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2015年06月20日

あまの屋

とても上質で誠実な中華そばを提供していると思うのですが、意外とラーメンブログに取り上げられることが少ないお店。営業年数が長いので、すっかり老舗の領域に入ってしまい目新しさに欠けるからなのか?
ところが、結構季節毎の限定メニューを精力的に投入しているので、いつ行っても新鮮さを感じます。
今回も、いつものようにお馴染みの塩中華を食べようと思って行ったところ、「ずいえんタンメン」は継続中だったし、「汁なし担々麺」が限定メニューとして提供されていたし、冷やし中華も始まっていました。
しばし悩んだ結果、今回は汁なし担々麺650円を注文。スープ付きでこのお値段は良心的。ミニライスも50円で付けられるので、麺だけでは物足りないお客さんも大丈夫。
こちらの担々麺は熱盛りになります。トッピングは挽肉にモヤシに小葱と、奇をてらわない担々麺の王道。麺は中華そばの水晶麺ではなく、黄色い中太の中華麺。とは言え、水晶麺に比べれば太いってだけで、他のお店に比べたら細麺の部類に入るのかな。
写真で見るとタレは結構入っているように見えますが、よく掻き混ぜると食べ終わりにはほとんど汁が残りません。文字通り、汁なし。辛さはホドホドですが、内側から、後からジワジワくるタイプ。胡麻のコクと旨味と辛さが絶妙です。痺れはほとんど感じませんが、代わりにちょっと酸味があるような気がしました。このへんのテイストの使い方は、さすが「あまの屋」の前身が「ずいえん」という中華料理店だっただけのことはあります。
麺量が足りないとか、タレが余るようならミニライスを追加しようかとも思ったのですが、結構食べ応えもあったしタレもいい具合になくなったので、今回は見送りました。スープも優しい味わいで、辛さに支配された口の中をゆっくりじんわりと癒してくれます。
いままであまの屋の辛いメニューはイマイチかなと思うこともあったんだけど、今回はバッチリ、美味しくいただきました。相変わらずランチセットを頼んでいるお客さんが多かったけど、中華料理店出身のご主人が腕を振るうメニューを是非食べてみてほしいですね。
そう言えば、5月いっぱいで閉店した「夜来香」で修行なさったと聞きました。今でこそ中華そばのお店ですが、その実力は折り紙付きって事ですね。

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2015年06月19日

らーめん よっちゃん(仮)

ツイッターで限定メニューのカレーラーメンを出すとの告知を見たので行ってみました。限定メニューを追いかけるタチではないのですが、カレー好きとしてはやっぱり食べてみたいわけで(笑
お昼時とは言え満席の繁盛ぶり。カウンターのみ8席?程度の狭い店内ですが、店主お一人で切り盛りしているので券売機を導入されたようです。それに伴い、ポイントカードも廃止となったようです。前店舗で発行したぶんが結構溜まってたんだけどな・・・。
いただいたのは当然カレーラーメン800円。ラーメンと名は付くものの、実態はまぜそばとか汁なしとか言われるものにきわめて近い、タレの少ないタイプ。これをよく混ぜていただきます。カレーの香りはバッチリ。タレの色も黒に近い濃い色で、期待が膨らみます。
が、しかし・・・。う〜ん、これは私の好きな「日本風カレー」ベースのカレーラーメンではないですね。むしろ、香辛料をブレンドした本格的なカレーのテイスト。店主の努力とアイディアは認めるけど、個人的には「これじゃない」感が拭えません。本格的なカレーがお好きな方にはドハマリだったかもしれませんが・・・。なにより、辛さが足りない。個人的には、もっと辛くてもいい。と言うか、もっと辛くして!
丼の縁にベロンと垂れ下がった薄いけど大きい鶏チャーシューは美味しかった。麺は細麺の熱盛りで、モッサリした食感で個人的にはあまり好きではありませんでした。レンゲに盛った一口ご飯はなかなかの変化球で面白かったです。

ただ、さっきツイッターをチェックしたら、店主も失敗作だったことを認めているようで、そんな未完成品を800円もの値段をつけて客に食わせるってのは商売人の姿勢としてはどうなのかな?店主の心がけの問題なのか、SRGPという企画の問題なのか、いずれにしても前店舗時代からお気に入りだった私としては、大きなイメージダウンになってしまったのは残念でなりません。

