し脱分極を誘導すると、
Bdnf遺伝子のプロモーターIV領域のCpGが脱メチル化される。
脱メチル化に伴いMeCP2が解離しプロモーターIVからの転写量上昇が認められる。
神経細胞における長期増強(LTP)の誘導は
、神経伝達に関わる遺伝子のプロモーター領域におけるヒストンH3およびH4のアセチル化と関連す



脳部位 細胞種類との関連

脳内の部位により、DNAメチル化状態が異なる。

脳の特徴は、種々の神経細胞やグリア細胞が混在した組織である。

神経細胞と非神経細胞では、DNAメチル化状態に違いが見られ そのため、
脳のDNAのメチル化を調べた場合、
その変化は細胞種の変化の反映か、特定の細胞におけるDNAメチル化変化の反映か 区別がつかない



脳神経系細胞内シトシン修飾状態と機能

メチルシトシンが
ten-eleven translocation (TET)タンパク質によって酸化された
ヒドロキシメチルシトシン (5-hydroxymethylcytosine; 5-hmc)が
脳神経系細胞に豊富に含まれる。

TET存在下で
カルボキシルシトシン(5-carboxylcytosine; 5-cac)
、フォルミルシトシン (5-formylcytosine; 5-fc) が生成される。

これら多様なシトシン修飾は
、分裂しない神経細胞における 脱メチル化過程の中間産物であろう。

盛んに分裂する細胞では、
維持メチラーゼの活性が抑制され
、メチル化されていない細胞が増加することによる脱メチル化passive demethylation

に対し、5-hmcを介したシトシンへの脱メチル化active demethylation、は哺乳類では確認されていなかった。

 現在提唱されているモデルでは、
5-fcから5-cacに変換された後、未同定のcarboxylaseによって再びシトシンに変換されるか
、5-fc/5-cacがactivation-induced cytidine deaminase (AID)や
apolipoprotein B mRNA editing enzyme catalytic polypeptide (APOBEC)の作用により
チミンに変換され
、thymine-DNA glycosylase (TDG)や
他のDNA修復関連酵素群による塩基除去修復系によって シトシンに戻るモデルが提案されている。

、近年MeCP2が5-hmcに結合することが明らかにされ
 また、5-hmc結合タンパク質のスクリーニングも進み
 脱メチル化過程の中間産物以外の機能を持つことを示唆す。



と たのしい演劇の日々

2022年07月21日

Alchemy of Actor  オーディション向け動画

Alchemy of Actor  audition tape for stage acting


A4一枚に収まる台詞を覚える

先ずは ドラマの背景をリサーチする

Internetが未だ不自由であった頃は 図書館や博物美術館へ足を運んだものだが
 家に居てパソコンを介し情報を手に入れる

田舎暮らしで身近に大きな図書館も 博物館も無い身には パソコンが頼り

だが やはり 身をもって素材収集する法が 演技の助けになるには違いない



かつて 〈水死体の身元確認をするシーン〉で 何も出来なかったことを思い出す

日本語の台詞だったが 最後の一行と共に『怒り』が湧上った以外は 何も起こらなかった



今回は英語の台詞なので いつもながら 先ず 音韻調べ IPAと共に書き込む

日本語のカタカナと大いに違う発音があるから要注意(昨今はパソコンが発音してくれる) 

また 英語 米語の 違いも注意 役によっては使い分けが求められる

相方の台詞も同様にして シーン全てに取り組む

そして ステッピング 

ステッピングは魔法だ 之無しで 英語の台詞は語れない

時間の赦す限り 飛んで飛んで身に染渡らす

次は 録音し聞く 相方の台詞は音色を変えて発声 

 (キャスティングダイレクターの為に)

ステッピングの成果が現れる

録音しては聞き返し を何度も繰り返す

台詞が身体に馴染んでくると 発声と共に 情景やら感情やら物語が湧いては消えする

毎回同じものが現れたり 又は 違ったものが現れたり

以外な台詞回しが現れば 物語も変化し 面白い

そして『その終了』は 直観に頼る

ステージ演技のデモ動画を 自宅にて モバイルで?
  オーディション向け動画作成の講習を受けたが ステージ演技はなかったなぁ。。。

 少し声を張ってはみたものの カメラ演技になってしまう。。。皆どうしているのだろう?



