いやもう本当にこもれ美は限定麺じゃなくてレギュラーメニューが食べたい、普通に塩とか醤油が食べたい。と思って行くのだが、限定麺があるとついそっちのボタンを押してしまう。
今回は薬膳四川麻婆麺。本当は薬膳担々麺が夏季限定で始まっているはずなんだけど、なんでも予定していた食材が手に入らないとかで、つなぎで麻婆麺を提供しているとの事。まぁ限定麺と言っても1ヶ月近いロングラン商品で準レギュラーと言ってもいいのか?
ネットの反応を見るとかなり評判が良いので、やっぱり食べてみたくなりました。
券売機制。1000円。高ぇ〜、と思うんだけどこもれ美の価格設定は高くても納得できるクオリティなので不安も不満もない。満席ですぐに店に入れないのもいつものことなので、外のベンチで待ちます。順番におかみさんが食券を回収しに来て、10分ほどで店内へ。席に着いてからは、それほど待たずに着丼。
最初の印象、うわっ丼でけぇ、スープなみなみじゃん。
最近のラーメン屋は径の小さい丼でスープを節約する傾向があるので、それを見慣れているとビックリする丼の大きさMスープの量。ただ逆に麻婆麺なので、麻婆餡が薄まって味わいも薄くなってしまうんじゃないか心配になりました。
そんなわけで、あまりかき回さず、できるだけ麺に麻婆餡を絡めるように気にしながら食べました。いずれにしても熱々だし、結構辛いんで、ゆっくりしか食べられないんだけど(笑
「薬膳」「四川」と言うだけあって、辛味は強いし、中華風のスパイスの風味も強いです。1000円、納得。こもれ美らしいオリジナリティの強いラーメン。花椒の風味も相まって、辛いし痺れる。迂闊にすするとむせてしまいそう。挽肉は粗めで食べ応えあります。豆腐も多め。刻んだザーサイの食感もアクセントになります。
麺は固めの白いストレート麺。ザックリとモッチリの中間のような歯触り。いわゆる稲庭麺なのかな?そして麺量も多め。
スープ自体はシャバシャバしていて、あまり自己主張してくるタイプではないので、麻婆餡が薄まってしまうんじゃないかと懸念してたけど、全然そんな事はありませんでした。主張の強い麻婆餡をしっかり下支えして、餡がスープに溶けてもまったくその個性が損なわれることはありませんでした。
他のお客さんが半ライスをセットにしていたので、私も真似しようと思ったのですが、いざ食べてみたらなかなかのボリュームですっかりお腹一杯になってしまい、ライスオーダーは断念しました。スープが沢山残ってしまい、もったいない、ライスにかけて食べたら絶対に合うよなぁ、美味しいだろうなぁ、と思いつつ諦めました(涙
正直な話し、他の店だったら麻婆麺と言われても味の予想が付くので1,000円を払ってまで食べたいとは思わないのですが、こもれ美は予想のはるか上を行くので、やっぱり食べてみたいと思うし、食べてみるとやっぱり予想を遙かに超えているなぁと感心しますね。予想できる麻婆麺の「ウルトラスーパースペシャルデラックス版」とでも思えば良いのでしょうか(笑
満足満足。担々麺も楽しみです。
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