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2015年06月15日

みなもと屋

カレーラーメンを限定提供しているとの事ですので、カレー好きとしては行かねばなりますまい(笑
850円という価格設定は高いか?安いか?ブログではやたらと「白飯と合う!」とライスを勧めていましたが、券売機を見るとライスは一種類のみ、120円。値段的にも量的にも、躊躇する設定。カレーラーメン自体は並盛り・中盛り同料金なので、ライスは諦めて中盛りでオーダー。辛さもマイルドとスパイシーを選べるので、当然、スパイシーで。
トッピングはメンマとチャーシューと刻みタマネギ、溶けるチーズ。メンマとチャーシューはとがし系列らしい自己主張のはっきりしたもので、美味しかったです。カレーにメンマって合うのかなとも思ったけど、肉厚で柔らかく歯応えもあって、違和感はありませんでした。刻みタマネギと溶けるチーズは、カレーラーメンならではって感じかな。
麺は不規則に捻れの入ったグリングリンの太麺。これがスープによく絡みます。肝心のスープは、まんまカレールー。スープカレーよりも濃いんじゃないかと思うくらいの粘度。辛さも申し分なく、食べ終わる頃には汗がしたたり落ちるほど。確かに、このスープにはライスも合うよな。
でもそうなら、ライス120円オンリーではなく、小ライスやミニライスも提供すべき。ブログであんなに「白飯に合う!」と連呼するなら、「このメニューに限りミニライスサービス」とかするなら、話題性も上がるしお得感もあると思うんだけど。
美味しかったんだけど、850円はやっぱり高いかな。家で余ったカレーで作るカレーうどんと大差ないとは言わないけど、ビジュアル的にもアイディア的にも、もう一ひねりほしいところ。お店で食べるカレーは、やっぱりお店でないと食べられない付加価値がないと満足感を得るのは難しいと思いますね。特にカレーは国民食だから(笑
中盛りでもペロリといけたし「食べ過ぎた〜」という背徳感もなかったので、我ながらイケるじゃんと思ったんだけど、夜までお腹が減りませんでした。それどころか胃もたれもあり、美味しかったんだけど諸刃の剣だったなぁと、少し後悔。

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2015年06月13日

満月 仙台店

街の中に用事があったので、ついでに満月に寄ってみました。
本当は、どこのラーメン屋さんに行こうか迷ったのですが、時間が早かったので11時から開いているこちらへ。カウンターのみの小さなお店なので、店の外でちょっとだけ待ちましたが、すぐに入ることが出来ました。
券売機制で、辛い「スタミナワンタン麺」と迷いましたが、繊細さを求めて「塩ワンタン麺」800円の食券を購入。お店に入るごとに作っていただけるので、それほど待たずにいただくことができました。
スープの香りが良いです。魚介系の芳しい香りが鼻をくすぐります。味も期待を裏切らない美味しさなのですが、個人的にはちょっとしょっぱく感じました。もう少し塩分おさえめでも十分旨味は伝わるんじゃないかな。麺は中太麺でモチッとした食感。麺の旨味も感じる、美味しい麺でした。スープとの相性も良いです。トッピングは葱、水菜、メンマ、チャーシュー、ワンタン。葱、メンマ、多め。チャーシューも、薄いながらも3枚入っています。何よりもワンタンが極薄皮なので、これをできるだけ壊さないように気を使いながら麺をすすります(笑
ワンタンは極薄皮で肉餡は小指の先ほど。皮が大きくて、まさしく羽衣のよう。チュルンとした喉越しで美味い。さすが「ワンタン麺専門店」を謳うだけのことはあります。
麺量も気持ち多めで、食べ応えあり。オープン以来久々の訪問でしたが、かなり満足しました。スープだけ、もうちょっと優しい感じだと言う事ないんだけど、そこは本店に合わせているでのあれば仕方がありませんね。
それにしてもカウンターのみの小さなお店で待ち客がいるのに、店員の「ごゆっくりどうぞー」を真に受けているのか、食べ終わってもいつまでも席を立とうとしない客にはガッカリしました。喫茶店じゃないんだからさ、そこは社会人として状況判断しようよ(笑

