券売機制で、基本的にメニューは2種類。煮干し中華の「あっさり」と「濃いニボ」。私は世間で評判の(?)「煮干人(にぼんちゅと言うらしい)」ではないので、まずは様子見にオーソドックスに「あっさり」をいただきました。680円。
カウンターは8席程度かな?座敷もあるみたいだけど、スタッフが揃わないとかの理由で閉鎖されていました。この日も調理担当のご店主と接客担当の女性、二人のオペレーションでした。
店内の待ち合い席でしばらく待ってからカウンターへ。先に食券を渡してあり、席が空くとすぐに案内されるので比較的回転はいいようです。着席を確認してから麺を茹で始めますが、細麺の性格上なのかそれほど時間がかからずに提供されます。
トッピングはチャーシュー、葱、メンマ、麩。麩というのは珍しいですね。「ぼんてん」を思い出しました。早速スープからいただきましたが、出汁がしっかり効いているのに優しい味で美味しい!煮干しの旨味が味にハッキリ出ています。正統派の中華そばといった感じ。麺は白くて細いストレート麺。今時のザックリしたタイプではありますが、それほどスナック感が強いわけではなく、モッチリした食感も残している絶妙なバランス。麺量もそこそこあり、個人的には丁度いい量でした。
トッピングは普通かな?麩も面白いとは思ったけど、だからといって劇的な特徴になるわけでもなし。
それにしても、このスープは旨いな。スープまで飲み干してしまいました。
最近は鶏出汁と煮干し出汁が流行のようですが、また頼もしい新店が加わりました。それにしても、利府街道はラーメン激戦区になりましたね。以前は本竈・久兵衛・三福のトライアングル地帯でしたが、そこに伊藤商店が参入。岩切周辺はあまの屋、新宮、夜だけ営業とはいえさわき、やはり最近進出したかいじ、そしてまるたけ。足を伸ばせばラーメンビリーもあります。楽しみと同時に、迷い・悩みも多くなります
11:30〜 火曜定休
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