と たのしい演劇の日々

2022年07月18日

Alchemy of Actor quantum & mind

Alchemy of Actor Quantum & mind

The Science of Consciousness (TSC) での発表

カナダのUniversity of Alberta 米のPrinceton Universityの研究、
『量子意識仮説』 ヒトの意識は量子的な効果で発生している を支持する発見



脳科学は、ヒトの意識は脳細胞ネットワークを流れる電気信号パターンによって形成されると考える 

意識がどこからかやってきてネットワークに宿るのではなく、
ネットワーク構造と電気活動が一定のパターンをとったときに「意識」が現れるとす


量子生物学は、物理現象の一形態である生命活動も量子力学がかかわっていると考える

「量子生物学」は
光合成は光エネルギーから栄養(化合物)が作られる過程で
 電子が量子的なふるまいにより突然位置を変え
、従来の古典物理学では説明困難な化学反応を実現している様子が示されている

渡り鳥のナビゲーション機能、動物の嗅覚、DNAやタンパク質がかかわる酵素反応など
生命現象に、量子効果が関連していることが報告されている

光合成が量子効果で進むのと同じように
、「意識」もまた量子効果によって説明できる部分があると考える脳科学者たちもいる



微小管は「細胞の骨格」として細胞の運動や構造維持を受け待つほか
、細胞内に敷設された「レール」や「けん引ロープ」として物質輸送に関与し
、細胞の各地に回路のように張り巡らされている
  細胞分裂時には染色体が微小管によって左右に引っ張られる

微小管の構成単位であるタンパク質には 
 自由な電子が存在する場所や電気的な影響を受けにくい領域が
  nm/nanometre の幅で設置されており
、この特性と距離は電子に量子効果を起こすのに十分と考えられている

研究グループは この微小管に対し、青色のレーザー光を当て量子効果が起こるかを確かめた

結果、照射された光が微小管にとらえられ、
 その半分が数百ms〜1秒s以上が経過した段階で放出される「遅延発光」を観察

遅延発光は量子効果の結果として生じる

数百msから1sという範囲は、意識が発生するタイムスケールと一致


米のプリストン大学も同様に 微小管の特定の場所に光レーザーをあて
、電子の励起状態が予想よりもはるかに広範囲で微小管を介し拡散していく様子を観察

また 麻酔薬を微小管に加えた場合、この異常な微小管のふるまいが抑制されることを発見

結果は
 麻酔薬が微小管と何らかの相互作用をし「意識」の形成に必要な量子効果を妨げている可能性を示す。

2つの研究において
、微小管に起こる量子効果が脳細胞における「意識」の形成に重要となる可能性があると結論


  量子意識仮説の1つ「Orch OR」は   
    意識が微小管上に存在する量子ビットによって形成されている と主張すも



果たして ヒトの脳において、量子効果が起きているだろうか?



と たのしい演劇の日々

2022年07月14日

Alchemy of Actor Quantum & Gene

Alchemy of Actor Quantum & Gene

「量子生物学」の進歩により、生命活動において量子的な効果が無視できないことがわかってきた。

DNA変異は有害物質や紫外線などに誘発されるだけでなく、
複製時の酵素反応のエラーなど生物学的な要因によっても発生す

DNAは誕生した当初から、物理的・化学的・生物学的要因の全てから挑戦を受ける

英University of Surreyの研究者たちは、DNAにおける水素原子の量子力学的な挙動の理論解析を行い

遺伝暗号genetic codeの自発的変化は、
亜原子粒子subatomic particlesによって引き起こされる
DNA二重らせんhelixを横切る「トンネルtunnelling」効果による可能性を発表。

トンネル効果は電子のような素粒子だけでなく、DNAに含まれる水素原子(プロトン)でも起こる

結果 DNAでは従来考えられていたよりも遥かに高い確率でトンネル効果が発生しており
 向かい合った塩基の反対側に容易に移動することが判明

、原始的な生命やウイルスなど核酸の修復能力が低い存在にとっては、
トンネル効果は主要な変異あるいは進化の原動力の可能性があり

現在の生物の遺伝子に量子効果が起こり得るのも、
初期生命の変異が量子効果に頼っていたからかもしれない と云う



と たのしい演劇の日々

2022年07月11日

魂から魂へ伝う花

時々 予知夢を見る
明け方に見た夢では 「地震か来る 3つの団体に知らせろ』 と再三言われ 
その3つの団体に手紙を送ろうとするが 別の夢が入り込み 
その結果 3つの団体とは 何処の何と言う団体であったか 目覚めた後は思い出せない

日本は大きな地震が近いのを察知しており 準備万全の様子
しかし 3つの団体は日本国に属するものでは無かった気がする。。。

リアルであっても只の夢 である事が多いから 今回のものも その類であることを願う

地震もだが 核弾道を投下したがっているある国の首長がいる事の方も気がかり
黒い天使と白い天使が宇宙戦争を始め その影響か? ロシアがキエフに武力を行使 
戦争で儲けを画策する事業家と戦争に飢えた首長を 黒い天使がそので覆う