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2015年06月10日

牛タン炭焼き 利久 仙台駅西口本店

久しぶりに牛タンを食べに利久へ。西口本店のテナントが入っているビルは、丸ごとお肉屋さんのようなビルで、利久以外にも心が揺さぶられるお店がいっぱい。
ですが、初志貫徹でエレベーターで利久へ。開店間もない時間だったので、まだそれほど混んではいませんでした。
いただいたのは「牛タン【極】ランチ」。税抜きで1600円。ランチだと、麦ご飯、極牛タン、テールスープの他に、サラダともう一品付きます。シチュー、カレー、キーマカレーから選べるので、シチューをいただきました。
そうこうしていうるちに、続々とお客さんが入ってきます。近所のサラリーマン風もいれば、一目で旅行者とわかる方々も。牛タンもランチならお手頃価格でいただけますからね。
最初にサラダが運ばれてきますが、こちらにも牛タンの薄切りが載っています。サラダに牛タンとは新しい。これを食べ終わる頃に、麦飯・牛タン・テールスープ・シチューが運ばれてきました。麦飯の丼の大きさにまず固まりました。こんなにいらん・・・。テールスープには太目に切られた白髪葱がたっぷり。牛タンには、お馴染みの漬け物と辛子漬けが一緒に乗っています。
さて、初めていただいた【極】ですが、名前負けしていませんね。通常の牛タンよりも厚切りで、それでいて通常の牛タンよりも柔らかい。高いだけのことはあります、これは美味い。
麦飯にはとろろを付けてほしいところだけど、別料金でした。しかも200円。以前行った「司」では100円だったんじゃなかったっけ?ちょっと二の足を踏むお値段ですなぁ。
ところで、テールスープに入っているお肉って、食べますか?テールスープって言うくらいだから尻尾だし、出汁を取るのに使った肉だから美味しくないと思うでしょう?その通りで美味しくありません(笑
今回、あらためて再認識しました。
それを踏まえて、ビーフシチューに入っていた牛タンですが、厚切りのブロック牛タンも、シチューのような煮込み料理で煮込まれてしまうと牛タンらしさが消えてしまうような気がします。柔らかいと言うよりもボソボソした食感になってしまって「これじゃない」感がありますねぇ。やっぱり牛タンは、あの歯応えが魅力ですね。牛タンを食べるなら「焼き」で食べないと美味しさは味わえないと実感しました。
でも【極】は美味しかったですね。利久で食べるなら、ちょっと奮発してでも【極】にすることをお勧めします。

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2015年06月09日

ラーメン スミス

もっと暑くなったら、汗をダラダラかきながら食べようと思っていたのですが、今日は雨模様で寒かったので熱くて辛いラーメンを食べたくて、こちらへ。
いただいたのは「辛くて痺れる味噌ラーメン」800円。
印象は前回と変わらない感じかな。
辛い、痺れる、熱い、美味い。文句なし。スープの一口目から辛さと痺れがストレートに来ます。捻れの入ったモチモチの太麺が、また美味い。チャーシューも厚切りで食べ応えあり。
ランチタイムはミニライスがサービスされるので、いただきました。麺を食べ終わったらスープをライスに注いでいただきます。これはこれでまた美味い。ミニライスはオマケ程度の量なので、それほど胃にも負担にならず、麺とご飯という違ったバリエーションを堪能できてありがたい。
前回は胃もたれしたけど、今回はまったく快調。やっぱり体調によるのかな?美味しくいただきました、大満足。

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2015年06月08日

麺一 六丁の目店

通常730円で提供している「比内地鶏のとり中華しお」を580円で食べられる割引券があったので、行ってみました。こちらのお店に来るのはとても久しぶり。数年ぶりですが何年ぶりか忘れるくらい久しぶり。
カウンター席、テーブル席、座敷があり、店内は広々。収容人数も多そうです。ランチタイムはライスとキムチが食べ放題。お腹いっぱい食べたい方にはもってこいですね。
トッピングは葱、豚チャーシュー、鶏チャーシュー、水菜、糸唐辛子、ゆで卵半分。葱は変わった切り方で良い感じ。チャーシューも豚と鶏の2種類が入っているのは楽しめます。
麺はムニュっとした食感の柔目の中太麺。なんかいかにも業務用ですって感じで、あまり感心しません。
スープも、どこが比内地鶏?って感じ。味も旨味も薄めで、こちらも業務用スープって印象。
580円でもちょっとなー、730円だったら納得できないかな。最近は鶏出汁を使った本格的なラーメン屋さんが沢山出てきているので、それらに対抗するにはあまりにも弱すぎると思いました。
次回の訪問は、また数年後かな・・・

余談ですが、帰りに通りかかったら芳々亭が潰れていました。こちらも、自明の理かな。昔は「仙台で博多系のトンコツラーメンを食べるなら、ここが一番本場に近い」と言われていて、一時期は結構通いました。ところが数年前に店長が替わってから、よくあるライト系トンコツラーメンになってしまい、ピタッと行かなくなりました。以前はお昼時は待ち客の出る大人気店だったんだけど、最近はどうだったんでしょうね。閉店するくらいだから、ランチタイムも客足が遠ざかっていたのかな。残念なような、仕方がないような。

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2015年06月07日

そば処 かわにし

番外編です。仙台・宮城のラーメンではなく、米沢のラーメン。
米沢に行く機会があったので、本場の米沢ラーメンを食べてきました。ネットで検索して、お勧めのお店に行くことにしたのですが、一件目の「ひらま」は駐車場にも駐められない大行列であっさり素通り。二件目の「熊文」も駐車場満車で断念、三件目の「かわにし」は駐車場が広いので駐めることができました。
でも店内は満席。ちょうど入れ替わりでカウンターが空いたので、すぐに座ることが出来ましたが大盛況です。カウンター、テーブルの他に、奥には座敷もありかなりの収容人数。提供まで、結構時間がかかりました。
こちらのお店、特に「米沢ラーメン」と謳ってはいません。メニューを見ても中華そばとしか書いていないし、それ以外にも味噌ラーメンやタンメンなんかも扱っています。お客さんの注文を聞いていると、必ずしも中華そばばかりが出ているわけではなく、それ以外のメニューもまんべんなく出ているのは地元の方が多いからなのかな。
私の注文は言うまでもなく、中華そば。600円。
見た目こそ難の変哲もない中華そばですが、感動するくらいに美味しい。麺は米沢ラーメンそのものの極細縮れ麺。気持ち柔目の茹で上がりですが、スープとの絡みも良く、まったく不満はありません。熱々ですがするすると入ります。美味い!スープは透明度高め。あっさり・じんわりですが、旨味がしっかり出ているので物足りなさはまったくありません。熱々でなみなみと注がれたスープですが、レンゲが止まりません。一気に丼をあおって飲み干したくなるほど美味い!一方で、トッピングはきわめて普通かな。このテの中華そばなぜかメンマが多めに入っていますが、こちらのお店もそうでした。チャーシューは薄くて小さいのが1枚。ちょっと寂しいな。
米沢ラーメンは仙台でも食べられるけど、やっぱり本場は一味も二味も違う感じでした。こうなると、他のお店も食べてみたくなりますね。余裕があれば連食も、と色気を出していたのですが、結構多めでしたし、お腹も気持ちも満足してしまったので断念。次回のお楽しみとしてとっておきましょうかね。