だが 黒い天使と白い天使 は何故戦争を始めたのだろう?
黒だから悪 白は善と 単純に思い込んでしまうが 歴史的なマインド操作であるから
注意が必要 

瞑想を日に二回 欠かせない


と たのしい演劇の日々

2022年06月18日

俳優の錬金術 ヒトゲノム00

Alchemy of Actor human genome00

俳優の錬金術 ヒトゲノム00

ヒトのもつ全遺伝子情報、

ヒト(人間)を形成するのに必要な情報ならびに
生きていくために必要な情報として遺伝子に書き込まれている情報全体のこと。

ヒトの生命の「設計図(科学技術会議生命倫理委員会による定義)。

ゲノムとは、遺伝子「gene」と全体「ome」ラテン語から成り立つ造語。

 人間は約60兆個(成人の場合)の細胞で成り立っている。
その細胞一つ一つの中に核があり、核には46本の染色体(22対の常染色体と1対の性染色体)が存在す。
その染色体46本に遺伝情報が記録されている。

この染色体上に約30億個のDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列が存在する。

2003年にすべての DNA配列が解読された(→ヒトゲノム解析計画)。

ほかのすべての生物のゲノムと同様,ヒトゲノムは長い DNAポリマーの集合体である。
DNAポリマーは,ヒトの全細胞中の染色体上に対になって存在し,
DNAを構成する四つの塩基(グアニン G,アデニン A,チミン T,シトシン C)の配列により,
生命体の分子的,身体的特徴に関する情報を暗号化し 遺伝情報を提供す。

ヒトゲノムには,全遺伝子約 2万5000の情報を記録するコード領域と,
遺伝情報を伝えない非コード領域がある。

この DNAポリマーの配列や構造,DNAが受ける化学修飾によって,
ゲノム内の遺伝情報発現に必要な機構が生じるだけでなく,
DNAの複製,修復,パッケージング,自己保存などの機能も提供される。

加えてゲノムにはさまざまな種類の細胞再生に必要な基本情報が保存されており,
ゲノムなしではどの細胞,組織も短期間しか生きられない





と たのしい演劇の日々

2022年06月12日

俳優の錬金術 アカッシック年代記 01

Alchemy of Actor Akashic Chronicles 01

横尾忠則(1936- は云う

アカシックレコードは宇宙の誕生以来の全ての事象、
人間の全想念、全感情が記録されている世界記憶の概念で、宇宙の図書館。
宇宙が誕生して以来のあらゆる存在の情報が記録されている記憶層。

 まれにこのアカシックレコードから知恵を得ることはある。
この知恵/知識はそれを得る人の魂に埋め込まれたもので、一般的学識を凌ぐ。
現実生活の中で獲得する知識の比ではない。
確かに直感に似ているかも知れんが、
直感は現世で得た理性/経験から発せられるもので、知識や教養の範疇からあまり出てない。

 アカシックレコードは魂の経験と関係があり、
前世でのDNA 体験/経験  からは絶対得ることはできない。
今世の知識や体験をはるかに凌駕した宇宙的な体験。それは輪廻の思想。
一般的に輪廻の思想を活用することはなく、
せいぜい100年たらずの人生の枠から出た世界観からの知恵を得ようとする。

 そのアカシックレコードの知恵をどうすれば活用できるのか、
現世体験だけに縛られているわれわれ人間にとって、
例えばエドガー・ケーシーのような人物にならない限り難しい。しかし、
創造の領域ではしばしば、アカシックレコードに無意識でアクセスしている場合があるように思う。
でもただの無意識では駄目で。
なんといっても魂の体験だから、その魂を通してしか輪廻転生の世界とその思想を得ることはできん。
先ず輪廻の思想を理解しないと無理だと思う。

 それを芸術的創造時に於いて発揮されるエネルギーと考えてた時 
そのためには頭から言葉や観念を放棄して自分を失くして無私の境地になるしかない。
空っぽの状態の時こそアカシックレコードの扉を開くことができる。
芸術家は作品に向かう時、頭は空っぽである。

しかし、コンセプチュアルアート全盛の今日のアーティストは、
頭の中を言葉と観念でギューギュー詰めにしている。

 アカシックレコードは空っぽの状態の時にアクセス可能。
ありとあらゆる去来する想念、感情を断ち切って、
真の自由を獲得した場合のみ、魂を通じて、千年の過去と通じる。
過去の歴史を学べと言うが、アカシックレコードは、魂の過去の歴史が対象。
そして初めて、過去の全想念、全感情を輪廻を越えて経験す。

 創造行為に於いて自分でありながら自分でない不思議な体験に襲われ、
できた作品に責任が持てない場合がある。
「なんでこんなものが現れたか」という経験。そんな作品には目的も大義名分も無い。

「こんなの出ましたけど」という感覚。2022年6月17日 より



Alice A. Bailey (1880 –1949)
『魂の光──パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』 Light of the Soul on The Yoga Sutras of Patanjali
– Book 3 – Union achieved and its Results (1927): に書いている

アカシック年代記は、巨大なHDのようなもの。
生命が始まって以来 成長とカルマ(業/欲望をベースとした)体験の記録の集合体。
故に年代記には大いなる欺瞞が横たわる。
訓練を積んだ オカルティストのみ 
アカッシックレコードにアクセスし得た体験と
空想力と欲望によって現れたアストラル幻視とを区別することができる。



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