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2015年06月05日

中華そば まるたけ

利府街道からちょっと入ったところに新しく出来たラーメン屋さん。新規オープンからまだ1週間くらいしか経ってないんじゃないかな?それなのに、開店時間に合せて行ったにもかかわらず、ほぼ満車。店内には待ち客が。なかなかの人気ぶりですね。
券売機制で、基本的にメニューは2種類。煮干し中華の「あっさり」と「濃いニボ」。私は世間で評判の(?)「煮干人(にぼんちゅと言うらしい)」ではないので、まずは様子見にオーソドックスに「あっさり」をいただきました。680円。
カウンターは8席程度かな?座敷もあるみたいだけど、スタッフが揃わないとかの理由で閉鎖されていました。この日も調理担当のご店主と接客担当の女性、二人のオペレーションでした。
店内の待ち合い席でしばらく待ってからカウンターへ。先に食券を渡してあり、席が空くとすぐに案内されるので比較的回転はいいようです。着席を確認してから麺を茹で始めますが、細麺の性格上なのかそれほど時間がかからずに提供されます。
トッピングはチャーシュー、葱、メンマ、麩。麩というのは珍しいですね。「ぼんてん」を思い出しました。早速スープからいただきましたが、出汁がしっかり効いているのに優しい味で美味しい!煮干しの旨味が味にハッキリ出ています。正統派の中華そばといった感じ。麺は白くて細いストレート麺。今時のザックリしたタイプではありますが、それほどスナック感が強いわけではなく、モッチリした食感も残している絶妙なバランス。麺量もそこそこあり、個人的には丁度いい量でした。
トッピングは普通かな?麩も面白いとは思ったけど、だからといって劇的な特徴になるわけでもなし。
それにしても、このスープは旨いな。スープまで飲み干してしまいました。
最近は鶏出汁と煮干し出汁が流行のようですが、また頼もしい新店が加わりました。それにしても、利府街道はラーメン激戦区になりましたね。以前は本竈・久兵衛・三福のトライアングル地帯でしたが、そこに伊藤商店が参入。岩切周辺はあまの屋、新宮、夜だけ営業とはいえさわき、やはり最近進出したかいじ、そしてまるたけ。足を伸ばせばラーメンビリーもあります。楽しみと同時に、迷い・悩みも多くなります

11:30〜 火曜定休

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2015年06月02日

自家製麺鶏中華そば火鳥

「火鳥」と書いて「ひのとり」と読むんだそうですね。純然たるラーメン店ではなく、焼き鳥屋さんのセカンドブランドらしい。そういう形態のラーメン店って今までもいくつかあったけど、成功しているのって久兵衛くらい?後は思いつきません。私が知らないだけで、実は結構あったりするのかな?数ヶ月前に開店した、比較的新しいお店です。何度か店の前を通りかかったのですが、いつも駐車場が一杯で繁盛しているご様子でした。本日も開店時間に合わせて行ったのに、駐車場の半分以上が埋まっていました。この店は以前は網地島屋でしたが、当時から駐めにくい駐車場でした。いつのまにか「火鳥」になっても駐車場は同じですね。
券売機制。結構メニューが多くて、初訪問としては戸惑いましたが、初訪問のお約束でもっともシンプルなメニューを。と思ったら、かけ中華もあった(笑
のっけからかけ中華ではマニアックすぎるので、鶏中華そば680円をの食券を購入。「温」と「冷」を選べるので、もちろん暖かいメニューで。鶏中華そばは、他に「塩鶏中華そば」もありました。セットメニュー、サイドメニューも充実していますが、お値段高めな印象。お腹いっぱいになるとしても、割安感はないかな。
店内も基本的には網地島屋を居抜きで使っている感じ。結構混んでいたわりには、それほど待たずに提供となりました。スープを一口飲んだ瞬間から「鶏!」って感じ。鶏全開ですが「くまがい」のような鶏白湯っぽさではなく「嘉一」のテイストに近い鶏っぽさです。これは結構美味しいかも。
トッピングは老鶏のチャーシュー、細割きメンマ、刻み葱、鶏つくね。どれもいい仕事しています。鶏チャーシューは適度に柔らかく、適度に歯応えがあって、食べ応えがあります。鶏つくねも気持ち固めで噛みしめる楽しみがあるので「食べた」という気にさせられます。麺は自家製の中太縮れ麺。手揉み麺のような不規則な捻りが入っていて、そこにスープが絡むのでしょう。しっとり・もっちりで美味しい。
焼き鳥屋のセカンドブランドと言うことで期待していませんでしたが、これは結構美味しい。侮れないラーメンでした。あまり変な方向に色気を出さずに、ラーメン作りの腕を磨いてくれれば今後も楽しみなお店になるんじゃないでしょうか。
強いて難を言うなら、塗り箸が細くてツルツルで食べづらい。割り箸を注文しているお客さんもいました。せっかく揃えたんだろうけど、改善の余地アリです。

11:30〜 月曜定休

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車移動の営業のため、ランチタイムは結構自由になります。一方で駐車場がないお店は行きづらいのが難です。 加齢でだんだん食が細くなってきたけど、美味しいランチ、評判のお店を探して東西南北、走ります。
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